皇太子妃はシンデレラ 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

皇太子妃はシンデレラ

皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜 2020年 全27話 原題:山寨小萌主

dim-sumさん

第21話あらすじ

アリアティの婿選びの最中、山寨の仲間と弄影の母は劉相国府からの脱出に成功します。そして弄影は母と安穏に暮らすため、常楽から離れることに。山寨の仲間と桃源村の黎国人たちは合流して榕城へ向かいました。

常楽も、仲間を救った今劉玉瑶で居る必要はない、山賊に戻ると言います。しかし李徹は皇位も要らない常楽と居たいと訴え、今後も皇太子妃として残る道を選びます。

李徹から夜明王の手紙を見せられて相談を受けた常楽は、皇帝になるにはアリアティを妻にする方が李徹のためになるのでは、と秦飛羽に相談。秦は常楽にアドバイスをし、どんな結論でも支持すると応じました。

アリアティは、李徹の本心を聞いた後常楽に会い、皇帝にすべて話すと脅しをかけます。常楽は手紙を残し、秦と一緒に段念児を探す旅に出ます。

皇后に会ったアリアティは、李徹を夜明国に連れ去り自分の婿にしたい、沛国での評判を落とすため手を組みたいと持ち掛け、皇后もこの話に乗ることにしました。

第21話感想

秦が常楽に与えたアドバイスに愛情を感じました。それは自分の経験を踏まえて皇族が危険に巻き込まれやすいことを教え、でも愛情に替えは聞かないと諭すもの。秦にとって念児は、一生にただ一人の大切な女性だったのでしょうね。

同じようにアリアティにとっては、李徹こそが大切な人だったのでしょう。常楽のことが特別な存在だと知っていても、思い出や父親の手紙を持ち出してまで李徹に振り向いて欲しかった、そこまで思われて李徹も幸せですね。

常楽が出て行ったことが信じられず、アリアティと町に出て賭場や宝飾品を目にしては、常楽を思い出す李徹。情けない姿に常楽への愛情があふれていました。

皇后と手を組むといいながら、常楽とも連携して皇后を倒そうと申し出たアリアティは、賢く素敵な公主ですね。今度こそ皇后を倒せるでしょうか。

第22話あらすじ

慧妃・朱顔の誕生日に、1人で出席した李徹は、皇后から常楽が居ない理由を聞かれたうえ、嫌味を言われます。皇后が朱顔の舞と常楽の琴の話を持ち出すと皇帝も舞が見たいと言い出しました。朱顔の舞を見た李衡は動揺し泥酔します。

酔って帰宅した李徹あてに常楽を名乗る矢文が届き、旅館に呼び出しされました。李徹が向かうと薬入りの酒を飲まされ、眠ってしまいます。その間現れた皇后は令稗を奪い、後をアリアティに任せて立ち去りました。

李衡は酔って朱顔の宮殿に向かい、そこに1泊して翌朝自室へ帰ります。

夜中にアリアティが居ないと知らされた皇帝は、李徹も居ないと聞かされ慌てます。李徹が郊外の旅館にいる、と知らせが入りました。皇帝自ら現場へ向かい、李徹が女性と一緒に眠っているのを見て、烈火のごとく怒りました。

第22話感想

酔った李徹を追いかけて、わざわざ亡くなった沈皇后の話まで持ち出し、李徹を怒らせようとした皇后。李徹の生まれ星が悪いせいで皇后は早く亡くなり、常楽も去ったような嫌味な言い方をしました。李徹がアリアティに乱暴をしたと言い、自分がかわいがっていた王東傑の事件まで持ち出し、焚きつけられた皇帝は廃嫡まで言いだす始末、根に持つタイプだし意地悪ですねえ。。

アリアティは李徹憎さで皇后側に付いたのかと思ったら、裏をかいて皇后を失脚させるつもりだったとは。皇后も宿の店主とは直接会話をせず、証拠はないと思い安心していたのでしょうが、アリアティが送った香が移った巾着(香袋)が証拠になり、今や崖っぷち。皇帝はアリアティを全面的に信じていますから、香を証拠に追及されては皇后の言い訳も通用しないでしょう。

常楽とアリアティ、李徹がじたばたする皇后を見てしてやったりの表情。でも皆を残して消えた皇帝は何か考えがあるのか気になりました。

第23話あらすじ

皇帝は、李衡付きの侍女たちから李衡が前夜外泊し、朝帰りしたと知りました。そして李徹を陥れたのが李衡だと確信し、皇后の話も聞かず辺境送りにする罰を与えます。皇后は李衡を陥れたとののしり、公孫黙を殺したと叫びました。

李徹たちは、林へ向かい倒れた(フリの)公孫を見つけます。李徹は、アリアティが皇后を陥れるために行った作戦のことを聞きました。そして国へ帰るアリアティに詫びて礼を言い、最後は笑って別れました。

皇后は、命に代えても李衡を救おうと皇帝に訴えます。そこに慧妃・朱顔が現れて、李衡の潔白を証言しました。皇帝は激怒し、朱顔の処分を任された皇后は、生涯暗宮に閉じ込めることにします。

李徹は常楽と山寨へ行き、盗賊だった常楽の部屋を見学。李徹は常楽に2人の子供が欲しいと話し、翌日から常楽は李徹の宮殿で同居することに。弄影は公孫黙のため、生薬を探す旅に出ました。

第23話感想

李衡が朱顔の宮殿に泊まったとは知らない皇帝は、アリアティの件は李衡の陰謀と勘違いし、皇后を廃后にする計画は失敗し李衡がとばっちりを受けます。皇后にとって大切な李衡が辺境に送られるのは相当辛かったのでしょう、ライトやメイクの影響か表情が怖かったです。

朱顔は李衡と過ごしたと申し出て、皇帝の逆鱗に触れてしまいました。皇帝にすれば自分の妃が息子と2人きりで一晩過ごした=不貞なわけで、怒るのは仕方がない。朱顔は命に代えても李衡を守りたかったのですね。

李徹と常楽は、皇后が失脚し皇帝に即位する障害はなくなったと、楽しく過ごしています。李徹は不細工だから自分とは釣り合わないと父王に報告して、と泣き笑いするアリアティ、前を向いて頑張ってほしいです。

弄影と公孫黙は中々良い雰囲気になり、あとは薬さえ見つかれば円満解決しそうです…。一方朱顔が自分を目の敵にする皇后に、義母だからと礼を尽くす姿が気高く美しく、だからこそ叶わぬ恋が悲しくなりました…。

第24話あらすじ

皇后が朱顔に科したのは、生涯日に当たらず誰とも話せない「暗宮閉じ込め」でした。やがて失明し声も失うと聞き、反発した李衡は皇后に会うと、皇帝は朱顔を殺そうとしたが、それでは李衡が希望を失うと自分が必死で止めたとアピールしました。

李衡は劉相国に会いに行き、常楽の正体について教えるよう脅しました。全てを聞いた後、李徹に対抗するための手札を考えていると、榕城から公孫黙の病気と生薬に関する情報が入ります。

太子府では、常楽が李徹に師の段念児を探しに行きたいと訴えます。1か月で見つからなければ戻ってくると言う常楽に、李徹もしぶしぶ外出許可を与えました。

李衡は朱顔を訪ね、警備の兵士に詩を読み聞かせました。朱顔はそれが自分あてのものと気づき諦めたように微笑みます。

江湖の情報通・百事通から生薬に関して情報を得た弄影は、百事通を振り切り平楽城へ向かいます。持ち主に会いに行くと、そこに居たのは…。

第24話感想

皇后は朱顔を相当憎んでいますね。皇帝の怒りを鎮めるためもあるでしょうが、一生暗闇に閉じ込めて、誰かと話せば舌を切るなんて酷い罰です。食事を差し入れた李衡の手のひらに「忘」と書き、声を殺して泣く朱顔は美しかった。李衡が酔った勢いで読んだ歌には、日本の和歌にもある暗号?を使って思いを伝える方法で、親近感を感じました。

常楽が劉相国の屋敷から連れ出した老人は、やはり悪徳役人の史洪波だったのですね。ならば段家にとっては一族滅亡の敵、段念児も探していました。その念児が初めて登場、きりっとした豪傑風でした。この人なら秦飛羽とも互角に戦えそう…。

皇后によって朱顔についての恨みが「李徹」に向くよう仕向けられた李衡。顔つきもきりっとして祖父の劉相国にも一歩も引かず脅しをかけていました。今度は弄影を操って李徹側に攻撃を仕掛けるつもりみたい。常楽が旅に出て秦も居ない中、李徹一人で対抗できるでしょうか…。

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