独孤皇后~乱世に咲く花~ 37話・38話・39話・40話 あらすじと感想

独孤皇后~乱世に咲く花~

独孤皇后~乱世に咲く花~  読み方:どっここうごう 2019年 全50話   オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ

第37話 あらすじと感想

NANAさん

第37話の感想

夜更けに皇帝から皇宮に呼びだされた楊堅、それに取り乱す楊麗華。禁軍まで動いたとなれば命の危機ではと心配するのも当たり前でしょう。驚いて皇帝を問い詰めた楊麗華に皇帝は廃妃や楊家の皆殺しまで口に出し怒ります。こんなことで一家皆殺しまでチラつかせたらたまったもんじゃありません。皇后とはなんと弱い立場でしょう。廃妃というのは今まで良く知りませんでしたが、皇后としての立場を失うだけじゃなく、出家させられたり殺されたりすることもあるようです。楊麗華は自分のしたことで家族まで殺されそうになった事は相当なショックを受けたことでしょう。

楊堅はこの出来事で皇帝に亳州で自粛することを申し出ました、先帝の時に続き、皇帝のそばにいることに嫌気がさしたことは間違いないです、楊堅がいなくなれば皇帝はますます仕事しなくなるのは想像できます、国が荒れることを承知で地方へ行くという事は、楊堅は皇帝と周を見限ってしまったのかもしれません。一人皇宮に残って養子の太子と静かに暮らす楊麗華とは対照的に亳州に行った楊堅は独孤伽羅と楽しい時を過ごします。でも実際民を大切にする楊堅でしたから心の底では切なかったかもしれないです。

楊堅は突厥により周の酒泉が占領されたことに危機感を覚え、国の存亡にかかわることから戦で酒泉を奪い返すことを考えます。そのため長安に戻ろうと、楊素と高熲の二人に協力してもらい皇帝に楊堅を長安に戻し突厥との戦に行くことを願い出ます、難色を示す皇帝に、なんと趙越が口添えし楊堅の出兵が決まります。普通なら賛成するわけない趙越が賛成するなんて悪い予感しかしません。

何たくらんでるんでしょう、次回は戦もありそうだし何か起こりそうでドキドキです。

第38話 あらすじと感想

NANAさん

第38話の感想

楊堅は戦わずして酒泉を取り戻しました。以外にもあっさり、でもこれができるのは周の将軍の中でも楊堅しかいません.突厥の王(達頭可汗)・阿史那玷厥にとって楊堅は先帝の時代に助けてもらった命の恩人なのですから。

可汗はこういう恩義を大事にする人、楊堅の頼みをきいて兵をひき、酒泉を明け渡します。そして周から支援を受ける約束を取り付けます。一緒に酒を飲む二人は信頼する友人の様、このドラマの登場人物の中で可汗は一番ワイルドなイメージで好きな武将です、周の武将とは違う異国の雰囲気を持っています、ちょっと憧れちゃいます、極寒の地でも可汗となら楽しく暮らせそう、可汗なら結婚したいと思ってしまうくらい好印象です、ドラマでは周の皇族の娘と結婚していますが、私も立候補したいです。

楊堅は無事任務を果たし長安に戻ると皇帝は相変わらず、臣下を困らせてます。しかも皇帝の仕事が面倒になったので太子に皇位を譲ると言い出しました。太子はまだ幼いのにここまで言い出す皇帝には呆れるしかないです。そして朱皇后が殺されその犯人として楊麗華が疑われました、まさか楊麗華がそんなことするなんてありえないでしょう、でも本人は強くは否定しなかった・・・その辺不思議で仕方ないです、楊麗華は他の皇后とは別格の待遇なのでは、朱皇后を殺さずとも楊麗華の地位が脅かされるなんて考えられないはず、私は楊麗華の事は信じたいです。皇太后から太子を取り上げられた楊麗華は皇帝を寝所に呼んで賭けに出ます。久しぶりに魅惑的な楊麗華の様子に皇帝はイチコロでベッドを共にしようとしたところ、媚薬の飲みすぎで心臓発作を起こし死去します。

なんてあっけない・・・ベッドのわきで泣きじゃくる楊麗華が哀れです。こんな男に振り回されてたのか、自分の夫がこうなったら考えるだけで恐ろしいし、やるせない気持ちでしょう。残ったのは楊麗華と皇太后と幼い太子の3人、どうやって朝廷を守っていくのでしょう。趙越も油断ならない男だし、皇族たちだって信用できない。太子と周の命運はどうなるのか?趙越が後見人になったら大変、ここが勝負所、楊麗華と皇太后の作戦に注目です。

第39話 あらすじと感想

NANAさん

第39話の感想

この39話はエピソード満載で驚くぐらいお話が進みました、皇太后と楊麗華の二人が先帝の遺詔を偽造して左丞に楊堅を任命しました、大司馬より上の官位があったんです、これで実権は楊堅のもの。それに怒ったのが趙越、彼も自分が実権を握ろうとしたのに楊麗華たちに先手を取られ、このままでは自分達が不利になると思い皇宮に皇太后や太子を軟禁してしまいます、これこそ謀反だと思います。趙越は皇太后に皇帝の地位を自分に禅譲するように迫ります。しかし皇太后は楊堅への禅譲を宣言します。

太子に刃物を突き付けた趙越に独孤善が飛びかかり殺します、しかし独孤善も趙越に毒針で殺されてしまい、独孤善が死んだことで、独孤家は伽羅一人が残され深く悲しみます。楊堅は禅譲を受けて皇帝になる決意をします。優秀過ぎるが故に歴代の皇帝たちに疎んじられ苦労した日々が思い出されます、やっとここまでたどり着いたという感動もあります。禅譲を決断した皇太后・阿史那頌には辛く苦しい決断だったことでしょう。

しかし、建国の功臣・尉遅迥は宇文家以外には仕えない、臣下への禅譲は許さないと反乱を起こし自ら死を選びます。娘の尉遅容も父の死を悲しみますが、臣下は皇帝にはなれないというのは戦国時代の将軍たちには当たり前の事、何があっても宇文家に忠誠を誓う尉遅迥 は功臣として素晴らしい人です、でも反乱を起こす前に娘の尉遅容や楊整が父親を説得するというストーリーがあっても良かったんじゃないかと思いました、これで周という国家が5人の皇帝とたった20数年の歴史で終わるのかと思うと戦国時代ははかないものです。

しかし皇太后に刃物を隠し持ったまま近づく楊麗華、そうまでして楊堅への禅譲を止めたかったのか、

自分が皇后から公主に格下げされるのが嫌だったのか、あの楊麗華がここまでするのにはつくづく皇后という地位に棲む魔物を見た気がします。まさか朱皇后に毒を飲ませたのもやはり楊麗華だったのでしょうか、美しい楊麗華に憧れの気持ちもあったのでこの楊麗華にはガッカリしました。

第40話 あらすじと感想

NANAさん

第40話の感想

文姫が戻ってきました、尉遅容との再会に感動するのかと思いきや話の流れがおかしな方向に、尉遅家の衰退を独孤伽羅のせいにしました。なんかわからない、尉遅家の為にあまり頑張ってた様子のない尉遅容が家族のために頑張ってる独孤伽羅を恨むなんて的外れ、しかも楊麗華まで皇太后を殺してその罪を楊堅にかぶせようとしてる、楊堅も伽羅も私欲で動いていないのに、どうしてみんな二人を悪者にするのか。

独孤伽羅は宇文珠に宇文護のスパイをしていた罪を追求し平民に落としたのですが、それも自分が悪者になってそれも宇文珠と楊瓉の二人を危険な目に合わせないためワザとしたこと、それは独孤伽羅の愛情だと思います。こんなにも優しいのに、楊麗華は公主に落とされた上、 宇文闡を連れていかれたことで独孤伽羅を恨みます。でも母の朱皇后を殺した楊麗華を母として育つのは子供にとっても残酷です、いつか知ってしまったらきっと恨むはず、 宇文闡の為にも二人が一緒にいてはいけないです。

楊堅と独孤伽羅、せっかく皇帝と皇后になったけど、大事なものも随分なくしました。

皇后になってからの独孤伽羅の衣装は豪華絢爛で金の髪飾りと淡いピンクの衣装が若々しく、化粧も今までとは違う色使いで皇后の品格がにじみ出ています。楊堅と二人並ぶとなんとも素敵な雰囲気です。元号も周から隋にかわり、やっと平和な時代がくるかと思いきや、やっぱりまだまだ問題が出てきます、 阿史那頌と 宇文闡を殺す様に臣下たちから提案されます。隋の平和のためとはいえ、楊堅を信じて禅譲してくれた阿史那頌を殺すなんでできっこないです。楊堅はどうやってこの難題を解決するのか、皇帝として臣下をどう説き伏せるのでしょう。

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