目次
放送予定
未定..
※日本の公式サイトが無いので簡易相関図とキャスト説明を作成しています。随時追加していきます。
芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛 |
2018年 全48話(※中国では+2話の番外編あり) |
原題:芸汐传。原作は芥沫の『天才小毒妃』 |
芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛~ DVD-BOX1 |
あらすじ
2000年前、大秦帝国が東西に分かれ戦いの火花を散らし、後に大陸に新しい勢力の天ねい、西周、北らいの3つの国が出来上がった。天ねい国王は、対立する秦王の龍非夜の力を封じるために、医者の娘で顔に醜い跡をもつ韓芸汐を龍非夜に嫁がせる。医学一家に生まれた韓芸汐は、深い医学的知識と母親から伝授された毒薬使いの技を持っており、この不思議な技の力を生かし、様々な問題を解決して秦王の心をとらえていくのだった…。
引用元:芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛~ DVD-BOX1
相関図
※画像は以下キャスト説明引用元より
キャスト
韓芸汐(ハン・ユンシー)
引用元:baidu
毒に興味を持ち解毒が得意。医師・韓从按と正室・天心夫人との間に生まれたが幼い頃母と別れ、顔に毒によるアザがあります。父に疎まれ継母たちに虐められ、孤独に育つ。母の生存を信じ、母を探すと協力を約束した皇太后に命じられ秦王・龍非夜に嫁ぎました。実は韓从按と血縁はなく、天心夫人と毒宗の娘です。
龍非夜(ロン・フェイイエ)
引用元:baidu
皇帝天徽帝の弟。 占いにより不吉とされ、母と引き離されて育つ。文武に優れた能力を持ち、蟲毒に冒された「蟲毒人」。驚異的な戦闘能力を持ち、敵味方に「戦神」と恐れられる。皇帝とその母皇太后から疎まれる一方、母の宜太妃に溺愛されていますが、実は滅亡した秦煕国の皇子で、民を虐げる天徽帝から国を解放したいと考えています。
顧七少(グー・チーシャオ)
引用元:baidu
実は北厲の皇子。毒宗を捕らえるため天寧国に潜入し、薬鬼谷当主兼化粧品店を経営します。密かに珍妃と連携し、天寧国の皇太子を支援。部下白苏(バイ・スー)を天寧国第二皇子に殺され、復讐を誓います。
宁静(ニンジン)
引用元:baidu
唐の許嫁で雲空学院当主の娘。唐を愛し結婚を楽しみにしていますが、愛情表現が過激すぎて逃げられました。芸汐を姉と慕い、まとわりつきます。
唐离(タン・リー)
引用元:baidu
龍非夜の弟弟子で雲空学院・唐門の後継者です。宁静に好かれ許嫁になりますが、宁静との結婚を嫌がり逃亡。秦王を兄と慕い手伝います。滅亡した秦煕国の皇族でした。
楚清歌(チュー・チンゴー)・珍(チン)妃
引用元:baidu
西周の皇帝姉 軍略に長け才色兼備で弟の皇帝を補佐していました。同盟の為天徽帝と結婚します。秦王を国と父王の仇とみなし北厲の皇太子と結託、天寧を滅ぼそうと計画しています。
百里茗香(バイリー・ミンシャン)
引用元:baidu
百里将軍の娘、宜(イー)太妃の姪。秦王を慕い、蟲毒を解毒するため10年間300種類の毒を飲み、あらゆる毒を解毒する「美人血」を作ろうとしています。秦王のためなら死んでも良いと話し、芸汐の解毒・治療を拒みます。
その他の人物
毒宗
「毒」専門の学問トップ。毒の研究にのめり込むあまり、秦煕国建国時に活躍したと言う伝説の蠱毒人を復活るため、秦煕国皇族の龍非夜を蠱毒人にしました。妻天心夫人を亡くしたあと、永く精神が錯乱状態に。芸汐の治療で回復しましたが、実は…
楚西風(チュー・シーフェン)
副将・侍衛として秦王に忠誠を尽くし、常に側で見守ります。秦王が蟲毒に侵されていることも知っており、毒に詳しい芸汐が側に居ることを喜んでいます。武術・知力に優れた人物です。
韓从按(ハン・ツォンアン)
太医院の医師 芸汐の父。理由は不明ですが、芸汐に毒を飲ませ顔にアザを作ります。秦王に嫁ぐ時も強硬に反対し、芸汐は親子の縁を切って嫁いでいきました。実は芸汐は…
天心(ティエンシン)夫人
芸汐の母、医術の心得があり皇太妃を治療。その功績で夫人が妊娠中の子が娘なら皇子に嫁がせると約束されます。その後行方不明になり、周囲からは死んだと思われています。
宜(イー)太妃
秦王の母、子供を溺愛しています。皇太后が決めた秦王の結婚相手・芸汐を嫌い冷遇して追い出そうとしました。
赵嬷嬷(ジャン・モーモー)
秦王を十数年世話する侍女。芸汐を思いやり、秦王と親しくなることを望む数少ない味方。
(韓家)第三夫人
韓家で唯一芸汐と親しく、男子を生みました。実家の医家が冤罪でピンチになり、芸汐と秦王に助けを求めます。
(韓家)徐(シュー)夫人 芸汐の母に正室の座を奪われたと思い芸汐をイジメます。若雪の母
韓若雪(ハン・ルオシュエ)憧れていた秦王に芸汐が嫁いだのが不満
顧北月(グー・ベイユエ)
侍医で、秦王が疑われた事件の死体を調べます。芸汐の毒に関する知識を認め、理解者として芸汐のピンチを救います。実は…
天徽帝
秦王の兄・天寧国皇帝 表面上穏やかだが、他人に腹を割って話さないタイプ。軍備が大切と考えています。天寧、北厲、西周の3国中頭一つ抜け出た現状を守るため、西周国の皇帝の姉を妃にしました。西周を討ち権力もある秦王を疎ましく思っています。
皇太后
天徽帝の母。息子可愛さに、秦王が幼い頃は母や夫の皇帝から引き離したうえ、放火し暗殺まで企みました。芸汐の母親をエサに秦王に嫁がせ、内情を探ろうとします。
国舅
皇后の兄。幼い皇太子を残して亡くなった妹の為、皇太子を命懸けで守ると約束しました。秦王と敵視し排除しようと策を練ります。汚職に手を染めた証拠を秦王に握られ、皇帝の命で処罰されました。
皇太子
幼い頃母を亡くし、伯父の国舅を頼りに育ちます。皇帝はそんな皇太子を物足りなく思っており、事あるごとに諭します。国舅亡き後は七少を頼りにします。
長氷(チャンビン)公主
皇帝が溺愛する皇女で我が儘で傲慢。百里茗香を慕い、秦王と結婚した芸汐を嫌います。穆清武を自分の将来の夫と思い定めています。
萧(シャオ)貴妃
第二皇子の生母で天徽帝の寵愛を受け、権力をかさに着て後宮を牛耳っています。楚清歌・珍妃を目の仇にしています。
穆清武(ムー・チンウー)少将
大理寺卿事件を調べ秦王を疑いますが、後に連携して調査を行います。毒に侵されたとき芸汐の手当てを受けて回復しました。長氷公主の許嫁です。
穆(ムー)将軍
清武の父で、西周との戦いの時は窮地に陥った秦王への援軍が遅れ(皇帝の命令)、確執があります。芸汐を息子暗殺の犯人と疑いますが、後に誤解が解け治療を依頼しました。
雨沢(ユーゾー)
七少の部下で妓楼で働きますが、武術もでき毒使いとしても一流。秦王を大理寺におびき出し罪を着せようとします。毒蚊谷で捕まり米毒で死にかけましたが、芸汐に助けられました。その後皇太子と七少が取引して脱獄させました。
★茱萸(ジュー・ユー)
七少の部下で、毒鬼谷で連絡係や護衛を務めます。芸汐の護衛として毒鬼谷に来ていた秦王の部下楚西風と恋仲になります
★白苏(バイ・スー)
七少の部下ですが、思慮深い人物です。幽閣から毒宗を奪取する際、第二皇子に殺されました。
予告動画
動画配信
※配信は記事作成時のものです。(2022/9)配信期間が終了している可能性がありますので、該当サイトにてご確認ください。
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以下、随時追加中です。
dim-sumさん |
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感想
●毒マニア女子×イケメン堅物皇子 波乱万丈の結婚生活が始まる!
主役の韓芸汐役を日本のAKBグループと同様のSNH(上海)48所属・鞠婧禕が演じ主題歌も担当しています。他にも同じグループメンバーが複数出演し、中国国内では「アイドルドラマ」枠で放送。なので、キラキラ系かと思いきや親子や男女間の愛憎劇あり政治、復讐の謀略あり。見応えがある内容でした。
皇帝が韓芸汐を文武両道で庶民からの人気も高い皇子・秦王に嫁がせようと考えたのは、優秀な弟皇子に対する嫉妬と牽制。さほど家柄の良くない娘ならば、政敵にならない事が理由。更に芸汐は顔にアザがある醜い娘だと噂があり、秦王を見下す意味もあったのです。さらにッ母・皇太后は幼い秦王を殺そうとした過去があり偽物だと疑い、芸汐を使って証拠を掴み、皇族から追い出そうと考えたのです。
このように周囲の計略で嫁いだ芸汐は、式当日出迎えるはずの夫が居らず、しきたりに反して自分で顔のベールを外し歩いて夫の家へ入る型破りな嫁でした。迎えた義母が芸汐に反感を抱き、下女たちにもバカにされる中、秦王の側仕えをしている赵嬷嬷、副将の楚西風は、芸汐を支えます。
表情を変えず、芸汐の存在にも無頓着というか注意を払わなかった秦王が、芸汐に振り回されて変わり始めたのも、赵嬷嬷と西風のお陰。2人の存在がありがたかった。
他国の皇子で芸汐と同じように家族から虐げられて育ち、芸汐を愛するようになった顧七少の存在も、芸汐の支えになりました。七少は芸汐を愛していましたから、芸汐と秦王が近づくのは哀しかったでしょう。それでも芸汐を支え続ける姿が痛ましいけれどカッコいい。七少を必死で支える雨沢も素敵でした。
他にも秦王のために蟲毒の解毒剤を作ろうと毒を飲み続けた百里茗香、義母の宜太妃、皇帝の側室で秦王を仇と狙う楚清歌。彼女たちサブキャラが丁寧に描かれていたのも、最後まで飽きずに見られた要因だと思います。(因みに茗香と楚清歌もSNH48のメンバーです)
ラストで秦王が見た芸汐は本物なのか幻か。芸汐が心臓血を取るよう七少に頼んで自殺する時、毒宗伝来の腕輪からオーラが出ていました。毒宗一族の典籍全てが詰まったあの腕輪なら、毒を飲んで心臓から血を抜いても、復活する方法が書かれているのかも。
一方、ドラマの終盤や主題歌では「一生側に居る」と何度出てきました。一緒に居る、側に居るを芸汐の心臓血を使って秦王が生きている、つまり芸汐はもう居ない?いろいろ考えてしまいます。
毒や国の復興、民の平和などが描かれていましたが、親子、夫婦の情愛が豊かに書かれていたのも見所です。芸汐夫妻が本当に心を通わせるのか、その描写には時にイラつきましたが、最後は納得の結末でした。そして息子が偽物と知っても尚愛情を注いで育て、その子を嫁に託そうとする宜太妃と芸汐のシーンは涙ものでした。
国どおしの闘いに様々な愛情を絡めて描いた本作は、「アイドルドラマ」の枠にとらわれない、一級品のドラマです。
【放送情報】
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