絶世令嬢 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き

絶世令嬢~お嬢様はイケメンがお好き!? 2019年 全24話 原題:絶世千金 原案:好色千金 (大ヒットしたネットゲーム)

ARISAさん

第9話あらすじ

鐘無寐(ジョン・ウーメイ)の履物を壊してしまった林洛景(リン・ルオジン)に彼は激怒するが、鐘無寐の履物への思いを知らない林洛景は不満を抱く。しかしその履物は鐘無寐が幼い頃に亡くなった母親の形見だと乳母に知らされた林洛景。彼女は林洛景に対し、母親が亡くなってから消えた鐘無寐の笑顔が林洛景に出会ってから戻ったのだと明かす。自身に対する彼の想いを知った林洛景も徐々に鐘無寐への特別な想いが芽生え始める。

それから林洛景は履物を壊してしまったことを鐘無寐に謝り、彼も彼女に対して謝る。それからというものの林洛景に全く嫌がらせをせず優しくなった鐘無寐。自由になれるという約束の1ヶ月が過ぎようとする中で林洛景は屋敷から出ていくことに気が向かなくなる。

ある日鐘無寐の屋敷にやって来た江軒宇(ジャン・シュエンユー)は温香楼の舞姫である蘇依依(スー・イーイー)も彼の元へと連れてくる。蘇依依は鐘無寐たちの前で踊りを披露する。鐘無寐が蘇依依を屋敷に招き入れていることを知ってしまい、嫉妬した林洛景は屋敷から出て行きたくないという考えから一変して、すぐに屋敷を出ていくと言い出す。

林洛景が鐘無寐に対して怒りを抱く中、屋敷には侵入者が。護衛に刺された侵入者に危機が迫る中、顔を隠した柳修文(リウ・シウウェン)が助けに入る。実はその侵入者とは蘇依依だったのだ。林洛景の父親である林非榆(リン・フェイユー)に恨みを持った人物の指示でやってきた蘇依依は鐘無寐に嫁いでしまった林洛景を殺すしか方法が無いのだと柳修文に告げるが彼は…。

第9話感想

今回、履物の件も無事に解決して林洛景と鐘無寐の距離が徐々に縮まって来ました。あれだけ自由になりたがっていた林洛景も屋敷を離れることが名残惜しくなっていました。しかし屋敷に蘇依依が来たことをきっかけに状況は一変してしまいました。彼女に嫉妬する林洛景はとても可愛かったですし、嫉妬するということは林洛景が鐘無寐に好意を抱き始めているという事だと思うので、これからの展開がとても楽しみになりました。

この二人の恋の行方にワクワクして来たところで、屋敷に侵入する人物が現れてしまいました。そしてその人物とは舞姫である蘇依依。彼女に危機が迫る中、そこを柳修文が助けました。林洛景を殺害する以外に方法がないと柳修文に告げる蘇依依ですが、彼はそれを拒みました。林洛景を殺害しなければ柳修文たちに危険が及ぶ可能性がありますが、この先どうなってしまうのか気になります。

そして侵入者がまだ屋敷にいると分かった為、取り調べが行われることになりました。そこで柳修文に疑いが向けられている中でドラマは終わってしまいましたが、彼がどうなってしまうのかも気になります。

第10話あらすじ

舞姫である蘇依依(スー・イーイー)は鐘無寐(ジョン・ウーメイ)の屋敷に泊まることになった夜、密かに屋敷を捜索しようとしていた。しかし護衛に見つかってしまい彼女に危険が迫る中、柳修文(リウ・シウウェン)が助ける。翌朝、屋敷に侵入した人物を特定するために鐘無寐は屋敷にいる者たちを集める。そこで犯人探しが執り行われるのだが昨夜、柳修文が部屋に居なかったとの証言が。

昨夜は昔からの知り合いである蘇依依の部屋にいたと証言する柳修文。旧友とはいえ護衛が夜中に客人の部屋を訪ねたと知った鐘無寐は彼に罰を受けさせると言い放つ。昨夜の事件と柳修文には何か関わりがあったのではと考えた林洛景(リン・ルオジン)は彼を守るためにも柳修文をクビにすると宣告する。そして屋敷を去ることになった柳修文は林洛景に言えない事情があるが、決着がつけば必ず戻ると彼女に約束する。

そして柳修文が屋敷を去ってすぐに林洛景の父親である林非榆(リン・フェイユー)が屋敷を訪ねてくる。しかし侍女として過ごす林洛景は使用人の衣服を纏っており、この姿を父親に見られたら大変だと思った彼女は急いで着替えようとするのだが、クローゼットには鍵が。そこで自分に下賜された礼服があると知った林洛景はその礼服に急いで着替える。

礼服に着替えた林洛景は江軒宇(ジャン・シュエンユー)、鐘無寐、林非榆の前に現れる。父親の前では仲が良いフリをする鐘無寐と林洛景。父親が帰ると鐘無寐は林洛景が着ている礼服は自分の母親に下賜された礼服だと激怒する。悪気があったわけではなく自分に下賜されたと勘違いしていた林洛景だが、またもや2人は言い争う。

鐘無寐と言い争いになった林洛景は屋敷から出ていくと言い放つ。しかしその途端、林洛景は意識を失ってしまう。2人の争いを見ていた江軒宇は自分が林洛景のことを連れ去り、今日中に鐘無寐が林洛景のことを探しにくるかどうかで賭けをしようと鐘無寐に提案する。林洛景のことを探す気など無いと言う鐘無寐だが…。

第10話感想

今回は柳修文のことを守るためにも林洛景が彼に自分の護衛をクビにすると宣告しました。この件が無事解決した時には林洛景に約束した通り、柳修文にはまた戻って来てほしいです。とにかく今は柳修文たちの無事を祈っています。

そして鐘無寐と林洛景の関係ですが、今回も凄くもどかしかったです。皇妃の礼服だとは知らずに自分の礼服だと勘違いした林洛景がその礼服を着たことにより、またもやトラブルに発展してしまいました。

その口論がきっかけとなり江軒宇と賭け事をすることになった鐘無寐。江軒宇との賭けに強がっていた彼ですが、林洛景が江軒宇と共に屋敷を去った後から何処か様子がおかしくなり、林洛景の知らせは随時報告しろと命令するなど今回も林洛景への好意が見え隠れしていました。なかなか素直になれない鐘無寐ですが、結局林洛景のことを探しに向かったので次回この2人の関係性に変化が生まれることを期待しています。

第11話あらすじ

林洛景(リン・ルオジン)を連れて屋敷を出た江軒宇(ジャン・シュエンユー)は今日中に鐘無寐(ジョン・ウーメイ)が林洛景を迎えにくるか鐘無寐と賭けをする。初めは強がり迎えにいくわけがないと言っていた鐘無寐だが、体調が悪い林洛景がまだ医館にいると聞き、馬を走らせ林洛景の元へと向かう。一方江軒宇は林洛景に心に秘めた想いを明かすが、その時鐘無寐が現れる。無事に仲直りした林洛景と鐘無寐は2人で夜市を巡ることに。2人きりで素敵な時間を過ごした林洛景と鐘無寐は屋敷へと戻る。

翌朝、侍女から王妃へと身分が戻った林洛景と鐘無寐は林洛景の実家を訪ねる。父親の林非榆(リン・フェイユー)は護衛である柳修文(リウ・シウウェン)が居ないことを不審に思うが、鐘無寐のお陰で切り抜ける。睡魔が襲った林洛景は部屋で休むことになり、林非榆と鐘無寐は2人きりで話をする。そこで自分の母親の死の真相について聞き出そうとする鐘無寐だが、なかなか母親のことについて詳細な話をしない林非榆に対し漕運総督を務めてほしいと告げる。林非榆を漕運総督にする事と引き換えに母親にまつわる死の真相を捜査すると約束させる。

屋敷の庭で遊んでいた林洛景は林非榆とその配下である冷無邪(ロン・ウーシエ)が話す姿を目撃してしまう。皇帝である鐘世離(ジョン・シーリー)の死期は近いと話す林非榆。そしてこの件について林洛景が察知したら彼女を始末しろと冷無邪に告げる。そのことを聞き恐怖を覚えた林洛景は物音を立ててしまい彼女に危険が迫る中、花応遅(ホア・インチー)が助けに入る。しかし冷無邪に逃げる林洛景の姿を見られてしまい…。

一方その頃屋敷を出た柳修文は怪我を負った蘇依依(スー・イーイー)の手当てをしていた。そこにある人物が現れ…。

第11話感想

今回は林洛景と鐘無寐が無事仲直りをして、林洛景は侍女から王妃へと戻りました。仲直りした2人の胸キュンシーンがたくさんあり、とても嬉しかったです。林洛景にキツく当たることも多かった鐘無寐も彼女に対して徐々に優しさを見せるようになり、これからの2人の展開がますます楽しみになりました。

しかし林非榆と冷無邪が話している姿を目撃してしまった林洛景。逃げた人物が林洛景ではないのかと疑いがかかりました。林洛景であることが知られてしまったら命が狙われてしまうのでどうなってしまうのか本当に気になります。

その一方で護衛をクビになった柳修文はペルシャという国の王子だったということが明かされました。そのペルシャを滅ぼした皇帝に復讐をすべく今まで林家に仕えていたわけですが、国を再興するには情を捨てなくてはいけないと葛藤していました。彼がこの先どうなってしまうのかにも注目したいです。

第12話あらすじ

父親である林非榆(リン・フェイユー)の企みを聞いてしまった林洛景(リン・ルオジン)。密かに話を聞いていた彼女は物音を立ててしまい、林洛景の身に危険が迫っていたその時、花応遅(ホア・インチー)が現れる。彼に助けられ逃げる林洛景だが、逃げる後ろ姿を冷無邪(ロン・ウーシエ)に見られてしまう。

そんなことも知らずに急いで鐘無寐(ジョン・ウーメイ)がいる部屋へと戻った林洛景。そこに林非榆が訪ねて来て外出したかどうかと聞かれるが、どうにかこの危機を乗り越える。しかし林洛景の動向を怪しんだ鐘無寐から父親に隠れて何をしていたのだと問い詰められる。彼に父親が企む謀反のことが知られれば危険が迫ると思った彼女が話すことを躊躇っていたそんな時、雷が鳴る。雷に怯えだした鐘無寐は自身が幼少期に経験した辛い出来事を林洛景に明かし始める。

翌日、鐘無寐と林洛景は彼女の実家から鐘無寐の屋敷へと戻るのだが、林洛景のおみくじ結果により彼女に命の危険が迫っており、水難に注意すべきだと知った鐘無寐は彼女を心配して水に触れることすら許さずに林洛景を災難から救おうとする。そんな中正式に漕運総督となった林非榆は皇帝である鐘世離(ジョン・シーリー)を遊覧船の進水式に招待する。

そして進水式当日。侍女たちの様子がおかしいことを不審に思った林洛景は喜鵲(シー・チュエ)のことを問い詰める。進水式は水上で行われるため、林洛景を危険にさらさない為に鐘無寐の計らいで口止めをしていたのだが、問い詰められた喜鵲は進水式のことについて話してしまう。その事を知った林洛景は絶対に進水式へ参加すると決める。しかし護衛や侍女に見張られて自由に身動きが取れない林洛景は…。

一方その頃、許嫁である唐夢(タン・モン)と結婚するように父親に頼まれた江軒宇(ジャン・シュエンユー)。彼は結婚を強制するなら絶縁すると父親に言い放つのだが、体調がすぐれない父親の望みだと知り、彼は結婚を承諾するのだが…。

第12話感想

前回、冷無邪に逃げる姿を見られてしまった林洛景が今回どうなってしまうのかとヒヤヒヤしていましたが、取り敢えずはこの危機を乗り越えることができました。しかし進水式に参加してしまったらまたもや彼女の命に危険が迫ってしまうと思うので次回どうなってしまうのか気になります。

そして今回は鐘無寐が林洛景に対して幼少期の辛い体験を明かすシーンもありました。一時は対立関係にあった2人が徐々に仲を深めていき、とても嬉しく思うと同時に柳修文(リウ・シウウェン)のことを思うと、とても切なくなりました。

その一方で江軒宇も結婚をすることになりました。江軒宇にとっては望まない結婚ですが、この2人の関係がどうなっていくのかも楽しみにしています。

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