独孤皇后~乱世に咲く花~ 読み方:どっここうごう 2019年 全50話 オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ
第21話 あらすじと感想
NANAさん |
第21話の感想
ついに宇文護が皇宮の中に乗り込んできて、対抗すべく皇帝は弟・宇文邕に次の皇帝を指名するけど、宇文護の兵が取り囲み皇宮を制圧してしまいました。そして肝心の兵符を持って逃げる伽羅に楊素が刃物を突き付け奪っていきました。楊素がここまでやるなんて信じられない、最後には伽羅を助けるかと思ったのに信じられない展開。楊素は自分の出世しか興味ないさみしい奴だったと改めて確認した。
結局皇帝・ 宇文毓は死んでしまった、最初は宇文護に操られる優柔不断な気が弱い男だったのに、独孤般若に死なれてからは本当に辛抱強く頑張って見違えるほど強くなったのに、最後は一人で死んでいく姿は皇帝になったものしかわからない運命を感じました。これで宇文護が一気に優勢になったから楊堅も宇文邕もこれから大変だわ。特に楊家はどんなふうにされちゃうのか、これから試練がやってきそう。宇文護にとっては息子を殺した敵だもの、想像するだけで身震いします。
でも皇太子は逃がしておいてよかった、宇文護もまさか皇太子がいないとは思っても見なかったでしょう。まだ子供の皇太子を皇帝にしたら、自分が皇帝になったのと同じで天下を取ったも同然。もし次の皇帝が宇文邕になったら、前の皇帝の時と同じことの繰り返しで面倒臭い事間違いなしだから嫌なはず。それだけに宇文邕には奮起して皇帝の座について欲しいです、伽羅の為にもなるんだからいいと思うけど。
そして皇太子・宇文賢は絶対に幸せになって欲しいな、宇文護には見つけて欲しくない皇帝が命がけで守ってくれた命だから、逃げ切って欲しいです。
第22話 あらすじと感想
NANAさん |
第22話の感想
尉遅家が大変なことになっていました、酒乱の尉遅寛 が妻の趙嫣と楊堅の不倫を疑い、娘の文姫まで楊堅の子じゃないかと疑いだしていました、お酒を飲みだすとどんどん悪い方向に想像が進んでいきます。でもお酒に逃げた原因が戦で人を殺すのがつらかったとかホントは優しい人なんです。もし現代に生まれていれば親と違う道に進めるのに、この時代では家を守ることが一番大事な事、尉遅寛 はそれが辛かったんです、父親の尉遅迥は北周の建国の功労者とも言うべき軍人の一人で、尊敬される英雄で大将軍。だから戦いが苦手では尉遅家を継ぐ者として引け目を感じていたのでしょう。そう考えると悪人とも言えないです、プレッシャーに負けてお酒に逃げたという事、ただ娘の前では妻にひどい事言って欲しくなかったです。父に母を殺されるなんて文姫が可哀そうすぎる、葬儀の途中消えてしまった文姫がとても心配です。文姫は伽羅の事も悪い人とか言ってましたがとんだとばっちりです。よその家のもめごとに巻き込まれるのはいつの世も面倒なことです。
一方、宇文護の方は重臣たちを家に呼びつけ何やらみんなの様子を探っていました。何を考えてるんだかわからないけど宇文護が復権してすべてを手に入れたことはわかりました。おまけに楊素まですご~く偉くなってしまい、お屋敷までもらってました。しかも奥さんに独孤伽羅と付き合うなって言ってて完全に敵になりました。
いよいよ 宇文邕の即位も決まって短い間に北周には三人目の皇帝が誕生します。 高身長で風格もある宇文邕があの皇帝の衣装を身に着ける姿素敵でしょう次回に期待しちゃいます。
第23話 あらすじと感想
NANAさん |
第23話の感想
宇文護はついに皇帝と同じ位に権力をつけてすべて思うがままに今が最高っていう感じです、でも頂点に立ったら落ちるだけなんだけど、恐怖心があるのか楊家にスパイを送り込んで見張っています。それに気づいたのは独孤伽羅でした相変わらず勘が鋭い人です。スパイをされてる状態を逆手にとって一番の裏切者だった男を罠にはめてしまいました。宇文護は逆に裏切られたと思ってその男を殺します。全然裏切ってなかったんだけど、楊家側から見たら作戦成功、こうやって少しずつ敵の力をそいでいくつもりの様です。
しかし門客の男がスパイだったのに、それをを見つけても殺さず利用する独孤伽羅と楊家の男たちもしたたかです。三男の嫁の宇文珠もちょっと利用されてたのかな、まあ彼女は可愛いけど、こういうところ鈍いから仕方ないです、彼女も宇文護のスパイなのは想像つくからダマすしかないでしょう。
宇文邕は皇帝になったけど、宇文護のせいで全然皇帝らしく見えません、もっと堂々としてればカッコイイのに肩落としたような姿勢では綺麗な衣装も台無し、今そばにいる味方は皇后だけ、せめて彼女とは仲良く協力し合って頑張って欲しい、王宮逃げ出して伽羅のところに来るようじゃダメ。男友達のところでお酒でも飲んで憂さ晴らしすればいいのに、楊堅や高熲 が待ってると思わないのかな。
いなくなった文姫はお寺に助けを求めていました、子供なのに偉いな、自分で生きていく道を見つけました 。きっと亡くなったお母さんが守ってくれるよね。楊堅も伽羅も文姫の事ではちょっと後悔が残ると思うけど、この時代だもの嫁いだ家に帰るのが当たり前だから仕方ない、二人を守り切ることはなかなかできない事です。でもお寺の尼僧は子供の出家?認めちゃうのね、家出だと思うんだけど・・・
第24話 あらすじと感想
NANAさん |
第24話の感想
楊家ではスパイの門客も無事追い出して一安心でしたが、自分もスパイをしていた宇文珠は気が気でない様子、独孤伽羅にもうスパイはしないと約束していました。その宇文珠の不安な様子と真剣な顔がちょっと可愛らしかった。ホントに宇文珠は憎めない子です。もちろん彼女は皇帝の妹だし、独孤伽羅だってその辺は心得てます、宇文珠に優しく諭していました。宇文珠を演じるシーズーは1994年生まれの27歳、撮影当時はまだ若くてお肌ピチピチで羨ましいです。セリフの中で「私は美しさのためなら毒でも飲める女よ」には笑いました。いつもマイペースで美容と大好きな旦那様の事しか見えない宇文珠はみんなに可愛がられ楊家の子猫ちゃん的存在です。
一方、朝議で宇文護が勝手に戦を決めてしまいその戦を楊家に丸投げしてきたので。父・楊忠、楊堅、楊整の三人が戦に行く羽目になりました。相手は皇后の弟・阿史那玷厥の率いる突厥です。みんなこの戦は気が進まないはず、突厥と周は政略結婚を重ねたりして友好関係に努力してきたのに宇文護の一声であっさり敵になってしまった。しかもこの戦に楊家が負けたら宇文護の思うつぼだし大変な戦を引き受けるはめに、絶対に勝たなきゃここでは生き残れない時代なんです。
楊家が戦場で戦っている隙に宇文護の手下が勝手に皇后を拉致しました、いくら皇后が生意気でも王宮から皇后を連れ去るなんてやりすぎ、やることがどんどん過激になっているようです。それでも伽羅の活躍で皇后を無事助けました、これで皇后と伽羅が仲良くなってくれたらいいけど。
戦の結果と王宮の今後がどうなるのか次回が楽しみです。
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