秀麗伝 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~ 2016年 全50話

dim-sumさん

第21話 あらすじと感想

第21話 初夜の涙

劉秀と陰麗華が結婚しても、劉秀の妹伯姫は麗華を受け入れません。遂には麗華が皇帝と結託して兄劉縯を殺したとまで言い出し、見かねて諫めた琥珀を罰しようとします。麗華が叱ると家出し、陰識の仇李軼の従兄李通に慰められました。劉秀は伯姫が李通と一緒に居るのを見て、李家と付き合うな、麗華を困らせるなと説教します。

陰家では麗華の弟陰興が、姉に付いて劉家に行った侍女の琥珀を想っています。弟分の鄧奉からは琥珀も陰興を好きだが、奴婢の身分に拘っているのだと言われ、琥珀に告白し心が通じます。しかし琥珀の身分に拘る兄陰識は反対し、陰興に大切な人を守るため勉強しろと言いました。

劉秀は麗華に、皇帝が本当に無能なら劉縯の死後漢は崩壊しているはず、厄介な相手だと話します。一方更始帝は劉秀を見張らせ、結婚後毎日誰にも会わず帰宅していると聞きました。そして朱鮪に、兄の喪中に嫁を取り爵位も受けた劉秀は、周囲から「人でなし」とされ脅威ではないと言います。

朱鮪は群雄割拠の今、洛陽と長安を奪えば更始漢朝になると進言。王莽は殺され新が滅び、更始帝は王莽の死体を辱めます。それを聞いた麗華と丁柔は、威厳を高めるためとはいえ酷い、と話します。劉秀と馮異は王莽が死に新が滅んでも世は乱れている、苦しむ民を救おうと意見が一致しました。

更始帝は、長安が焼け落ちたため洛陽へ遷都を決定。皇帝は朱鮪の反対を押切り、劉秀が適任だと主張し宮殿の修理を一任します。麗華たちは人質として残され、劉秀と馮異が2人で出発。途中戦友の王覇たちと合流し6人で洛陽を目指します。

劉伯姫は、慕っていた鄧禹が今も麗華を好きだと知り、もやもやが収まらずかなり拗らせています、麗華も大変ですね。陰家では麗華と陰興は身分よりも人を見るタイプなのに、兄陰識は立場もあるのでしょうが、その点は厳格で、頭でっかちです。

第22話 あらすじと感想

第22話 洛陽入城

劉秀たちが出発し1か月間。更始帝がお忍びで麗華を訪ねてきました。皇帝は、麗華が墨家の思想と剣を学んだのに妻に収まるのは勿体ないと言います。そして朝廷の為、陰家と鄧家との橋渡しを頼みますが、麗華は兄の体調不良を理由に拒否します。

続けて皇帝が、兄陰識が結婚に反対したのは、自分を誤魔化すためと解っているし、劉秀が麗華と結婚したのは愛ではなく手駒にするため、と怒り始めます。麗華は皇帝こそ傀儡脱出のため陰家と鄧家をに使いたいだけと応じ、皇帝は帰ってしまいました。

麗華は伯姫と馴染めず、琥珀と陰家に移ります。兄に皇帝に用心するよう言うと、劉秀が洛陽で用兵以外の政務でも能力を発揮していると言われました。兄の懸念通り、洛陽へ入る皇帝を見た民は流賊のようだと蔑み、劉秀を見て漢の威光を体現していると誉めます。

劉秀は麗華に、河北に派遣される方法を考えていると言い、皇帝が王匡たちを牽制しようと重用している劉賜たちから、皇帝に進言して貰う案でした。朝議では、河北に派遣するなら劉秀と劉賜たちが提案しますが、朱鮪は劉秀は信用できないと反対。

妻の韓姫も劉秀は信用できない、皇位安定のため自分の息子を皇太子にと頼みます。皇帝は韓姫を疎んじ、寵愛する趙夫人と同格に封じ、韓姫は正妻の自分を妾にするとはと激しく反発します。

麗華は、趙夫人に慕われ度々宮中に呼び出されます。韓姫は麗華を嫌い、会えば辛く当たるため断りたいのですが、、馮異から趙夫人に劉秀の河北行きを口添えをするよう頼まれたためです。韓姫は、麗華が趙夫人を皇后にしようとしている言い、いつか妻から妾に降格される屈辱を味わえ、と吐き捨てます。

群雄割拠で英雄たちが戦う中、宮中では女性たちが諍いが勃発。直情型で女性の間で付き合いが苦手そうな麗華が、面倒に巻き込まれ気の毒です。更始帝夫婦は嫉妬の塊のような人物ですね。

第23話 あらすじと感想

第23話 夫婦の絆

陰麗華は、趙夫人に嫁入り道具から縁起物を渡し、劉秀の河北派遣を頼みます。皇帝は劉秀の名を趙夫人から聞き麗華に頼まれたのか確認し、結局劉秀を派遣します。しかし馮異の家族を人質に取り劉秀を見張れと命じ、軍隊は同行させません。

李通を尋ねた劉伯姫は、李軼から麗華が劉縯襲撃の主犯だと聞きます。麗華が韓姫と一緒だったのが襲撃計画を知っていた証拠、と韓姫に会わせ信じ込ませました。

伯姫は帰宅し、河北行きを受けた劉秀と麗華との言い争いに、麗華が劉縯を殺したと騒ぎます。劉秀が麗華と結婚したのは身を守るためで愛情はない、床入りしないのが証拠と叫びました。麗華は出て行き、馮異が後を追います。

劉秀は伯姫を叔父の家へ送ろうとしますが、劉秀の説明を聞かず劉家に残り仇を討つと言い、馬車から飛び降り李家に向かいます。そこでは李軼は劉秀暗殺を計画しており、伯姫は李軼に乱暴されそうな所を李通に救われ劉秀に会います。

劉秀は李通に伯姫を嫁に貰って守って欲しいと頼みます。李通は優秀な兄たちを健気に支える伯姫を好ましく思う、一生大切にすると応じます。伯姫は鄧禹以外と結婚しない、一生劉家を守ると言い張りますが劉秀の説得を受け入れました。

麗華は実家に戻らず馮異の説得も聞かず、足手まといでも河北へ行くと言い、馮異も承諾。そこへ麗華が趙夫人から呼び出されます。麗華は馮異に、劉秀には自分は実家へ帰った、なるべく早く河北へ向かうよう言い残し宮中へ行きました。実家なら安心と劉秀は言い、伯姫の結婚立会人を決めて出発すると言います。

更始帝は馮異の優秀さを知りスパイとして使おうとします。軍を付けずに河北へ向かわせるとは、殺害前提ですね。

麗華も死を共にすると誓った劉秀に度々裏切られて腹に据えかねたのか、陰戟として劉秀に付いていくと決意、女傑です。趙夫人からの呼び出しは本当なのか、李軼と韓姫が結託した可能性もあり心配です。

第24話 あらすじと感想

第24話 好漢との再会

劉秀は、伯姫の結婚を伯父の樊氏に見届けてもらおうと、朱佑に遣いを依頼します。劉縯の側近だった朱は、仇の李家に嫁がせるのかと怒りますが、劉秀は更始帝は未だ劉縯周辺の者を信じない、自分の死後は劉家を頼むと跪きます。

劉秀は更始帝に伯姫結婚の許可を受け、早く河北へ行き皇帝の役に立ちたいと言い皇帝も出発を許可します。皇帝は妻・麗華は宮中で預かる安心しろと言い、更に陰麗華の元には馮異の妻丁柔も呼ばれます。韓夫人は侍女の琥珀を伴って現れ、麗華に侍女の衣装を着せて脱出させました。

麗華は追っ手を躱し劉秀と合流、邯鄲に到着します。地元の有力者耿純が妻子を山賊に攫われたと助けを求めますが、太守は断り、劉秀が救出に向かおうと奔命兵を金で雇います。中には馬を買いに来た呉漢や占い師の王郎が居ました。賊を捕らえ人質救出も成功し、呉漢は賊の中に兄弟分の蓋延を見つけ命乞いをします。劉秀も口添えしたため、蓋延を含むしょ山賊たちは劉秀に恭順します。

その後王郎は食料を略奪し罰を受け、恨みに思い他の奔命兵を唆し馬を盗んで逃亡しました。怒る麗華に、劉秀は南陽で挙兵した時も昆陽の戦いを経て馮異や王覇たちが仲間になった。河北で民心を得るには時間が掛かる、呉漢達も残ったし今後は兵も集まると慰めました。

しかし実は劉秀を探りに来た漁陽の将軍・呉漢たちは、地元に匈奴が侵攻したと知らされ馬を牽いて出て行こうとします。劉秀は事情を聴いて「漢の国土を異民族に渡してはならない」と送り出しました。

伯姫が嫁げば麗華も気持ちが楽になるでしょうか。でも邯鄲到着早々民の貧しさと太守の豪華な食事の落差に驚き、正義感が強い麗華たちは怒ります。今回であった人物には将軍や胡散臭い占い師も居て多士済々でした。馬や武器を持ち去られた麗華たちは、これからどうやって河北を平定するのか、心配は続きます。

秀麗伝 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~ 全話あらすじと感想 キャスト紹介

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