独孤皇后~乱世に咲く花~ 48話・49話・50話(最終回) あらすじと感想

独孤皇后~乱世に咲く花~

独孤皇后~乱世に咲く花~  読み方:どっここうごう 2019年 全50話   オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ

第48話 あらすじと感想

NANAさん

第48話の感想

突厥の王の阿史那玷厥が殺されました。私にとっては衝撃が走りました、ショックです大好きだったのに残念、このドラマではそんなに描かれてないけど、阿史那玷厥は妻や姉の阿史那頌や宇文闡とずっと幸せに暮らしていくラストがあると思ってました。阿史那玷厥を殺した杰哈は隋の攻撃ですぐに降参しちゃったけど、死んだ阿史那玷厥は戻りません戦国の世に幸せは続かないものです。

ついに 尉遅容の罠についにハマっちゃった楊堅は尉遅文姫(如意)と一緒に寝室で寝ているところを伽羅に見つかりました、最後のシーンでは文姫が兵士に囲まれてしまい・・・文姫はどうなっちゃうんでしょう。尉遅容のせいで文姫は捕まっちゃうんだろうか、気乗りしない姪っ子に親くらいの年のオトコの相手させるなんて、正気の沙汰ではない。尉遅容は伽羅の苦しむ顔がみたいんだろうけど、文姫の悲しむ姿は平気なのだろうか、尉遅容はいつでも自分さえよければいいってところがあるみたい、そういうところ嫌なんです。独孤伽羅も陳婉宜からあの二人は怪しいって忠告されていたのに、そのまま文姫を楊堅のところに行かせてたのだから伽羅自身の失敗でもあると思う、「まさか自分の夫に限って」そういう油断が招いた事件です、防げたはずだったのに、自分達から罠にはまり込んでしまったようなものです、でもまだ楊堅と伽羅は如意が文姫だとはまだ知りません。それを知ったとき二人はどうなってしまうのでしょう。夫婦にとって最大の試練を最後にどう乗り越えるのか楊堅は何と言って伽羅の信頼を取り戻せるのか楊堅がどんなふうに伽羅に謝るのか、ドラマはあと2話を残すのみ、いよいよクライマックスです。

第49話 あらすじと感想

NANAさん

第49話の感想

楊堅と文姫(如意)が寝所で一緒にいるところを目撃し激怒した独孤伽羅は文姫を問い詰めました、そのことを知った楊堅は、嫉妬する伽羅に「おぞましい」といって逆に伽羅を責めます、うーん浮気したのは楊堅の方でしょ、悪いのは伽羅ではないのでは、しかも文姫は独孤伽羅への復讐心から自害してしまい、まるで伽羅が自害させたかのように起こる楊堅。昔と変わったのは独孤伽羅ではなく楊堅の方なのではないでしょうか。皇帝になったばかりに自分の過ちでも世間体を気にして謝れない、誤った方が負けみたいな感じで、もし自分の夫がこんなんだったら絶対に嫌です。

その場で浮気を責めなかった伽羅の方がよっぽど偉い、昔は可愛かったみたいなこと言ってたけど伽羅は若い時でも浮気は許さない妻だったはず、楊堅の言い分の方がよっぽと酷い、女性に「昔は・・・」っていうのダメですから。

楊広と楊素も何やらたくらんで皇太子の家に行き楊勇に酒を飲ませ泥酔させていました。この後何が起きるのか、悪知恵が働く二人で企んだら、楊勇なんて歯が立たないはず、皇帝夫婦の喧嘩もあり次回は楊勇は廃位されそうです。

尉遅容も独孤伽羅に直接毒を飲ませようとしたり、尉遅家の滅亡も伽羅には関係ないし、伽羅は周りに振り回されてばかりです。ドラマも最終話を残すのみとなりましたが、大聖人とまで言われた楊堅と独孤伽羅は愛の絆を取り戻せるのか、私としては最後は仲直りして欲しいです。独孤伽羅の気持ちに楊堅が寄り添って欲しいんです。

第50話(最終回) あらすじと感想

NANAさん

第50話の感想

独孤伽羅はあっけなく生涯を終えました。実在の人なので58歳ぐらいでしょうか、まだ若いと思うけど、皇太子の廃位など心労がたたり治るはずの病気で亡くなりました。最期の時こそ手を握って謝っていた楊堅もそれまではわだかまりを解くことできず、伽羅はさみしい闘病の日々を送っていました。

生きることを諦めてしまったのかもしれません。

結局伽羅に救われたのは楊瓉と宇文珠だけでした、伽羅によって平民に落とされましたが幸せに雑貨屋を営んでいます。二人は「幸せとは 大事な人といつまでも愛し合う事」と言っていました。二人の愛こそ本物だったという事です。

それは伽羅でさえ果たせなかった事、皇后になったばかりに最後は楊堅のそばに暮らすこともなく死を迎えました「楊堅といつまでも愛し合いながら寄り添う事」それだけが願いだったのに。もう二人に時間は残されていません。もう一度昔の様に寄り添う時間が欲しかったと思います。

最後に楊瓉と宇文珠が幸せに暮らしている姿がみれて本当に良かった。そして楊麗華も最後に母の気持ちが届き、危篤の母のもとへと向かいました。最期の瞬間に間に合わなかったけどこれで楊麗華も立ち直れたはずです。この物語は独孤伽羅という女性の生きざまをひたすら描き、最高の地位まで手に入れながらも本当に手に入れたかった夫との愛を最後まで追い求めた様子が描かれていました。人生で一番大事なものは地位や名誉ではないこと、愛を手に入れることの難しさ、そして死ぬときは自分一人なんだなという事を実感しました。最終回としてはあっさりとした幕切れでしたし。後半戦は大がかりな見せ場が少なかったかなという印象でした。それでも独孤伽羅の最期のシーンは泣けて、伽羅の演技力は素晴らしかったとおもいます。ハッピーエンドで終わればよかったけど、最後は淡々としたラストシーンでした。

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