芸汐<ユンシー>伝 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

芸汐伝 ~乱世をかける永遠の愛

芸汐<ユンシー>伝 ~乱世をかける永遠の愛 2018年 全48話(※中国では+2話の番外編あり) 原題:芸汐传。原作は芥沫の『天才小毒妃』

dim-sumさん

第17話あらすじ

楚西風(チュー・シーフェン)に芸汐の調剤室を作らせた秦王。芸汐は恐らく薬鬼谷へ行ったと聞き、唐离(タン・リー)が間男に会うため着飾ったのかと呟くと、秦王は苛立ちます。

夜になり顧七少(グー・チーシャオ)が泥酔した芸汐を秦王府に送ってきました。秦王は芸汐と手をつなぐ七少を、手を離さないと殺すと脅します。酔っぱらった芸汐は、子供を作ろうと大騒ぎ。その後秦王は、一晩中芸汐を看病します。

翌朝秦王の世話をしようとした百里茗香(バイリー・ミンシャン)は、赵嬷嬷(ジャン・モーモー)から秦王が芸汐を気に入っていると聞き落胆。芸汐と秦王の仲を取り持とうと必死な宁静(ニンジン)は、芸汐の荷物を秦王の部屋に運び込みます。秦王は芸汐を追い出さず、一緒に住むことになりました。芸汐は秦王と一緒に「花灯会」に行こうと約束。その後蟲毒の発作を起こし唐离は秦王を心配しますが、茗香から2日後には解毒薬が完成する、と聞いて安心します。

花灯会当日、珍妃の解毒をせよとの勅命が芸汐に下ります。宜(イー)太妃は失敗すれば戦争になると止めますが、芸汐は自信があるからと宮中に上がりました。

第17話感想

酔った勢いとは言え子供を作ろう、とは大胆!芸汐も茗香に嫉妬して本音が出たんですね、素直に打ち明ければ良いのに。七少は芸汐が好きなのもあるけど、秦王の反応を見るため泥酔させた?ならば策士ですね。

茗香は単に幼なじみだからではなく、わが身を犠牲にして蟲毒の解毒剤を作ろうとしているのですね。秦王も芸汐の解毒術を知っているのに、身バレを心配して頼めないのか、まだ信頼しきれていないのでしょうか。

皇太子の情報通り、萧(シャオ)貴妃は珍(チン)妃に毒を盛りましたね。芸汐は自信があるようですが、顧(グー)医師たち侍医が何人も居て無理なのに、本当に解毒できるのか心配です。

第18話あらすじ

宮中で珍妃の解毒を命じられた芸汐は、毒を分析し侍医の顧北月(グー・ベイユエ)に処方箋を渡し、秦王との待ち合わせに向かおうとします。何かを察した珍妃に帰るよう言われ急ぎますが、秦王は現れません。

帰宅すると秦王は百里茗香(バイリー・ミンシャン)と一緒に部屋から出てきて、芸汐に部屋から出ていけと命じました。仕方なく自室へ戻った芸汐は、秦王と茗香は関係があるのではと悩みます。

宮中では皇帝が第二皇子に命じた「毒宗」の移送計画が進んでいます。秦王たちは毒宗を移送中に奪取する計画を立てました。

芸汐は秦王の部屋から出てきた茗香から薬の匂いを嗅ぎ取り、秦王に病気なのか聞きますが疲労だと言われ、診察を拒否されました。そこで茗香の煎じた薬を調べると、中には毒が…。

第18話感想

珍妃は、顧七少(グー・チーシャオ)の仲介で皇太子と連携し、萧(シャオ)貴妃が自分を毒殺しようとしている計画に乗ることに。その上萧貴妃を疑う皇帝には彼女が犯人のはずはないと訴え、わが身を守り萧貴妃への疑いを深める作戦まで実行。本当に兵法に詳しい。

茗香が自分の血と生薬を混ぜて作り、秦王に飲ませている「美人血」は猛毒なので、芸汐は茗香が秦王を毒殺すると疑いました。秦王は自分が蟲毒人だとは芸汐に絶対に知られたくないし、自己犠牲で秦王を救い、これを愛情にまで高めたい茗香はもちろん何も言わない。上手くできてますね。でも自己犠牲で相手を縛るのは、窮屈だし愛情には変わらないと思う、茗香はそんな理屈が解らない程秦王が好きなんですね。

芸汐がダメにした「美人血」は、最後の解毒になるはずでした。何も知らないから秦王を助けたかっただけなの芸汐が悪者になり、ひどく叱られて気の毒です。

雨沢(ユーゾー)と七少の繋がりを疑う秦王と七少の直接対決は見ものでした。2人にとっては芸汐の取り合い、でも芸汐にとって七少は、ただの「毒友?」と解る場面でした。

第19話あらすじ

芸汐同様秦王が蟲毒に侵されていると知らない宁静(ニンジン)は、芸汐に協力して百里茗香(バイリー・ミンシャン)を見張ります。その間芸汐は、顧七少(グー・チーシャオ)の薬鬼谷へ薬草を取りに行き、茗香の毒の解毒薬を完成させます。

皇帝が第二皇子に命じた毒宗の移送が近いと気付いた珍妃は、芸汐を使い連絡を取ろうとします。珍妃からの処方箋(実は暗号文)を受け取った七少は、今後は後宮に近寄らないよう芸汐に忠告しました。

その後皇太子をそそのかし、皇帝の第二皇子への信頼を失わせ秦王を陥れて皇太子の価値が高まると言い、軍を借りて自らが毒宗を奪取する計画を立てました。

秦王も毒草奪取を計画しますが、移送当日皇帝に芸汐と共に宮中へ来るよう命じられます。秦王は自分が皇帝に呼ばれることを見越して作戦を立てましたが、芸汐の同行は予想外。芸汐は皇太后に秦王の病気について聞かれ、母親の私物を与えると言われて誘導されます。

第19話感想

解毒薬を作った芸汐は、自分は信頼されていないからと、秦王の好物の菓子に薬を混ぜ食べて貰おうと考えました。これを受け取った時の秦王が嬉しそうでしが、お菓子を食べると秦王はまた蟲毒の発作を起こし、毒宗の奪取計画が水の泡になってしまう…。早く蟲毒のことを打ち明ければ良いのに。

疑い深いはずの皇帝も、珍妃にはすっかり骨抜きにされたのか、芸汐を呼び出す仮病にすっかり騙されていたのが可笑しかった。珍妃が芸汐に託した七少への処方箋は、水に浸すと文字が浮き出す密書になっていて、子供の頃のあぶり出しを思い出しました。

芸汐が皇太后に呼ばれていく直前まで作っていた菓子に生薬が入っていることに、茗香が気付いてしまいました。元々芸汐を良く思っていない茗香が、秦王や義理の母の宜(イー)太妃にこの話を伝えたら、芸汐の立場が益々悪くなってしまう…。

第20話あらすじ

芸汐は、母親に一目会いたいと皇太后に頼み、何故母親が隠れているか問うと、重大な秘密があって、自分が匿わなければ死んでいたと言われます。

同じ頃、秦王と皇帝が囲碁を打っていると、皇帝は急用ができ皇太子に秦王の相手を命じます。毒宗の奪還に行きたい秦王は、蟲毒人と毒草の本の件を持ち出して皇太子を脅し、アリバイ作りに協力させて毒宗の略奪へ向かいました。

秦王は毒宗の隊列に襲い掛かりますが、芸汐が作った菓子の効果で蟲毒の発作を起こします。そこへ顧七少(チーシャオ)も現れ毒宗を奪おうとしますが、秦王が毒宗を手にします。

秦王は、発作で弱りながらも皇帝に疑われないため宮中へ戻ります。第二皇子から毒宗の件を聞いた皇帝は、賊と対戦した近衛兵の首領に秦王との立ち合いを命じました。芸汐の助けもあって危機を逃れた秦王は王府へ帰りつきますが、芸汐が皇太妃のスパイだと知った宜(イー)太妃は、芸汐を監禁しました。

第20話感想

芸汐は、皇太后から記憶にある母の薬瓶を貰い、生存を強く信じます。一方で母の件は自分の手に負えないと、秦王に相談する決意を固めます。なのに義理の母や秦王を慕う百里茗香(バイリー・ミンシャン)に、皇太后のスパイだとばれました!秦王のお付き・楚西風(チュー・シーフェン)も何故今ばらすかなあ、芸汐を信じていたのでは?

ところで侍医の顧北月(グー・ベイユエ)は、毒宗のことを師と呼んでいました。武術ができて鳥を使役、タダの医師じゃないですね。秦王が毒宗を隠したと知り、今後秦王府と絡んでくるかも。

皇帝が国を守ると言い軍を厚遇し、庶民からは税を取り立て嫌われている、とお付きの公公(宦官のトップ)に聞かされました。この人なんか怪しいなあ、どこかのスパイ?国庫がカラだと知りイラつき毒宗まで奪われ、かなり怒っていました。第二皇子が大事な仕事をしくじり、皇太子はチャンス到来とニヤつく。嫌な家族だと思いました。

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