彼女はPretty Boy 2024年 全24話 原題:君子如玉
第1話あらすじ
見た目はいかつく荒々しいが、実は心優しく正義感の強い青年・清采(せいさい)。
ある日、自宅に戻った清采は、養父の韓忠(かんちゅう)が忽然と姿を消し、名高い悪名を持つ「明夷山荘(めいいさんそう)」に連れ去られたことを知る。
養父の行方を追って明夷山荘へ向かった清采は、道中で同じく山荘を目指す女侠・甘蒲(かんほ)と偶然出会う。
明夷山荘は女子のみが入門を許される特殊な武門であり、男である清采はそのままでは中に入ることができない。
養父を救うため、清采はやむなく男であることを隠し、女装して山荘に潜入するという大胆な決断を下す。
そして運命のいたずらのように、再び甘蒲と出会い、二人はそろって明夷山荘の試験弟子として選ばれることになる。
ようやく山荘内部に足を踏み入れた清采だが、
正体を隠さねばならない緊張感に加え、化粧指導を担当する洪会(こうかい)から過剰なほど目をつけられ、常に正体露見の危機にさらされる。
こうして清采の明夷山荘での生活は、身分を偽りながら養父を探すという危険に満ちた一日目から始まったのだった。
第2話あらすじ
明夷山荘に試験弟子として潜入した清采(せいさい)と甘蒲(かんほ)は、それぞれの目的を果たすため、山荘に張り巡らされた禁制(結界・規則)を破る方法を探ろうと、密かに同盟を結ぶ。
しかしその行動を、他の弟子・韓艾真(かん・がいしん)に尾行されてしまい、思わぬ拍子に警戒用の警鈴が鳴り響く。
山荘中が緊張に包まれる中、清采と甘蒲は間一髪でその場を切り抜け、正体や目的が露見する最悪の事態は免れる。
その後の授業では、清采は女装した身での立ち居振る舞いにまだ慣れず、不自然な様子を見せてしまう。
その姿は、鋭い目を持つ隠娘(いんじょう)と紅袖(こうしゅう)に密かに観察され、清采は再び疑いの視線にさらされる。
正体を隠し通すため、清采はとっさの機転で、同門の王逸少(おう・いっしょう)に対して好意と尊敬を示す素振りを見せる。
その“女性らしい振る舞い”が功を奏し、周囲は清采を「少し風変わりだが問題のない女子弟子」と受け取り、ひとまず疑念は薄れる。
こうして清采は、嘘と演技で危機を切り抜けながら、甘蒲とともに山荘の謎へと踏み込んでいくのだった。
第3話あらすじ
第3話 あらすじ
甘蒲(かんほ)は、山荘内で復讐の機会を狙い、ついに隠娘(いんじょう)を刺殺しようと動き出す。
その危険な行動に気づいた清采(せいさい)は、事態が最悪の方向へ進むのを防ごうと必死に甘蒲を止めに入る。
しかし二人の動きは周囲に察知されてしまい、追っ手に気づかれたことで計画は失敗。
清采と甘蒲は身を守るため、追跡を振り切るようにして慌てて逃走することになる。
逃亡の途中、二人の衣服には相手を追跡するための「追魂香」が付着していることが判明する。
香りを消さなければ逃げ切れないと悟った二人は、やむを得ず人目を避け、水潭で体を洗い流すことを選ぶ。
その最中、甘蒲は偶然、清采が実は男であるという決定的な事実に気づいてしまう。
しかし甘蒲は、その秘密を暴くことも責めることもせず、あえて胸の内にしまう道を選ぶ。
この出来事を境に、二人の間にはこれまでとは違う、言葉にしづらい信頼と感情が芽生え始める。
危険を共有し、秘密を分かち合ったことで、清采と甘蒲の関係は静かに、しかし確実に変化していくのだった。
第4話あらすじ
王逸少(おう・いっしょう)は、清采(せいさい)の言動に違和感を覚え、彼女の正体に疑いを抱くようになる。
疑念を確かめるため、王逸少は清采に近づき、あえて直接試すような行動に出る。
追い詰められた清采は、疑いをかわすために自ら先手を打つという大胆な策を選ぶ。
舞踊の授業中、清采は突然王逸少を抱き寄せ、周囲が見守る中でその頬にキスをする。
あまりにも衝撃的な行動に、弟子たちは騒然となるが、
「女性同士の好意」と受け取られたことで、清采が男であるという疑いは完全に払拭される。
その一方で、清采の本当の身分をすでに知っている甘蒲(かんほ)は、
清采が感情をごまかさず、正直に向き合おうとする姿を目の当たりにする。
自分の弱さや覚悟を隠さずさらけ出す清采の態度に触れ、
甘蒲はこれまで抱いていた警戒心を徐々に解き、ついに自らの胸の内を語り始める。
こうして二人は、秘密を共有するだけの関係から、心を通わせる存在へと一歩近づいていくのだった。
第5話あらすじ
武功の授業で、新たに選ばれた試験弟子たちによる実戦形式の比武が行われることになる。
弟子たちの実力を見極める場であり、同時に山荘内の緊張感も高まっていく。
これまで清采(せいさい)と甘蒲(かんほ)の身分を疑い続けてきた韓艾真(かん・がいしん)は、
比武の機会を利用して、清采の武功の腕前を探ろうと密かに仕掛ける。
清采は正体を悟られないよう、実力を隠しつつ応戦するが、
結果は互角の勝負となり、勝敗はつかないまま終わる。
その結果に納得できない韓艾真は、不満と疑念を募らせたまま、
次に甘蒲との比武に臨む。
甘蒲が本格的な武功を身につけていないことを知っていた韓艾真は、
私怨を込めた攻撃を仕掛け、容赦なく彼女を打ち倒す。
甘蒲が一方的に倒される光景を目の当たりにした清采は激しく憤り、
この一件をきっかけに、清采と韓艾真の間には決定的な対立と因縁が生まれる。
こうして山荘内では、
表向きは修行の日々が続く一方で、弟子同士の疑念と敵意が静かに広がっていくのだった。
第6話あらすじ
先日の出来事で生まれた微妙な空気を和らげようと、王逸少(おう・いっしょう)は清采(せいさい)と甘蒲(かんほ)を茶に誘う。
三人は穏やかな雰囲気の中で語り合い、それぞれの境遇や考えに触れていく。
皇室に縛られ、自由のない人生を歩んできた王逸少は、
幼い頃から江湖を放浪して生きてきた甘蒲の話に心を強く惹かれていく。
その純粋な生き方に触れ、王逸少の中には、これまでにない特別な感情が芽生え始める。
その変化にいち早く気づいた清采は、
自分でも理由をうまく説明できないまま、胸の奥に小さな嫉妬を覚える。
授業後、三人は気分転換として町へ出かける約束をする。
そこで清采と王逸少は、甘蒲の関心を引こうと互いに張り合い、
なぜか激辛料理を無理して食べ比べる羽目になる。
見栄と対抗心から始まった勝負は収拾がつかず、
二人は辛さに悶え、周囲を巻き込んで大騒動に発展。
町歩きは笑いと混乱に包まれ、三人の距離は思わぬ形で縮まっていく。
こうして第6話では、
三角関係の芽生えと、恋心を自覚し始める清采の姿が、
コミカルに描かれるのだった。
















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