絶世令嬢 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き

絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き!? 2019年 全24話 原題:絶世千金 原案:好色千金 (大ヒットしたネットゲーム)

ARISAさん

第17話あらすじ

鐘無寐(ジョン・ウーメイ)から別れの手紙を受け取った林洛景(リン・ルオジン)はひどくショックを受ける。柳修文(リウ・シウウェン)はそんな彼女のことを慰める。そして鐘無寐から告げられた別れを受け入れられない林洛景は鐘無寐ではなくいつもそばに居て守ってくれる柳修文が運命の人だったのではないかと思い始める。そんな中で林洛景は柳修文と共にペルシャに行くという決断をする。

一方その頃、まだ体調がすぐれない鐘無寐の部屋に林洛景の父親である林非榆(リン・フェイユー)が訪ねてくる。鐘無寐は薬を飲むと言い、わざと林非榆を一人にさせる。一人になった林非榆は彼の部屋から令牌を盗む。しかしその令牌は林非榆の企みに気づいていた鐘無寐がすり替えた偽物だった。そしてそのことを兄である鐘世離(ジョン・シーリー)に報告しに行く。しかし鐘世離も林非榆の悪事に気づいていた。そして鐘世離は鐘無寐のために賞金をかけて彼のことを治せる医師を募る。

その一方で、鐘無寐が劇毒に侵され容態が悪いと知った林洛景は鐘無寐のことを心配する。自分を助けるために負傷した彼に戻って恩返しすべきだと考えた林洛景は都に戻ることを決断する。そして柳修文も林洛景の決断を尊重する。林洛景は医仙である沈素商(シェン・スーシャン)に鐘無寐を助けてくれと頼み、彼はそれを受け入れる。

たくさんの医者に治療してもらっても治らない自分の病状に、もう回復は叶わないのではないかと不安感に襲われた鐘無寐は、もう林洛景とも会うことができないのではないかと考え始める。一方その頃、沈素商、柳修文と共に都を訪れた林洛景は…。

第17話感想

鐘無寐から別れの手紙を受け取った林洛景はこれが運命なのだと、柳修文についていくことを決めました。しかしそこで鐘無寐が劇毒に侵され、容態が悪いとの情報を耳にしました。そのことを聞いた林洛景は戻って鐘無寐に恩返しすることを決めました。そして柳修文も彼女の意思を尊重しました。ペルシャに連れて行ってくれという林洛景の発言を聞いた柳修文はとても嬉しそうでしたが、結局林洛景が好きなのはまだ鐘無寐だということが柳修文を見ていると余計に切なく感じました。

こうして沈素商、柳修文と共に林洛景は都へ向かいました。多くの医者に治療してもらっても治らない鐘無寐の病気ですが、沈素商はそんな彼の病気を治すことができるのか、続きが気になります。

そして今回あらすじには書き切れませんでしたが、唐夢(タン・モン)結婚した江軒宇(ジャン・シュエンユー)は未だに林洛景のことを想っていました。どれだけ尽くしても林洛景には敵わないのかと唐夢は思っていました。結婚した二人が今後どうなっていくのかにも注目したいです。

第18話あらすじ

鐘無寐(ジョン・ウーメイ)を助けるために都に戻った林洛景(リン・ルオジン)、柳修文(リウ・シウウェン)、医仙である沈素商(シェン・スーシャン)の3人。沈素商とその弟子のふりをする林洛景は顔を隠し、皇帝陛下である鐘世離(ジョン・シーリー)の元を訪ねる。どんな名医も治せなかった鐘無寐の病を治せると豪語する沈素商はもし治せなかったら陛下に首を献上すると宣言する。こうして2人は鐘無寐を治療することに。

もうこの病が治ることはないと諦めている鐘無寐の元に沈素商と林洛景が治療をするために訪れる。林洛景の侍女である喜鵲(シー・チュエ)は沈素商の弟子が林洛景なのではないかと疑い始める。その一方で鐘無寐も彼女のことを疑っていた。鐘無寐を診察した沈素商は彼の病状は大事には至らないと診断する。しかしそれ以上に心の病の方が重症だと考える。誰かへの想いが強すぎると発作が起きる毒に侵された鐘無寐は毎日、林洛景のことだけを想っていた。そのことを知った林洛景は自分が鐘無寐のことを苦しめたのだと自らを責める。

柳修文が居る宿に戻った林洛景はそこで蘇依依(スー・イーイー)に襲われそうになる。林洛景は柳修文に助けられ逃げるが、柳修文は自分がいない間に大勢の一族が死んだことを蘇依依に明かされる。そして彼女は「女のために一族の恨みを忘れるな」と忠告する。

鐘無寐の部屋で治療をしていた林洛景と沈素商。鐘無寐は部屋を離れようとする林洛景を引き止め、鐘無寐と林洛景は部屋で二人きりに。そして鐘無寐は林洛景がずっと心の中から消えないと彼女への想いを本人の前で明かす。そして彼の部屋を去ろうとした林洛景は手巾を部屋に落としてしまう。その手巾を拾った鐘無寐。その一方で蘇依依の言葉を思い返した柳修文は林洛景への想いから目覚めなければいけないと悟りはじめる。

喜鵲に自分の正体が林洛景であることがバレてしまう。手巾を落としたことに気づいた林洛景は自分の正体が知られることを恐れ、喜鵲に鐘無寐の部屋から手巾を持ち去るように命じる。しかし鐘無寐の部屋に侵入した喜鵲は彼に気づかれてしまい…。

第18話感想

今回は沈素商と林洛景が鐘無寐の治療をすることになりました。顔を隠していた林洛景ですが、喜鵲と鐘無寐に林洛景なのではないかと疑われてしまいました。その後喜鵲には正体が知られ、手巾を鐘無寐の部屋から取り返してくるように命じた林洛景。しかしそのことが鐘無寐に知られてしまい、彼も沈素商の弟子が林洛景であることに気づいている様子でした。林洛景だと気づいた鐘無寐が次回どうなっていくのか気になります。

その一方で柳修文は蘇依依の言葉から林洛景への想いを諦めなければいけないと悟り始めました。彼もどんな決断を下すのか気になります。

第19話あらすじ

侍女の喜鵲(シー・チュエ)は沈素商(シェン・スーシャン)の弟子が林洛景(リン・ルオジン)であることに気づく。鐘無寐(ジョン・ウーメイ)に自分の正体が知られることを懸念した林洛景は喜鵲に鐘無寐の部屋から手巾を取り戻すように指示する。その指示を受けて喜鵲は手巾を取りに行くが、鐘無寐に気づかれてしまい、喜鵲に指示した人物が林洛景だということも知られてしまう。翌朝、喜鵲が手巾を取り返せなかったことを知った林洛景はひとり彼の部屋で手巾を探していた。そこに鐘無寐と父親の林非榆(リン・フェイユー)が入ってくる。林洛景の正体が父親にバレそうになった瞬間、鐘無寐は彼女のことを助ける。

その後、鐘無寐の部屋に薬を持ってきた林洛景。鐘無寐は彼女の前でいきなり苦しみ出し、そのまま意識を失ってしまう。慌てて彼の名前を叫ぶ林洛景。しかしこれは弟子の正体が林洛景だと気づいていた鐘無寐の嘘だった。そのままキスを交わす2人。一方その頃、林洛景の手巾を探しに屋敷を訪れた柳修文(リウ・シウウェン)。彼は鐘無寐の部屋に侵入しようとするが、鐘無寐と林洛景がキスを交わす姿を見てしまう。そんな2人の姿を見た柳修文は酔いから醒めるべきなのだと悟る。

屋敷に来た柳修文に林洛景は鐘無寐に正体が知られたと明かす。そして柳修文は彼女に林非榆が計画していた謀反の証拠を渡し、「ペルシャに戻る」と言い別れを告げる。涙ながらに林洛景の元を去る柳修文。林洛景も去った柳修文のことを考え、放心状態に。そんな彼女を見た沈素商は縁が尽きていなければいつか再会できると励ます。

そして1ヶ月後、特製の薬を毎日飲んだ甲斐もあり鐘無寐の体調は回復していき、残り3日で全快する状態に。鐘無寐から別れの手紙が届いた時は心が痛んだと話す林洛景だが、そんな手紙を送っていない鐘無寐は不思議がる。

鐘無寐は兄である鐘世離(ジョン・シーリー)に林洛景が生きていることを伝えるために会いにいく。しかし彼はそのことを伝える前に鐘世離から北隅国の温如玉(ウェン・ルーユー)と結婚させると言われてしまう。その話を聞いた鐘無寐は林洛景が生きていると報告するが、鐘世離はすでにその事実を知っていた。そして鐘無寐は別れの手紙を送ったのも鐘世離だということに気づく。温如玉との結婚は絶対に同意できないと言う鐘無寐だが…。

第19話感想

今回は沈素商の弟子が林洛景だと気づいた鐘無寐。この2人が熱いキスを交わす姿を柳修文は見てしまいました。そして彼はペルシャに戻ることを決意しました。民族の恨みと悲願を背負っている柳修文は自由に恋愛することすら望めないという事実がとても切なく感じました。そして柳修文が去った後、林洛景が思い返していた彼との間にあった出来事の回想シーンにはさらに切なさを感じました。

その一方で林洛景の帰りを喜ぶ鐘無寐ですが、彼は鐘世離に命じられて温如玉と結婚することになってしまいました。断固として拒否する鐘無寐ですが、鐘世離の体調も良くなさそうなので、鐘無寐と林洛景の関係がどうなっていくのか気になります。

第20話あらすじ

体調が徐々に回復してきた鐘無寐(ジョン・ウーメイ)は皇帝陛下である兄、鐘世離(ジョン・シーリー)に林洛景(リン・ルオジン)が生きていると報告しに行く。しかしそのことを伝える前に鐘世離から北隅国の王女である温如玉(ウェン・ルーユー)と結婚しろと言われてしまう。その話を聞いた鐘無寐は林洛景が生きていることを報告するが、鐘世離はその事実を既に知っていた。しかし父親の林非榆(リン・フェイユー)謀反を計画していることから離縁しろと命じる。鐘無寐は林洛景以外娶る気はないと反抗するが、ペルシャの脅威に打ち勝つには政略結婚するしか無かった。一方その頃、なかなか帰宅しない鐘無寐の帰りを林洛景は待ち続けていた。

そして翌朝、鐘無寐は温如玉を連れて屋敷へ帰ってくる。それを見ていた林洛景に対して鐘無寐は温如玉との仲睦まじい姿を見せつける。それから鐘無寐は林洛景を避ける生活が続く。鐘無寐の態度にショックを受ける林洛景。しかし鐘無寐は内心とても苦しんでいた。

林洛景の事を想い苦しむ鐘無寐の元に温如玉が。そして鐘無寐が林洛景に対してまだ未練があることを知った温如玉は「過去の女を思うのはやめてくれ」と言い放つ。その言葉を聞いた鐘無寐は温如玉との結婚を覚悟する。

そして鐘無寐は林洛景に離縁状を渡す。しかし離縁に納得ができない林洛景は彼の部屋の前でなぜ離縁しなければならないのかと聞くが、部屋の中にいる鐘無寐からの返事はなかった。そこに雨が降ってくる。

林洛景は雨に打たれながら「これはゲームの世界だ」と自分に言い聞かせる。そして彼女はそのまま倒れてしまう。そんな彼女の姿を見た江軒宇(ジャン・シュエンユー)は林洛景の元へ駆けつける。そして鐘無寐が手放すなら父の願いに背いても林洛景を奪うと決意する。沈素商(シェン・スーシャン)の元に運ばれた林洛景だが、彼女は中々目を覚さなかった。

林洛景の幸せを願い、別れを決意した鐘無寐の体調は悪化する。そして彼の部屋には江軒宇が。林洛景の事についてひどい言葉を投げ掛け、未練はないと言い切る鐘無寐に江軒宇は、林洛景の事は自分がもらい、鐘無寐とも縁を切ると言い放つ。

第20話感想

今回、鐘無寐は自国を守るためにも温如玉との結婚をせざるを得ない状況になってしまいました。温如玉との結婚を決めてもなお林洛景への想いが断ち切れない鐘無寐でしたが、温如玉の「過去の女を思うのはやめて」という言葉で林洛景への想いを断ち切る決意をしました。望まない結婚であるのにも関わらずペルシャの脅威に打ち勝つためには仕方ない決断でした。しかし離縁の理由を何も知らない林洛景、そして彼女のことを想い、苦しむ鐘無寐を見ていると本当に心が抉られるような感覚になります。

そして林洛景に対する鐘無寐の態度を見た江軒宇は「林洛景は僕がもらう」と宣言しました。そして親友だった鐘無寐との縁も切る事になりました。林洛景を幸せにしてもらうためにも放った鐘無寐の本心ではない言葉はとても切なく感じました。このまま鐘無寐と温如玉は正式に結婚してしまうのか、次回の気になります。

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