如懿伝 26話・27話・28話・29話・30話 あらすじと感想

如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃

第26話 あらすじと感想

dim-sumさん

第26話 止まぬ攻撃

重陽の節句(9月9日)の宴では、皇太后が皇帝に新しい側室を持たせようと舞を披露させた葉赫那拉意歓は、以前から密かに皇帝を慕っていたようでした。意志の強そうな小作りな美人です。

そして冷宮の火事では如懿と侍女惢心の居室だけが被害に遭います。凌侍衛に助けられた如懿の姿は病気とはいえ華奢で小さい!演じる周迅さんは160㎝41㌔だそうですが、それよりも小柄に見えました。

流石の皇帝も如懿を慰めようと駆けつけましたが、如懿は目も合わせず、皇帝が掛けた外套も太監を通じて返却してしまいました。もう皇帝から心が離れてしまったのでしょうか?

この後皇帝は冷宮でも如懿が安全ではないと怒りますが、それなら皇后や他の側室も大切にすべきでは?多くの側室を持ち子供を産ませるのは皇帝の仕事とはいえ、思いやりが足りない気がします。

一方海蘭は江医師と相談の上毒を飲み、如懿の冤罪を晴らそうと考えました。症状が出ると皇帝に直訴、白氏黄氏と併せて再調査を願い出ます。真面目なだけに大胆、海蘭にとっては皇帝やお腹の子供より如懿が大事なのかな?

第27話 あらすじと感想

dim-sumさん

第27話 冷宮を出る日

夜伽の札に如懿を加えたい…という皇帝のつぶやきが漏れたのか、あっという間に如懿が冷宮から出てくる、と評判が広まり、如懿自身もこのまま戻る訳にはいかなくなる、って本当に危険な所ですね!

江医師の働きで命の危険はないとは言え、如懿と惢心がヒ素中毒にならなければ、皇帝も動けなかったのでしょうか。こんな場面で妃嬪たちの様子をうかがうなら、もっと早く何か考えればいいのに。

それにしてもヒ素を飲んだ如懿と惢心、辛そうでした。中国ドラマでは未だに吐しゃシーンはアリなのでしょうが、見慣れない私は目をそらしたくなる場面でした。女優さんたちも大変ですね。

そして自信過剰が行き過ぎて主人である如懿を陥れ、側室になった阿若は、実際は皇帝と同衾しておらず下女扱い。皇帝の策略で他の側室の目を欺くため、寵愛を受けているふりさせられているようです。

自業自得ですが、彼女のようなタイプの女性には耐えられない屈辱でしょう。そして如懿が戻ってきたら皇帝からは用済みにされるはず。果たして阿若はどうなるのでしょうか?

第28話 あらすじと感想

dim-sumさん

第28話 寵愛(ちょうあい)の裏側

如懿と海蘭がお互いに毒を飲んだことを打ち明け合い再会を喜ぶシーン、何だか複雑でした…。海蘭は大きくなり過ぎたお腹に肉割れができ、これでは出産後皇帝の寵愛を受けられないと嘆きます。

実はこれも金氏の仕業。安胎薬の処方を変え、胎児が大きく育ち難産になるよう仕組んだのです。つくづく恐ろしい女性だなあ。

海蘭は生まれてくる子供は2人の子供、如懿に育てて欲しいと言いました。海蘭の実家もモンゴル族の有力者ですから家格は低くないのに、今後皇帝の寵愛が受けられない自分の運命を悟ったような様子でした。

ここで阿若・慎貴人が更に昇格しますが、皇帝との夜伽の間跪くよう言われ、如懿の無実を証明しろと命令されるシーンがありました。他の妃嬪からは妬まれかつ蔑まれ、皇帝からこの扱いでは、辛いでしょうね。

また復権した如懿も、皇太后からは「後宮には色々な花が咲き誇って欲しい」と暗に皇帝の寵愛を独占しないよう諭されました。賢い如懿は初めからそのつもりなのに、周りが勝手に騒いでるんだよ!と口応えもできず、高位の妃でも大変だなあと思いました。

第29話 あらすじと感想

dim-sumさん

第29話 毒の贈り物

冷宮で如懿を支え続けた凌侍衛、今度は如懿の住む坤寧宮付きに出世したのは良かったですが、漸く想いを断ち切った衛嬿婉のために、一肌脱いで如懿に配慮を願い出ます。良い人だなあ…

冷宮を出た後も皇帝に対して冷ややかだった如懿も、皇帝が毓瑚に命じて密かに自分を守ってきたと知り、皇帝への気持ちが少し和らいだように思います。

そして皇帝は遂に、居並ぶ妃嬪を前慎嬪阿若に罪を告白させ、黒幕についても話せと言います。しかし残念ながら阿若は全て自分が行ったと言いました。

皇帝は毓瑚の調査で、阿若の弟を高氏が人質にしていると知ります。高氏と皇后が黒幕だと推測でるが、それを明らかにすれば皇后を罰せざるを得ない。皇帝は皇后が2人の皇子を出産していることを評価しているのですね、だから敢えてグレーゾーンにして阿若を処分すると。

でも皇后が如懿に不妊薬入り腕輪を送っていることを知ったらどうなのでしょう、皇后はまだ如懿に腕輪を身に着けるよう指示していましたし、かなり性悪な女性だと思うのですが。

第30話 あらすじと感想

dim-sumさん

第30話 命懸けの出産

阿若は皇帝付きの李太監に発声できなくなる薬を飲まされました。如懿の味方でクールで正義感が強い李太監は、若くてシュッとした美青年です。彼が毒を飲ませるのか…と残念でしたが、悪い顔の李太監も素敵でした。

如懿を前に何か言いたげな阿若でしたが、如懿は死を命じました。最後に弁明がしたかったのか恨み言を言いたかったか…。

海蘭は出産を迎えましたが、江医師は近寄ることができず、出血が止まらず命の危機に。皇帝の侍医斉医師が駆けつけなければ、母子とも死んでいたでしょう。

如懿は、出産に立ち会った医師を自分付きの太監三宝に付けさせ、金氏の侍女が接触していたと知り、金氏を疑い始めたようです。これから如懿と金氏の戦いが始まるのでしょうか?

阿若は火葬されたようですが、この時代(今でも)中国では土葬が一般的なはず。罪人だから火葬だったのでしょうか。恨みを飲んだまま死んでいった阿若は、死後如懿の寝殿に化けて出た、と噂になります。

高氏慧貴妃は、残酷だけれど単純そうなお嬢様だし、阿若に酷いことをした分、気に病みそうですね。

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