九州縹緲録 1話・2話・3話・4話・5話 あらすじと感想

九州縹緲録~宿命を継ぐ者~
NANAさん

第1話 あらすじ

#1 草原の後継者

九州世界の草原、真顔(しんがん)部に青陽(せいよう)部が攻め込み、首領の龍格真煌(りゅうかく・しんこう)が倒される。龍格真煌の息子である阿蘇勒(アスラ)は、青陽部に連行される。道中、阿蘇勒は自分が本当は青陽部の王子であり、災いの星のもとに生まれたため養子に出されたという事実を知る。青陽大君である実父の呂嵩(りょ・すう)と対面した阿蘇勒は、養父の敵討ちとして剣を手に呂嵩に襲いかかる。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第1話 感想

このドラマは中国の人気小説「九州縹緲録 」の原作者・ジャン・ナン自らが が脚本を書いたドラマです、原作の世界観が忠実に再現されているそうです。タイトルの九州とは中国の人気作家7人が作り出した架空の世界です。

中国の作家たちの手で作られた中国らしいファンタジーな世界を共通の世界観で描かれているのが九州シリーズです。(古代では中国を九州と呼んでいた時代もあったそうですがそれとは違います)

「鳳星の姫」という作品の感想も書かせていただいていますが、こちらの作品も同じ九州シリーズでした(内容は女性向けで全く違いますが・・・)

本作の主人公・阿蘇勒(アスラ)は北大陸の瀚州(かんしゅう)にある北陸青陽部の王子です。仮死状態で生まれ、父のいとこの家に養子に出されていたのに、最初のシーンでいきなり養父母が実父の兵によって殺されちゃいました、おとなしそうに見えるひ弱な阿蘇勒がこの冒険の主人公です、きっと彼がたくましく勇敢な王子になっていくお話でしょう、1話でも途中で別人のように暴れまわるシーンもあり何か秘密を抱えているようです。

タイトルの縹緲という言葉も広く果てしないという意味もあるようで、総製作費に83億円かけてますしどんな冒険ドラマが見れるのかとっても楽しみです。

でも設定とか難しくて、感想書く前に1話を2回見て、番組紹介もじっくり読みました、私に理解できるか不安ですが、感じたことを少しずつ書かせてください。

第2話 あらすじ

#2 白狼との対決

鉄顔(てつがん)と鉄葉(てつよう)という従者を得て、青陽での生活になじみ始めた阿蘇勒(アスラ)。そんな中、東大陸の下唐(かとう)国は食糧援助と引き換えに、青陽の王子と下唐の郡主の縁談を進めていた。婿の選別を任された拓跋(たくばつ)将軍は、体が弱いという理由で姿を見せない阿蘇勒が気になる。ある日、草原での狩猟に出かけた阿蘇勒は夜中に白狼に襲われる。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第2話 感想

1話で牢にいた老人は阿蘇勒の祖父で、阿蘇勒の父・青陽大君の父親です、何故牢にいるのでしょう、青陽大君は阿蘇勒の養父とも以前は仲が良かったようなのに、残虐に殺したのは理由があると言っていました、まだまだ謎だらけです。

そして拓跋将軍に選ばれた阿蘇勒が下唐国へ行き郡主と婚姻することとなりました、旅立ちの時、阿蘇勒は父から新しく呂帰塵という名を貰いました、これから向かう下唐国でどんな出会いがあるのか冒険が始まりました。

狩場での白狼との戦いのシーンや、渓谷で野営していて離国に襲われたシーンなどなど、壮大で映画を観ているようなスケール感で美しい景色でした。北の国が舞台なので今までの中国ドラマとは違う衣装や風景が異国の雰囲気で新しい分野の作品に出会った気分です。

阿蘇勒を演じるリウ・ハオランは『琅琊榜 <弐>』では主役の一人で長林王府の次男・平旌 (へいせい)役で一躍人気者になりました、二つの作品は共に戦闘シーンが迫力ある内容になっています。戦を続けながら阿蘇勒がどんな風に成長して行くのかが楽しみです。

第3話 あらすじ

#3 友との出会い

離(り)国の騎馬隊・雷騎(らいき)の襲撃後、阿蘇勒(アスラ)は地面に落ちた蘇瑪(スマ)の髪飾りを見つける。下唐国の都・南淮(なんわい)城に住む姫野(き・や)は没落した武家の庶子だったが、槍の腕前を見込まれて良家の子息の付き人をしていた。芝居小屋で玉佩を奪われた主のために犯人を追いかける姫野。街中を飛び回った末に犯人を捕まえると、羽然(う・ぜん)という公主だった。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第3話 感想

下唐国の国主が娘と阿蘇勒を結婚させる気になったのは青陽の血筋が欲しかったからでした、天下を取るために必要だとか、でも阿蘇勒が病弱なのを心配し娘を嫁がせるのをやめるようです。

宴の席の阿蘇勒はセキばかりしてして病弱そう、それに側室の子で帝王学も学んでいなかったのが不満の様でした。しかも娘の郡主は末っ子が世継ぎという青陽部の掟が気に入らない様子で、阿蘇勒では物足りないようです。こういうお見合いみたいなのは女性側が気に入らなければ難しいでしょう。

しかも蘇瑪の死の辛さや疲れから倒れてしまった阿蘇勒に、羽族の医者が診察したら症状がおさまったようで、やっぱり九州シリーズらしく阿蘇勒の病と羽族には何か見えないけど引き合う力がありそうです。

都に着いてすぐ、阿蘇勒の乗った馬車が偶然、姫野と羽然にメチャメチャに壊されて運命的な出会いをしました。この姫野役のチェン・ルオシュアン(陳若軒)は九州シリーズの「九州・天空城」にも羽族の少年役で出演しています。他には「有翡」出演、これからどんどん知名度が上がっていく俳優さんでしょう彼の演技が楽しみです

第4話 あらすじ

#4 極烈の槍

ある夜、姫野(き・や)の元に謎の男がやってくる。姫野の槍に興味を示す彼こそが、天駆(てんく)武士団の鉄皇(てっこう)こと翼天瞻(よく・てんせん)だった。父との手合わせで鉄皇の技を見た姫野は、槍術を教えてほしいと頼み込む。姫野の才能を見抜いた鉄皇は、屠龍の槍術を一度だけ見せてもよいと姫野に言う。一方、体調のよくない阿蘇勒(アスラ)に、国主の百里景洪(ひゃくり・けいこう)は蘇瞬卿(そ・しゅんけい)尚宮を遣わす。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第4話 感想

下唐国は豊かに栄えていて、阿蘇勒の貧しい青陽部とは大違い、なのに下唐国の国主たちは阿蘇勒を賓客として大切にしています。阿蘇勒の為に用意した招賢館(しょうけんかん)という館は、東大陸の文化を知るための様々な書がおかれ、さながら美術館のような美しさです。阿蘇勒に流れる青陽の血はそれほど高貴なものなのか、婚礼を嫌がる郡主にかわり国主は羽然を郡主にして阿蘇勒との結婚を決めました。

男勝りの羽然の態度には、阿蘇勒も振り回されっぱなしなのに、結婚なんて阿蘇勒も面食らった様子。もう誰でもいいのかって気がします。でも「草原の女主人」ていう言葉と羽然が合ってると思う。いずれ青陽部で暮らすなら、彼女の方が馴染んでいけそうです。

物語は淡々と進んでいきますが、阿蘇勒の養父の形見の指輪と同じものを持っている人間が3人も現れました、その1人姫野の家を訪れた男は姫野に「屠龍の槍術 」という技を教えました。やはり4話までみても姫野はカッコイイです、「九州・天空城」の出演時より成長し、ずっと男らしくなっています。この後阿蘇勒と友になる様で楽しみな存在です。

第5話 あらすじ

#5 忍び寄る危機

阿蘇勒(アスラ)に嫁ぎたくない羽然(う・ぜん)は、祖国再興のために嫁ぐよう宮(きゅう)国師にたしなめられ、むくれる。その頃、離国では、世子のエイ真(えい・しん)が国師の雷碧城(らい・へきじょう)に阿蘇勒の暗殺を提案していた。国公のエイ無翳(えい・むえい)も雷碧城に信頼を寄せていたが、闇の勢力である辰月(しんげつ)に傾倒する息子が気にかかる。そんな中、阿蘇勒は中元節に街に出たいと言いだすが…。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第5話 感想

羽然は嫁ぐのが嫌で阿蘇勒にまで国主に結婚を断るよう言い寄りました、お転婆でハチャメチャな人。中元節の街でも大暴れで姫野に助けられました。その頃、阿蘇勒も気晴らししたいと言い蘇尚宮と街に出ます。

街は賑わっていますが、やはり阿蘇勒を追う者がいて、阿蘇勒も気付いている様子。おとなしそうな阿蘇勒だけど、蘇瑪の仇を討つつもりなのか心配です。離国から来た敵は赤牙と呼ばれ秘術で作られた魔物みたいで、刀で切っても痛くないらしくゾンビみたいで怖いです。

こんな魔物に普通の兵士はかないません、赤牙が刺客なら阿蘇勒の命も危ないかも。離国は青陽部と下唐国の婚姻が気に入らず阿蘇勒を殺すまでつけ狙う様です。大胤国 という新たな国も登場、物語のすそ野はどんどん広がっていきます、ついてけるかな…汗

蘇尚宮役の王鷗は私の好きなドラマ「琅琊榜〜麒麟の才子、風雲起こす〜」で誉王府の謀士 ・秦般若を演じていた方でした、落ち着いた演技が魅力的です。

中元節は日本のお盆と同じ様な行事で旧暦の7月15日に行われます、日本でもお盆に灯籠流しする地域もありますが、このドラマでは船の形でした。阿蘇勒は真顔部の亡くなった家族を思い浮かべてたのが切なかったです。

【放送情報】

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