dim-sumさん |
第13話 あらすじ
第13話 妻の恨み
司籐が倒れてしまう。秦放は眠っている司籐の手を静か握る。その頃、懸師たちの様子を銀灯の夫が遠くからじっと見つめていた。学者で権師の白金(バイ・ジン)は、銀灯の夫の様子が妙だと指摘し、乾坤は「銀灯の夫に気をつけろ」と秦放に忠告する。一方、安蔓を誘拐した2人組の1人・周万東は、安蔓を刺した趙の妻・賈桂芝(ジア・グイジー)と一緒に秦放を捜していた
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第13話 感想
秦放は司藤から流れる記憶の続きを見ていました。丘山と戦い逃げる夢でした。やがて司藤が目を覚まし、秦の手をほどき自分が怖くないのかと尋ねます。秦は赤傘は罪を犯した以上裁かれるべきだし、もう一人の司藤を探すためだったと慰めます。
顔福瑞は退院した瓦房を連れ礼を言いに来ました。その後懸師たちが藤殺を解いて欲しいと頼みに来て、司藤は藤殺を解き、懸師たちは礼を言って帰りました。
趙の妻賈桂芝は、天珠を奪いに来た周万東に、天珠を渡す代わりに自分を手伝って欲しいと言い、秦をつけていました。
やがて秦は銀灯の夫に襲われて、キノコを食べさせられて司藤復活の記憶を盗み見られます。司藤は秦を助けて顔に預けた後、洞窟に入り銀灯に覆いかぶさるようにして亡くなっている夫をみつけました。司藤は自分が復活したのは人の血液を摂取したからだと思っていたが、鍵は秦の血液だったと思い至ります。
様子を見ていた桂芝は司藤を見て「白英さん」と言い、周を急かせて山を下ります。
秦放に流れ込んだ記憶では、丘山との戦いで攻撃から身を守るため楯として人を使いながらも、最後は濁流から救出して逃げた司藤。彼女は人殺しを嫌うタイプの苅族なのでしょう。対して赤傘=銀灯は、300年前から人を殺す苅族。夫は意に介さず、愛ゆえに復活を望み、毒キノコを食べ秦の記憶に従って自らを犠牲にしました。気の毒です。
桂芝は、周に刃物で脅されたとき自分の腕にある藤殺に刃物を当てます。しかし血は流れず「私は死なない」と言います。以前襲われたときも藤のツルで守られたし、司藤を知っているようだし、関係があるのでしょうね。
第14話 あらすじ
第14話 ありえない姿
秦放と司籐は、秦放の自宅のある禹航(ユーハン)へ。到着後、秦放は志剛に電話をかけるが通じず、会社の社員を志剛の自宅に行かせる。志剛は拘束されケガもしており、病院に運ばれる。志剛の見舞いにやってきた秦放と司籐だったが、司籐は病室には入らないことにする。しかし、志剛はドアの窓越しに見えた司籐にひどく驚いて…。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第14話 感想
頭痛に苦しむ秦放に司藤が手をかざすと、好くなったと言います。秦の素性が気になる司藤は、家族の事を聞き養子かと尋ねます。
司藤は沈の力を消化した後も禹航で数日休養が必要、休養したいと言います。一方禹航へ発つ前、顔福瑞に秦放の実家を調べて欲しい、些細なことでも残らず調べてと頼みました。
秦は志剛の着替えを取に家に行き、そこで自分の幼馴染み陳宛が祀られている部屋を見ます。そこには写真と、秦が陳宛に贈り彼女が身に着けていたブレスレットが祀られ、ろうそくまでありました。司藤が秦に頼まれ見せた幻視では、志剛が陳を池に突き飛ばし溺れた様子が…
秦が志剛に陳の事を聞くと事故だったと認めます。そして今一緒に居る女がら離れろと強く言います。秦は陳の両親に真実を話せと言い出て行きました。
志剛は病院から会社に戻り蒼城山に行くと言い出て行きます。そして星雲閣で石碑があった穴を見下ろしました。
秦の頭痛の薬だと司藤が薬を渡すと倒れてしまいました。そして眠ろうとすると秦が顔を近づけ前はこれで回復したと言いますが、今回は違うと言い眠ってしまいます。
顔は秦の実家周辺で、町一番の老人という女性から話を聞きます。女性は、秦家は申海人に金を貸し、他は返して貰えなかったのに秦家だけは返して貰い裕福になった。秦は紡績工場の白さんと癒着していたから金を返して貰えたのだ、と言います。
秦はベニテングタケの毒が抜けず、頭痛に苦しんでいます。司藤は薬を作らなくても身体は弱っていたと言いますが、やはり秦のために体調を崩したのかも?志剛は以前も蒼城山に義援金を贈ったことがある様子。彼は顔や星雲閣と関係があるのでしょうか?
第15話 あらすじ
第15話 再びダーナへ
体が弱ってしまった司籐は、植物に包まれることで回復を試みる。しかし司籐が包まれている間に、趙の妻と周が、秦放の自宅に侵入してくる。周は秦放を殴り、2人は秦放を拉致する。周と桂芝の向かう先は、ダーナだ。その後、福瑞と志剛も秦放の自宅にやってきて、双方対面する。福瑞は志剛から“阿福(アーフー)”と呼ばれ…。
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第15話 感想
寝ている司藤に言われて秦放が布団をめくると、司藤の脚が藤のツルに変化していました。司藤は秦に、庭の藤棚下へ連れ出させるとツルが司藤の身体を包み込みます。初対面のはずなのに、顔を剛は「阿福」と呼びました。中国では親しい(主に)年下の人に「阿」をつけて呼び、これは日本語で言う「~ちゃん」のようなものです。
志剛が去るとツルから司藤が現れ「秦が危ない、一緒にダーナへ行くわよ」顔は司藤と普通列車でダーナへ向かうことに。司藤は乗り合わせた女性客から嫌味を言われ不満爆発寸前。顔は司藤に嫌味を言われいじけます。
趙江龍の妻・賈桂枝は男が運転する車でダーナへ向かいながら、曽祖父とダーナのことを思い出します。曽祖父は桂枝の腕を見て藤札の印と言っていました。秦は桂枝がダーナ出身と聞き、自分の曽祖父の恩人と血縁関係があるかもと考えていました。
以前秦と泊ったホテルに到着した司藤は前と同じ部屋に泊まることにし、手続きを顔に任せます。店主は顔に「司藤は以前と比べてだいぶ穏やかになった」と話します。
一方秦は、森の中に停車し食事中。桂枝はこの崖下のどこかにある、曽祖父の地図に従い探しましょうと男と話していました。
藤のツルに巻かれた様子は、ミノムシを横にした感じ?藤の力を吸収して英気を養い再生するのでしょう。顔と司藤が乗った普通列車は3人横並びでボックス席仕様。両サイドをふくよかな女性に挟まれた司藤は窮屈なうえに、黒いレトロなレースのドレスが似合って素敵なのに、整形かしらとか普通電車なのに着飾っていると言われ不満爆発寸前。一方桂枝たちに大人しく従う秦には、何か考えがあるのでしょうか?
第16話 あらすじ
第16話 籐殺の気配
ダーナに到着した司籐。夜、ダーナのどこかで籐殺の気配がすることに気づいた司籐は、誰が仕掛けたのだろうと不審に思う。一方、拉致された秦放は、用を足すと見せかけて工事現場にメッセージを残すが…。さらに秦放は桂芝たちによって、趙の遺体を運ばせられる。山の中を歩き回って着いた所は、司籐が復活した場所だった
出典:BS12 半妖の司籐姫 ~運命に導かれた愛~
第16話 感想
司藤は月明かりの中気を飛ばすと巨木が現れ枝を伸ばします。車を運転する男は、目の前に巨木が現れ一瞬で消えた、と賈桂枝に言います。秦放は司藤が自分を探していると気付きました。
秦たちは桂枝の実家に到着後、車から趙江龍の死体を出し地図の場所へ向かいます。到着したのは秦放が司藤と会った場所。桂枝が探しても何も見つからず、夫は生き返らないと嘆きます。男は自分は約束を果たした、天珠を渡せと桂枝に詰め寄ります。桂枝は死体を埋めて実家で話そうと言いました。
家には司藤と顔が居ました。司藤を見た桂枝は「白英さん!」と叫びます。司藤はツルを伸ばし男を弾き飛ばし秦に「仇は打った」と言います。そして桂枝に2人で話そうと言い、顔に秦の手当てを命じます。秦は顔に司藤の世話の礼を言い、顔は水臭い…と言いながら大量の領収書を渡し、秦は呆れます。
壁の絵を見た秦は白英かと尋ねます。司藤が自分だと思わないかと聞くと、曽祖父宅で見た遺品や写真にも白英とあった、司藤ではない。2人は双子なのか?
司藤は、自分と白英どちらも完全な司藤じゃなくそれぞれが司藤の半分。切られて腐る動物と違い、植物は枝を切られてもまた伸びる。藤族は心理的葛藤が苦手で(藤なのに?)問題に直面すると冷静に対処できない。白英は邵琰寛を愛し結婚したがり自分は反対、結果2人に分裂した。
分裂後力は急速に減退して、寿命も人間と同じくらいになり老化もするように。解決には1つに戻るのが一番だが、白英に拒否された。白英に邵琰寛への想いを断ち切らせようとしたら白英に殺されたのだと告白しました。
司藤と白英が鏡の内外で言い争う様子は緊迫感がありました。この当時の司藤のファッションはクラシックなチャイナドレスが多いです。髪形は額を出してサイドをアシンメトリーに緩くカーブをかけ、後でまとめたり片耳を出すスタイル。卵型の顔に合ってとても素敵です。こんなに美人でひ弱に見えるのに、力が半分になっても大の男を軽く弾き飛ばす司藤。白英と合体したらどれだけ強いんだろう、懸門が束になっても倒せないに違いありません。
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