同居人は名探偵  1話・2話・3話・4話 あらすじと感想

同居人は名探偵 ~僕らの恋は迷宮入り

同居人は名探偵 ~僕らの恋は迷宮入り~ 2020年 全36話 中国 原題:民国奇探 (My Roommate is a Detective)

ARISAさん

第1話あらすじ

サスーン銀行の株取引マネージャーである路垚(ルーヤオ)が朝目覚めると家の前には警察が待ち構えていた。陳秋生(チェンチウション)という人物を殺害した容疑をかけられた路垚はそのまま巡査部長である喬楚生(チアチューション)に捕まえられ、取り調べを受ける。

昨夜、聶成江(ニエチョンジャン)の新居お披露目会にて陳秋生と会った路垚は貸している金を返して欲しいとせがみ、2人はトラブルになる。陳秋生の手下に追い出された路垚は「覚悟しろよ」と言い残しその場を去る。その後、トイレに入った陳秋生は手を洗っている最中に鏡から出てきた刃物で刺されてしまう。その現場を見ていた護衛の2人と秘書の何鯤(ホークン)は現場の周りを捜索するが、誰の姿も無かった。聶成江の主治医である趙(ジャオ)が駆けつけるが、陳秋生はそのまま命を落としてしまう。

そんな事件の容疑者として浮かび上がったのは事件直前に陳秋生とトラブルになっていた路垚だった。しかし彼は殺害事件について容疑を否認し、金を返さない仕返しとして陳秋生の車を傷つけただけだと証言する。

路垚の取り調べ中、記者の白幼寧(バイヨウニン)がやってくる。白幼寧の父親が自分の親分であるため、彼女に逆らえない喬楚生は白幼寧を取り調べに同席させる。その後、証人が現れ路垚のアリバイが証明される。しかし優れた推理能力を持っていた路垚を利用したいと考えた喬楚生はアリバイが証明されたことを隠し、「容疑を晴らしたいなら捜査に協力してくれ」と持ちかける。そして路垚は捜査に協力することに。

路垚は事件の捜査を進める。その一方で路垚の証人だった駐車場の職員は誰かの指示により路垚のアリバイを撤回してしまう。捜査を進める中で路垚は陳秋生が殺された時のトリックを見抜く。そのトリックから殺人犯には必ず共犯者がいると判明する。

関係者に取り調べを行う中で路垚は何鯤が共犯者だと確信する。心臓発作を起こした聶成江の家を訪ねた路垚。主治医の趙が聶成江に食べさせている粥を見た路垚は…。

第1話感想

初めは路垚がいきなり警察に捕まってしまい、これからどのような物語が繰り広げられるのだろうかと思いましたが、路垚、喬楚生、白幼寧の3人が協力して事件を解決していく物語のようです。この先この3人がどのような事件を解決していくのかとても楽しみになりました。

今回は陳秋生が殺害された事件の真相に迫っている途中で終わってしまったので、次回どのような動機で犯人が陳秋生を殺したのか明らかになることを期待しています。

そしてドラマのストーリーだけでなく、このドラマは租界時代の上海を舞台にしており、レトロな雰囲気の映像がとても素敵でした。主題歌もかっこよくて、とても良かったです。同居人は名探偵というタイトル名の意味はまだ明らかにはなっていませんが、誰かと同居することになるのでしょうか。それも次回以降明らかになっていくと思うので、とても楽しみにしています。

第2話あらすじ

路垚(ルーヤオ)は陳秋生(チェンチウション)が殺害された事件の犯人が聶成江(ニエチョンジャン)の主治医である趙(ジャオ)と陳秋生の秘書、何鯤(ホークン)だと暴く。トリックを使い鏡の中に隠れていた趙医師は陳秋生のことをナイフで刺し、共犯者だった何鯤は鏡から刃物が出て来たと鏡越しに事件を目撃した護衛に信じ込ませ、護衛が居なくなった隙に趙医師はその場から立ち去っていた。完璧な計画だと思い込んでいた犯人だが、鏡の裏には指紋が残っていた。喬楚生(チアチューション)に劣等感を感じ、陳秋生に不満を抱いていた何鯤に陳秋生と聶成江に恨みを抱いていた趙医師が取引を持ちかけたことでこの事件は始まったのだった。趙医師は「聶成江に毒を飲ませたから2日以内に死ぬ」と言い残し、連行される。

冤罪も晴れサスーン銀行に職場復帰しようとした路垚だが、白幼寧(バイヨウニン)が書いた新聞記事のせいで銀行を追い出されてしまう。職を失った路垚は家賃を滞納してしまう。それを見兼ねた大家は白幼寧を路垚の同居人として連れてくる。不満を抱く路垚だが、結局白幼寧と一緒に住むことに。

路垚の自宅を訪ねた喬楚生は事件の捜査を彼に依頼する。金に目が眩んだ路垚は紡績工員を乗せたバスが消えた事件を捜査することに。霧に覆われておりバスの姿は見えなかったが、ベルの音と獣の叫び声がしたとの証言が。

失踪したバスの会社だった華康社が事件前に巨額の保険に加入したとの情報を得る。保険金詐欺の可能性が浮上したため、喬楚生と路垚は華康社の中国エリア総裁であるジョージに会いにいく。彼の部屋にある恐竜の化石から路垚は血痕のようなものを発見する。

その一方で白幼寧が路垚と同居していることを知った彼女の父親は激怒する。そのことを知り怯える路垚はこの事件を解決したら出て行くという白幼寧の言葉を信じ、捜査に励む。そして白幼寧の父親に書類を提示して欲しいと頼む。提供された書類を読み漁っていた路垚は何かに気付き…。

第2話感想

今回はドラマのタイトル通り、路垚と白幼寧が同居することになりました。しかしそのことを知った白幼寧の父親は激怒している模様です。彼女の父親も今後どう関わって行くのか気になります。

今回は前回起こった事件の動機が明らかになりました。この事件では陳秋生と聶成江に恨みを抱いていた趙医師と出世できないことに不満を抱いていた何鯤が犯人でした。趙医師が警察に連行された後、聶成江も亡くなりました。聶成江が死んだと明かされるシーンでは不穏な空気が漂っていたので、こちらも今後どのように関わってくるのかとても気になります。

そして今回は紡績工員を乗せたバスが突如消えたという事件を捜査することになりました。保険金詐欺である可能性が高まり、総裁であるジョージの部屋からは結婚のようなものが発見されました。そしてラストのシーンでは書類を読み漁っていた路垚が何かに気づき、東海電力へ行こうとしました。次回で事件の真相が明かされることを楽しみにしています。

第3話あらすじ

華康社と争いがあった東海電力という会社に足を運んだ路垚(ルーヤオ)と白幼寧(バイヨウニン)は吳社長(ウー)と対面する。彼の態度に路垚は疑問を抱く。その後、毛三(モーサン)というチンピラの遺体が警察に運ばれてくる。運ばれてきた遺体の匂いがバス事件の起こった現場と同じ匂いがすることに気づいた路垚は毛三が都合の悪い何かを目撃し、口封じされたのだと考える。

毛三を調べている中で彼が乗っていた自転車から草本植物であるコミカンソウの匂いがすると気づく。そして路垚と喬楚生(チアチューション)はコミカンソウが生えている地域を捜索する。一日中捜索し、2人はついに一軒の建物を見つける。その建物に入った2人は失踪したバスを発見する。そして姿を消した工員も全員見つかる。

吳社長が事件の黒幕だと見張りが供述したことから路垚、喬楚生、白幼寧の3人は彼の元へ。そして路垚は事件の真相を暴き、恐竜好きのジョージを犯人に仕立て上げようとしていたことも発覚する。全ては事故で暴落した華康社の株を買い込もうと企んでいた吳社長の計画だった。しかしそれだけではなく、彼は事件を目撃した毛三のことを殺していた。そして事件は無事に解決し、路垚は白幼寧がやっと引っ越すと喜びを露わにする。しかし白幼寧は結局家を出ていかなかった。

家を出て行かない白幼寧と喧嘩していた路垚の元にまたもや喬楚生がやってくる。路垚は喬楚生の持っている高級腕時計と引き換えに淞沪警察署で起きた密室事件の捜査の依頼を受ける。淞沪警察署の課長である沈大志(シェンダージー)は右手に拳銃を持ち、頭部はほぼ切断された状態で発見された。天井にのみ弾痕が発見される。沈大志が亡くなった部屋には鍵がかかっており、密室状態だった。銃声を聞いた同僚が沈大志の部屋に駆けつけたことによりこの事件は発覚する。そして沈大志の机には10年前の事件が書かれた調書が。

この事件を調べることになった路垚は沈大志の机にあった10年前の連続殺人事件を調べる。10年前、処刑係だった王一刀(ワンイーダオ)は斬首刑が廃止されたことにより失業してしまう。やけになっていた王一刀は罪を逃れた殺人犯に会い口論になった末、首を切った。その後も王一刀の殺人は続き、彼には巨額の懸賞金がかけられ4人目の被害者の遺体を遺棄したタイミングで逮捕された。しかし王一刀は今まで犯罪者を殺していたのにも関わらず4人目だけは犯罪者ではなくただの教師だったことに違和感を覚えた路垚は…。

第3話感想

今回はバス失踪事件の真相が明らかになりました。ジョージの部屋にあった恐竜の化石から血痕のようなものが見つかったので、彼が何かしら関わっていたのではと思っていましたが、ジョージは犯人に仕立て上げられそうになっていただけでした。

そしてこの事件も無事解決し、また新しい事件がやってきました。今回の事件は警察署で起こった密室事件でした。個人的には密室事件が好きなのでどのようなトリックを使った事件なのか気になります。

そして王一刀の事件も不透明な点が浮上してきました。次回どのように事件の真相が明かされるのか楽しみにしています。

第4話あらすじ

王一刀(ワンイーダオ)が殺したとされる4人目の被害者、教師である梁文同(リアンウェントン)の死に疑問を抱いた路垚(ルーヤオ)は梁文同について調べる。そして梁文同は遊女の身請けをする予定だったと発覚する。しかし身請けをする前に彼は殺されてしまっていた。梁文同が身請けをしようとしていた人物は琬清(ワンチン)だとの情報が得られる。彼女は現在、申報という新聞社で梁文同の雅号である成蹊(チョンシー)という名を使って作家をしていた。

そのことを知った路垚と喬楚生(チアチューション)は新聞社へ出向き琬清のことについて聞こうとするが、門前払いされてしまう。しかし原稿料の明細を入手した2人はそこに書いてあった琬清の自宅へと向かう。梁文同を殺したのは沈大志だと話す琬清は「罪を認めなければ新聞に載せる」との手紙を添え、偽の調書を届けたことを認める。沈大志への殺意を露わにする琬清だが、沈大志(シェンダージー)が殺害された時、彼女にはアリバイがあった。

そして路垚と喬楚生の2人は10年前、王一刀が逮捕された場所へと向かう。香満楼という店の前で逮捕された王一刀だが、この店は王一刀が逮捕された次の日に開業したという事実が分かり、王一刀は店の名前を知るはずがないのにも関わらず、店の名前が調書に記載されていたことからこの調書が捏造されたものだと発覚する。

捜査を進める中で路垚は真相へと辿り着く。沈大志を殺した犯人は淞沪警察署の署長だった。香満楼の前で王一刀を見つけた署長は王一刀を捕らえようしたが揉み合いになり、誤って偶然近くに居た梁文同を刺してしまう。その現場を目撃した沈大志のことを巨額の懸賞金と正規雇用を条件に買収し、沈大志と共に梁文同の殺害を王一刀になすり付けたのだった。密室のトリックも見事に暴き、こうして密室事件は解決された。

しかし、また次の事件が起きる。朝方、顔に包帯を巻いた人物に尾行される。追い詰められて女性に危険が迫った時、尾行者の体はいきなり燃え出し、そのまま命を落とす。牙が生えていたその遺体は吸血鬼なのではと囃し立てられる。

そしてこの事件の捜査を依頼された路垚は尾行された女性に話を聞こうとするが、その女性は大学の先輩である林姜(リンジアン)だった。病院に勤めている林姜は夜勤の帰りに歩いていた所を襲われそうになったと供述する。

第4話感想

今回は淞沪警察署の課長である沈大志が殺害された事件についての真相が明かされました。犯人は白親分(バイ)の子分である署長でした。複雑な事件でしたが、とても見応えのある事件でした。

こうして事件は無事解決しましたが、また新しい事件が舞い込んできました。被害者は吸血鬼という非現実的なことはないかも知れませんが、この事件の真相は一体何なのかとても気になります。そして尾行されていた女性は路垚の大学の先輩である林姜でした。林姜と路垚の関係性も気になります。次回、どのように事件が明かされるのか期待していますし、とても楽しみにしています。

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