星より輝く君へ 

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星より輝く君へ 36話・37話・38話・39話・40話(最終回) あらすじ

星より輝く君へ 2024年 全40話 原題:你比星光美麗

36話あらすじ

常河曾荻を夕食に誘い、静かなレストランで向き合っていた。彼は、同科による広華の全株式買収について彼女の意思を確認する。長年そばに寄り添い続けてきた常河は、これまで何度も贈り物をし、支え続けてきた想いを隠そうとしない。しかし、曾荻はその気持ちに気づきながらも、あえて答えを出さず沈黙を守る。やがて常河は「自分の想いは一途だ。韓廷のように薄情ではない」と言い切る。その言葉は、曾荻の心に深く突き刺さった。かつて彼女は、韓廷のためにすべてを捧げ、海外にも同行し、共に事業を築こうと努力してきた。それでも最後まで彼の心を得ることはできず、完全に敗北したという現実が胸に蘇るのだった。

一方、朱氏薬業の責任者である朱候宇は、違法行為により追い詰められ、破産に追い込まれていた。逃げ回る日々の中で、彼の心には恨みが募っていく。その背景には、常河の策略があった。買収を餌に欲望を煽り、最終的には告発によって転落させたのだ。朱候宇は怒りのままに常河へ電話をかけ、賠償を要求するが、常河は冷静に「告発したのは韓廷だ」と告げる。その一言で、朱候宇の矛先は完全に韓廷へと向けられた。

その頃、スマート医療機器のサミットフォーラムが開催され、紀星韓廷も参加していた。壇上に立った韓廷は、起業当初の理念と、なぜスマート医療に投資し続けるのかを語る。彼が最初にその想いを抱いたきっかけは、紀星だった。安価な義肢を手に入れられず苦しむ患者を見て、心を痛める彼女の姿を見たとき、「ビジネスは利益だけでなく、人を救うものであるべきだ」と強く感じたのだという。その言葉には一切の飾りがなく、ただ真っ直ぐな信念が込められていた。

客席でそれを聞いていた紀星は、思わず涙をこぼす。冷徹に見えた韓廷が、実はずっと誰よりも優しく、信念を守り続けていたことを初めて深く理解したのだった。誤解していたのは自分だった——その想いが胸を締めつける。フォーラムが終わるや否や、紀星はすぐに彼へ電話をかけるが、すでに彼は帰路についていた。彼女は迷わず空港へ向かう。

やがて、久しぶりに立つ韓廷の家の前。紀星はためらいながらも、一年前と同じ暗証番号を入力する。扉は静かに開いた。室内は何一つ変わっていなかった。自分が愛用していたクッションもそのまま残されている。冷蔵庫には、かつて二人で約束した「一緒にやりたい十のこと」が貼られており、そのすべてにチェックマークがついていた。彼が一人でやり遂げた証だった。その光景を見た瞬間、紀星の胸に込み上げるものは、後悔と愛情だった。

しかしその直後、思いもよらぬ事件が起きる。突然現れた朱候宇により、紀星は家の中で拘束されてしまう。彼はすぐに韓廷へ電話をかけ、「金を持ってこい」と要求する。電話越しに、口を塞がれた紀星の苦しそうな声を聞いた瞬間、韓廷の表情は一変する。迷うことなく現金とカードをかき集め、車で現場へと向かう。同時に唐宋へ連絡し、場所を伝えて警察への通報を依頼する。

危険を承知の上で、韓廷はただ一つ——紀星を救うことだけを考えていた。

現場に到着し、朱候宇と対峙する。韓廷は要求通り金を差し出すが、朱候宇はそれでも満足せず、凶器を手に襲いかかる。激しいもみ合いの中、ナイフが韓廷の体をかすめ、血がにじむ。それでも彼は一歩も引かず、紀星を守るために必死に抵抗する。やがて二人はもつれ合いながら転落し、下の車の上へ叩きつけられる。

その光景を見た紀星は、絶叫しながら駆け寄る。意識を失いかけた韓廷を前に、彼女の心は張り裂けそうになる。自分も飛び降りようとするほどの衝動に駆られるが、必死に踏みとどまる。

韓廷はすぐに病院へ運ばれ、緊急手術が行われた。長い時間の末、なんとか一命を取り留める。

面会が許されたとき、紀星は震える足で病室へ入る。ベッドに横たわる韓廷は、痛みに耐えながらも、最初に口にしたのは「君は大丈夫か?」という言葉だった。その瞬間、紀星の涙は止まらなくなる。「どうして自分をこんなに危険にさらしたの?」と問いかけながら、彼女は嗚咽する。

韓廷もまた涙を浮かべ、「ごめん」と静かに謝る。
その言葉を聞いた紀星は、涙をぬぐいながら、はっきりと告げる。

「もう、とっくに許してるよ——」

二人の間にあったすべての誤解とわだかまりが、ようやく溶けていく瞬間だった。

 

37話あらすじ

韓廷が入院して療養している間、紀星はずっと病室で彼に付き添い続けていた。二人はこれまでのわだかまりをすべて解き、ついに和解する。韓廷は「もう一度やり直したい」と涙ながらに語り、今度は投資家と起業家という関係ではなく、“韓廷と紀星”として改めて向き合っていくことを誓う。紀星もその言葉に応え、二人は新たな関係を築き始める。

一方その頃、常河は広華を完全買収する契約書を曾荻の前に差し出し、署名を迫っていた。曾荻は韓廷が刺された件について問いただすが、常河は一切関与を否定する。

病院での時間は、二人にとって久しぶりに訪れた穏やかなひとときだった。仕事の喧騒から離れ、韓廷は完全に紀星だけの存在となる。そんな中、曾荻が見舞いに現れ、広華買収の話題を持ち出し、かつての選択を後悔していないかと問いかける。しかし韓廷は一切動じず、「後悔したことは一度もない」と冷静に答える。その言葉に曾荻は完全に諦め、未練を断ち切るしかなかった。

それでも曾荻は最後に紀星へ揺さぶりをかけようとするが、今回の紀星はもう惑わされなかった。かつて憧れていた存在だった曾荻を、今はむしろ哀れに感じていた。

韓苑は常河のもとを訪れ、韓廷襲撃に関与している可能性を確認すると、これ以上深入りすれば韓老爺子の怒りを買うと警告し、関係を断つ決断をする。

病院には肖亦骁も見舞いに訪れる。韓廷が一人でいると思い込み文句を言い始めるが、そこへ紀星が果物を持って現れ、二人の復縁を知って安心して帰っていった。

その頃、涂小檬は夜中に一人で不安になり、路林嘉を呼び出す。彼はすぐに駆けつけ、そのままリビングで一緒に過ごすことになり、二人の距離もさらに縮まっていく。

後日、蘇之舟と栗俪、そして涂小檬と路林嘉も揃って韓廷を見舞う。仲間たちに囲まれた紀星は、幸せそうな笑顔を見せる。帰り道、蘇之舟は栗俪に「母親の気持ちも理解してあげてほしい」と優しく語り、自分の想いよりも彼女の幸せを願う姿勢を見せる。

やがて韓廷は回復し退院、紀星を連れて自宅へ戻る。そこには、彼が一人でやり遂げた“紀星と一緒にやりたかった10のこと”の記録が残されていた。紀星は胸を打たれる。韓廷は「実は10年前から好きだった」と打ち明け、もしすれ違いがなければ初恋になっていたかもしれないと語る。遠回りの末、二人はようやく同じ道に辿り着いたのだった。

翌朝、韓廷は自らキッチンに立ち、紀星のために朝食を作る。クールな彼が見せる優しい一面に、紀星は思わず微笑む。二人は並んで料理をしながら、穏やかで温かな日常を取り戻していくのだった。

 

38話あらすじ

同科が広華を買収したことで、技術力と市場の両面で影響力を強めていた。その裏で不穏な動きも続いており、蘇之舟はこれまで提携していた複数の企業が突然契約を打ち切ったことに気づく。表向きは「契約満了」とされていたが、明確な理由は語られず不自然さが残っていた。同様の異変は営業部でも起きており、栗俪も異常を察知。二人はすぐに紀星へ報告し、紀星は徹底的な調査を指示する。

問題を抱えながらも、紀星は再び“仕事モード全開”に。夜遅くまで働き続ける彼女を見かねて、韓廷は自ら迎えに来る。机に突っ伏して働く紀星に甘えるように帰宅を促し、結局二人は腕を組んで一緒に帰るのだった。

一方、栗俪は蘇之舟を食事に誘う。スーツで正装し花束まで用意した蘇之舟は、かつて栗俪が創業当初のオフィスに持ってきた花の思い出を語る。その笑顔が自分の原動力だったと打ち明ける。栗俪も彼の想いに気づいており、さらに彼がドイツ留学の機会を諦めた理由の一つが自分にあると知っていた。彼の成長を見てきた栗俪は、心の中で揺れ動く。やがて彼女は笑いながら「本当は臭豆腐が好き」と本音を明かし、蘇之舟もすぐにそれを買いに行こうとするなど、二人の距離は確実に縮まっていく。

その夜、韓廷が紀星を迎えて地下駐車場へ向かう途中、突然一台の車が紀星に向かって突進してくる。韓廷はとっさに紀星を引き寄せて守るが、自身はまだ癒えていない傷をさらに悪化させてしまう。紀星はすぐに唐宋へ連絡し、事態は再び緊迫する。韓苑もこの件を聞き、前回の誘拐事件がまだ終わっていないことを察知、すぐに会長へ報告する。

韓老爺子はその知らせを受けて急遽帰国し、病院で韓廷の重傷を目の当たりにする。手術が必要な状態に怒りを覚えつつも、韓廷には治療に専念するよう告げ、自ら徹底調査に乗り出す。

韓廷が入院する中、市場では新たな噂が広がる。東陽グループの医療機器に放射性物質が含まれているというのだ。蘇之舟が技術部と検証を行うと、実際に微量の放射性反応が検出され、一同は騒然とする。製造・検査工程に問題はないはずなのに、どこで異常が生じたのか――原因究明が急がれた。

そんな中、瀚海は記者会見を開催。紀星はその場で検査機器の問題を指摘し、市場に出回っている一部の検出器が誤作動を起こしている可能性を示す。実際にその機器で記者のノートパソコンを測定すると放射性反応が出るという結果に、会場は騒然。これにより医療機器そのものへの疑惑は一気に払拭された。

こうして再び大きな危機を乗り越えた星辰。社員たちは紀星の冷静な判断力とリーダーシップを称賛する。韓廷が不在の中でも、紀星は見事に状況を分析し、会社を守り抜いたのだった。

 

39話あらすじ

ある朝、涂小檬が慌てて路林嘉を家に呼び出す。思わぬ展開を期待して浮かれる路林嘉だったが、実際は星辰の医療機器に問題がないことを証明するため、ライブ配信に協力してほしいという依頼だった。少し拍子抜けしながらも、路林嘉は全力で協力することを約束する。

一方、入院中の韓廷は、紀星が記者会見で堂々と発言する様子を見ていた。かつて守っていた存在が、今では一人で立ち向かえるまでに成長したことに、静かな誇りを感じる。

その後、紀星は病室を訪れ、韓廷のためにオレンジを剥いて食べさせる。二人の親密な様子は、見舞いに来た祖父・韓老爺子の目にも明らかだった。ついに祖父は紀星を認め、「これからは“おじいさん”と呼んでいい」と告げる。さらに「星と廷」と書かれた書を自ら贈り、二人の関係を正式に祝福する。

今回の見舞いには韓苑も同行していた。祖父は「家族なのだから支え合うべきだ」と諭し、韓廷がこれまで一度も姉への不満を口にしなかったことを伝える。その言葉に韓苑の心は揺れ始める。

翌日、紀星は自ら韓苑のもとを訪ねる。間もなく開かれる取締役会で、韓廷の「人材バンク構想」を支持してほしいと依頼する。東揚グループ全体の発展のためにも一致団結すべきだと真摯に訴える紀星に、韓苑は微笑みながら応じる。「韓廷よりも口がうまいわね」と冗談交じりに言いつつ、その協力を約束するのだった。

取締役会当日、紀星は万全の準備を整えていた。医師に確認し、韓廷の体に負担がかからないよう装具や車椅子を用意し、移動も細心の注意を払う。会議には紀星自身も出席し、各方面の思惑が交錯する中で議論が始まる。

韓廷の提案に対し、多くの役員はコスト増による利益圧迫を懸念し慎重姿勢を見せる。さらに紀星の計画に対しても「経験不足」「無謀」といった批判が飛ぶ。追い込まれる中、韓廷は立ち上がり、自らの考えをデータで証明しようとする。しかし長時間の立位で体は震え始めていた。

その姿を見た韓苑は、ついに決断する。力強く韓廷支持を表明し、採決へと持ち込む。その結果、多数決で人材バンク構想は可決された。

これは韓苑が初めて、完全に韓廷の側に立った瞬間だった。会議後、古参株主に理由を問われると、祖父の言葉を胸に「これ以上彼に逆らうべきではない」と警告し、今後の姿勢を明確にする。

その後、紀星は韓廷の回復を支えるため、毎日丁寧に排骨スープを作る。さすがに飽きてきた韓廷だったが、二人はキッチンスケールを使い「100gぴったり選手権」を始めるというユニークな遊びを考案。笑い合いながら、鍋のスープはあっという間になくなっていく。

困難を乗り越えた先に、家族の絆と愛情が少しずつ確かな形になっていくのだった。

 

第40話(最終回)あらすじ

曾荻と常河が手を組んで以降、同科は自社の技術力や優位性を大々的にアピールし、東揚グループに圧力をかけ続けていた。しかし韓廷は動じることなく、すでに次の一手を見据えていた。彼は着々と進めていた「人材バンク構想」を完成させ、大きな戦略を打ち出そうとしていた。

韓廷は計画書を祖父に見せる。内容を確認した祖父は、その視野の広さと志の高さに感心する。「百花斉放」という韓廷の理念――多様な人材と技術が共存し発展する世界観――は、競争の激しい現代において非常に価値あるものだった。承認を得た韓廷はすぐに記者会見を開き、人材バンクを正式に発表。医療資源を社会へ広く還元し、志ある医師たちに新たな舞台を提供する画期的な取り組みとして注目を集める。

この発表は大きな反響を呼び、東揚グループの評価は急上昇。株価も上がり、多くの専門人材が志願してくる。紀星は「瀚海と星辰の時代が来る」と感慨深く語るが、韓廷は微笑みながら「それは“僕たち”の時代だ」と答える。

一方、蘇之舟の送別会では、涂小檬や路林嘉、紀星たちが集まり彼の門出を祝う。蘇之舟は栗俪への想いを胸に秘めつつも、彼女の将来を思い決断した。しかし出発当日、空港に現れた栗俪はついに本音を伝え、二人は抱き合う。言葉は少なくとも、互いの気持ちは確かに通じ合っていた。

そして韓廷は、紀星との結婚を決意する。緊張しながら何度も服を選び直し、紀星の実家へ正式に挨拶へ向かう。父親はあえて激辛の四川料理を用意し試すが、韓廷は顔を真っ赤にしながらも必死に食べ続ける。その姿に、家族も彼の本気を感じ取る。過去の別れについても誠実に謝罪し、二人は多くの試練を経て成長したことを認め合う。

やがて家族写真を撮影し、紀星の「やりたいことリスト」最後の一つも達成される。

その後――
韓廷は紀星にプロポーズ。
片膝をつき、用意していた指輪を差し出す。

紀星は涙を浮かべながら、その想いを受け入れる。数々の困難や誤解、すれ違いを乗り越えた二人は、ようやく本当の意味で結ばれたのだった。

二人は役所で結婚証を受け取り、ウェディングフォトを撮影し、幸せを周囲に報告する。さらに思い出の地であるドイツへと旅立ち、出会いの場所で再び写真を残す。

こうして――
韓廷と紀星は、愛と信頼に満ちた未来へと歩み出す。

末永く幸せに。

 

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