皇太子妃はシンデレラ 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

皇太子妃はシンデレラ

皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜 2020年 全27話 原題:山寨小萌主

dim-sumさん

第9話あらすじ

朱尚書は、着ていた官服を盗まれ大騒ぎ。その後官服は太子府門前に戻されましたが、帽子は紛失したまま。公孫黙は弄影を疑い手下に後を付けさせていましたが、確証を得られません。朱はその後も調べを続け、常楽が怪しいと李徹に訴えるも一蹴され、公孫に自分たちが常楽を排除しなくては、と話します。

常楽は捜査に行き詰る李徹を見て、朱尚書の帽子に反省の手紙をつけて返しました。その間公孫黙は常楽に会うと言い弄影と争いになり、池に落ちます。寒疾の持病があり冷えに弱い公孫は意識を失い、李徹が医師を呼ぶ騒ぎになります。

朝議では賊が反省し品物を返したので、皇帝が賊の捜査を中止させ一件落着。

常楽は劉相国に会い、山寨の仲間と面会させるよう申し出ました。皆の安全を確認した常楽に、相国も3か月約束を守れと命令しました。

翌日李徹との狩りを控え、常楽は弄影に李徹と一緒にいる方法はないか相談します。弄影は一生玉瑶として生き、仲間を捨てるしかないと応じ、常楽は他に方法があるはずと呟きます。

第9話感想

着ていた官服を奪われた朱尚書は怒り心頭で捜査を続け、「盗聖」の噂が出た日外出していた常楽が怪しいと訴えますが、常楽を愛する李徹は全く聞き入れません。そもそも劉家を目の敵にしている朱と公孫は李徹の様子が歯がゆくて仕方ない様子。李徹は常楽を「深窓の令嬢」と信じて疑っていない?この辺のおおらかさが皇子ですね。

朝帰りした李衡の言い訳を不自然に感じた皇后は、朱顔のことを知ってしまいました。李衡を皇帝にするために宮中に閉じ込め、友人も作らせない皇后が李衡と朱顔の仲を認めるはずもなく、2人の行く末が心配です。

弄影は公孫黙が体調を崩したのが自分のせいだと、看病を申し出ました。公孫に弟の面影を見ている弄影は、常楽のためとは言え申し訳ないと思ったようですね。

第10話あらすじ

李徹夫妻が狩りに出た後、弄影は体調が悪い公孫黙を看病するため一緒に残ることにします。公孫は手下が賊を見失った現場にあった証拠を見せて迫ると、弄影は自分が李徹の手紙を盗んだと認めます。

狩りに出た李徹は朱尚書に呼び出され、常楽一人が残されたところへ刺客が現れました。絶体絶命の常楽を山寨の山賊仲間「秦兄」こと秦飛羽が助けます。李徹は現場で殺された刺客を見て、常楽が殺したかと尋ねます。そこへ弄影が現れて自分が殺したと訴えました。

李徹は常楽を殺そうとした朱尚書に激怒、公孫がその場を収めます。弄影が李徹に、手紙を盗んだこと、劉相国のスパイだったが今後は2重スパイとして李徹のため働くと話します。

常楽を疑う公孫のため、李徹も常楽を試すことに同意。そして自分たちを警護するため武術の達人を雇うことにしたのですが…。

第10話感想

弄影は、弟を殺した悪徳役人に復讐するため武術を学び、数十人を殺して指名手配されていたそうです。ある意味義賊なのでしょうが、殺した人数が多すぎるような。それでも公孫は弄影を受け入れることにしました。弄影も公孫の李徹が皇帝になれば世の中が良くなる、の言葉に納得し二重スパイを受け入れます。

常楽が弄影を助けるときに使った小道具は、劉相国が滅ぼした段家伝承のからくりだったのですね。公孫は、これは一朝一夕では学べない技術で弄影には無理、だから常楽を賊と疑っていると。

山賊仲間の秦兄こと秦飛羽は、常楽を守るために太子府に入り込みました。山寨の仲間が相国の人質になっていると知り、常楽に3か月後に一緒に山へ帰ろうと話します。でも李徹と一緒にいたいと思い始めた常楽はどうするでしょう。

公孫の罠で賊につかまった常楽は、うまく公孫を騙してこの難関を乗り切れるでしょうか。

第11話あらすじ

賊に脅されても、段家など無関係と言い張る常楽。公孫黙は命の危機を感じれば段家の技を使うはずと、煮えたぎる鍋の上に常楽を吊り下げます。常楽が耐えきれずに鎖を外そうとした時、秦飛羽が現れて常楽を救いました。

皇帝に凶事が起きると占った道士が皇帝を訪ね、水の属性の妃を娶れば災いを避けられると進言し、その後劉相国宅で褒美を受け取ろうとして殺されました。

劉相国が花瓶を「盗聖」に盗まれたと皇帝に訴えます。皇帝は、捜査を担当する李徹の職務怠慢を責め、郊外の寺で工事監督を命じました。李徹はこれを相国の自分に対する宣戦布告と判断し、祖父・沈将軍に指示を仰ぎます。また話を聞いた常楽は盗みが相国の自作自演と考え、仕返しすることに。

常楽は相国宅に花瓶の件を告白しなければ地獄を見ると手紙を残しました。相国側は李徹配下の仕業だと考え、郊外へ移動する時李徹を殺そうと計画。そのルートを弄影に尋ね、確認のため意外な人物を呼び出しました。

第11話感想

常楽への疑いが拭えない公孫黙は、常楽へ切りかかるよう秦飛羽に命じました。常楽は秦飛羽を信頼し反撃しなかったので、無事身バレしませんでした。流石の公孫もこれで諦めた…と思ったのに、相国に盗賊が入るとまだ常楽の名前を出します。さすが切れ者、常楽の不審なところを感じ取っているのか?太子の方は、秦飛羽を責めないで欲しいという常楽に、自分が知る中で一番善良と言い、疑うどころかべた惚れです。

その常楽は相国の家宝の茶壺(日本の急須)の底を抜き、門に馬鹿にするような文字を貼り付けました。これでは却って相国の李徹に対する怒りに火をつけそう…。現に相国は李徹側だった謝氏を、官位を餌に自分の側に引き入れ悪だくみを始めています。

そして気になる李衡と朱顔の恋は、不吉な予感。相国や皇后が、道士のニセ占いまで使い皇帝に側室を持たせようとする理由が気になりました。

第12話あらすじ

劉相国から李徹の行程を聞かれた弄影は、李徹が襲撃されると常楽に言い、それを李徹と公孫黙に伝えます。郊外の寺へ行くという李徹に、常楽は同行を申し出ます。

寺に着いた李徹は、庶民の衣服を着て工事現場を視察し、石材の違いを指摘。一方常楽は、道具の欠陥を指摘して改善点を教えました。その間李徹は相国の刺客におびき出されて襲われます。常楽は李徹を助けるため、段家のからくりを使ってしまいました。

その場に現れた謝氏に連行され、沈将軍に拷問を受けた常楽は自分は劉玉瑶の替え玉、段家のからくりを教えた師匠の名前は知らないと訴えます。

宮中では朱尚書と朱顔が呼び出され、皇帝の災いを避けるため朱顔を側室にしたいと言われます。その場に居た李衡は驚き目顔で拒否するよう訴えますが、朱顔は引き受けざるを得ず…。

第12話感想

常楽は、宿を見回ったり食事に毒が入っていないか調べたり、李徹を守ろうとします。その後寺で庶民の衣装に着替えると、快適だと嬉しそう。ここまでは順調だったのに李徹が絶体絶命の危機に陥ると救おうとして応戦し、武術が使えることが知られてしまいました。

それにしても常楽を捕まえた後の沈将軍の拷問が酷い。下半身を水?に浸したうえ両腕を鎖で吊ってむち打ちなんてむごい。確かに常楽の話は信じがたいでしょうが、ここまで酷くしなくてもと良いのでは?李徹が訴えても全く考えを変えず、劉相国側についた謝氏も容赦なく拷問を加え、本当に常楽を殺してしまいそうです。

李衡も、自分が嫁にしたいと思った女性が、母親の皇后の作戦で父親の側室にされるなんて、辛いでしょうね。朱顔も朱尚書が申し出を受け入れた以上、反対できず受け入れるしかありません。その後朱顔を奪い去ろうとしたのに、皇后に計画がバレてしまいました。この2人の仲はもう引き裂かれてしまうのでしょうか。

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