独孤皇后~乱世に咲く花~ 33話・34話・35話・36話 あらすじと感想

独孤皇后~乱世に咲く花~

独孤皇后~乱世に咲く花~  読み方:どっここうごう 2019年 全50話   オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ

第33話 あらすじと感想

NANAさん

第33話の感想

皇太子と楊麗華、どんなふうに結婚まで至るのか期待していましたけど、あっさり結婚しちゃいました。皇太子の一目ぼれからの押切です。皇帝夫婦も楊家から新しい人質が来たみたいな感じで、こんなに簡単に結婚しちゃってよいのかと心配になります。当の楊麗華は家の為に嫁に行くのは当然と気にも留めない様子、でも母親そっくりの結婚の条件を出していました。「輿入れ後は私だけを愛してください」うーんこの皇太子にできるのかな?独孤伽羅と楊堅の様にはいかないと思うんだけど。

それから楊麗華の性格は母親にそっくりですね、頭もいいし、綺麗だし皇帝親子が伽羅親子に惚れるのもわかる気がします。婚姻の日の楊麗華は本当に美しく衣装も髪飾りも素敵すぎて羨ましい、私も同じ衣装を着て嫁ぎたいと妄想してしまいました。皇太子も今までの生活を改めマジメに暮らして欲しいものです。

長安に戻ってきてからの楊堅と皇帝の関係も微妙で閑職に追いやられた楊堅は可哀そうだけど、本人はあまり気にせず、新しい仕事に力を入れている様子。何事もプラスに考え人として成長していく楊堅はどんどん風格が備わっていきます。楊家の家族たちも職場である官府を見学し一緒に働くことになります。貧しい人たちを助けようとする楊堅の姿勢には尊敬します。

末っ子の楊広も一緒に暮らせるようになりましたが、ずっと皇宮で苦労したせいか心を開きませんやっと一緒に暮らせるのだから仲良くできたらいいのですが、独孤伽羅の母親の愛で楊広との絆を取り戻して欲しいです。

さて長男の楊勇を演じるタン・シャオティエンですが。1991年6月2日天津の生まれで、子供のころの夢はバスケットの選手だったようです、モデルとして活躍後俳優業も始め「殿下攻略~恋の天下取り~」という作品に主演しています。身長も188センチとか、楊家の男性陣の中に並んでも一人背が高いのがわかります。彼の誕生日を見てびっくり、私事ですが彼が生まれたこの日私の人生も新たに生まれ変わった位大事な日でした、運命を感じてドラマ後半ではタン君に注目していきたいと思います。

第34話 あらすじと感想

NANAさん

第34話の感想

楊家の為に皇太子と結婚した楊麗華が幸せになれのるかと心配しましたが、皇太子が戦に出陣となったら心配してる様子で、少しずつ夫婦になってきた感じです。一緒に暮らせば情も湧いてくるんでしょう。皇太子も楊麗華一筋で大切にしてくれます。でも皇帝は相変わらず楊堅の事を疎ましく思っているようで、皇太子が楊家のアドバイスを受けると知ると不機嫌になっていました。なぜそんなに楊堅が嫌いなのか、一度は兄弟の杯を交わしたした仲でいつかは仲直りできると思っていたんですけど、いつまでも独孤伽羅の事忘れられなかったのでしょう、その死の瞬間まで・・・

皇帝は突厥との戦に自の出陣を決め北方へと向かいました。突厥は寒いところ寒風にさらされ体調を崩し倒れます。そして宇文護の毒が原因となり、過労が重なり重体になります、最期の瞬間は独孤伽羅を枕元に呼び別れの言葉を伝え亡くなります。最期の時ぐらい、皇后に感謝の言葉を言わなきゃ、伽羅をそばに呼ぶなんて男としてはちょっとダメだなと思いました、こんなに諦められないなら政略結婚してはいけなかった、誰もが幸せになれなくなっちゃう、何もかも手に入れなきゃ気が済まない皇帝はつくづく可哀そうで、子供のころから何不自由なく育った皇帝の一族なのだと感じました。普通の人なら時には諦めなければならないこともあるはず、皇帝としては色々な政策や戦でも功績を残し頑張ってたと思うけど、夫としてはダメな人だったと思います。晩年は楊家にとっても面倒な人でしかなかったです。

次の皇帝には皇太子の宇文贇 が即位することになりますが、まだまだ経験不足なので、先行きが心配です。特に4人の側室を皇太子に近づけようと画策する趙越の様子も気になります。楊麗華から見れば側室の存在は嫌だろうし、趙越から見れば、楊堅が皇太子の後ろ盾として政治に口を出すのは我慢できないはず。皇帝が死んだあと、趙越VS楊堅+楊麗華の構図が見えてくる気がします。大事なのは皇太子の自覚とやる気次第です、孤独になりがちな皇帝には一番の理解者になってくれる皇后の存在が不可欠です、皇太子と楊麗華は夫婦の絆を大事にして欲しいです。この先二人がどう成長するのかみていきたいです。

第35話 あらすじと感想

NANAさん

第35話の感想

宇文贇は皇帝に即位したとたん4人の側室も皇后にしてしまいました、これにはあきれてものも言えません。楊麗華はいきなり結婚の時の約束を破られたんだから悔しい思いをしたでしょう、どうせ政略結婚だからと開き直ってしまいます。楊堅は大司馬というとても偉い地位になりました、現代でいえば国防大臣になるらしいけど、この物語では首相に近いくらいの影響力がありそうです、汚職に対しては特に厳しく取り締まり。皇族に近いものまで捕らえられました、自分達に危機が迫ったと悟った皇族たちは趙越と結託して楊堅を陥れる策略まで練り始めます。そのため趙越は皇帝を自分の意のままに動かし、楊堅に不信を抱かせようとします。趙越はホントに悪知恵が働くんです。やっぱり超越を復権させた楊素の事が憎らしいです、当本人の楊素は楊堅と仲良くしてるようなのに。

そして皇帝と趙越は楊堅に見張りをつけることにしました、あらさがしするつもりです。でも当の楊堅は臣下として手本を見せ皇帝を導いていきたいと考えています、こういう楊堅はやっぱり並の人とはレベルが違います。定州に赴任したあたりから髭を生やし見ためにも威厳が出てきました、少しずつ存在感を増しています。

この35話では楊整夫婦が仲直りしました、妻の尉遅容と門客の陸作謙が恋人同士だったお話は、11話で登場したシーン。楊麗華も生まれていなかったくらい昔の話、あれから20年くらいは経ってるのかしら、気が強い男だと思ってたけど楊整はこれほど長く妻を許せなかったのです、(でも側室を持つわけでもなくマジメな性格みたいだけど)二人が抱き合ったシーンではもらい泣きしてしまいました。尉遅容はこれ程にも長い時間我慢し続けてつらい日々だったんでしょう。現実には結婚前の事だから裏切っていたというわけではなかったのに本当に可哀そうな出来事でした。尉遅容には幸せになって欲しいです。

第36話 あらすじと感想

NANAさん

第36話の感想

朱皇后の子供が無事生まれ太子になりました、もう後継ぎ決めちゃうとは気が早い、できれば楊麗華に子供が生まれるまで待って欲しかった。でも楊麗華は生まれた子・宇文闡 を養子に迎えました。朱皇后とも姉妹の様な仲になり楊麗華も何を考えてるのかわかりません、でも楊堅や伽羅と相談した様子もないし自分で決めたことなのでしょう。このところ皇帝は他の皇后たちと遊んでばかり、口うるさい楊麗華のところには顔も出さない様子、今の時代なら実家にかえっちゃうし離婚の二文字が浮かぶところです、この時代では離婚なんてできそうもないし、つくづく皇帝の妻なんて面倒でしかないです。もうちょっと皇帝がマジメなら許せるにのに、この皇帝は誰に似たのか父親には全然似てないです。

しかも皇帝は趙越の言葉は全部信じちゃうし、「楊堅は狡猾だから騙されるな」みたいなこと言ってたけど全部趙越に返したい言葉、「趙越こそ狡猾だよ!」と言いたいです。趙越の言ってること全部証拠がない仮説で言ってるだけ、でもずっと聞いてる皇帝はもう真実なのだと信じちゃうから趙越こそ詐欺師です。すっかり振り回されてる楊堅、しかも宇文護の隠した金塊の話まで出てきて(これは本当に隠してあるからヤバいです)。でも楊堅の巧みな話術でごまかしました。

楊堅も皇帝の命令で大司馬になって頑張ってるのに、こうも窮地に陥れられるとは、この皇帝のしたで働くのは私なら絶対に嫌です。このピンチ楊堅はどうやって収めるのでしょう、次回の展開が気になります。

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