花小厨~しあわせの料理帖~ キャスト・相関図 あらすじと感想 ネタバレ

花小厨~しあわせの料理帖~

放送予定

●BS11 全31話 (2022/9/19~) 毎週月~金曜日 午前10時00分~11時00分 日本語字幕放送

●LaLa TV 全36話 (2022/3/12~)

●【日本初放送】LaLa TV 全36話 (2021/6/17~)

花小厨~しあわせの料理帖~ (読み方:はなしょうちゅう しあわせのりょうりちょう)
2020年 ※オリジナル全36話 ※配信版 全38話 ※BS11版 全31話
原題:人間煙火花小厨

花小厨~しあわせの料理帖~ DVD-SET1
監督:リー・シャオジャン(李小江)脚本:ジア・チョン(賈程)料理指導:ドン・ダン(鄧丹)

あらすじ

料理が大好きな花小麦(かしょうばく)はある日、山の中で美味しそうなキノコを採取しようとしたところ崖から転落。そこへ偶然通りかかった孟郁槐(もういくかい)に間一髪のところで助けられる。しかし、花小麦が採れたての山菜や魚介を調理していた小釜を見つけた孟郁槐は、山火事を恐れてそれを破壊してしまう! 彼と喧嘩別れした花小麦だったが、無愛想でもかっこいい孟郁槐に一目惚れ。その後、ひょんなことから孟郁槐に手料理を振舞うことに。丹精込めて作った料理を食べた孟郁槐の笑顔に気を良くした花小麦は、さらに彼の仲間から料理人として働いてみないかと誘われて…

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

相関図

花小厨~しあわせの料理帖~ 相関図

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

キャスト

花小麦(かしょうばく)役 タン・ミン(湯敏)

花小麦(かしょうばく)役 タン・ミン(湯敏)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

祖父が食堂を開いており、幼いころから食材や料理を学んでいました。結婚した姉二喬に引き取られて一緒に暮らしています。家で料理を作るうちにその美味しさが広まり、村の名士や町のグルメな人々の宴会料理を担当し、屋台を出すように。若いながら家庭料理や調味料、凝った宴会料理まで作ります。

孟郁槐(もういくかい)役 ヤン・カイチョン(楊凱程)

孟郁槐(もういくかい)役 ヤン・カイチョン(楊凱程)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

荷物を運び警護も行う「鏢局」で働く人物。小麦がキノコを採ろうとして崖から落ちた時に助けたのが出会い。年老いた母と2人暮らしで、早く嫁を貰えと言われるのであまり村の自宅には帰って来ません。小麦の料理を褒め、店を出すよう勧めます。

花二喬(かじきょう)役  シーチン・カオリー(斯琴高麗)

花二喬(かじきょう)役  シーチン・カオリー(斯琴高麗)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦の姉。過干渉と思えるほど小麦を大切にしています。料理があまり得意ではなく、小麦に家の食事作り全般を任せます。小麦を心配するあまり店を持つことに反対しますが、やがて応援し手伝うように。結婚して3年で子供を授からないことが悩みです。

景泰和(けいたいわ)役 リウ・チャン(景泰和)

景泰和(けいたいわ)役 リウ・チャン(景泰和)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

花二喬の夫。鍛冶職として働き、鏢局で働く孟郁槐や孫大成と兄弟と呼び合う親しい仲です。二喬が小麦を叱るときも間に入って仲裁する穏やかな性格で、小麦の料理が大好き。口うるさい二喬とも仲睦まじく、穏やかで頼りになる人物です。

孟母役 リー・シャオホン(李曉紅)

孟母役 リー・シャオホン(李曉紅)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

景泰和(けいたいわ)の母。息子から母親のせいで鏢局で働いていた自分の父が亡くなった、と永い間誤解されており、未だに避けられています。息子を大切に思いながらも、口では厳しいことを言うタイプの母親で、近所からも勝ち気と恐れられています。

柯震武(かしんぶ)役 ワン・ウェイ(王唯)

柯震武(かしんぶ)役 ワン・ウェイ(王唯)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

孟郁槐の上司で、鏢局の頭。郁槐の父親と一緒に働いていました。母親を疎ましく思っていた郁槐と7才頃から一緒に暮らし、武術を教えました。大変なグルメで小麦が作る料理のファン。小麦と郁槐の結婚式では父親役を務めます。

孫大聖(そんたいせい)役 スン・イー(孫毅)

孫大聖(そんたいせい)役 スン・イー(孫毅)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦たちが住む村の出身で孟郁槐と一緒に連順鏢局で働いています。郁槐と違って口が上手く、小麦と郁槐の気持ちを察して密かに応援する優しい人物です。

関蓉(かんよう)役 リウ・ジンイー(劉靜怡)

関蓉(かんよう)役 リウ・ジンイー(劉靜怡)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

孟郁槐の隣に住む女性。当初村人から敬遠されていた小麦に近づき、親しくなります。郁槐と親しくなるため小麦の屋台を勝手に手伝い、断られると小麦の悪口を広める面倒な女性。

春喜(しゅんき)役 ルー・ジエンウェン(盧倩文)

春喜(しゅんき)役 ルー・ジエンウェン(盧倩文)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

花二喬と同じ頃他の土地から嫁いできた縁で、今でも親しい友人です。他の村人が小麦を非難しても、料理の才能を認めて応援します。小麦たちがピンチになると助けてくれる頼りになる女性。

文華仁(ぶんかじん)役 リャン・ツァー(梁策)

文華仁(ぶんかじん)役 リャン・ツァー

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

村一番の秀才で「文秀才」と呼ばれています。貧しい生活を送りますが、小麦の麺料理が評判と聞くと布団を質入れしてでも食べようとするグルメです。

韓風至(かんふうし)役 チェン・スーハン

韓風至(かんふうし)役 チェン・スーハン

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

相安城の人気店・碧月軒で店主を務め、八珍会では不正の結果、小麦に敗れます。その後小麦と和解し、郁槐とも親しく交流。見た目はロックスターのようで女性に大変な人気がありますが、料理に真摯に向き合う人物です。

宗静渓(そうせいけい)役 リャン・ジンユエ(梁競月)

宗静渓(そうせいけい)役 リャン・ジンユエ(梁競月)

引用元:kandera 花小厨~しあわせの料理帖~

相安城の料理店・桃源斎の女主人。小麦の料理を気に入り、八珍会では助っ人として参加を要請。見事に優勝しましたが、これが不正の結果だと知った小麦は一緒に働いて欲しい、という静渓の頼みを断ります。

周蕓児(しゅううんじ)役 許言

小麦が村で料理店を開いた時に持った初めての弟子。父親が大酒飲みで自分の母や妹たちに暴力を振るうので、料理人になって養いたいと考えています。繊細な味覚を持ち、包丁さばきも見事。文華仁のことが気になっている様子。

羅月嬌(らげつきょう)役 楊志雯

春喜からの頼みで羅月嬌(らげつきょう)に料理を教えてあげることになる。

汪展瑞(おうてんずい)役 劉譽坤

飲食界の権威でもある汪童鶴(おうどうかく)の息子。花小麦に料理勝負を申し込みにきた料理人。

汪童鶴(おうどうかく)役

飲食界の権威。汪展瑞(おうてんずい)の父。息子とは不仲だがのちに汪展瑞の料理の腕を認める。

藩平安役

県城に店を持ち、小麦の家の近所に住んでいます。宴会で食べた小麦の菓子が気に入り、店で売ることに。その後調味料の販売も請け負います。

陶知県

県知事。何処にでも妻を同行する、と評判の愛妻家。出産後食欲が落ち医師も手に負えない程弱った妻を助ける為、小麦に料理を作ってくれるよう要請。その後小麦に調味料醸造所を作るよう提案し、出資者になりました。

 

予告動画

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話数ごとのあらすじと感想

dim-sumさん

掲載の物は※配信版全38話 (※U-NEXT、FOD、GYAO!)となります。 ※オリジナル全36話 ※BS11版は全31話で放送されます。

以下目安。例:38話VERの19話が31話VERの15.5話あたりになります。

38話VER 1話~9.5話~19話~28.5話~38話

31話VER 1話~7.75話~15.5話~23.25話~31話

花小厨~しあわせの料理帖~ 1話・2話・3話・4話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 5話・6話・7話・8話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 29話・30話・31話・32話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 33話・34話・35話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~ 36話・37話・38話(最終回) あらすじと感想

感想

●イケメン侠客と鬼姑に溺愛される、天才料理妻の奮闘記(?)

ロケ地の浙江省・麗水市の景色が「絵画のように美しい」です。遠い山には霞が掛かり、村には棚田や茶畑が広がります。そして美しい川では魚や小エビが獲れる火刀村で、主人公2人は暮らしています。

ヒロイン花小麦は料理を食堂を営む祖父に学び、鍛冶屋に嫁いだ姉と一緒に暮らしています。嫁いだ姉と暮らす小麦は怠け者とか非常識と言われ村では孤立しています。やがて家庭料理が美味しいと評判になり、宴会の出張料理人から屋台で麺料理を出すようになり、その後村で料理屋を開きます。そこから町に料亭(酒楼)を開くまでになりました。

その小麦と結婚する孟郁槐は、鏢局で用心棒として働く無口で不愛想な男性です。母親と確執があり村にはあまり帰りません。鍛冶屋の義兄と親しく小麦の料理を食べるようになり、やがて交際を始めます。淡々として見えて情に厚く、仲間からの信頼も厚い男性ですが、仕事に夢中な小麦を助けて応援し支え続け、自らも鏢局を束ねる立場になります。

小麦を演じたのは元SNH48のアイドルで、親しみやすく愛らしいタヌキ顔。本格的な演技はこの作品が初めてですが、純朴な村娘が大きな料亭を仕切るおかみに成長する過程を、とても上手に演じています。

中国語のタイトル「人間煙火」は、人には食が欠かせないの意が込められていると思います。言葉どおり、小麦は料理を通して仲違いしていた夫の郁槐と義母の仲や、店の料理人の頑なな態度を変えて行き、味方を増やしてチャンスを掴んでいくのです。

その小麦のセリフが魅力的。例えば料理は高価な材料を使わなくても、旬の食材を組み合わせれば美味しいものができる、食べる人の事を考えて、好みに合わせることが大切など、一般人にも響く言葉が沢山ありました。また技は数年で学べても味の追及には一生かかる、とも。何事も極めるには一生掛かるんですね。料理が苦手な女の子には、庭の野菜の調理は煮る、焼く、蒸すどれが一番おいしいかを教え、献立を考えるよう伝えます。なるほど…。

一方で料理界の権威から麻婆豆腐を教わる場面は、短いながら見応えがありました。かたまり肉を5㎜角大に揃え、生姜や小葱なども同じ大きさに切る。加熱の順番も方法も理由があり、更に独自のアレンジを加え出来上がった麻婆豆腐は、それはそれは美味しそうでした。自分でも同じ作り方を試そうと決意しました(未だ作ってませんが)。

他にも毎回美味しそうな料理が登場し、お腹が空いている時や夜中の視聴は要注意です。特にドラマティックな出来事がある訳でなく、料理を作ることやそれを食べる人がいる大切さやありがたみが伝わります。視聴後に猛烈に何かが食べたくなったり、料理を作りたくなるドラマでした。

【放送情報】

以下 放送予定の記事は

中国ドラマ 放送予定順

にてご覧ください。

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