溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 2024年 全40話 原題:末代厨娘
第26話あらすじ
端康太妃が体調を崩し、栄惠太妃は自ら見舞いに赴いて薬方を申し出る。容児は命を受けて御薬房へ向かうが、必要な薬材が見当たらない。そこで宮外での調達を許され、劉守貴に身辺への注意を促されながら薬舗「優草閣」へ向かう。薬師の助言で冬虫夏草を加えることにするが、その帰路、裕得福の手の者に尾行される。危機一髪のところを武天が密かに守り、事なきを得る。
一方、李泰豊が釈放され、盗宝事件の黒幕はまだ別にいるのではないかとの疑念が深まる。帰宮が遅れたことを理由に裕得福は宮規違反で容児と李琪を罰しようとするが、栄惠太妃の介入で阻止される。さらに裕得福は使臣から献上された高級食材・烏魚子を持ち込み、溥儀はそれを宴席用に研究するよう命じる。新たな思惑が静かに動き出す。
第27話あらすじ
裕得福は御薬房の銭徳海による薬材横流しを暴き、銭徳海は動揺する。栄惠太妃と容児は完成した薬膏を永和宮へ届け、端康太妃は容児がかつての家宴で腕を振るった宮女だと気づき、温かく迎える。
一方、献上品の烏魚子を扱えず困る双喜に代わり、容児が調理を引き受ける。陸秋桐の助力も得て見事な一品に仕上げ、宴席で自ら献上。溥儀や周囲の称賛を受ける。対照的に敬懿太妃は双喜の不手際を叱責する。
しかし陰では不穏な動きが続く。裕得福の指示で薬に依存性のある物を混ぜられていた青児は落ち着きを失うが、誰も異変に気づかない。やがて病に伏していた端康太妃が崩御。溥儀は真相究明を命じるが、裕得福は薬滓をすり替え、容児に罪を着せようと暗躍する。
第28話あらすじ
端康太妃の死が重華宮の薬と関係しているとの疑いが浮上し、敬懿太妃は永和宮へ乗り込み、容児の厳罰を溥儀に迫る。太医は薬滓から大量の黄芩を検出し、処方に問題があった可能性を示唆。溥儀は宮外の専門家を招き、徹底的に再調査するよう命じる。
夜更け、重華宮の門前で警護に立つ李琪と容児が静かに言葉を交わす。容児は気丈に振る舞いながらも、自らの運命を案じていた。栄惠太妃もまた動揺し、筆を取っても心は乱れたまま。容児は逃亡ではなく、最後に父と弟に会いたいと願い出る。李琪はそれを受け入れ、劉守貴に必ず真相を突き止めると約束。帰路、酔った容児は「無事なら愛する人と結ばれたい」と胸の内を明かし、李琪の心を揺さぶるのだった。
第29話あらすじ
李琪は李玉玫とともに優草閣を調べるが決定的な証拠は得られない。追い詰められる中、劉爾と李玉玫は静宜の父・奚教授に協力を求め、容児救出の道を探る。養心殿での会審では、栄惠太妃が医術の見地から弁護するも決定打に欠け、容児は極刑の危機に立たされる。
そのとき李琪は、薬方を書き写した「夾宣紙」に着目。重ね紙をはがせば改ざんの痕跡が分かると進言する。さらに宮外の専門家が到着し、薬膏に問題はなく、端康太妃の崩御は持病によるものと結論づける。容児の潔白は証明された。
しかし1924年11月、馮玉祥軍が紫禁城に進駐。宮廷は騒然となり、敬懿太妃は殉国を口にして混乱を広げる。溥儀のもとには退去要求が届き、摂政王も退去を勧める。紫禁城の時代は、ついに終わりを迎えようとしていた。
第30話あらすじ
李琪は栄惠太妃の護衛を命じられ、容児も重華宮へ戻り、悲嘆に暮れる太妃を懸命に励ます。そこへ双喜が気を失った敬懿太妃を連れて現れ、両太妃はもはや大勢が覆らぬことを悟る。溥儀は民国政府からの退去協定書を受け取るが、まずは二人の太妃を安心させることを条件に署名を保留。紹英に交渉を続けさせる。やがて敬懿太妃と栄惠太妃は宮外へ出ず、裕得福の進言で景仁宮へ移る決断をする。溥儀は苦渋の末に協定へ署名する。
神武門での別れの日、溥儀は李琪に最後の命を下す。「これからは君臣ではなく友として生きよ」と。長年暮らした紫禁城を後にする溥儀を、容児と李琪は静かに見送る。新たな生活が始まる中、容児は景仁宮で太妃たちを献身的に支え、双喜は寿喜の教えが確かに受け継がれていることを実感するのだった。
溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 31話・32話・33話・34話・35話 あらすじ
溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 全話あらすじ キャスト・相関図

















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