花小厨~しあわせの料理帖~ 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

花小厨~しあわせの料理帖~

花小厨~しあわせの料理帖~ 2020年 配信版全38話 (※オリジナル・DVDは全36話、BS11版は全31話です。)

原題:人間煙火花小厨

dim-sumさん

第9話あらすじと感想

大雨で大切に育ててきた唐辛子が弱ってしまい、苗を救うために郁槐と小麦は趙氏の屋敷へ行く。助かるかもしれないと言われ一安心する小麦は、一鳴に呼び止められ桃源斎(とうげんさい)の店主である宋静渓(そうせいけい)と出会う。そんなある日、二蕎は潘氏から関蓉が店を辞めさせられたという噂があると聞かされる。ありもしない噂話に怒った二蕎はある計画を思いつき…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

小麦の姉二蕎は、潘平安の父から関蓉が小麦たちにいじめられて屋台を辞めさせられた、と噂になっていること、そして関蓉とは距離を置けとアドバイスされます。姉は、同じころ村に来た仲良しの春喜に頼みごとをします。

噂の発信源らしい胡四やその知人の村人を春喜に頼んで屋台に連れてきて貰った姉は、関蓉も屋台へ引っ張って来ます。そこで屋台は小麦と姉の店で、関蓉はただの客で時々手伝っていただけだと皆に知らせます。村人たちはウソをついた関蓉を非難しました。

姉は、春喜から親戚で来年嫁入りする月喬に料理を教えて欲しと頼まれた、と小麦に話します。翌日から月喬は屋台を手伝いながら料理を学び始めます。そこへ唐辛子を持って郁槐が現れ、小麦は大喜び。そこで趙一鳴宅で会った酒楼の店主宗静渓が、小麦の料理を食べたがっていて、花を使って欲しいとリクエストされたと言い、小麦は応じます。

食材の花を山で集めた小麦と月喬は、趙と静渓、そして鏢局の頭・柯に料理を振舞いました。

小麦は関蓉に、遠くから屋台にいる郁槐を見ていることや、それを郁槐が迷惑だと思っていることまで、はっきり伝えました、今までの不満爆発ってところですね。姉や春喜、村の人達も口々に関蓉を責めて、気の毒になるほどでした。

一方新登場の月喬はまだ少女であどけない感じ。手先が不器用らしいですが、小麦の言う事を素直に聞き、可愛らしく好奇心も旺盛な子です。宗がリクエストした花の料理にも興味津々。有名な料理店のオーナー静渓は、郁槐が言うように何か魂胆があって料理を食べに来るのでしょうか。今回小麦が作った「猫耳麺」は、イタリアのニョッキみたいな形でかわいらしかったです。

第10話あらすじと感想

小麦は静渓の頼みで花を使った料理を振舞うが、彼女の目的は小麦を桃源斎(とうげんさい)に迎えたいと伝えるためであった。小麦はせっかく繁盛してきた屋台のことが気になり結論を待ってもらうことに。そんな中、業務に赴いた郁槐が盗賊に襲われたとの知らせが入る。仕事にも集中できないほど不安な日々を過ごす小麦だったが、郁槐が無事に戻ってきて…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

静渓は、小麦が作った料理に満足し自分の店で花宴会を行いたいのだがどう思うか小麦に聞きます。小麦は宴会に花の料理は向かないのではと素直に答え、これを聞いた静渓は、店の厨房を任せたいと話します。

鏢局の頭は花や草ではお腹が膨れないと話し、屋台で麺を食べたいと訴えます。食事中鏢局から知らせが来て、急用だと帰ってしまいました。話の内容から郁槐が巻き込まれたと察した小麦は心配して夜も眠れません。

暫くして郁槐が小麦宅へ挨拶に来ます。同じように心配していた姉夫婦も大喜び。心配の余り食が細くなった義兄は、郁槐を誘い一緒に夕食を食べることにしました。そこで郁槐が強盗に遭った時の話を聞きます。

郁槐が家に帰ると、門の外に関蓉が待っていました。郁槐は心配無用と言って家へ入ります。すると翌日もまた関蓉は門の前に居て、郁槐を追いかけ、郁槐が小麦の屋台へ入ってもなお泣きながら何かを訴えました。

小麦は郁槐を心配するあまり仕事も手につかず、麺の具を入れ忘れたり味が濃すぎたり…。手伝いの月喬も心配する程でした。村人から嫌われて詳細が解らない関蓉が、郁槐の母に行方不明だと伝えた結果、倒れてしまいました。

その後状況が知りたいと鏢局に押しかけて居座る様子を見ると、母親はかなり頑固そう。小麦の姉が嫁にやれないというのも当然かなあ。そしてこの顛末を聞いた郁槐は怒ってしまい、露骨に関蓉を避けます。屋台まで追いかけて言い訳するのは逆効果だと思うんだけど…。

今回の花料理は、色や食感を活かすためか白身魚やエビ、豆腐を合わせた淡泊な感じ。グルメでもがっつり食べたい鏢局の頭には物足りないでしょうね。

第11話あらすじと感想

郁槐の冷たい態度に傷ついた関蓉は小麦への怒りを募らせる。そんな中、平安が小麦の商品を売り町から戻ってきたが、怪我をしていた。しばらくして小麦の屋台に醤油の製作者を探している安泰園(あんたいえん)の者が押しかけてくる。小麦たちが平安を問い詰めると惨事を白状。どう対策するかを考えていたところに郁槐がやってきて、自分を用心棒として雇うよう提案し…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

県城の老舗料理屋・安泰園が作っている調味料が、藩平安が調味料を売り始めた途端売れなくなった、掟破りだと言います。そして平安の家と調味料を作った人物を教えれば礼を出すと言う始末。客の喬氏がその場を収めてくれましたが、客たちは安泰園に目を付けられたらお仕舞、と噂します。

姉は騒ぎがあったことをなぜ黙っていたのかと平安に怒りをぶつけ、話を聞いた平安の父も一緒になって怒り出します。平安は村長に相談すると言い、翌朝また話し合うことに。

その後屋台の騒ぎを聞いた郁槐が、一緒に対策を考えようと現れます。鏢局の仕事には荷物の運搬や警護のほか家の警備もある、と手伝いを申し出ました。翌朝早く来た郁槐のために、小麦はお粥とおかずを用意し、その後鏢局の2人が手伝いに来てくれました。

郁槐が関蓉と店に現れたのを見て、小麦は何かを察して芋の飴炊きを出します。居合わせた客に「箸がべたつく」と言われて、水を付けないと綺麗に取れませんと答え、暗に「関蓉にハッキリ言ってください」と伝えます、ちょっと怖かった。結局客に郁槐が関蓉の中を疑われる、年ごろの娘として恥ずかしいと諭されて、小麦を睨みつけ店を出ました。何か仕返ししそうで怖いなあ。

怖いと言えば、平安に怒りをぶつける姉も安定の怖さでした。小麦が可愛いにしても、すぐ怒るし話も聞かないし…夫もよく耐えているなあと感心します。

喬氏が小麦にリクエストした酔っ払いエビは、紹興酒に生きたエビをそのまま漬けたもの。味付けもせずエビに火を通さず、あれは美味しいのかなあ?と思いました。

第12話あらすじと感想

安泰園の連中が小麦たちの家に押し入ってくるが、小麦が桃源斎の関係者だと知るとその場を去って行く。なんとか騒ぎは収まり、小麦は協力してくれたヒョウ局の人たちへお礼に料理を振舞うのだった。そんな中、二蕎の診察の帰り道に、街角で料理対決が行われていた。汚い手を使って勝とうとしている黄(こう)氏を見兼ねた小麦は、文華仁(ぶんかじん)と協力して…。

引用元:GYAO! 花小厨~しあわせの料理帖~

藩平安を連れて現れた安泰園の男たちは、最初は一緒に働こうと言いますが小麦が断ると暴れ始めます。しかし郁槐たちが撃退し、姉が小麦は桃源斎の宗静渓に目を掛けられていると言うと、安泰園の店主夫人と宗は姉妹だと謝り帰って行きました。

小麦は鏢局の大成と呂が捕まえたカエルと庭で育てた野菜を使い、料理を作ります。小麦の料理に大成は大喜びして小麦を嫁にする男は幸せだと褒め、姉は軽々しく若い娘を口説かないでと牽制します。

小麦は姉の診察に付き添い、町まで出てきました。2人で料理対決を見ていると、村の文華仁に会います。そして対決しているのは東昌閣の黄と譚記飯館の譚で、借金をしている譚が負ければ店を取られると説明しました。

小麦は勝敗を決める観客の殆どは黄のサクラ、譚に勝ち目がないと言い、文はそれはおかしいと怒ります。文は、小麦が屋台で助けられた事を持ち出し、助けて貰った小麦は困っている譚を助けるべきだと訴えます。姉も賛成して3人で譚のため作戦を立てることに。

料理対決を見ている小麦と姉に、関蓉と耿さんが気付きます。耿さんは、小麦が甥との結婚を断ったことを根に持っていて、関蓉は郁槐の件で恨んでいる。その2人は、文が小麦の腕を掴んだ所を見てしまいます。関蓉は耿さんに「黙っていましょう」と言うのですが、「噂にしちゃいましょう」と言っているのと同じ。陰険だ~あれだけハッキリ断られても、小麦を恨んでますね。

小麦は譚と料理対決をするために、大根で花を削り出し料理の腕を見せつけます。料理だけじゃなく飾り切りもできるんだ。譚との対決ではワサビを鮫皮で下ろしていましたが、中国でも昔からワサビを食べた?と疑問に思いました。

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