萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 読み方:ほういてんさい~ぼくのかわいいおいしゃさん~ 2019年 全28話 原題:萌医甜妻 監督: 柯翰辰  脚本: 简奇峰、林欣慧 原作: 酒小七 「陛下請自重」   

ARISAさん

第17話 あらすじ

田七(でん・しち)に罰を与えたお詫びとしてカネを渡そうとした紀衡(き・こう)。しかし、罰した後に後悔したかという田七の質問に対して素直になれない紀衡は後悔していないと答え、その答えを聞いた田七はカネを受け取らずにそのまま去ってしまう。想定外の田七の行動に戸惑いを隠せない紀衡は凧に「後悔した」と書き、その凧をあげる。その凧を見た田七は紀衡と無事仲直りする。その一方で田七は本気で紀衡のことを好きになってしまっていた。

ある日、紀衡は弟の阿征(あせい)から優秀な田七を自分の秘書にして欲しいと頼まれる。阿征の目的は別にあると見抜いていた紀衡と阿征は言い争いになってしまい、紀衡は阿征に罰を与えろと命じる。そして連れていかれる阿征を見かけた田七は自分のせいで阿征が罰されてしまうことを知る。田七から離れればこのことはなかった事にすると言う紀衡だが、それでも阿征の決断は揺るがず、罰されそうになった彼のことを田七が庇う。そして紀衡と二人きりになった田七は阿征を庇うために紀衡のことが好きになってしまったから紀邸を出たいと言い出す。それを聞いた紀衡は「勝手にすれば良い」と言い放つ。

そして端午の節句をお祝いしようとする田七。彼は孫娘が欲しい紀夫人が喜ぶため、女装をしたいと如意(にょい)から頼まれる。そして田七は如意の格好を喜んだ紀夫人から褒美に金塊をもらう。しかし紀夫人から褒美をもらったことが紀衡に知られてしまい、田七は罰として女装を命じられる。女装姿を紀衡に見せた田七は自分の本来の姿が女子であることを知られないようにできるだけワイルドな行動をとる。

そして罰したのにも関わらず田七に対する考えが変わらない阿征に紀衡の怒りが募る中、紀衡の寝室で寝てしまった田七を見た彼は紀邸を出て行きたいのなら出ていけと田七に命じる。考え直して欲しいと迫る田七だが紀衡は「二度と私の前に現れるな」と言い放ち、田七には新しい仕事を与える。

第17話 感想

今回の話では田七に罰を与えた紀衡がお詫びとしてカネを渡そうとしました。しかし田七はその受け取りを断ってしまうという想定外の行動に出てしまい、紀衡は「後悔した」と書かれた凧を上げて仲直りをしようと考えました。その凧に気づいた田七と無事仲直りできたわけですが、ツンデレで素直になれない紀衡と田七の仲直り方法が可愛すぎてとても癒されました。

このように2人のやりとりに癒されたシーンもありましたがドラマ終盤のシーンでは紀衡に命じられ紀邸を出ていくことになってしまった田七。二度と現れるなと言う紀衡は田七のことを遠くへ追いやってしまう模様です。田七と紀衡の仲が深まっていた中での今回の命令でこの先どうなってしまうのか、ますます気になりました。

第18話 あらすじ

紀衡(き・こう)を怒らせた田七(でん・しち)は紀邸から追放されて生薬畑で働くことになり、田七の味方をした師匠の丁志も共に生薬畑で働くことになる。いつの日か紀邸に戻りたいという思いを抱きながら一生懸命仕事に励む田七だが、暑さのあまり倒れてしまう。そして目覚めた田七に師匠は田七が作った美肌効果抜群の美容膏を売って儲けないかという話を持ち出す。

一方、紀衡は田七がいなくなってから全く熟睡できない日々が続いており、心配した盛安懐(せい・あんかい)はやはり田七を戻してはどうかと提案する。その提案を拒む紀衡だが、田七が作業中に倒れたことを聞かされた彼は田七のことを気にかけている様子だった。そして不眠に悩まされる紀衡はまたしても沈昭児(ちん・しょうじ)の夢を見る。しかし昭児だと思っていた人物が振り返るとそれは田七だった。そして田七と叫びながら目覚めた紀衡はそれを康寧児(こう・ねいじ)に聞かれてしまう。

紀衡は眠れているのだろうかと心配になった田七は彼のために枕を縫う。そこに疲れた様子の盛安懐が田七に頼みがあると訪ねてくる。田七が居なくなってからというものの紀衡が夜も起きているため、仕えている者も眠れずに困っているという盛安懐に田七は自分が作った薬草枕を託す。田七から預かった枕を紀衡に渡した盛安懐は田七のことを気にかける紀衡に田七はすっかり痩せてしまって元気が無さそうだったと嘘をつく。それを聞いた紀衡は田七に会いに行く。

しかし田七の元を訪れた紀衡は田七が元気な姿で美容膏を売っている姿を見てしまう。そして田七が紀衡のことを地位が違うのにも関わらず友達だと思っていたことが愚かだったと話しているところを聞いてしまった紀衡はもう田七のことは報告しなくても良いと言い出す。

一方その頃、董子淳(とう・しじゅん)に呼び出された陳無庸(ちん・むよう)は紀衡が孫家を敵に回した事を利用して孫従瑞(そん・じゅうずい)を田七の命と引き換えに仲間に引き入れようと提案する。

第18話 感想

田七が居なくなってからまたしても不眠に悩んでいる紀衡は田七の夢を見ました。昭児であると思い追いかけていた人物が振り返ると彼女は田七だったという夢でしたが、この夢で田七の正体が昭児だということに感づくのではないかと思いましたが、今回の話ではそのようなストーリーは出てきませんでした。

紀衡のそばを離れても彼のことを気にかける田七。そして紀衡も何かと田七のことを気にかけていました。しかし田七と丁志の話を聞いてしまった紀衡はもう報告しなくて良いと言い、その場を去ってしまいました。田七が紀邸に戻らなければ敵討ちをするのが難しいでしょうが、紀衡と田七が和解しなければ紀邸にすら戻ることができないと思うので、この2人の関係がどうなっていくのか次回にも期待したいです。

第19話 あらすじ

紀邸に戻りたいと言う思いから田七(でん・しち)が作った美容膏を康兄妹に献上した師匠の丁志。しかし田七を邪魔者だと考えている康兄妹は、田七の作った美容膏にアレルギー物質を混入させて紀夫人に渡す。そして田七と丁志は康寧児(こう・ねいじ)の兄、徳児に美容膏に毒を入れた罪で捕らえられてしまう。田七が罰されそうになった時、阿征(あせい)が現れる。徳児が勝手に田七を処罰しようとした事に怒りを抱く阿征は田七を紀邸へと連れていく。

そして紀衡(き・こう)と二人きりになった田七は自分が毒を混入させたのでは無いと弁明する。証拠が無く、田七の言葉を完全には信用出来ないと言う紀衡に田七は紀衡なら何があっても信頼してくれると思っていたとショックが隠せない様子。そして紀衡は去ろうとした田七の背中を引き止め「調査して潔白を証明する」と告げる。一方その頃、孫従瑞(そん・じゅうずい)の元に陳無庸(ちん・むよう)が田七の命を贈るとの提案をしに行っていた。

田七の部屋に春花(しゅんか)が訪ねてきて康兄妹が密かに美容膏の話をしていたと告げにくる。そこに何者かがくる気配がした為、田七は春花のことを隠す。そして田七は陳無庸たちに連れ去られてしまう。その現場を見た春花は阿征にそのことを伝えにいく。そして連れ去られた田七が目覚めるとそこは檻の中だった。そこに田七に恨みを持つ孫藩(そん・ばん)が現れる。その一方で紀衡は田七が連れ去られたと聞かされる。

孫藩からひどい仕打ちを受けていた田七は自分の命が長く無いことを悟った彼は敵討ちできなかった事ともう紀衡に会えないことを悔やんでいた。一方その頃、孫藩が犯人だと勘付いた紀衡と阿征は必死で田七を助けに向かっていた。体は限界に達していた田七だが彼はそれでも紀衡のことを信じ、助けが来るのを待っていた。そこに紀衡が助けにくる。そして紀衡は孫藩と孫従瑞のことを捕らえる。

部屋で休んでいる田七は意識が朦朧としている中で紀衡の名を何度も呟いていた。そして医師の治療を受けた田七は徐々に回復する。その後目覚めた田七のそばには紀衡ではなく阿征の姿が。彼に紀衡が自分のことを助けてくれたのかと聞く田七だが、紀衡に口止めをされた阿征は自分が運んだと嘘をつく。しかしそれを聞いた田七はどこか残念そうな様子だった。

第19話 感想

今回、田七は康兄妹の手によって毒物を混入したとの濡れ衣を着せられてしまいました。紀衡が田七のことを信用したくても証拠が無いため、完全に信用出来ているわけでは無いということを知った田七はショックを受けている様子でした。しかし孫藩に捕らえられた田七はそれでも紀衡の助けが来ることを信じて待ち続けました。そして田七の望み通り紀衡が助けに来てくれました。

この田七と紀衡はすでに相思相愛の関係にあると思うのですが、阿征との件もあり中々スムーズには進まないです。紀衡が田七の正体が女性であるということに気がつけばもっとスムーズにストーリーが進むと思うのですが、もどかしい二人の関係がこれからどうなっていくのか楽しみです。

第20話 あらすじ

田七(でん・しち)が作った美容膏に異物を混入させたことが紀衡(き・こう)にバレないか不安がる康寧児(こう・ねいじ)に対し兄の徳児は証拠が無い限りバレることはないと彼女を宥める。康兄妹の話を盗み聞きしていた侍女の春花(しゅんか)は物音を立ててしまい、話を聞いていたことが知られてしまう。

そんな春花が処罰されたと聞いた田七は春花のもとへ向かう。春花を助けようと彼女がいる小屋に入った田七だが、小屋の鍵を閉められてしまい二人は閉じ込められてしまう。ひどい怪我を負った春花を温めようと抱きしめる田七。そこに入ってきた紀衡。田七たちの姿を見た紀衡は二人の関係を疑い、処罰しない代わりに田七と春花を結婚させようとする。そして挙式を終えたら紀邸を出ろと命じる。

そして結婚を命じられた日の夜、田七は紀衡の部屋を訪ね、なぜ自分のことが急に嫌いになったのかと聞く。その田七の質問に対して紀衡は「もうお前は私に必要ない」と言い放つ。それを聞いた田七はこれが最後のお別れだと涙ながらに話し、紀衡の部屋を後にする。田七が去った後、紀衡も田七のことを想い、密かに涙する。

田七と春花が結婚する前日、康寧児に誘われた紀衡は彼女と一緒にお酒を飲む。しかしそのお酒には媚薬が入っており、意識が朦朧とする紀衡は康寧児に部屋まで運ばれる。しかし紀衡の目には康寧児ではなく田七の幻想が映る。そして我に返った紀衡は薬を飲まされたと気付き、部屋を飛び出し田七の部屋まで向かう。

そして田七の元に解毒してくれと紀衡が訪ねてくる。しかし女性の姿だった田七はその姿を紀衡に見られてしまう。しかし意識が朦朧としていた紀衡はそのまま意識を失ってしまう。そこに阿征(あせい)も訪ねてくる。一方その頃、紀邸内では紀衡が居なくなったと大騒ぎになり、配下が彼のことを探し回っていた。

そして田七の部屋を捜索しに来た盛安懐(せい・あんかい)。このままでは疑われてしまうと思った田七は阿征と紀衡の3人で宴会を開いていたのだが、紀衡が酔い潰れてしまったと嘘をつく。そして目覚めた紀衡は田七が女性であることに気づき始めていた。そして彼は田七を呼べと命じるのだが、田七は結婚の準備をしているはずだと言う盛安懐に紀衡は結婚の話を取り消す。

第20話 感想

今回、紀衡は田七と春花の二人に結婚することを命じました。そしてその夜、なぜ急に嫌いになったのかと訪ねてきた田七に紀衡は「もう田七は自分に必要ない」と告げてしまいました。そして部屋を去る田七のことを心のどこかでは引き止めたいという思いが紀衡にはあったのだろうなと思います。このシーンはとても切なく、印象に残りました。

そして田七と春花が結婚する前日、康寧児によって媚薬を飲まされた紀衡は解毒してくれと田七の部屋まで向かいました。しかしその部屋にいたのは女性姿の田七でした。紀衡は意識が朦朧としていましたが、それでも今回の件で田七が女性であるということに気づいたのではないかと思います。田七が女性であることに気づいた紀衡と田七の関係がどう変わっていくのか楽しみです。

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