dim-sumさん |
第1話 あらすじ
第1話 眠りの地へ
1900年代中期、人々から司籐(スー・トン)と呼ばれていた女が殺される。現場を目撃していた車夫は、司籐を殺した者に亡骸をダーナまで運ぶように頼まれる。2020年、恋人と共にそのダーナに向かう男がいた。建築士の秦放(チン・ファン)だ。ダーナへの車中、秦放は苅族(がいぞく)という地球外生命体の逸話を耳にする。その逸話を全く意に介さない秦放だったが…。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第1話 感想
80年前飢え死にしかけた祖母を救ってくれたと恩人に礼を言うために、航空機と路線バス、最後はレンタカーを乗り継いで恋人の安曼とダーナまで来た青年秦放。彼が100年前に封じられた苅族の司藤と出会う経緯が描かれました。
秦の恋人安曼は、宿まで追いかけて来て秦と安曼に話しかけた馬と名乗った男(本名は趙江龍)と不適切な関係にあったようです。安曼は趙から逃げようとして誤って刺してしまい、逃げる途中で趙が持っていると言う「九眼天珠」を狙う2人組の男に連れ去られてしまいました。
一方秦放は、2人組から車ごと崖下に突き落とされ、木の枝で身体を貫かれ死んでしまいます。でも秦放から流れ出た血液に反応して、100年前に封印された苅族の司藤が復活、死んだはずの秦は何故か生き返り、司藤と出会ったのでした。司藤は秦放に、自分は秦の主人従いなさいと命じます。
司藤役の景甜さんは「麗王別姫」で皇帝のお妃役を演じていた方ですが、その時よりもこの役の方が合っているかも。真っ白なチャイナドレスをエレガントに着こなしていて素敵でした。秦放の靴を脱がせて自分に履かせたり、下僕として扱う女王様っぽさにも嫌味が無い。地球に飛来した異星人と植物が合体した「半妖」設定もぴったりです。
一方この司藤を封印したと言う苅族と対立する懸門の星雲閣では、庭の中心に会った石柱が司藤の復活と共に砕け散り、その下から封印した人物が書き残した書が出てきます。そこには司藤を1946年に封じたが、もし復活すれば星雲閣に以上があると記されていました。司藤と秦放は、そして安曼や星雲閣との関係がどう展開するのか、続きが楽しみです。
第2話 あらすじ
第2話 離れられない運命
秦放は司籐を連れて宿に戻ってくる。長年の眠りから覚めた司籐は、現代の様子を最速で知るにはどうしたらよいかと秦放に尋ねる。テレビを見ればよいと答える秦放。秦放は恋人の安蔓(アン・マン)の行方を、親友・単志剛(シャン・ジーガン)に捜してもらうことに。その後、秦放は司籐から逃げようとバスに乗り込むのだが、外見が化け物のようになってしまう。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第2話 感想
秦放と司藤は、泊っていた宿に戻ります。主人は秦と一緒だった安曼は部屋を引き払ったと言われます。秦は安曼に電話をしても繋がらず、友人の単志剛に安曼探しを頼みました。
秦は司藤を置いて逃げようと、長距離バスに乗りますが途中乗客から化け物と呼ばれてしまいました。鏡を持たない秦は、途中でバスを降り水鏡に映して確認すると、不気味な風貌に変わっています。
その後人と接触しないように歩いては顔を確認しますが、どうやら司藤が居るダーナから離れると顔が変わってしまうと推察。観念して宿へ戻り、司藤になぜ顔が変わると教えてくれなかったと聞くと、体験しなければ解らないし信じないでしょう?秦を下僕扱いです。
その後司藤は何故か力が使えなくなり、宿で火事を起しました。司藤は力衰えた理由を自分は不完全、秦も欠けたままと言い、あるべきところに戻りたい欠けた半分を取り返してやり直したいと話し同族に治せる者が居ると言います。
一方懸門の星雲閣では、石碑のあった場所が大きな井戸のようになっており、下には藤の木が見えます。降りて確認しようとしますが、師から司藤が現れたら先生を頼れと言われたことを思い出し、会いに行きます。
秦は、宿の主人から司藤が鉢植えに話しかけていたと聞き、買い取って司藤に渡します。そして火事が起きた時、司藤を非難させた後鉢植えを取りに戻りました。相変わらず女王様な司藤も、これをきっかけ少し秦に打ち解けた様子。安曼は相変わらず2人の男と一緒で、酷い目に遭わされていないか心配です。
それにしてもこのダーナという地方の景色は美しい。水鏡のシーンは雲南省の香各里拉(シャングリラ)地区の季節湖(季節により出現する湖)で撮影が行われたそうですが、行ってみたいものです。
第3話 あらすじ
第3話 異変の理由
司籐は、苅族と敵対する“懸門(けんもん)”という組織のある蒼城山(ツァンチョンシャン)へ向かう。秦放は、司籐が現代社会になじむように手助けしながらも、行方が分からなくなった安蔓を心配していた。司籐と秦放が蒼城山に到着する頃、蒼城山にある星雲閣(せいうんかく)の後継者・顔福瑞(イエン・フールイ)は、星雲閣に異変が起きたのは司籐復活と関わりがあると信じるようになる。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第3話 感想
司籐は、自分達苅族と敵対した懸門の「蒼城山」へ向かうよう言い、司藤はショッピングモールでチャイナドレスを購入。秦放は司籐の命令?どおり現代の生活を教えてサポートしながら、安蔓を案じています。友人からは安曼の親は偽物だったと知らされますが、それでも探して欲しいと頼みました。
司籐と秦放が蒼城山に向かっている時、蒼城山の星雲閣を継いだ顔福瑞は、弟子の瓦房を連れ師が頼るようにと言った李正元に会おうとしますが、李は亡くなっており跡を継いだ王乾坤が現れます。
一方秦放と司藤は宿で映画を見ますが、司藤は恋愛映画を否定。秦放は司藤と言い争いになりました。翌朝、司藤が車に乗ろうとして足元に虫が居るのを見て悲鳴を上げます。それを見た秦放は司藤の弱点を知りニヤリ。
蒼城山の星雲閣では、庭の井戸から藤の蔓が伸びていました。顔福瑞は王乾坤と穴の下へ降りようとしますが、王乾坤が尻込みするので藤を刈り取ろうとします。到着した司藤は自分を封印した丘山を探す、と秦放に言いました。
司藤は、穴へ入り込んだ王乾坤をツルを伸ばして捕まえます。顔福瑞は師の丘山が15年前に居なくなったと言います。丘山が残した書には、司藤が1946年に丘山により滅ぼされたと書かれていて、秦放は「1939年では?」と疑問に思います。
司藤は半分植物だから、虫=敵なのでしょうか。女王様キャラでいつもクールなのにギャップがかわいい。そして何故か恋愛について批判的な様子。美しい彼女にも辛い思い出があるのでしょうか。秦放は安曼が行方不明ないのは自分の責任だと思っているのでしょう、ナンパが切っ掛けでで安曼と付き合ったチャラい人かと思ったら、誠実なんですね。それにしても顔福瑞は妖と対決するタイプに見えない、緩いというか弱そう…。
第4話 あらすじ
第4話 廃れた懸門
懸門の一派・長鳴学斎(ちょうめいがくさい)の門下である王乾坤(ワン・チエンクン)が、司籐に“籐殺(トンシャー)”という技をかけられてしまう。司籐は乾坤を締め上げて懸門の詳細を聞きだそうとする。しかし乾坤が何も知らないと悟ると、司籐は福瑞と乾坤を使いとして長鳴学斎へ送ることに。長鳴学斎の長・蒼鴻(ツァンホン)は司籐の復活を知り、各地に散らばっている懸師たちに連絡を取るが…。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第4話 感想
巨大な洞穴内には大きな藤と古い祠がありました。司藤が藤のツルに額を付けると、穴の外に伸びていたツルが引き込まれます。司藤は水に浸した三つ編みを手に取り「私の髪」と秦に言い、秦は三つ編みを手にした司藤は力が戻ったように見えると言います。
司藤が王乾坤に「藤殺」を5つ取り付かせると、王は急に苦しみ出します。司藤は顔福瑞に、王を連れて王の師である長鳴山の蒼鴻会長に会い、懸門の有力者を集めて欲しい、挨拶したいと頼みます。蒼鴻会長は70年経って司藤が蘇ったと聞き驚きました。
秦は司藤の命令で顔の弟子と一緒に顔たちを待つことに。弟子は司藤が妖怪だと恐れて懐かず、顔を恋しがって泣きます。司藤は秦が探した古風な宿は司藤のお気に召した様子で、気長に顔たちを待つ様子。建築設計士の秦は、古風な建物をスマートフォンで撮影しますが、司藤は自分を撮るなと命じます、半分妖怪だからでしょうか?
長鳴山には、懸門の有力者が来て司藤復活と聞き、藤殺の術を掛けられた王の様子を見て、苅族が懸門に復讐しようとしていると顔の話を聞きました。司藤を倒すためどうするか、あと2日で藤殺の術で死んでしまう王を救う方法など対策を話し合います。
相変わらず女王様体質でマイペースな司藤は、白いロングドレスの上に薄いブルーのシフォンの上着を掛け、筆を手に取り何かを書く様子は文人風。相変わらず美しいです。手を振るだけで水槽の金魚を集める司藤に弟子が興味を持ち、術を教えてくれたらお礼をすると青虫を差し出されて固まる司藤は、可愛らしかったです。そんな子供を女性は虫が嫌いと諭す秦は、下僕扱いにもめげず紳士的な人だなあと思いました。
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