芸汐<ユンシー>伝 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想

芸汐伝 ~乱世をかける永遠の愛

芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛 2018年 全48話(※中国では+2話の番外編あり) 原題:芸汐传。原作は芥沫の『天才小毒妃』

dim-sumさん

第13話あらすじ

国舅は、秦王の話を聞いた皇帝に呼ばれ全ての罪を認めます。その上で皇帝に、秦王が「毒宗」を探していると報告すると、皇帝は顔色を変えました。

皇帝は秦王に、収賄や重臣を殺した国舅は断首すべきだが、功績を認めて毒殺にしたいと了解を求めました。そして秦王に国舅の死を見届けるよう命令します。国舅の牢を訪ねた秦王は「冥途の土産に」と自分の秘密を明かします。

皇太子は、雨沢(ユーゾー)のせいで国舅が死んだ、と薬鬼谷の顧七少(グー・チーシャオ)を責めます。七少は巧みに皇太子を丸め込み、今後も協力するかわりに雨谷の救出を要求しました。

その七少を、北厲の皇太子が毒宗の手がかりを得られない役立たずと責め立てます。七少は毒宗が移動することを伝え、皇太子は毒宗を奪うチャンスだと呟きます。

秦王は、国舅たちから押収した財宝を皇帝に報告しないまま避難民たちへの援助に使い、庶民は秦王を褒め讃えました。

第13話感想

国舅は、幼い皇太子を残して亡くなった妹の皇后との約束を果たし、自分たちの血族を守るため皇太子の助命を嘆願しました。皇太子には皇帝と秦王に対抗できるまでは自重せよと伝えますが…人が良いお坊ちゃんタイプの皇太子にはムリでした。早速近臣を斬首にしてしまいます。

秦王は天寧、西周、北厲に責められて消えた「秦煕国」の皇族で、天寧人に蠱毒を飲まされ「蠱毒人」にされたのですね。その発作は、死ぬときの1000倍辛いと話していました。その度に国を奪われた苦悩も蘇るとも。国舅も、亡くなる直前に恨みに満ちた告白をされては成仏できないでしょうね。

秦王が山荘へ行ったのは、毒宗を連れ出し解毒剤を作るため。そして「蠱毒人」を出したのは助けるため?周囲に心を閉ざし、無表情なのは辛い過去があるからですね。芸汐が解毒剤を作れると良いですね。

第14話あらすじ

国舅が消え、秦王の勢力が強まり皇帝は悩みを深めている、と判断した珍妃・楚清歌(チュー・チンゴー)は、積極的に皇帝に寄り添い寵愛を得ていました。結果冷遇される萧(シャオ)貴妃は、焦りの余り珍妃に辛く当たります。

秦王府では、宜(イー)太妃が芸汐が嫁いできてから家は悪いことばかりと疫病神呼ばわりし、食事を抜いて反省せよと命令しました。そこへ長氷(チャンビン)公主と皇太后が来て、芸汐を酷い目に遭わせた埋め合わせをしたい、と宮中へ誘います。

宜太妃に弱みを見せたくない皇太后は治療目的とは言いません。宜太妃も裏があると感じつつ、芸汐に宮中へ行くよう勧めます。芸汐は宮中に行ってから、病気を理由に3日間治療せず公主を待たせました。

治療を開始した後は、宜太妃が前皇帝から下賜された貴重な生薬が必要と言います。そして宜太妃に対して頭を下げさせるよう皇太后を仕向けます。

第14話感想

北厲の皇太子は、蟲毒人で最強の軍隊を作ろうとし、天寧が隠している毒宗を狙っていました。秦王の苦しみを見ればそんな恐ろしいことは考えられないはず、残酷ですね。

芸汐は、長氷公主に牢に入れられ氷水を掛けられたり剣を突きつけられたことが悔しかったのでしょう、牢内で毒を吹きかけていました。その毒が回り顔が大変なことになったのです。痒みに耐えられなくなった公主は、宮中へ向かう途中馬車を降りて庶民が見ている中で芸汐に治療を頼みます。それでも体調不良を理由に治療を断る芸汐、やりますね。侍医の顧北月(グー・ベイユエ)も、我が儘な公主を懲らしめたいという芸汐に協力、彼もお仕置きが必要と思ったのですね。

治療に使うから、と千年血玉を探すため皇太后の部屋を調べ、母の手掛かりを探した芸汐でしたが、これは失敗。でも長年確執がある皇太后に頭を下げさせ、義母の宜太妃は胸がすく思いだったでしょう。芸汐はお手柄でした。

第15話あらすじ

芸汐が作った薬を服用し回復すると、長氷(チャンビン)公主と皇太后は芸汐の存在を忘れたように礼も言いません。芸汐は似た者同士、と思いながら秦王府に帰ることにします。

宮中の門で待っていた秦王に、芸汐は家が恋しいと話しました。王府では宜(イー)太妃が出迎え、芸汐は嬉しさに涙ぐみます。

中秋節に実家へ帰ることにした芸汐。秦王は忙しいと同行しないつもりでしたが、妹弟子の宁静(ニンジン)から初めての里帰りに同行しないのはあり得ない、と責められます。

案の定韓府では1人で帰ってきた芸汐を徐(シュー)夫人と若雪(ハン・ルオシュエ)が家に入れようとせず、ケンカになりました。そこへ秦王が現れ2人を叱ります。

実家の部屋で芸汐の母の肖像画を見た秦王は、故人への礼だと跪いて礼をします。芸汐は行方不明なだけだ、と言いますが…。

第15話感想

芸汐の治療で病気が治った公主を、珍(チン)妃と萧(シャオ)貴妃が見舞います。公主が2人に差をつけて対応するシーンは面白いけれど怖い。公主が珍妃とすっかり意気投合し、萧貴妃は腹を立てて出て行きます。結果母である萧貴妃に相談を受けた第二皇子は、珍妃を排除しようと考え始めました。

里帰りした芸汐が、義母や妹にいじめられているのを見て、秦王はかなり強く叱り飛ばします。密かに秦王に憧れていた妹の若雪は芸汐や秦王に恨めしそうに見ていたので、面倒になりそうだなあ。

そして芸汐の母天心夫人は、秦王を守って殺されたことが明らかに。芸汐は皇太后に騙されていたのですね。秦王は天心夫人に芸汐を必ず守る、と誓いました。2人の間にはとても深い縁があったのですね。縁と言えば芸汐を牢の中に入ってまで助けた顧七少(グー・チーシャオ)。わざわざ新しい衣装を着て、独り芝居をしながら待っていた様子は不気味でしたが楽しそう。なのに、芸汐に遭えず気の毒でした…。

第16話あらすじ

芸汐は秦王と一緒に里帰りができ幸せな気持ちで朝を迎えました。前の日に顧七少(チーシャオ)約束していたと思い出し、麺の店へ行くと七少は居ません。実家の前では秦王が待っており、一緒に馬車で帰宅しました。

芸汐は秦王を待たせた詫びに、滋養の薬を作ると言います。秦王は芸汐に調剤室を作ると話し、一緒に生薬を買いに行こうと約束します。

秦王府には、百里将軍の娘・百里茗香(バイリー・ミンシャン)が待っていました。秦王の弟弟子唐离(タン・リー)はあからさまに芸汐を邪魔者扱いし、芸汐を慕う許嫁の宁静(ニンジン)とケンカを始めました。宁静は芸汐に綺麗に着飾ってアピールするよう助言します。

皇太子は、七少に第二皇子の母・萧(シャオ)貴妃が、珍妃・楚清歌(チュー・チンゴー)を殺そうとしていると相談に来ました。七少は今後の為にも、皇帝の寵愛を受け後ろ盾がない珍妃の味方をするよう勧めます。

秦王と茗香の親しげな様子を見た芸汐は、秦王府に居づらくなり七少の薬鬼谷へ向かいます。芸汐は待ちぼうけの詫びにと七少に料理を作り、2人で酒を飲みました。

第16話感想

2人が同じ寝台で眠っても、芸汐が秦王を抱き枕状態にして熟睡するシーンが何というか…微笑ましいですね。でも距離が近づきうきうきして帰宅したら、茗香という恋敵が居て、韓第三夫人の言うとおりになってしまいました。義理の母・宜(イー)太妃の姪で将軍の娘そして幼なじみ。唐离が何かと芸汐に敵対するのは、茗香の肩を持つからだったのですね。

薬鬼谷に戻った七少は、芸汐が助けたウサギを捨てろと言う程不機嫌でしたが、谷に芸汐が現れるとすっかりご機嫌になりました。下女?の茱萸(ジュー・ユー)と白苏(バイ・スー)も七少が余りに芸汐を気に入り、心配する程。でも七少は芸汐には優しいのに、後宮工作は抜かりなく続け、裏表がある怖い人だと感じました。

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