九州縹緲録 6話・7話・8話・9話・10話 あらすじと感想

九州縹緲録~宿命を継ぐ者~
NANAさん

第6話 あらすじ

#6 かたき討ち

街で翼天瞻(よく・てんせん)と会っていた息衍(そく・えん)将軍は、中元節を見物に来た阿蘇勒(アスラ)と蘇(そ)尚宮を見つけて駆け寄る。阿蘇勒は2人が親しい仲だと気づくが、蘇尚宮はそ知らぬふりをする。その直後、阿蘇勒は刺客に襲われる。阿蘇勒の外出は蘇瑪(スマ)を殺した刺客をおびき出すためだった。偶然通りかかった羽然(う・ぜん)と姫野(き・や)も加勢し、敢然と刺客に挑む阿蘇勒。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第6話 感想

阿蘇勒が中元節に出かけたのは、やはり仇討ちの為でした、草原の男の掟だと言うけど、あんなにひ弱そうな阿蘇勒が自分をおとりに敵をおびき寄せるなんて根性あります。だって敵はあの魔物みたいな赤牙、それを1人で倒すのは無茶だと思ったけど、偶然現れた姫野と羽然の助けもあって、赤牙の首領を倒してしまいました。

これには驚き、死なないと思ってた赤牙を負けずに倒したパワーは王の片鱗を感じます、羽然は阿蘇勒の許嫁のはずだけど、今はすっかり姫野と仲良しです。

蘇尚宮もピアノ線の様な武器を使い武術の腕前は男にも負けない腕前、息将軍ともただならぬ仲の様で、阿蘇勒と護衛もつけず、2人きりでお出かけしちゃう強気な性格にも、うなづけました。

姫野も姫家の庶子という事で兄なのにひどい扱い、明日の演武大会で勝たせてあげたい。弟はちょっと性格悪そうですもの。阿蘇勒と蘇尚宮のひいたくじは凶でした、そして姫野がコイン占いで「将軍になる」と言って沢山のコインを投げたら、なぜか全部表が出ました。これはどういうことなのか、これから阿蘇勒と姫野は波乱の中を生き、姫野は将軍になる運命ということなのでしょうか? 

第7話 あらすじ

#7 演武大会の覇者

離(り)国の使者がやって来る。15城をよこせという使者に、百里景洪(ひゃくり・けいこう)は不快感を露わにする。そんな中、演武大会が始まる。姫野(き・や)はこの場で名を上げようと果敢に挑むが、彼の実力に嫉妬した百里隠(ひゃくり・いん)や良家の子弟らから袋叩きにされてしまう。そんな姫野を守ろうとする阿蘇勒(アスラ)。だが身分の違いを思い知らされた姫野は、むしろ激しい闘志を燃やす。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第7話 感想

運命をかけた演武大会、勝つために全てをかける姫野、父親や百里隠 にまで邪魔をされたけど、全てを退け勝ち残りました。姫野の圧倒的な強さだけが目立ってしまった演武大会、そこで阿蘇勒は姫野の頭上に「草原の鷹の声」を聞きました。

阿蘇勒にしか聞こえなかった様で、これは何かの予言とかお告げとかでしょうか、これからの運命の導きみたいな感じなのかな、阿蘇勒は姫野に親近感を覚えたようで密かに応援して、最後は自分の従者にわざと負けさせてしまいます。凄く強いんだからそこまでしなくても良かったと思うんですけど、後で姫野が知ったらどうなることか心配でなりません。それに従者も責任を取って危うく死ぬところでした、青陽部の将軍は面目を潰され怒っていましたから。

でも国王も最後の勝ちを百里隠 に譲れとか、言う事が我儘です。百里隠 からも陰で怪我をさせられたり、庶子というだけで、凄い差別なのです。戦国の世なんだから、強いものが偉くなれればいいのに。心が純粋な阿蘇勒は敵なのに戦う姿勢を見て尊敬しちゃうところが優しかった。

今回はちょっとやり過ぎちゃった姫野に災いが起きなければ良いと心配になります。演武大会の会場には離国の使者も来て、国主に15城をよこす様にと伝えてきました、横暴な態度で国主も怒ってたので、もう離国とは徹底的に戦わなけれはならないでしょう。

第8話 あらすじ

#8 勝利の代償

翼天瞻(よく・てんせん)が姫野(き・や)に槍術を教えたと気づいた息衍(そく・えん)将軍は、翼天瞻が南淮(なんわい)にやって来た目的に思い当たる。勝利を手にした姫野は街で百里隠(ひゃくり・いん)と出くわす。姫野の活躍を妬む隠は勝負を仕掛けるが、羽然(う・ぜん)と阿蘇勒(アスラ)に止められる。意気投合した姫野、羽然、阿蘇勒は友情を誓う。その頃、幽長吉(ゆう・ちょうきつ)の妻を名乗る人物に淳(じゅん)国の商人が接触していた。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第8話 感想

幽長吉の妻と名乗っていたのは蘇尚宮でした。阿蘇勒の世話係で国主の甥(訂正・息子と書いていましたが甥でした)・百里隠を育てた人。いったい何者なのだろう、前に使っていたピアノ線の様な武器は「天羅の蜘蛛の糸」という名前でした。亡き夫・幽長吉の形見の刀「蒼雲古歯剣」(そううんこしけん)を守っています。この刀はよほどの力があるらしく鉄皇も狙っています。

淳国の商人と名乗っていた人たちも、実は軍人で刀を手に入れようと下唐国に来たらしく、蘇尚宮に一瞬で皆殺しにされました。蘇尚宮は息将軍とも親しく、国主との会話の様子もおかしい。阿蘇勒も武術の腕前は見たのだから怖い人なのは知っているようだけど、「東大陸で最も優しい方」だと言っていました。たたずまいが気品があって美しい蘇尚宮、彼女が下唐国でのストーリーのカギを握っているのでしょうか。

阿蘇勒と同じあの指輪も持っているし、今のところ阿蘇勒にとって一番重要な人物なのでしょうか?

次回から阿蘇勒と姫野、百里隠らは 稷(しょく)宮という学校(?)に入学し共に競い合うことになります。百里隠は気が強そうだからトラブル起こすだろうなぁ、今から心配です。

でも姫野と阿蘇勒は友達になれた、辛い境遇を持つ二人だから共に助け合える仲間ができて良かったです。

第9話 あらすじ

#9 離国の侵攻

下唐(かとう)辺境に離(り)国が侵攻する。百里景洪(ひゃくり・けいこう)は宮羽衣(きゅう・うい)の意見を取り入れ、離国と和議を結ぶ決心を。ところが大胤(だいいん)国の長公主、白凌波(はく・りょうは)はエイ無翳(えい・むえい)の下唐侵攻を阻止せよと百里景洪に迫る。百里景洪は兵士調達のため、阿蘇勒(アスラ)を利用しようと考える。その頃、稷(しょく)宮に入学した阿蘇勒と姫野(き・や)は、離国の捕虜を相手に実践さながらの対戦を命じられて…。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第9話 感想

離国が下唐国に侵攻を始め、大胤国は下唐国に進行を阻止を命令した。国主の百里景洪は自分の思い通りにならないことにいら立っているようで、青陽の兵士や阿蘇勒を出征させようと考える、そして蘇尚宮の持つあの刀を百里隠に渡すよう迫った。

その刀はもちろん蒼雲古歯剣、この刀を持つものが天駆騎士団を動かせるという、以前の刀の持ち主の幽長吉は百里隠の父親で、国主は刀を百里隠に渡す時が来たと言うのですが、蘇尚宮はまだ早いと反対します。百里隠はどうみても子供 なのに、息子というだけでそんな凄い刀が使えるのでしょうか。でもその刀が使えば一瞬で大勢の人を倒せるのです。

離国には魔物の様な赤牙がいるので、今こそこの刀を使うときなのかも、蘇尚宮も刀の隠し場所に宮殿を選ぶとは、ここなら絶対に他国の者に刀を奪われることはないのです。でもいつかこの国主の為に刀を抜く日が来ることもわかってたはず、その日が早まっただけ。百里隠なら勇敢に立ち向かえるはず、芯の強い性格してますもん。

第10話 あらすじ

#10 進軍開始

鬼市(きいち)にやって来た阿蘇勒(アスラ)たちは過去、現在、未来が見えるという三面海螺鏡(かいらきょう)をのぞく。鏡に映った蘇瑪(スマ)たちに詫びる阿蘇勒。その近くで蘇瞬卿(そ・しゅんけい)が蒼雲古歯(そううんこし)剣を狙う離(り)国の使者に襲われ、深手を負っていた。それに気づいた阿蘇勒は秘密裏に蘇瞬卿を連れ帰る。離国ではエイ無翳(えい・むえい)が天啓(てんけい)へと進軍。これを阻止するため下唐(かとう)国も出兵する。その中には阿蘇勒と姫野の姿も。

出典:チャンネル銀河 九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

第10話 感想

離国が下唐国を攻めてきたため、姫野や阿蘇勒も出陣する事に、他国の戦に参加するとは阿蘇勒も命知らずなのか、まだ戦をよく知らないからなのか。羽然や蘇尚宮(蘇瞬卿)たちが見送る中、出陣したけど、戦場は下唐国の戦士の死体で埋まっていました、辛い戦いが予想されます。

最近見た他のドラマと違い、製作費をかけてるだけあって大勢のエキストラを使い、勇壮な出陣の儀式からの戦のシーンが怖いくらいに描かれていて本格的、女子が見るには怖くて震えてしまいます。とにかく死体や残忍なシーンが多いと思いますが本来、戦とはこういう物だろうと感じさせます。

野営シーンの炎が幻想的に見え、大掛かりで凄いなとおもいつつ、他のシーンでは、ちょっと目を伏せてしまうところもありました、ドラマとしての仕上がりが素晴らしい為、残忍さを我慢しても観る価値がある内容です。字幕だけはちゃんと見ないといけませんが・・・

冒頭のシーンで、河洛人(からく)の発明した三面海螺鏡という鏡が出てきました、この鏡は未来や現在、過去が見れるという物、アスラには青顔部の家族が、羽然は三人の仲の良い姿が、姫野は観たこともない世界が見えました、姫野はニセモノだとか言っていましたが、あれが姫野の未来なのでしょう。あれはどこだったのか、この先が楽しみです。

【放送情報】

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