皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜 2020年 全27話 原題:山寨小萌主
dim-sumさん |
第5話あらすじ
元盗賊の常楽に琴は無理、と慌てる相国父子の予想に反し常楽は見事な琴の腕前を披露。皇帝は朱顔の舞も素晴らしい、2人に見惚れたと褒め李徹も満足そう。第七皇子の李律は常楽に弟子入りを申し出て献杯し、それを横取りした李徹が酔っぱらいます。
酔った李徹は「自分の本当の家へ連れて行く」と、常楽を桃源村へ連れ出します。翌朝常楽は、李徹が酔った話を内緒にする代わりに、毎日外出を許可してほしいと頼みました。
皇后に呼び出された常楽と李徹は、早速沈皇后について嫌みを言われますが、常楽は堂々と反論します。さらに皇后の策略の裏をかいて恥をかかせ、李徹は胸のつかえがとれたと大喜び。
李徹は、新しい靴が足に合わないと訴える常楽に、母沈皇后が調合した薬を塗りながら、母からの教えのことを話します。
第5話感想
盗賊の常楽は意外にも琴が弾けたのですね、驚きました。酔っぱらった李徹が、椅子を四天大王と読んだり鶏と義兄弟の契りを結ぶ様子がおかしかったです。ここに住むのは以前沈皇后と戦った人たちですが、皇后は国は関係なく誰の命も大切だと言い庇ったそうです。武術が得意だが敵を思いやる、心が広い英傑だったのですね。
李徹は側近の公孫黙もこの村に連れて来たことがないのに、なぜ玉瑶を連れてきたのか自分でも不思議に思っています。それはもう恋では?一方の常楽も、李徹の優しさに触れて惹かれ始めた様子。
李徹は皇后にいじわるされ続けたのでしょうね。皇后をやりこめた常楽を抱き上げてくるくる回ったり、ご馳走までふるまいました。このまま常楽の嘘がばれずに二人が幸せでいられれば良いのですが…。
常楽の側仕えをする弄影は、公孫黙に恋愛感情ではなく亡くなった弟の面影を見ていたのですね。いつも怒ったような表情なのに、公孫黙の朗読を聞いて涙するとは、辛い別れだったのか。少し気になりました。
第6話あらすじ
李徹は、軟禁中の祖父・沈将軍と会い山賊退治の時亡くなった王将軍が、正面から短刀で刺されており、相国が関係していると伝えます。そして劉玉瑶(本物)にだまされるなとクギを刺し、指示書を渡しました。
翌朝部屋に現れた常楽に、これから外出し夜は灯籠祭りに行こうと誘います。常楽は弄影から着飾る理由を聞かれて、李徹と外出するのに恥をかかせられないからと答えますが、弄影はウソだと呟きます。
李徹と常楽は船に乗り良い雰囲気に。常楽はもし自分が玉瑶じゃなかったら、とか死んでしまったらと尋ねますが、李徹は自分が守ると応じました。
そのころ李衡は弟李律に手伝ってもらい、朱顔と近づきになり気持ちを打ち明けます。しかし朱顔は、互いの家や親の話を持ち出して拒否。李徹が公孫黙経由で弄影から借りた望遠鏡を捨てて、もう会わないと去っていきます。
玉瑶と距離を縮める李徹を心配する公孫黙は、好きになるなと言いますが、李徹はこれも祖父の指示だと言って指示書を見せました。
第6話感想
李徹の祖父は、常楽に優しくして味方に引き入れ、相国と対決する武器として使うよう李徹に命じました。李徹は王の事件や皇后との対決を見て常楽を信頼し、愛情も感じ始めたところなのに。あのやさしさがウソだと常楽が知ったら傷つきそうだなあ。
一方弄影は、自分も傷を受けながらも相国たちから公孫黙を守ったのに、公孫黙は弄影と常楽を全く信用していないですね。個人的な恨みがあるのでは?と思うほどです。
李衡は、手を尽くして朱顔と親しくなったのに見事に振られましたね。でも朱顔は望遠鏡を捨てた…と見せかけて手に持っていたので、思いはあるのでしょうが…辛いですね。
【豆情報】※原題の「山寨小萌主」の「山寨」は山賊の住処。常楽はそこで山賊やその家族たちと暮らしています。また「小萌主」の萌は、本来「盟」を使うところ、常楽が若い女性ということで、同じ発音で日本語の萌(もえ)と同じ意味の「萌」を使ったのかな?またこの「萌」は日本発の使い方、と言われています。
第7話あらすじ
李律が朱顔の絵を持っているのを見た朱尚書は、2人の縁談を李律の母・王貴妃に相談し、早速お見合いを行うことにします。
常楽は、李徹に料理を作ろうとして失敗し髪の毛を焦がして、李徹に結って貰う始末。常楽はならば刺繡を、と劉玉瑶(本物)と親しかった朱顔に教わりに出かけます。
朱顔が偶然拾ったという望遠鏡を返して貰い、刺繍を教わりながら李徹のことを話す常楽を、朱顔は羨ましがります。2人は男女の縁について話しました。
李衡から望遠鏡を失くしたと謝罪の手紙を受け取った弄影。常楽は賠償金を請求しようと言い出しますが、弄影は無視して朱顔が望遠鏡を拾い自分の戻ったと伝えます。朱顔の気持ちを察し、李衡は喜びます。
李律と朱顔の見合い当日。李律が朱顔と一緒に船に乗ると、李衡が乗り込んできました。自分の気持ちを切々と訴える李衡に朱顔は困った様子でしたが、もし日没までに船が岸に着いたら縁を信じると言い…。
第7話感想
朱顔が知る玉瑶は、詩作が得意だったのですね。詩を作るよりも刺繍がしたいと話す常楽を見て、朱顔は常楽が李徹を慕っていると感じたようです。偽物とは全く疑ってない?
常楽が好きなものを聞けと言われた公孫黙が、火薬と答えた弄影の言葉を信じなかったばかりに、貴重な書や碁石を送った李徹。案の定貴重うえ李徹自ら磨いた碁石は、武器になってしまいました。李徹と公孫黙には常楽が令嬢に見えている?
李衡は朱顔が望遠鏡を持っていたと知り、全力で朱顔に告白しました。弟の李律が2人のために川に飛び込もうがお構いなし。朱顔も押しに負けた…というよりももう決心はついていたようで、交際を始めることにしました。
夜中まで慣れない刺繍を続けて、やっと巾着を完成させた常楽。李徹を驚かせようとしてとんでもないモノを見つけました。さて常楽はどうするのでしょう。
第8話あらすじ
李徹の優しさがウソだと知った常楽は、王勉宅から宝物を盗み、それを太子府の門前に放置します。話を聞いた皇帝は李徹を叱りました。常楽は素知らぬ顔で李徹を庇うふりをしながら、7日以内に事件を解決すると皇帝に約束させます。
困った李徹は公孫父子や朱尚書に相談。朱たちは劉玉瑶を怪しみますが李徹は全く疑わず、公孫黙が弄影も劉玉瑶(本物)も劉家の人間、怪しいといっても全く気に留めません。
弄影と常楽が街歩きをしていると、人々が王宅の盗賊は皇帝が李徹を陥れるためだったとの噂を耳にします。常楽は割って入り、これは李徹に傷つけられた娘が復讐のため「盗聖」に頼んで困らせようとした、次は朱家が襲われると話します。
朱家では李徹が中心となり「盗聖」を捕えようと用意を整えていました。そこに何も知らない李衡が忍んできて、朱顔に会います。偶然2人を見た常楽は2人を近づけようと一芝居打ち、帰る途中相国府へ入る弄影を見つけて後を追うと…。
第8話感想
李徹を本気で好きになった常楽は、騙されたのが悔しかったのでしょう。朱宅へ盗みに入ったのは、家の都合で朱顔を嫁入りさせる朱尚書を懲らしめたかったから。それにしても予告して盗みに入るとは、ずいぶん「技術」に自信があるようです。
そして告白直後に令嬢宅に忍び込むとは、李衡も大胆!日頃母親に厳しく押さえつけられている分恋に舞い上がっている?でも常楽のおせっかいのせいで2人の恋が潰されてしまわないかが心配です。
いつも皮肉ばかり言う弄影も、常楽同様相国に母を人質にされ苦しんでいたのですね。その上公孫を助けたからと殺されそうになります。常楽が弄影を助けたことで2人の間に友情が生まれた様子。実は常楽と李徹の仲を心配していた弄影は、優しくて気遣いと気配りの人かも。
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