花小厨~しあわせの料理帖~ 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~

花小厨~しあわせの料理帖~ 2020年 配信版全38話 (※オリジナル・DVDは全36話、BS11版は全31話です。)

原題:人間煙火花小厨

dim-sumさん

第13話あらすじと感想

譚(たん)氏の代わりに黄氏と料理対決をして、見事に勝利した小麦。だが、なぜか村では文華仁と小麦が恋仲であるという噂が広っていた。噂が気になった郁槐は小麦を訪ねるが、杞憂で終わり安心する。噂の出所を確かめるため小麦は春喜に突き止めてもらうことにした。そんな中、噂に関蓉が関わっていると知った小麦のもとに彼女が現れるが…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

村では小麦が文華仁が手をつないでいた、もう結婚が決まっているなど噂が流れている、と藩老人が義兄に話します。驚いた義兄が姉二喬に伝えると、二喬はいつものように怒りだし、小麦も事実無根だと訴えます。

噂は鏢局の孫大成から孟郁槐にも伝わり、大成には気にしないと答えた郁槐。その後小麦から何の関係もないと聞き、気にするなと慰めました。文が屋台に来て、噂のことで小麦を傷つけたから結婚を申し込むと言い出します。小麦は馬鹿にするなと言い、郁槐も二度と小麦に近づくなと怒りました。

姉と仲良しの春喜が、噂の発信源は耿さんだと突き止め、関蓉も関わっていると解ります。関蓉は母を連れて屋台に謝りに来ました。そこへ姉が耿さんを連れてきて、関蓉が良い子ぶっていると殴りかかり大騒ぎに。姉は自業自得だと笑います。

前から自分の店で働いて欲しい、と小麦に話していた桃源斎の宗が訪ねてきて、相安城で行われる八珍会という料理大会に参加して欲しいと頼みます。

関蓉の目論み通り、耿さんは文と小麦が付もき合っているとかなり大げさに噂にしたのですね。今より男女の交際が厳しく制限されていた時代でしょうから、人前で女性の腕を掴むなんてあり得ない行動だったのでしょう。文も迂闊でした。でも姉の二喬が側に居たのも知っているのだから、やはり関蓉と耿さんに悪意があったとしか思えない。酷い目に遭いましたね。

でもこれをきっかけに小麦と郁槐の距離が近づきましたね。それでも将来のために宗さんの店で2年くらい腕を磨けばいいとか、中々会えなくなるとか煮え切らない郁槐、小麦の方が積極的でしたね。

第14話あらすじと感想

小麦は審査員に祖父が生前よく話題に上げていた汪童鶴(おうどうかく)がいると聞き、桃源斎の一員として八珍(はっちん)会への出場を決める。桐安(とうあん)城に着くと宋静渓から肉と魚の料理を任され、市場で食材を見ながら出品する料理を考える。そして八珍会当日、多くの出場者がいる中様々な料理が審査員の前に運ばれた。小麦も作った料理を持っていくと、審査員から大絶賛され…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦は姉夫婦に、八珍会に誘われたと相談しました。姉は小麦の足を引っ張ることはしない、宋静渓を助けると良いと答え参加を勧めます。

宋の店桃源斎に着いた小麦は、まるで桃源郷のようだと感じ、将来こんな店が持ちたいと憧れます。宗は滞在中は店に泊まるよう勧め、鍵を預けました。

八珍会では、老舗の洛波楼と新興勢力で碧月軒がライバルだと店員に教わります。特に碧月軒の店主・韓風至はまだ20代と若いが才能があり、桃源斎からも客も随分流れたと話します。

会当日、宗は野菜料理などを担当し、小麦は皿にハスの花を描いた盛り付けの美しさに見惚れました。小麦自身は昔の宮廷料理だという焼肉とひき肉のソテーを作り、審査員に褒められます。次の魚料理は敢えて素朴な刺身を作り、好評を得ました。

一方碧月軒の韓が作った料理は、素材が悪く味付けも良くないと酷評されました。小麦は碧月軒の調理場に、桃源斎の店員が出入りしていたことを思い出します。

初めて相安城に来た小麦は馬車の中から珍しそうに町を眺め、そんな小麦を宗は微笑んで見守ります。大切な店の鍵を小麦に預けたり、料理人がから出世して立派なお店を経営する女性にしては、太っ腹で良い人です。

小麦の肉料理は、鹿や豚、牛などの肉を一緒に叩いてひき肉にし、ハンバーグのように焼いたものと炙った肉でした。昔は高級な料理だったのに何故大衆料理のカテゴリーで出したのか?と聞かれ、今は肉も安く手に入るし料理法次第で高級にも大衆向けにもできるから、と答えて審査員を満足させていました。一方の刺身をバラの花に見立てた料理は、盛り付けが美しく味も良いと褒められます。料理人として大家に認められて嬉しそうでした。

第15話あらすじと感想

桃源斎が八珍会で首位に輝く。だが、小麦は宋静渓が中秋月宴の主催権を得るために碧月軒(へきげつけん)の韓風至(かんふうし)に不正していたことを知り、桃源斎の料理人になることを辞退する。一方、小麦を心配して桐安城までやってきた郁槐は、気落ちしていた小麦を七夕祭りの願掛けに連れていく。そこで郁槐は結婚を申し込み小麦も快諾。二蕎に伝える機会をうかがっていると…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦は、宋静渓がライバルの料理を店の人間にすり替えさせた上、その人物を店から追い出せと命じるのを聞いてしまいます。ここでは働けないと話す小麦に、宗は自分が女性だから努力しても認められず、悔しい思いをしたと訴えます。それを聞いても、小麦は店を去りました。

郁槐は、姉夫婦に小麦との結婚をすぐに申し入れたいと話しますが、姉・二蕎の反応を心配した小麦は、日を改めて欲しいと頼みます。しかし2人の様子を見た姉は何かを察して、小麦を問い詰めます。

翌日郁槐から結婚のことを聞いたと義兄が言い、案の定姉は大騒ぎ。しかし小麦の気持ちを聞いて、承知しました。義兄は姉がすんなり受け入れたことに驚きますが、姉は郁槐の母は難儀だが、郁槐は良い人。自分たちにとっても2人の結婚は理想的だと喜びました。

姉が中元節が近いと呟くのを聞いて、小麦は幼い頃祖父が作ってくれた料理や食材のことを思い出します。そして姉とで父母の礼を弔うため紙銭を燃やしながら話をします。

宋静渓を立派な店を持ち素敵な人だと憧れていた小麦は、勝つために不正を働いたことに、腹を立てたでしょう。でも女性料理人として辛いことが多かったと聞き、責めませんでした。以前ニセの香辛料を売りつけた人物には随分酷く腹を立てていたのに、屋台で商売を始めて苦労を知り変わったのでしょうか。

小麦は、郁槐は女の子の気持ちが解らない朴念仁と言っていましたが、灯籠流しでプロポーズなんて、朴念仁にはできません。精一杯考えた末のでしょう。嫌なら取り消すと言ったり、初々しくて見ているこちらが照れました。

姉と2人で両親の供養にと紙銭を燃やしながら、料理の師・祖父に店を持つ夢が叶いそうだと報告。結婚と開店が決まり、姉の妊娠?も重なって、小麦の人生が大きく動き出します。

第16話あらすじと感想

二蕎の妊娠が発覚し、待望の出来事に泰和と小麦も大喜び。だが、食欲旺盛すぎる二蕎に小麦は食べ過ぎを注意する。郁槐との縁談も進む中、小麦は郁槐の勧めで村外れの店舗で食堂を始めることに。1カ月の準備を経て開店の日を迎え、村人たちを店に招待し初日は大賑わい。そしてその夜、郁槐は母に結婚のことを切り出すことにするが…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

県城で刑医師の診察を受け、8割方妊娠していると言われた姉・二蕎。義兄と2人で喜びます。食欲旺盛な姉は、小麦にご馳走を次々注文し、心配した小麦は姉が太ったと呆れ、食べ過ぎは出産に悪影響だと諫めました。

後日改めて義兄宅に来た郁槐は、村外れの宿が売りに出ていると話し、小麦がここで店を始めたらどうか、と提案します。店が気に入った小麦は、商売を始めることにします。

開店を翌日に控え、小麦と姉夫婦、春喜が準備をしていると郁槐が顔を出します。そして開店日の夜母親に結婚のことを話す、と伝えました。開店当日は村の人や鏢局の頭たちを呼びご馳走を振舞います。その匂いに惹かれた、と旅人も次々店に来て、大いににぎわいました。

郁槐から小麦と結婚したいと言われた母は、関蓉の母にこの話をします。そして自分は相手の小麦の事を知らないので、顔を見たいと関蓉を付き合わせて店へ向かいます。小麦を見た母親は、美人だが姉二蕎に似て性格が悪そうだと関蓉に話します。

関蓉は、自分は郁槐の幼なじみなのに出会って1年にもならない小麦と結婚するなんて納得できない、もし郁槐と結婚できなければ尼になると自分の母親に訴えました。

郁槐自身も小麦の姉も「難儀だ」という母親、マシンガントークをかましすごい圧力でした。でも姉の強烈な攻撃に慣れている小麦にはあまり堪えていないようで、この嫁姑は意外と上手くいくのかも。それにしても幼なじみだから、自分は郁槐が好きだから結婚できないと死ぬと母親を脅すって、関蓉はストーカー?母親を巻き込み何か企んでいそうで、開店したばかりの店に悪評が立たないか心配です。

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