夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~ 2020年 配信版・全45話 (※BS11・DVD版は全40話 )原題:我就是這般女子
dim-sumさん |
第25話あらすじ
石飛仙は、祖父の石右相から姉が皇太子妃から廃され、自分は死刑と言われて絶望し、無実ながら暗殺の罪を認めて流刑されることに。兄の石晋と班婳は無実なら認めるべきではないと反発しますが、飛仙の決意は揺らぎません。
班婳は正義を貫きたいと成容瑕に訴え、皇帝の方針だと諭されますが、結局協力して蒋洛を懲らしめる行動を起こすことに。班婳は蒋洛に父・班淮の暗殺未遂について謝罪文を示し、署名させます。容瑕は蒋洛の参謀・謝重錦と会い確認を取ります。
流刑中だった飛仙は、途中賊に襲われて追い詰められ、崖から飛び降りました。
蒋洛は皇帝から自分が署名させられた謝罪文を示され、宴を開き班淮に謝罪せよと命じられます。母の皇后から皇帝へ謝罪するよう促されると、何と飛仙を都に戻せば2度と逆らわないと訴えました。
第25話感想
流罪になる石飛仙が、班婳と一緒に見送りに来た成容瑕に自分を想っているか聞き、容瑕から班婳以外眼中にないと言われたのは気の毒。恋に恋する人かと思ったら、牢内でも容瑕の近くにいられて幸せだ、と言うくらい本当に好きだったとは。なのに相手からここまで言われと辛いでしょう。でもこれも容瑕なりの思いやりかも。
容瑕と謝重錦のやり取りは腹黒さ全開でした。江湖の暗殺集団まで使う(というかその一員?)重錦は、蒋洛に嫁いだ妹を守るため飛仙を蒋洛から引き離し、班家と石家を対抗させるなど一石何鳥もの利益を狙ったのですね。そんなに賢いのに何故凡庸な蒋洛を推すのか?自分が皇位を乗っ取るつもり?黒衣の男は謝重錦なのでしょうか。
石飛仙は、ずっと「嫌な女キャラ」でしたが祖父に切り捨てられて自分は高価なモノで班婳は人間と言い、最後に来世は庶民に生まれたいと崖から落ちて行く姿は哀れでした。その犠牲の末祖父は宰相になり、兄は若くして禁軍統領に出世、理不尽だし腑に落ちません。
第26話あらすじ
崖から飛び降りた石飛仙は、班婳が護衛を頼んでいた阿克斉王子に助けられ農家に預けられました。
宮中に班家を招いて開かれた宴会では、蒋洛が班淮に謝罪。皇帝も被災民への班家の炊き出しを褒めます。
容瑕は、悪事を働く者を絶妙な方法で罰すると班婳を褒めました。班婳は容瑕に騙されても自分には一生気づけないと心配します。
蒋洛は、班婳から謝重錦が飛仙を流罪にしたのは謝重錦の陰謀と聞いて激怒し、自分の信頼が欲しいなら飛仙を連れ戻せと命令します。
謝重錦と暗殺集団へ行った成容瑕は、容家職が石家の呉の依頼で殺されたと確認。容瑕が去った後謝重錦は、石家を揺さぶり班婳と容瑕を動かす方法を伝えます。
班家に居る順子を葬れと石右相から命じられた呉は、班婳が順子を連れて皇帝に面会すると聞いて動揺し、早急に手を打つよう呉に指示をしました。
第26話感想
容瑕は、他では策略を巡らせても班婳は一生騙さないと話しましたが本当かなあ…。蒋洛は全てを謝重錦に丸投げしているからか全く他人事で、自分が悪いとは思っておらず、飛仙のことだけが心配。たとえ何か利益を得るためでもこんな奴に頭を下げるのは嫌。ペラペラして誠実さも全く感じられず、謝重錦の手のひらで完全に転がされ、妃の謝婉瑜がかわいそう。
その謝重錦、とんでもない奴ですね。事体を動かすために幼い子供をワナにかけて殺し、全く痛みを感じていない。
石右相は斉州で順子の両親を殺し、官位を売ったことなど悪事がバレて皇帝から罰を受けます。容瑕が順子の衣装に縫い付けられていた血書を示しても罪を認めず、往生際が悪い。一方孫の石晋は、子供たちの世話をしていた善堂までも順子を探すためだったと知り、完全に絶望していました。この人は本当に何も知らなかったのですね。最後の最後に孫の石晋と石素月(皇太子妃)を守るために罪を認めましたが、えん罪で流刑になった飛仙は大切じゃないと?ますます気の毒です。
第27話あらすじ
石家では呉が連行され、官位を奪われた石崇海を容瑕が尋ねます。そして自分の両親たちについて石から話を聞きました。石は班大将軍が虎符を失くしたのがすべての始まりで、元左相の厳暉が仕組んだことだと訴えます。最後に今まで皆が昔の事を蒸し返さなかった理由を考えよと叫びました。容瑕は悪酔いして班家を尋ねます。
農村に居る石飛仙は目を覚まし、その家の主人に乱暴されそうになりました。怒りのあまり主人夫婦を閉じ込めて放火し、都へ戻ります。謝重錦に飛仙の居場所を聞いた蒋洛は、家が全焼し飛仙のかんざしが落ちているのを見つけ、焼死したと嘆きました。
落ち込む容瑕を慰めた班婳は、悩みを聞きます。容瑕は大長公主に班家を託された重大さと、皇帝を偽善者だと思い込み苦しんでいました。班婳は一緒に乗り越えたいと話し、容瑕のために手料理を差し入れたいと考えます。
第27話感想
班大将軍がなくした「虎符」を探すため、容瑕の父を将軍宅へ派遣したのは嚴暉だ、と石は告白します。その場に居たのは謝で自分は知らなかったと。厳から話を聞いていた容瑕は、罪を逃れようとする石が許せなかったのでしょう。そして全てを知りながら石たちがのさばるのを許した皇帝にも怒りを向けました。幼いころ大長公主の勧めで皇太子の学友に上がった自分を、わが子のように育ててくれた皇帝に情や恩を抱いているだけに、苦しんでいます。1人で抱え込み悩む容瑕を見て、皇帝との関係を壊したくないと思いつつ、班婳は何ができるか悩んでいました、変わりましたねえ。
飛仙は美しさが災いして?ひどい目に遭い、今までのうっ憤をはらすように放火して逃げ出しました。保護したのは阿克斉王子なのに、相変わらず容瑕が自分を気にかけ助けた、と誤解したまま。容瑕からはきっぱり断られたのに、まだ想いきれないようですね。
第28話あらすじ
蒋洛は、飛仙の死は謝重錦の指図かと尋ね、逆に今は飛仙のことを忘れて大局を見よと諭されます。そして謝重錦は皇太子派の容瑕を排除する策を立て蒋洛に提案しました。
そのころ都に戻った石飛仙は、蒋洛との接触に成功して屋敷の離れに住むことに。蒋洛は皇妃の謝婉瑜には秘密にしていましたが、飛仙を見つけた謝婉瑜は再会を喜びます。
容瑕は蒋洛に唆されて2人きりで皇帝に会い、両親の件を問いただします。皇帝の話を信じられず激怒した容瑕は、蒋洛に渡された短剣で自分の袂を切りつけ縁を切ると宣言。皇太子に「虎符」を渡し、皇帝に進呈してほしいと頼みます。
その後班家へ行き、官職を返上して班婳と二人平穏に暮らすと報告しました。一方宮中では皇帝が病を押してある文書を探し、国のためには容瑕必要だと皇后に訴えました。
第28話感想
班婳が容瑕を元気づけようと初めて作った手料理は、よほど残念な仕上がりだったのでしょう、食後の容瑕の顔がおかしかった。父や弟からはもうやめろと言われ、母も愛があるから無理したのよと聞かされて料理の勉強をしなくてはと張り切る班婳ががかわいいです。
飛仙に会った謝婉瑜は、兄や夫の思惑など関係なく心から飛仙のことを心配していました。それが飛仙に受け入れられれば良いですが、口では調子を合わせても何か別の思惑がありそうでした。
皇帝に面会した容瑕は、自分を慈しんだのは罪滅ぼしか厳・石両家をけん制するためだと思いをぶつけ、皇帝は驚き悲しみました。そして自分がいかに容瑕を大切に思って来たかを伝えようと、名付けたときの書を探し出して心情を訴えます。その様子は頼りない息子二人を何と支えて欲しいとの思いがあふれていました。これに感動した容瑕は、引き続き皇帝に仕えることに。皇帝は、班婳との結婚式は宮中で行う特別扱いすることに決めます。蒋洛は不服そうで何か不穏な事を考えていそう。波乱の予感がします…。
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