花小厨~しあわせの料理帖~ 5話・6話・7話・8話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~

花小厨~しあわせの料理帖~ 2020年 配信版全38話 (※オリジナル・DVDは全36話、BS11版は全31話です。)

原題:人間煙火花小厨

dim-sumさん

第5話あらすじと感想

宴に参加していた潘(はん)氏の息子の平安(へいあん)から、菓子を町で売って商売をしないかと持ちかけられた小麦は試しにやってみることに。山での件のお礼も兼ねてヒョウ局にいる郁槐に菓子を渡しに行く。小麦はそこで出会った趙一鳴(ちょういつめい)の持参物が偽物の香辛料であると見抜き感心され、趙氏からお礼に唐辛子をもらう。さらに、郁槐の上司である柯震武(かしんぶ)の誕生会の料理も任され…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

趙の庭に唐辛子の苗を見つけた小麦は、祖父が昔料理に使ってみたいと話していたのを思い出します。郁槐は唐辛子は観賞用だと聞いているのに、小麦の手に掛かると食材になるんだなと笑います。

その唐辛子を渡され大喜びする小麦に、郁槐は種を植えて育てたら良いとアドバイスしました。2人が話していると関蓉が現れて、郁槐の母が庭で待っていたと伝えました。小麦に対して頼みがあると言う関蓉は、小麦と一緒に桃の葉を摘みに行きました。

夕食時、姉は小麦に縁談があると話します。小麦はまだ嫁がないと言い、義兄がとりなしますが姉と言い合いになってしまいました。姉は翌朝仲人が来るから家にいるようにと厳しく言いつけます。

小麦は翌朝から郁槐が遠出をすると話していたことを思い出し、万頭を作って持たせようと思いつきます。そして姉の言いつけを破って家を抜け出し郁槐の家に行き、直接渡さず門の前に万頭を置いて帰ります。帰宅後食が進まない小麦に、姉は縁談は断ったと言い小麦は元気を取り戻しました。

趙とぶつかって香辛料をこぼし、拾った香辛料が八角ではなく毒がある別のモノだと気付いた小麦。その後趙宅へ良き業者に厳しく詰め寄ったところは、日頃の穏やかさと違い姉そっくりでした。郁槐には業者がウソをつくのが許せずハッタリを言ったと笑っていましたが、不正が許せない性格なんですね。自分が大切にしている食に関することだから尚腹が立ったのかも。郁槐がこの様子を笑って許せるタイプの男性で良かったです。

第6話あらすじと感想

誕生会当日、小麦は腕をふるって豪勢な料理を作り上げ、食べ残しがまったくでないほど盛況に終わった。さらに平安からは小麦の作った菓子が1日で売り切れたという嬉しい報告まで入り、次は醤油も町で売ってみることに。一方、二蕎は嫁いで3年経つが子どもができないことに心を痛めていた。機転を利かせた小麦が二蕎を町の医者に診せると…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

藩平安は、菓子が売り切れた祝いをしたいと、食材と酒を持参していました。姉夫婦と小麦、藩父子で食卓を囲みます。初めは食事を断っていた藩老人も、平安が勧め姉ではなく小麦が作った料理と聞き、恐る恐る料理を口にして美味しさに驚き食べ続けます。

その藩老人から、姉が村の医師に子供は授からないと言われたことを気に病み、他の医者にも罹らないと聞いた小麦。仮病を使って姉と町の医者に行き、姉の診察を受けさせました。結果時間はかかるが症状は改善すると聞き、姉夫婦は喜びます。

菓子や醤油づくりで忙しい小麦を、関蓉が屋台の汁粉を食べに行こうと誘いました。小麦は以前郁槐に店を出せば良いと言われたのを思い出し、屋台なら自分にもできそうだと思いつきます。それを姉に話すと嫁に行く気が無いのかと怒鳴られました。

それ以来姉は小麦を無視して食事も食べず、義兄も困っていました。小麦が謝って話はするようになりますが、屋台のことは話題にもできません。困った小麦は、予定を早めて帰ってきた郁槐に姉と義兄を説得して欲しいと頼みます。

広い範囲の輸送を担当する鏢局の頭らしく、誕生会に参加した客人は色んな民族衣装を着ていて面白かったです。グルメを自称する頭の宴会らしく、干しナマコなど高価な食材を使った料理が並んでいました。小麦は家庭料理だけじゃなくこんな高級な料理も作るんですね。

桃の葉を使った手づくりの醤油=仙醤は、藩平安によると桃の香がするとか。和え物や麺などに使うらしいのですが、日本で言うと何なのか興味が湧きました。

第7話あらすじと感想

小麦が屋台を開こうとしていることを知った郁槐は、彼女のために泰和と協力して、屋台と調理器具を作成して贈った。喜んだ小麦はすぐさま屋台を開店。大聖が1人目の客となって料理を盛り上げ、屋台は繁盛店となった。そんな中、関蓉も屋台を訪れ雑務を手伝うようになっていたが、小麦は関蓉が店主のような振る舞いをしていることに釈然とせず…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

母が何度も鏢局に来たと聞き、日程を早めて帰宅した郁槐。母から縁談を持ちかけられました。郁槐は自分に考えがあると断り、母は自分が元気なうちに嫁を取れと催促します。その後郁槐は小麦の義兄を尋ね、屋台の図面を引き始めました。

屋台開店当日、店の前には大勢の人が並びますが、麺1杯で4文は高いと入って来ません。しかし大聖が注文し良い香りが流れ、美味しそうに食べ始めると次々と店に入り、注文を始めます。

営業を初めて暫くすると、病気で寝ていたという関蓉が現れました。小麦は喜び御馳走しますが、関蓉は申し訳ないと皿洗いを始め、断ると台拭きや接客を始めます。小麦が大変なのは承知の上だから手伝いは要らないと言っても毎日店に来るように。

そして火が使えない寒食節の日に来た客は、「村イチバンの秀才」文華仁1人。小麦が文に冷麺を出し休憩していると、郁槐が現れました。小麦は家で母が料理を作って待っているという郁槐に2人前の冷麺を渡します。郁槐は麺を家に置いたら戻ってくると言い、小麦も店を早じまいすることにしました。

小麦は、手伝ってくれる関蓉が疎ましく思えて、そんな自分は心が狭いと考えたようです。スープと具は家で仕込むようですが、麵を伸ばすところから調理を始めるのは手間がかかるし、手伝いはありがたいでしょう。でも忙しいのを覚悟して料理も接客も一人で行う「自分の城」を持つつもりだったなら、嬉しくないかも。

それに初めて店に来た関蓉は、監視しているようで感じが悪かったです。郁槐と小麦が話すのを悔しそうに眺める様子を見て、小麦と郁槐を見張るために店を手伝っているのだと感じました。小麦の麺はどれも美味しそうでしたが、ジャージャー麺を食べてみたいです。

第8話あらすじと感想

郁槐は大聖の助言で小麦に贈り物を渡し、2人の距離は確実に縮まっていく。折しも小麦は、関蓉が共同経営者のような口ぶりで客と話しているのを聞いてしまい、彼女の手伝いを断るのだった。郁槐が屋台に客を連れてきて喜ぶ小麦だが、二蕎から郁槐の母は面倒な人だから嫁がせないと釘を刺されてしまう。そんな中、関蓉が再び屋台に現れるが…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦が関蓉のことを相談すると、姉の二蕎は店を乗っ取るつもりかも、自分が店に行って話を付けると言い出します。翌日関蓉は来ず、郁槐が鏢局の仲間を連れて現れました。

別の日関蓉は、店によそ者が来たと聞き心配したと訪ねて来ます。小麦から郁槐が鏢局の仲間を連れて来たと言われ、不愛想な郁槐が小麦には優しいと呟きます。その後鏢局の頭と郁槐が2人で店に来ますが、姉は関蓉を寄せ付けません。関蓉は遠くから店の様子を伺い悔しそうです。

その後雨季に入り、小麦は屋台の店を開けずに居ます。憂鬱そうな小麦に、姉はちまきを作ってご近所に配ろうと言い、小麦は雨の中郁槐の家まで持って行きました。郁槐に送ってもらい帰宅すると、大切な唐辛子の苗に義兄が作った雨よけが落ちて茎が折れ、収穫を楽しみにしていた小麦は号泣します。わ

郁槐が渡したのは頬紅で、小麦は嬉しさのあまりつけすぎて戻ってきた姉に猿のお尻のようだと言われていました、微笑ましい。

その小麦は関蓉を傷つけないように手伝いを断ったのに、鈍いのかワザとなのか思いは伝わらず結局姉が虐めたような雰囲気になりました。郁槐が小麦に唐辛子を贈ったことまで知っていたのもびっくり。小耳にはさんだと言っていましたが、関蓉はストーカー体質なんでしょうか。唐辛子に執着する特別な理由があるとは思えないし。いずれにしても店を眺める関蓉の様子からは、不穏な雰囲気が漂っていました。帰宅後母親に何かを泣いて訴えていたし、面倒が起きないと良いですね。

小麦が鏢局の頭に出した揚げワンタンが美味しそうでした。肉の香りと味がパリパリの皮によく合い、後を引くのだとか、羨ましい食べてみたい…。

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