30女の思うこと ~上海女子物語~ 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

30女の思うこと ~上海女子物語~

30女の思うこと ~上海女子物語~ 読み方:(さんじゅうおんなのおもうこと シャンハイじょしものがたり)2020年 全43話 原題:繁体字:三十而已、簡体字:三十而已

【BSオリジナル版】全38話となっています。オリジナル版は全43話。

第25話あらすじと感想

故郷で迎える誕生日

上海で暮らしていく意欲を失ったマンニー。上京した8年前を思い出しながら、今いる上海に別れを告げ、故郷に戻ることに決める。帰郷したマンニーは街の人々に歓迎され、30歳の誕生日も盛大に祝ってもらう。マンニーの母は、娘が帰ってきたことをうれしがる反面、戸惑いの気持ちも隠せず、マンニーに正直な思いを伝える。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

マンニーは、親友のシャオチンとグージアに故郷に戻ると話します。最初は納得できないと話していた2人もマンニーの決意を聞いて、また会おうと送り出しました。

マンニー30歳の誕生日には、故郷の人達が狭く長い路地に食事を持ち寄り、盛大に食事会を開きました。母親は、上海に居るマンニーのことが知りたくてSNSを見ていたと話し、これからは毎日顔を見て暮らせて嬉しいと言います。

上海ではシャオチンの両親が離婚の事を知り、元夫のチェンユー宅に押しかけて来ました。離婚は許さない、復縁しろと言う母親に、シャオチンは離婚は自分が申し出たこと、理由は心の問題で復縁はあり得ないと話しました。

その後チェンユーは、常備薬やシャオチン愛用のシャンプーを持たせようとしますが、シャオチンは身分証一式だけを持ち部屋を出て行きます。そしてブログを更新して、離婚後の心境を綴ります。

上海を出るときは親友2人を前に、上海は広すぎて会いたい人にもすぐ会えないと泣いていたマンニー。実家は数件の家が炊事場を共有する路地にあり、嫌でもご近所さんと顔を合わせる環境です。そんな街の「カフェ」でラテを注文したら、「豆を挽いて淹れた」と言いながらインスタントでした。元彼のジャンが淹れる自家焙煎のコーヒーを知るマンニーには物足りないでしょう。ドラマでは、マンニーの故郷は浙江衢(く)州市の設定ですが、ロケ地は上海の新場古鎮とのこと。水路が巡り地区800年の建物が並ぶ風情ある街は本当に素敵。地下鉄やバスで行ける場所なので、見てみたいです。

そしてシャオチンと元夫の別れのシーン。無口な夫が耳栓や常備薬の話をして、涙をこらえてシャオチンを引き留めようとするのは泣けました。最後にシャオチンが笑顔でありがとう、の後元夫が指輪を外し泣く場面。辛くて心拍数が上がる位、切ないシーンでした。

マンニー、シャオチンの両親たちが子供に対する気持ちも切ない。肉親の情は万国共通だなあと思います。

第26話あらすじと感想

お見合い

シャオチンが引っ越した部屋で、シャオヤンがリラックスして過ごしていた。そこにシャオチンの両親が突然やってくる。シャオチンの母親は2人の交際に大反対。マンニーは両親に条件のいい相手とのお見合いを勧められ、気乗りはしないが会ってみることにする。見合い相手のジャン・ジーは人柄もよく大きな欠点はなかったが…。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

シャオヤンを見た母親は、彼がチェンユーとの離婚原因かと言い、別れて復縁しろと言い出します。シャオヤンから真剣交際ですと聞くと母親は更に激怒。2人が別れなければ2度と会わないと言い捨て帰ってしまいます。

グージアはお茶の営業をしていますが成果は上がりません。営業先のスーパーで偶然王夫人に会い、富豪夫人たちの噂を聞きます。王夫人は、スーパーの社長を紹介すると申し出ますが、グージアは笑顔で断りました。

マンニーの見合い相手は、大学院を出た公務員でした。一目を避け小舟で会った後、2人で町を散歩します。2人を見た知人からマンニーが帰宅前に話を聞いたマンニーの父母は、相手のジーがマンニーを気に入ったと喜びました。

その夜ジアからインフルエンサーの紹介を頼まれたマンニーは、見合いについて聞かれ、優秀な相手に気に入られて選択肢が無いと答えます。ジアは投げやりにならないようアドバイスし、マンニーは一緒に居たら情が湧くかもと応じます。

マンニーはジーと食事をした後映画館へ行きます。無料だからと知人が経営する遠くの映画館へ行くジーに、まるで物々交換、原始社会ねと皮肉を言います。ジーは、ここでは人情が一番頼れる貨幣だと応じました。

シャオチンの新居は、海外留学中の女性が住んでいた、古い家をリノベーションしたお洒落な部屋です。シャオヤンに合鍵を渡しているのに、肉体関係は拒否している様子。古風なのか、年齢を気にしているのかなあ。

マンニーの見合い相手はまるで町の全員と知り合いみたい。両親が「格上の相手」と言うのは彼が公務員で高い役職にあり、知人が多いという意味みたい。当のマンニーは彼の交友関係に呆れ気味ですが。

営業で忙しいジアは夫を放置、父親の見舞いまで夫任せです。父親は夫婦の危機を感じているようですが、ジアは夫を信頼しているのか、気にしてないみたいです。

久々に登場した王夫人は健在でしたが、他の富豪夫人たちは離婚や没落して失踪…。人生色々ですねえ。

第27話あらすじと感想

裏切り

ファンシャンはジアと子供のことを考えて、ヨウヨウに「もう会わない」とはっきり言う。ショックを受けたヨウヨウは酔いつぶれ、道端のベンチで眠ってしまう。そんな姿を目にしたファンシャンはヨウヨウが心配になり、ホテルの部屋まで送るが…。一方、マンニーはジーから事務職を紹介され、引き受けることにする。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

ヨウヨウを部屋まで送った後、心配したジアから電話が掛かって来て、ファンシャンは咄嗟に元同僚と飲んでいると話します。その後ヨウヨウを拒み切れず朝帰り。迎えに行こうと寝ずに待っていたとジアに言われ、気まずい思いをします。

マンニーは、ジーが自分に相談も無く仕事を決めたのが不満でした。しかしそれがマンニーの母が頼んだことと聞き、断れません。その夜マンニーは床屋のユーに、独身では居られないのかと不満を言います。ユーはジーはいい奴だと話しました。

シャオチンは元夫のチェンユーの様子を弟から聞き、様子を見に行き発破をかけます。翌朝チェンユーは出社し、上司にどんな仕事でも良いので使って欲しいと頼みます。

自分の部屋で遊んでばかりいるシャオヤンに、シャオチンは不満を持ちます。向上心が無く若さに甘えている、親の仕送りで生活して恥ずかしくないのかと問うと、シャオヤンは仕送りではなくお年玉で生活していると涼しい顔で答えました。

グージアのネット広告は失敗し、花火会社からの出資が無駄になったとファンシャンに詫びます。ファンシャン製茶業を諦めろと言いますが、ジアは製茶業は諦めない、これ以上出資は頼まないと応じます。

ジアはジャンのコーヒー店にお茶を置いて貰うことにしました。そこでシャオチンに、年下男子とのジェネレーションギャップについて相談されます。ジアはシャオチンは優しくされるとすぐ流される、自分から動きなさいとアドバイスしました。

妻子を盾に抵抗を続けてきたファンシャン、ヨウヨウ若さゆえの暴走に負けました。シャオヤンも全精力を恋愛に振り向けてシャオチンに迫ります。無関心な元夫とギャップがあり過ぎ、シャオチンも疲れてますね。ジアは中々お茶の販路が広げられず、苦しんでいます。貧しい村の子供たちの為にも簡単に撤退できない立場ですから、頑張って欲しいです。でも少しは夫にも気持ちを向けないと、大変なことになりそう…。

第28話あらすじと感想

気持ちの温度差

マンニーは紹介された仕事に初出勤する。ジーが自宅に迎えに来たため、近所の人たちに冷やかされる。マンニーは、ジーと深い仲になっているつもりはないのだが、ジーはすでに恋人同士と思っていることを知って混乱する。さらに、職場でも同僚から好奇の目で見られ、事実とは異なるウワサも聞こえてきて、マンニーは不満を抱く。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

仕事を終えて帰宅したマンニーは、仕事の人間関係が大変、皆の噂のタネにされるのは嫌だ打ち明けました。しかし両親には理解して貰えず、ストレスを感じます。

ファンシャンはヨウヨウのために会社近くに部屋を借り、1年分の家賃を支払ったと話します。ヨウヨウは料理を振舞えると喜びました。

マンニーは、不動産関連のセレモニーを仕切るようジーに依頼され、ようやく本格的な仕事ができると張り切ります。その会場で、元彼・リャンの知人のウエイに会い、自分が勤めていたブランドをウエイが買収したと聞かされます。

ある日シャオチンは、元夫チェンユーの弟に話を聞きます。弟は、チェンユーが流産後の手術を知人に仲介して貰ったのに、勤務を交代し立ち会えなかった。シャオチンが中傷された時は、寝食を忘れて調査し魚が沢山死んだ。その他シャオチンが知らないチェンユーの「無駄な努力」を伝え、故郷に帰ってテレビ局で働くかも、と言いました。

シャオチンは弟から聞いたことや、大雑把な自分の替わりにチェンユーが細々した家事をこなしていたと気付かず辛い、とグージアに泣いて打ち明けます。ジアはもう離婚したのだから前に進みなさいと慰めます。

ジアが商談中、茶の木が霜の被害を受け、金が無ければ来年の茶葉が駄目になると連絡が来ました。

マンニーはジーの婚約者と思われ、自分の一挙手一投足が噂になる状況にうんざり。床屋のユーさんから、逃げる奴は腰抜け、マンニーは故郷を退路にしていると指摘されました。

ファンシャンはヨウヨウが自分に向ける「尊敬の眼差し」が快感なんでしょうね。ジアは棚も作るし経理も何でもこなし、自分を頼らないので寂しい。チェンユーは、日本で言う「名前が無い家事」掃除機のごみ捨て、リモコンの電池替えなどしてたのにアピール不足で、シャオチンは気付かなかった。どちらの夫婦もささいなすれ違いが、気付くと取り返しがつかないことになっていた、身につまされる回でした。

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