灼灼風流~宮中に咲く愛の華~

灼灼風流~宮中に咲く愛の華~

灼灼風流~宮中に咲く愛の華~ 36話・37話・38話・39話・40話(最終回) あらすじ

灼灼風流~宮中に咲く愛の華~ 2023年 全40話 原題:灼灼風流

第36話あらすじ「沈惊鸿、柔嘉公主の真意を目撃」

沈惊鸿は柔嘉公主に、慕灼華を利用しているのではないかと問いただす。公主は動じず、率直に認めると、沈惊鸿は憤慨してその場を去る。

一方、慕灼華は劉衍を自宅に連れ帰り、自ら手縫いした荷包を信物として渡す。劉衍は冗談交じりに「早く知っていれば自称外室などしなかったのに」と言い、二人は親密なやり取りを見せる。郭巨力ら下人たちは、この荷包の由来について噂話を交わす。

宮中では、劉琛が戸部の奏折について慕灼華に説明を求める場面があり、劉衍が迎えに来る際にやや嫉妬する様子も描かれる。

柔嘉公主は沈惊鸿に孤独を吐露するが、沈惊鸿は酒に溺れ心を紛らわし、彼女と面会を避ける。公主が男性と戯れる姿を沈惊鸿が目撃すると、彼はさらに怒り、立ち去る。

朝堂では戸部尚書の人事が議論され、劉衍は沈惊鸿にまだ経験が必要であると主張し、大臣と対立。結果、劉衍は俸禄を減らされる罰を受ける。

さらに、耶沐蓁から沈惊鸿は、柔嘉公主がかつて皇兄と協力し北凉の密探を引き渡したことを知らされ、大きな衝撃を受ける。公主の行動と野心が明るみに出る中、宮廷内外での権力と感情の交錯が一層複雑化する。

 

第37話あらすじ「劉衍、大牢に幽閉される」

周大人らが密かに劉衍を陥れようと計画し、柔嘉公主は先帝の崩御当日の宮門出入記録を提供して協力する。

慕灼華は劉衍との穏やかなひとときを過ごしながら、彼に「自分の身を大切にするように」と言われ、心を新たにする。ところが朝堂では、周大人が七つの罪状と記録をもって劉衍を告発し、怒った新帝・劉琛は劉衍を天牢に幽閉してしまう。

慕灼華は必死に証拠を探し、柔嘉公主が太皇太后を害した可能性を示そうとするが、確たる証拠がなく、劉琛に信じさせることはできない。

その時、劉衍の支持者である軍勢が定京へ進軍し救出を試みるが、沈惊鸿は劉衍に自ら出面して将士たちを説得するよう助言する。劉衍は城壁に登り、「家国を守ることを優先すべき」と訴え、軍の暴走を食い止め、危機を鎮める。

沈惊鸿は百姓を守った劉衍に感謝する一方で、劉衍に柔嘉公主を助けた理由を問う。劉衍は世家の未清算や周家の残存勢力を指摘し、沈惊鸿は「柔嘉公主と周家の協力はあくまで権宜の策」と釈明する。しかし劉衍は沈惊鸿の二重基準を嘲り、彼を言葉に窮させる。

最終的に、柔嘉公主は劉琛に劉衍を見送ることを提案し、劉琛は承諾する。こうして一連の危機はひとまず落ち着くが、背後に渦巻く権謀争いの暗流は依然として静かに続いている。

 

第38話あらすじ「劉衍の死と柔嘉公主の陰謀」

柔嘉公主は天牢に赴き、劉衍に全てを告白する。彼女は偽の遺詔のすり替えや、世家と新帝・劉琛との対立を煽ったことを明かし、「自分の目的は権力であり、復讐ではない」と断言する。そして劉衍に毒酒を飲ませるが、慕灼華の名には触れさせないよう命じる。

慕灼華は镇国大長公主から却邪剣を手に入れ、大理寺へ駆けつける。しかし到着した時には劉衍はすでに絶命しており、慕灼華は涙に暮れる。柔嘉公主は「私は勝者だ」と冷たく告げる。

さらに、劉琛は劉衍の葬儀を禁じる詔を下す。慕灼華は一時竹林に身を寄せ、劉衍の遺品に向き合いながら夢の中で彼と再会する。その体験を経て、慕灼華は定京へ戻る決意を固める。

戻る途中、彼女は劉衍を陥れた奏折が精査に耐えられないことに気づく。柔嘉公主の真の狙いは、まず劉衍を抹殺してから平反を行い、劉琛に退位を迫ることだと推測する。一方、執剣は劉衍殺害の命令を下したのは劉琛だと考える。

慕灼華は劉衍の遺志を守りつつ、劉琛の皇位を護るために動こうとするが、淮州の災害を利用して周大人に国庫を補填させようとする案は拒絶される。沈惊鸿との面会を試みるも叶わず、沈惊鸿は「自分は柔嘉公主のためにしか動かない」と断言し、慕灼華に突きつける。この時点で、権力争いと復讐の渦中に慕灼華は孤立していることが浮き彫りになる。

 

第39話あらすじ「柔嘉公主の逼宮計画と劉衍の反撃」

柔嘉公主は沈惊鸿と手を組み、伝国玉璽を手に入れようと企てる。周大人が掌握する禁軍も準備万端で、権力掌握の準備が整う。彼女は耶沐蓁を勒殺し、その責任を北凉に押し付けて出兵を誘発させるが、劉琛は陰謀に気づく。

周大人はこの機を利用して逼宮を仕掛け、「伝国玉璽が失われたのは天意だ」と強弁する。柔嘉公主は「玉璽」を使って劉琛に退位を迫ろうとするが、ここで劉衍が突如姿を現す。彼は、柔嘉公主の計画が彼と劉琛による「疑似玉璽作戦」に嵌められたものであることを暴露する — つまり劉衍の死は偽装であり、柔嘉公主を油断させるための罠だった。

実は慕灼華も事前に劉衍が生存していることを見抜き、劉琛と共に全てを計画していた。さらに、北凉三皇子も自国の内乱で手一杯であることを柔嘉公主に告げ、彼女の策略がすでに行き詰まっていることを示す。

慕灼華は沈惊鸿とも接触し、柔嘉公主の真意を明らかにさせる。沈惊鸿は「百姓の安寧」を最優先に動くことを誓う。大総管が提示した伝国玉璽も実は偽物で、真の玉璽は慕灼華と劉琛の手で安全に守られていた。最終的に、周大人らは捕らえられ、柔嘉公主の逼宮計画は完全に頓挫する。

この一連の出来事により、慕灼華と劉衍の連携の強さ、そして知略を駆使した権力抗争の複雑さが浮き彫りとなり、朝堂の支配権は再び安定を取り戻す。

 

第40話(最終回)あらすじ「慕灼華と劉衍の結婚と新たな幕開け」

柔嘉公主の陰謀は完全に露見し、彼女はなおも自らの行動を「国家をより良くするため」と正当化しようとするが、劉琛を刺殺しようとした際、沈惊鸿が身を挺して庇い、命を落とす。柔嘉公主は自身の感情に揺れ動きながらも最終的に毒を仰いで自決する。

劉衍は慕灼華に、以前の偽死が離魂散によるものであり、周囲を欺きつつ無事に蘇った経緯を説明する。執墨は郭巨力に想いを告白し、執剣は禁軍に留まる決意を固める。慕灼華は劉衍と共に封地へ赴き、養辺策を推進することを決意し、出発前に劉琛とこれまでの記憶を振り返る。

大雪の中、慕灼華と劉衍は白頭の約束を交わし、劉琛は二人のために婚礼を設け、女性が官職に就きつつ自由に結婚できることを宣言する。婚礼では劉琛からの厚い贈り物もあり、慕灼華は中書令に任命される。

数々の波乱を乗り越え、慕灼華と劉衍はついに結ばれ、互いに笑みを交わす。朝堂も新たな秩序を迎え、物語は二人の幸せとともに幕を閉じる。

 

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