双花伝 33話・34話・35話・36話 あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第33話 あらすじと感想

姉妹の絆

木槿は非白に自分の本当の思いを語り、ずっとそばにいたいと伝える。だが非白は、青媚(せいび)から使命を忘れたのかと言われ、木槿に剣を向ける。原青江からの命令で木槿を追っていた錦繍は、非白の軍と出会う。そして木槿の所在を確認するのだが…。西庭では、第二皇子の妻となった王浣リ(おう・かんり)が王皇后に軒本緒のことを密告していたが、その様子を軒本緒は遠くから見つめていた。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

西庭の第二皇子は非白を自分の味方にするため、妹と非白の結婚話を持ち掛ける、皇族からの申し出を原青江が断わるわけはないけど非白に結婚する気はない。まだ木槿の事を忘れられないのですから、結婚話を断るため、非白は木槿の事を詩集にしました。非白は木槿を殺したと言っていたけど殺してもいなかった、当然殺せるわけないけど・・・

でも錦繍は信じてしまったようで姉が亡くなったと嘆き悲しみます。やっぱり双子です、非白のせいで少しギクシャクしていた感じだったけど、悲しみで何も手につかない様子でした、でも錦繍にもチャンスが来ました、懐妊です。原青江は自分の子供を殺すなんてしないだろうから、これで運が向いてきた復活するしかないでしょ。

木槿も、お茶商人に化けて商売をしています、あんまりカッコよくはない、むしろ笑えるレベル、でも知恵が働くからしっかり儲けているみたい、段月容にも頼ってない様子がけど、元気そうで良かった、彼女らしい生き方してるんでしょう。

原青江を怒らせたせいで非白は3年も暗宮に閉じ込められています、実は青媚も非の為に、木槿を逃がしたこと黙っていてくれました。非白は木槿を段月容に預けていたし、みんなの恋心が交錯していて、赤い糸も絡まってる様子。3年といいう月日が流れたことになっていますが進展が少ない、もう少し進展していた方が面白いのに、于飛燕 もいつの間にか失踪してるし、ちょっとよくわからないところがあります。

良かったのは、錦繍が産んだ男の子・非流がとってもお利口だという事ぐらいかな、連夫人の子供より優秀でちょっとスカッとしました。連夫人には散々意地悪されてたし、非流は錦繍や木槿に似ていて将来が楽しみ母親としては誇らしい気持ちでしょう。

第34話 あらすじと感想

春の訪れ

時は流れ、錦繍は原青江との間に息子・非流(ひりゅう)をもうける。連夫人の息子・非雲と年が近いこともあり何かと比べられるが、非流はとても優秀に育っていた。一方、非白は木槿への思いを綴った「花西(かせい)詩集」を出版するが、淑儀(しゅくぎ)公主との縁談が進行中にもかかわらず非白が起こした行動に、皇帝は怒りを露わにする。そんな中、金谷(きん・こく)真人が護国の六子のことで原青江のもとを訪れる。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

非白と結婚するはずだった淑儀 公主は結局非清と結婚しました、2人は子供の頃からの知り合いで非清の事好きだったと言っていました。公主にとっては非清で良かった、でも非清の方は女性は苦手って言ってるから、この結婚もなかなか大変そう。

結局結婚は本人たちと関係なく、西庭の皇帝争いに利用されてるだけで本人たちの事はどうでもいいみたい、せめて非清も公主を好きになってくれれば良いのですが・・・非白と木槿の方はこの3年逢えてないのに、一途にお互いを思ってる姿にちょっと応援したくなります。

私は段月容が好きなのでこの宙ぶらりんの関係に少しイラっとします。子供も実子という事にして段月容の父親まで騙しているようで余計に嫌です。事実を知ったら激怒しそう、段月容も自分からは諦められないから、木槿には彼から離れて欲しいと思ってしまいます。

新しい側室を貰えばいいのにと思ってしまう、いくら待っても木槿はあなたの物にならないんだから、分かっていても離れられない位、段月容も好きなのだけど。もう木槿も商人として成功してるから独立して商売すればいいのに。それに非白の戦が不利だと知ったら、お金や秘密兵器まで教えちゃって、非白も送り主が木槿だって気付いてる訳だし、離れ離れでも一緒に戦ってるようなもの。早く二人を再会させた方がいいです。

私は昼ドラみたいなドロドロより恋愛要素が多いドラマの方が好きなので、非白と木槿のこの後の展開を早く観たいです。だって連夫人と錦繍の方は子供までライバルみたいになっちゃってて、話がドロドロになっていきそう。

非流は小さいのにお利口過ぎ、あれでは連夫人が益々意地悪してきそうです、非雲も母親と同じように非流をいじめていそうだし、原青江が非流の方を可愛がったりすれば大変、子供たちはもっとおおらかに育って欲しいです。

それから原青江は段月容には早く解毒薬渡すべきだと思うのですが、相手は他国の皇子なのに、どうしてほっとくのか不思議です。

第35話 あらすじと感想

天下は民心にあり

南国皇帝は豫(よ)王府の財産を奪うため、水害被害の救済を名目に勅令を出す。皇帝の暴挙に激怒する段月容に対し、木槿は平和を取り戻す好機だと言い、妙案を思いつく。非流は非雲から暴言を浴びせられるが、父には言わないでほしいと初一(しょ・いち)に告げる。その様子を見ていた原青江は、嫡子だけに許されている麒麟の首飾りを非流に贈る。その頃、木槿は利益配分を変更するため、江(こう)州へと向かっていた。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

木槿の計画通りに作戦を実行した段月容は見事に皇帝の座を自分の父親に譲らせました。いつも段月容親子を苦しめて、やりたい放題だった皇帝も段月容の訴えを聞き反省してくれました、これも全て木槿のおかげ、彼女の存在が南国の運命まで変えてしまったようで凄いです。

皇帝の悪政で苦しんでいた南国の民まで救ってしまったのですから、でも木槿は南国での商売で稼いだお金も非白の戦の為に儲けをあげてしまうわけで、複雑な気持ちだけど南国も非白もどっちも潤うんだから木槿の存在は宝です。

原家では相変わらず子供たちのことで不機嫌な連夫人が非流に毒を盛る計画を立てています、あんな小さい子に毒だなんてひど過ぎる、しかも皇帝の叔母だから妾の子を殺しても罪には問われないと思っている様子、非流には原青江が嫡子がつける麒麟の首飾りを贈ったわけだから、殺したりしたらどうなることか、原青江が怒らないわけない。

そんなことも考えつかない人が正妻とはガッカリしてしまう、錦繍の子なら立派な武将になれそうなのとは大違いです、非流に災難が起きなければ良いと思うばかりです。

木槿は更に商売を広げようと江州へ向かい、偶然斉放達と再会します、新たな舞台へと物語は広がっていきそうで、面白い展開になるよう期待したいと思います。非白が軍営でリンゴをかじってた姿がツボでした、どんどん男らしくなってきました。でも戦と言ってるけど戦ってるシーンはないんですね、ちょっと残念です。

第36話 あらすじと感想

モクの香り

連夫人は、非流に毒を盛った薬を飲ませようとする。警戒していた錦繍は、なんとか理由を付けて難を逃れるが、連夫人はさらに茶菓子を与えようとする。するとそこに非雲が現れ、自分も食べたいと連夫人にせがむ。一方、姚碧瑩とともに町へ買い物に来ていた非カクは、君莫問(くん・ばくもん)に扮した木槿の香りに気づく。木槿も非カクに気づいて追いかけるのだが、そこに姚碧瑩が現れ…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

錦繍に連夫人の事を教えてたのは司馬遽でした、まさかその人が自分の好きな人だったとは、仮面を取ったのに気づきませんでした、ちょっと惜しかった。顔を見てしまえば双子だという秘密にも気づけたのに。そしてうっかり毒入りの菓子を食べた事で非雲の方が死んでしまったけど、司馬遽 にとっては弟だったから死なせてしまったのは可哀そうでした。

まさか非流を殺すはずが、自分の子供がうっかり食べて死ぬとは連夫人も自業自得なんだけど、ショックで正気を失っている姿はやっぱり母親としての愛はあったんだなと思いました、でも非雲が死ななかったら非流はずっと連夫人に虐げられ続けたでしょう、避けられない事態だったのかもしれません。

木槿は君莫問 として江州へ行きます、そして非白の手助けでやっと君主・張之厳と会うことができました。非白と木槿が見つめあう姿、お互いを思いあう様子にこのまま二人で逃げたらいいのにと思ってしまいました。

でも夕顔と女装の段月容まで現れて家族の仲睦まじい姿を見せられたら非白はへこんでいた様子、なんだか仲の良い本当の家族にしか見えない。非白にはこの夕顔は実子だと思い込んでるわけで、早く事実を知らせたいと思うのは、やはり木槿の気持ちを知ってるからでしょうか。

江州では姚碧瑩と非珏 とも再会、原家で毒を入れた薬を飲ませていたことを木槿は否定しましたが、姚碧瑩は信じてくれませんでした、小五義なのにお互いを信じあえないのは残念です。でもやっぱり犯人が木槿じゃなくて良かった、誰が毒を入れていたのか気になります。

江州では木槿の周りにまた何人かの仲間が戻ってきました、テンポよい展開になって面白くなって欲しいです。

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