萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 読み方:ほういてんさい~ぼくのかわいいおいしゃさん~ 2019年 全28話 原題:萌医甜妻 監督: 柯翰辰  脚本: 简奇峰、林欣慧 原作: 酒小七 「陛下請自重」   

ARISAさん

第9話 あらすじ

かつて自身の家族を陥れた孫従瑞(そん・じゅうずい)と紀衡(き・こう)が話している姿を目撃した田七(でん・しち)は必ず敵討ちをすると強く思う。そんな田七の姿を見た阿征(あせい)は田七が孫従瑞に恨みがあるのかと疑問に思う。その一方で孫従瑞と紀衡は親交があることを知った田七は、孫従瑞に対抗するには紀衡に信頼してもらうことが必要だと考え始める。

淑夫人(しゅく)がどのように寸断を入手したのかという疑問が浮かび上がる中、紀衡は紀邸の中に淑夫人の協力者がいると確信していた。その一方で紀衡は田七に疑わしい点はなかったかと阿征に聞くのだが、怪しい点はなかったという彼だが、阿征が嘘をつく時の仕草していることに気づいた紀衡は怪しむ。

ある日、兵士の訓練に行く紀衡に同行することになった田七は練兵場へ向かう途中に紀衡を怒らせてしまい、食事休憩をとった紀衡に遠くへ追いやられてしまう。そこでふらふら歩いていた田七は見覚えのある場所にたどり着く。そこは田七が幼かった頃沈昭児(ちん・しょうじ)として家族3人で訪れた場所だった。そこで鼻歌を歌いながら思い出に浸る田七。

そして訓練を終え紀邸へ戻る途中に通った森で妖怪や刺客が出そうな道だと話す田七にまだ怒っている紀衡はもし刺客がきたら盾になれと話していた。そんな話をしていた直後、不吉な予感は的中し突然矢が次々と護衛たちを刺していく。実は当初から敵を誘き出すために訓練を行うことにした紀衡は次々と刺客たちを斬っていく。そこに阿征も現れるのだが、刺客が紀衡に向けて放った矢が田七に刺さってしまう。

室内に運ばれた田七だが、なかなか医者が到着せず紀衡が止血しようと田七の服を切ろうとする。しかしこのままでは自分の正体が知られてしまうと思った田七は意識が朦朧とする中で紀衡のことを止める。そこに田七が昭児であることを知る医師の葉千紫(よう・せんし)が現れ、紀衡に田七が女性であることは知られずに治療は無事終わる。高熱を出した田七を一晩中看病する紀衡。翌日目覚めた田七は…。

第9話 感想

今回は不吉な話をしていた田七が本当に矢で刺されてしまいました。止血しようとした紀衡に田七の本来の姿が知られてしまいそうになりましたが万紅こと医師の葉千紫が現れ、田七が女性であることは知られずに済みました。治療が終わった後も田七のことを一晩中看病する紀衡の田七を思う気持ちがとてもよく伝わってきました。

当初から敵を誘き寄せることを目的として行われた兵士訓練でしたが、田七が被害に遭ってしまいそれどころではなくなってしまいました。紀邸の中に淑夫人の協力者がいると紀衡が確信している中で、一体誰が裏切り者なのか、真相が明らかになっていくことを楽しみにしています。

第10話 あらすじ

紀衡(き・こう)を助けようとした訳ではないが、足が滑ってしまい結果的に紀衡のことを庇い矢で刺されてしまった田七(でん・しち)は医師の葉千紫(よう・せんし)に助けられ、無事に回復する。そして紀邸へ戻った田七は紀邸中の人々に紀衡を守ったことから英雄扱いされる。

紀衡も帰ってきた田七を迎え入れるために彼の部屋を綺麗にして準備を整えていた。さらに身代わりで助けてくれた人は義理の兄弟だと軍の掟に記してあるという紀衡は復帰したばかりの田七のために自らの寝室に田七用の寝台まで用意していた。そこで紀衡に何か欲しいものはないのかと聞かれた田七は紀衡に殺される可能性が最も高そうなため死罪免除の金牌を要求するが却下される。しかし紀衡は田七を自分の前で死なせないと約束をする。

ある日、書庫にいる紀衡を外で待っていた田七は紀衡と結婚したいと願う紀衡の従妹である康寧児(こう・ねいじ)とその兄に康寧児が煎じた薬草茶を紀衡に届けてほしいと頼まれたのだが、お茶を受け取ることを躊躇う。しかし康寧児の兄が金をチラつかせた瞬間、金に目が眩み田七はお茶を紀衡に届ける。しかし紀衡の指示で田七がこのお茶を飲み干すことになってしまったのだが、田七はこの兄妹に媚びるために紀衡が一気に飲み干したと嘘をつく。

薬の買い付けをするために紀邸の外に出た田七とその師匠。そこで田七は彼が紀衡の命の恩人であることを知った薬局の店主から紀衡に娘を紹介してくれないかと頼まれる。謝礼に目が眩んだ田七はそれを引き受け、さらに紀衡に思いを寄せている女性が他にもたくさんいることを知った田七はその人物たちにも謝礼をもらいに行く。

しかし紀衡の名を使い謝礼をもらっていたことが紀衡本人に知られてしまい、側近として忠誠を誓ったはずだと怒られてしまう。そして田七は貰った謝礼を1軒ずつ返しに回る。外出先から紀邸に戻った田七は2回も刺されそうになった紀衡にこれがあれば身を守れると鎖帷子を贈る。その贈り物が気に入った紀衡から田七は謝礼を受け取る。そして外出許可が欲しいと紀衡に頼んだ田七は…。

第10話 感想

今回の話では矢で刺されてしまった田七が無事回復し、紀邸に戻ってきました。この10話では紀衡の命を狙おうとしている黒幕や田七の両親の事件に関してもあまり進展は見られませんでした。しかし紀衡を庇った田七は兄弟同然の扱いを受け、これが両親殺害された事件の真相を明かす上でも有利になっていくのではないかと思います。

そして謝礼に目が眩んだ田七は紀衡の名を使ったことを本人に知られてしまい、怒られてしまいました。しかし謝礼を全て返却し、その後田七が紀衡に贈った鎖帷子を着させているときの彼に見せる笑顔がとても優しい表情をしていて、すごく良かったです。そして外出許可が欲しいと頼んだ田七に何かが起こりそうなので、次回もどうなるのか気になりました。

第11話 あらすじ

紀衡(き・こう)に外出許可を申し出た田七(でん・しち)。市場にはなんでもあると熱弁する田七の話を聞いた紀衡は行ったことのない市場に興味が湧くが、町の人々に自身の身分がバレることを懸念した紀衡は市場に行くことは断念すると思っていた田七。そして田七が紀邸から出て町を探索しているとそこに紀衡が現れる。町を視察に来たという紀衡の身分が知られることを心配した田七は彼のことを小白(しょうはく)と呼ぶことに。

市場でかんざしを見ていた田七はチンピラたちに絡まれる。田七はチンピラに蹴りを入れ、紀衡と共に逃げる。しかし追ってきたチンピラに追いつかれてしまった2人だったが、紀衡はチンピラたちを次々と倒していく。そんな紀衡の姿に見惚れる田七。

その後、紀衡が自分のことを女子だと疑っていることを知った田七は男らしい姿を見せようと紀衡のことを万紅楼に連れていく。ここまで芝居をすれば自分のことを女子だと疑わないだろうと考えていた田七だが、花街に連れてこられた紀衡は「戦場で命懸けで戦ってきた名声がこんなところで汚される」と怒りを露わにする。そんな紀衡に田七は幼き頃に両親が悲惨な死を遂げ、万紅楼の女将から医学を学んだため、万紅楼の人たちは自分にとって家族のような人たちなのだと明かす。

そして紀邸に帰った2人。紀衡の代わりに矢を受けた褒美として紀邸を自由に出入りできる証しが欲しいとねだっていた田七は、紀衡から紀邸を自由に出入りできる令牌をもらう。その夜、田七は自分が紀衡に惹かれ始めていることに気づく。しかし両親の敵討ちもできていない田七は自分の気持ちを押し殺す。

一方その頃、町で紀衡と田七を目撃した阿征(あせい)は紀衡がとても貴重な令牌を田七に渡したことを知る。田七がどんどん昇格してこのままだと紀衡に危険が及びかねないと考えた阿征は田七に女性であることを自白させようと考える。

第11話 感想

今回もお調子者の田七となんだかんだ言って田七に心を許している紀衡のやりとりがとても面白く、見ていて微笑ましかったです。やはり田七と紀衡の仲が確実に深まっていると感じました。そして自身が幼い頃に両親が悲惨な死を遂げたと田七が紀衡に明かしました。田七が紀衡に両親に何があったのかと聞かれるようなシーンもあり、彼に田七の正体が沈昭児(ちん・しょうじ)であることがバレるのも時間の問題かもしれません。

その一方で紀衡に危険が及ぶことを懸念した阿征が田七に女性であることを自白させようと考え始めました。2人の仲が少しずつ深まっている中で、田七が女性であることを紀衡に知られてしまったらどうなってしまうのか気になります。田七の正体が昭児だったということが分かれば両親の事件を解決するために協力してくれるとは思うのですが、次回もどうなっていくのかとても楽しみです。

第12話 あらすじ

紀衡(き・こう)に紀邸に来た理由を聞かれた田七(でん・しち)は軍に入り出征することが夢だったが、病弱でそれを叶えることが出来なかったからだと咄嗟に嘘をつく。それを聞いた紀衡は田七の夢を実現させるために彼を訓練場に連れていく。兵士に混ざって練習をさせられた田七は自身の正体がバレないように必死で練習に取り組むのだが、体力がない彼は倒れてしまう。

田七に無理させたことを後悔していた紀衡は田七に埋め合わせをすると言う。そこで田七は借用書を取り出し、返済の肩代わりをしてほしいと頼むが却下される。しかし紀衡は「今後一切無理はするな」と田七のことを気遣う。厳しい時もあるが、時に優しくしてくれる紀衡に惹かれる田七。

紀邸を自由に出入りできる令牌を手に入れた田七は両親が殺害された事件の手がかりを探すために孫従瑞(そん・じゅうずい)の息子である孫藩(そん・ばん)を尾行していた。横暴な態度の孫藩に怒りを抱きながら尾行を続けていた田七の元に阿征(あせい)が現れる。

阿征に聞きたいことがあると連れ出された田七。孫従瑞にどんな恨みがあるのかと阿征に聞かれた田七は孫従瑞のせいで家族が亡くなったのだと明かす。そして男装をしてまで紀邸に紛れ込んだ理由を聞かれた田七だが、彼は自分が男だと言い張る。しかし阿征に問い詰められた田七はついに自分が男装していることを白状する。詳しい理由は言えないが、紀邸に入ったのは危害を加えるためでは無いと断固として否定する田七を見た阿征は彼のことを信じ、敵意がないなら秘密は守ると約束する。そして田七と阿征は友達関係になる。

阿征と2人で歩いていた田七は孫藩がある店に入って行くのを見てその店に入ろうと提案する。その店に入った2人は阿征の友人である大財閥である鄭家の息子、鄭少封(てい・しょうふう)に出会う。彼らと200貫を賭けて遊んでいた田七は孫藩に声をかけられる。田七は孫藩と負けたら勝者の要求に従うという賭けをしてゲームをする。この賭けに勝った田七は孫藩を町中の笑いものにする。ある日カメに祈っていた田七の元に紀衡たちの甥である如意(にょい)が現れる。田七は如意に母さんと呼ばれてしまい…。

第12話 感想

今回は阿征に自身の正体をはぐらかし続けていた田七がついに女性であることを認めました。男装していたことを阿征に認めたことによってとても心強い味方ができたと思います。沈昭児(ちん・しょうじ)であることは知られていませんが、田七の両親が殺害された事件を調べる上でも有利になっていくと思います。

そして田七に恥をかかされた孫藩は必ず仕返しをしてくると思いますが、この件が今後にどう影響してくるのか気になります。そして今回登場した謎の女性も気になるので次回以降もどうなっていくのか楽しみにしています。

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