目次
放送予定
●BS11 (2021/3/5～)
●チャンネル銀河(2020/11/26～)
●BS12 (2019/11/4～)
●衛星劇場(2018/10～)
| 三国志 Secret of Three Kingdoms さんごくし シークレット・オブ・スリー・キングダムズ |
| 2018年 全54話 |
| 原題：三国機密之潜龍在淵. 原作は馬伯庸の小説『三国机密之潜龙在渊』。 |
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概要
2018年3月27日からテンセント・ビデオで配信され、動画再生数30億回を記録した話題作。
いきなり大胆な設定から度肝を抜かれる。「漢王朝最後の皇帝・献帝は双子だった」皇帝・献帝には双子がいてその弟が亡き兄の後を漢王朝再興の使命を託される。とはいえ、歴史的な流れ自体は史実に基づき登場人物もおなじみの三国志なので三国志ファンもどのような展開で進んでいくだろうとわくわくしながら見れる内容となっている。
また、全く「三国志」を知らない女性の方でもイケメンぞろいの俳優演で、かつては「三国志」と言えば男臭い、男性好みの物語というイメージからは全くかけ離れた作品になっている。献帝の双子の弟 劉平を演じるのは、正統派イケメンスター マー・ティエンユー（馬天宇）。司馬懿を演じるのは、演技派 エルビス・ハン（韓東君）。曹操の軍師、郭嘉を演じるのは、サニー・ワン（王陽明）。曹操の息子、曹丕をアイドルユニット「M.I.C男団」のタン・ジェンツー（檀健次）が演じる。
また、イケメン俳優にも負けずとも美女ぞろいの女優陣には皇帝・献帝 劉協の皇后に伏寿役 レジーナ・ワン（万茜）、弘農王・劉弁の妃に唐瑛役 ドン・ジェ（董潔）、郭嘉が拾ってきたという謎の女 任紅晶役に ドン・シュアン（董璇）、曹操の娘 曹節役にワン・ユーウェン（王玉雯）と出演している。
キャスト
マー・ティエンユー（馬天宇） 劉平／献帝：（二役）
本作では献帝・劉協との双子の弟劉平を演じる。
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
馬 天宇（マー・ティエンユー、マー・テンウー、 Ray Ma、生年月日1986年7月12日- ）2006年夏、上海のテレビ局、東方衛視のイケメン・オーディション番組 「加油!好男児」に出場し、武漢地区予選1位、総合順位6位、最終回で最佳網絡人気賞(ネット人気賞)を獲得し、ソロアルバム『宇光十色』をだし、俳優より先に歌手としてデビューしている。「秀麗伝〜美しき賢后と帝の紡ぐ愛〜」2016年ではメイン役ではないが厳子陵役(太学で劉秀と共に学ぶ。)で出演している。三国志 Secret of Three Kingdomsは2018年作品であるが、制作年を考えても30歳前後なので見た目が非常に若く見える。非常にイケメンであるためか、日本の俳優小池徹平、瀬戸康史に似てる？とSNSでも話題のようです。私個人的には 瀬戸康史 さんに非常に似てると思いますが、みなさんは誰に似ていると思いますか？
エルビス・ハン (韓東君) 司馬懿仲達役
本作では司馬家の次男で、劉平（楊平）の義兄。 司馬懿仲達 を演じる。
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
（中国：韩东君、生年月日1992年7月21日-）2007年から2011年までカナダのバンクーバーにある高校に通っておりその当時・映画バンクーバーロックンロールで主演したことにより、大学でインテリアデザインを学ぶことの家族の要望にも関わらず、中国で演技を学ぶことを選びました。2013年に武侠ドラマ「神雕侯爵のロマンス」で公式俳優デビューし、この 「三国志 Secret of Three Kingdoms 」をはじめ出演した 2018年の作品で注目を集めました。 「三国志 Secret of Three Kingdoms 」 で 司馬懿仲達 を演じましたが、 劉平の義理の兄役として出てきます。しかし、実年齢を比べると分かるのですが、 司馬懿仲達役 エルビス・ハン の生年月日が 1992年 、劉協 を演じる マー・ティエンユー の方が 生年月日1986年 と6歳も上なのに弟役として出演しています。いかに マー・ティエンユー が若く見えるか分かると思います。
レジーナ・ワン（万茜） 伏寿役
献帝の皇后。伏寿を演じる。
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
レジーナ・ワン（ワン・チェン、ワン・チエン、万茜、Regina Wan、生年月日1982年5月14日 – ）女優・歌手。2002年に『金鎖記』でテレビドラマデビュー。舞台女優と活動するが2006年のドラマ『密令1949』以降ドラマや映画に多く出演。麗王別姫 〜花散る永遠の愛〜 大唐栄耀（2017年）海上牧雲記 〜3つの予言と王朝の謎 九州海上牧雲記（2017年）にも出演しているので中国時代劇ドラマファンも知っている方も多いのではないでしょうか？。 劉平 演じるマー・ティエンユー（馬天宇） よりさらに4歳も上だが、全く年齢を感じぬ若さである。2006年には歌手デビューし新人賞も受賞している。
ドン・ジェ（董潔） ：唐瑛役
弘農王・劉弁（劉協の兄）の妃を演じる。剣術の使い手。
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
董潔（ドン・ジエ、ドン・ジェ、1980年4月19日 – ）女優。広州軍区戦士歌舞団演員に属するダンサーでもあり、階級は中尉。身長160cm、体重40kg。10歳で人民解放軍広州軍区戦士歌舞団に入団。2000年、『至福のとき』のオーディションでは4、5万人の応募者の中からヒロインに選ばれた。『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』（2018）では皇后 富察琅嬅 役で出演。年齢ばかり記載しているが、 レジーナ・ワン（万茜） 伏寿役 よりも2歳上。出演者が美男美女で実年齢と演じる年齢がこんなにも違うのに全く違和感がない。
サニー・ワン（王陽明） ：郭嘉役
曹操の軍師。郭祭酒（軍師の役職） 郭嘉 奉孝を演じる
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
サニーワン 台湾系アメリカ人の俳優・モデル。1982年11月2日生まれに台湾出身のニューヨークアメリカ生まれ。台湾系アメリカ人。生後まもなくして台湾に移住し7～8歳の時に米国に。2011年イタズラな恋愛白書(台湾のテレビドラマ) ディン・リーウェイ役で俳優デビュー。
ドン・シュアン（董璇） ：任紅晶役
郭嘉が戦場から都に戻る途中で拾ってきたという謎の女。 任紅晶を演じる。
画像出典： 三国志 Secret of Three Kingdoms 日本 DVD公式サイト キャストページ
1979年11月5日生まれ。2003年、「雪花女神龍」でデビュー。2011年8月21日結婚、2016年1女をもうけるが2019年に離婚。くどいようだが、 ドン・ジェ（董潔）：唐瑛役 よりも1歳上。
その他のキャスト
三国志ゆえにもっと多くのキャストが出演するのだが、メインキャストとしては上記6人がメインとして話が進んでいきます。そう、曹操、劉備、孫権、誰一人主役級としては出てきません。曹操に関しては準主役級として出演していますが、初めの方はいつでてくるのか？と少しじらされます。また、基本曹操・魏の人物及び袁紹の配下人物ぐらいしか出てきません。「官渡の戦い」が関わってくるので。
このメインキャラクターとしては特殊な構成ですよね。主人公が皇帝というのは三国志作品ではおそらく初では？また、郭嘉にスポットを当てた作品もあまりないのでとても新鮮でした。
あなたの好きな登場人物は？ 投票・ランキング
この作品は登場人物が際立っています。ある意味登場人物をある程度絞り、ピックアップしスポットライトを当てた作品となっているためです。この作品は特にキャストがイケメン・美女ぞろいと話題になりました。
そこで今回あなたが好きな登場人物は？ということで投票致します。あくまでもこの作品でということで好きなキャスト・登場人物を選んでみてください。俳優部門・女優部門と分けています。ちなみにイケメン・美女を中心にチョイスしていますが、ほかに加えて欲しい、キャラクターいましたら、コメントから教えてくださいね。
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※配信は記事作成時のものです。(2022/1)配信期間が終了している可能性がありますので、該当サイトにてご確認ください。
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感想1
| kdoraさん |
三国志でＮＯ1のおもしろさ
三国志の映画、ドラマは数ある中、正直これが一番面白かった。中国ではテンセント・ビデオで配信され、動画再生数30億回を記録しただけあって、脚本もよく映像も綺麗、登場人物はイケメンと美女ばかりと今までにない三国志を見せられた。
脚本に関しては 「主人公は実は皇帝の双子の弟で楊俊の子の楊平として育てられた」と当然ながら、史実とは違う部分もあるのだが、(むしろ、その設定か！と驚くところもあり)基本史実に沿った内容で、三国志好きにはすぐにストーリーの流れが分かる、理解しやすい内容となっている。
ただ、こんな脚本よく想像できるなと感心。こんな角度、こんな視点で三国志を描く作品が出るとは思いもしなかった。主人公が①献帝・劉協の双子の弟で、死去した献帝の影武者、それに②皇后、③司馬懿に④弘農王・劉弁（劉協の兄）の妃 唐瑛。この作品名「三国志 Secret of Three Kingdoms」なるほどね。何も考えず見てました。
劉備・孫権が出てこない三国志。
いやそんなの見たことない。確か、 劉備 はチラッととはでてきたと記憶してるが、脇役どころか端役にもあたらない。 孫権 はというと孫権というよりも呉の話すらほとんど出てこないのである。たしか20話くらいまでは曹操すら出てこなかった。見ていながら、いつ三国志の話になる (登場人物が追加されていくのだろうと思いながら見ていました)のかな？と思っていましたが、最後まで呉や蜀のことは話(会話)の中で出てくる程度、もちろん呉や蜀の武将なんか出てきません。
いや、ここまで書くとつまんない作品みたいに聞こえますが、展開が非常に面白い。また、序盤では他の作品ではあまり、日の当たらない、郭嘉 が準主役級として出てくる。
郭嘉 といえば曹操が赤壁の戦いで、「郭嘉が生きていれば、このような敗戦はなかったであろう」と言わしめた軍師。もちろん他の作品でも優秀な軍師として描かれているが、何せ話の序盤で亡くなってしまうので、影が薄い。
しかし、この作品では準主役級で天才軍師で曹操が絶対的信頼を置いてる人物として描かれている。荀彧や賈詡も出てくるが、もう足元にも及ばない、あの司馬懿でさえ敵わぬ(まだ若造の為)ほど。部下の満寵なんかは 郭嘉 が何考えているのかさっぱり読めないといった感じ。この作品では 郭嘉 は奇人っぽく描かれているが、天才とは得てしてそんなもん。 郭嘉 の最期もちゃんと描かれて(作品上での)見ごたえがありました。
あと、この作品女性にもおすすめだと思います。もちろんイケメン俳優ぞろいは言うまでもないのですが、①劉平／献帝⇔伏寿 献帝の皇后 ②司馬懿⇔唐瑛 ③郭嘉⇔任紅晶 の恋バナも見どころである。どのカップルも切なく悲しい。でもネタバレになるけど最後の最後はハッピーエンドで終わる。ココは救いかな。
映像美
2018年の作品なので、映像美がすごい。バックの背景などはどこまでがＣＧで本物か見分けがつかない。そもそも登場人物が綺麗。女性だけでなく男性も綺麗。だからすべて絵になるのです。
あとがき
非常に面白い作品だったが、全54話と少し長すぎる。中国ドラマでは話数的にはむしろ普通だが、三国志のある部分だけをスポット、題材にしているのでもう少し短くしても良いと感じた。前半のテンポ良い展開から後半は若干だるみも感じたのでそこだけは気になった。
感想2
| バブ君さん |
本作品は漢王朝末期、首都許昌で崩御した劉協にすり替わり皇帝になった双子の弟、劉平が主人公となっており、劉平と同郷で幼馴染の司馬懿、皇后伏寿、王妃唐瑛を中心にオリジナルのストーリーが展開されていきます。
終始、建物や衣装等のセットが秀逸で映像が非常にきれいで監督のこだわりを感じる部分になっています。
また、他の三国志シリーズと比較しても演者が若く、今を時めくイケメン俳優と美人女優が多数起用されており司馬懿と唐瑛、郭嘉と任紅昌 等、男女のはかない恋愛部分も描かれており、恋の行方も見どころの一つです。
本作品の登場人物は一般的に三国志シリーズで曹操の対抗勢力として描かれている劉備や孫権、武力が売りの呂布、関羽、張飛、趙雲等のいわゆる豪傑タイプの武将はあまり登場しません。曹操、司馬懿、郭嘉、揚州、満寵、荀彧、曹丕 等実在の武将も多く登場しますが、性格やキャラは史実と異なっている部分が多いと思います。また、架空の登場人物も多く出ており、史実の名場面は恐らくあえて作者が本作中には出さずにいたのではないかと思いますが、終始オリジナルのストーリーが展開されていきます。
構図としては皇帝(劉平)を中心とした漢王朝側と劉平を傀儡 (かいらい・人の手先となって思いのままに使われる者。)に仕立てることで権勢を欲しいままにしている曹操との間で起こる抗争を中心に描かれています。諸侯に対しても実質的な権力を握っている曹操と漢の皇帝でありながら実質的には名ばかりの存在となっている劉平。
漢王朝再興を目指す劉平側と魏王となった曹操側の両者間で展開される駆け引きは正に心理戦の様相を呈しており、そこから様々なストーリーが展開されて行きます。
作中では他の三国志シリーズに見られるようなド派手な戦闘シーンは控えめで、どちらかと言えば、落ち着いた感じで登場人物の感情変化が多彩に描かれている部分が多いように思います。
劉平が双子の兄の入れ替わり(偽物)だとばれそうになる等、序盤からスリリングなシーンの連続で見ていて、とてもハラハラさせられました。また、色々な経緯を経た後に最終的にはこれまで協同してきた仲間同士がそれぞれ別の道を行くことになるのですが、非常に感慨深い思いにさせられるシーンとなっています。
このように、漢王朝と魏(曹氏)の確執が中心で物語が展開されていく三国志シリーズは本作のみだと思いますので、私個人としては非常に新鮮味があり、各回のオリジナルストーリーを純粋に楽しみながら視聴することができました。三国志の知識がなくても、楽しめる作品になっていますので、ぜひおススメです。
感想3
| こーじーさん |
三国志自体は好きなので色々なドラマを見てきましたが、この視点は新しいですね。というのも主人公は帝(実際は帝にすり替わった双子の弟劉平)であり、魏王朝を簒奪した司馬懿とは友人関係というのですから。司馬懿と友人というだけあって劉平自身もクレバーですし、如何にすれば漢王朝を救えるのかと苦悩・暗躍するのがとても面白かったです。全体的に漢王朝内部のゴタゴタや対曹操のエピソードが多いのですが、これが面白かったですね。なかなかこういう王朝内部の事って描かれていませんし、新鮮で楽しめました。
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