花様衛士 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

花様衛士~ロイヤル・ミッション~

花様衛士~ロイヤル・ミッション~ (かようえいし) 2019年 全55話 原題:錦衣之下

nanaさん

第21話あらすじと感想

第21話 命を懸けた大芝居

鎮江に到着した今夏は隙を突いて銃を取り返し、大堅が時間を稼ぐ中、陸繹を連れて逃走。だが結局、崖に追い詰められて逃げ場を失ってしまう。毛海峰は陸繹の能力を買い、解毒と引き換えに仲間に引き込もうとするが陸繹はこれに応じず、今夏の肩を抱くと、つるを手に崖から飛び降りた。しかし、つるの長さは地上まで及ばず、2人は宙ぶらりんの状態に。崖の上の毛海峰は、つるを断ち切ろうと刀を振り上げるが、その時…。

引用元:kandera  花様衛士~ロイヤル・ミッション~  ストーリー

第21話感想

「共に生き、死のうではないか」そういいながら敵から逃れるため2人で崖を飛び降りた陸繹と今夏、なんかその言葉はプロポーズの時言うやつじゃないのかな?運命を共にって錦衣衛と捕快ではあんまり言わないよ。しかし陸繹は日本語もできるって凄い。そのおかげで無事逃げ切れたから良かった。

だんだん好きになり始めた2人の距離ががいい感じに表現されています、毒蛇除けの粉を陸繹の頬に塗る袁今夏、彼女の歌う挿入歌の『今夏』が流れる中、陸繹が今夏を見つめる眼差しは今まで見てきた中で一番優しく感じるのは今夏の歌がとても優しい歌声だからでしょうか、凄くトキメキます。探し当てた医師は女性でした、丐おじさんも会いたくないって言ってたけど、どんな関係なのか、丐おじさんも髭をそってさっぱりしたら、なかなかのイケメンでした。

一方、倭寇の頭領は厳世蕃と商談をしていました。政府の高官なのに倭寇と取引するなんて厳世蕃は相変わらす極悪。倭寇の頭領は銃で撃たれたことで今夏のこと小賢しいと言っていました、今夏ってそんなに印象深いタイプなのかな、厳世蕃も笑っていたし、捕快の実力を認められているって事でしょう。

無事に医者の所にたどり着き、楊岳や謝霄達も追いついてきているようで何とか助かりそうです、陸繹の表情も最初のころより優しい表情が増えたようで、私までどんどん陸繹にハマっています、今夏の陸繹に対する初々しい表情も大好きです。二人の距離が近づくほど面白いドラマになってきました。

この作品では袁今夏役のタン・ソンユンさんの表情が生き生きとしていて大好きです。彼女は四川省出身で現在31歳、小さいころから読書とダンスが好きで、中学生ぐらいの時、地元でダンスを習ってたみたい、子供のころから多才だったようです。その後北京電影学院で演技の勉強をしています。15歳でドラマに出ているのでかなりのベテランかな。アイドルドラマにも出演する人気女優さんの様で本作でも高評価を受けてます。個人的には瞳が印象的なところが倉科カナさんに似てるなって思っています。陸繹役のアレン・レンさんとは年齢が1歳年下ですがあまりに可愛いのでもっと年下に見えますね。

第22話あらすじと感想

第22話 百毒をもって猛毒を制す

陸繹を助けてもらうため、今夏は林菱(りんりょう)の下でかいがいしく働くが、陸繹の容体はますます悪化していく。必死で命乞いをする今夏に、林菱は恐ろしい解毒法を告げる。血清があれば解毒は可能だが、血清を作るためには今夏が猛毒を持つ蛇に噛まれる必要があり、しかも、今夏の毒を解毒できる保証はないという。自分の命を失ってもいいかと脅す林菱を前に、今夏の心は激しく揺れるが、ついに覚悟を決めて毒蛇の前に手を差し出した。

引用元:kandera  花様衛士~ロイヤル・ミッション~  ストーリー

第22話感想

陸繹を助けるために、毒蛇にかまれた袁今夏、でもまだ好きな人にも巡り合えてないって言ってました、そうだったの?今夏は十分陸繹が好きなはずだけど、自分では気づいてないって事?それでも命を何度も助けて貰ったからってそれだけで自分の命を危険にさらして陸繹を助けるって…そういう事なの、そんなにお人よしなんだ。お互いの気持ち確認してなくても心は繋がってると勝手に信じてました。まさか仕事上の相棒ってこと・・・男女の相棒って難しいわ。

それでも医者の手伝いを一生懸命やっている今夏は本当に健気だし頑張り屋さん、毒蛇にかまれた時だって怖くて泣くぐらい蛇が苦手だったし、こんなに頑張ったこと陸繹にもわかってほしいな。陸繹も以前の様に今夏に冷たくすることなんてない、今夏の命も大事に守ってくれてる。もう二人はお互いの存在がなくてはならないと思います。

謝霄や楊岳たちに、居場所も確認して貰えて再会できて一安心です、丐おじさんも久しぶりに医者の林菱と再会したけど、やっぱり結婚を考えるほどの中でした。でも林菱の家族は役人に皆殺しにされていたみたい、あの人たちが錦衣衛だったら(衣装が同じような)、陸繹の事を助けたくないと思う。あとは今夏の心が先生に通じるかどうか、林菱の頑張りしだいで二人は助かるんです。

第23話あらすじと感想

第23話 喜びと悲しみ

今夏の血を加えた薬で陸繹は意識を取り戻した。命を取り留めたことを喜ぶ今夏だが、悪くなっていく自分の体調に複雑な思いを抱く。今夏の血液の流れが人よりも速いため、百毒の作用が現れるのが早かった。陸繹の治療にはまだ今夏の血が必要だが、治療が終わってから解毒するのでは、今夏は助かりそうにない。何とか今夏を助けようと、林菱や大堅が文献をあたって解毒法を探す中、死を覚悟した今夏は遺書を残して姿を消し…。

引用元:kandera  花様衛士~ロイヤル・ミッション~  ストーリー

第23話感想

陸繹は助かったけど、袁今夏の方はどんどん体調が悪くなっていき見ているだけで切なくなってきます。口移しで薬を飲ませるのは独身女子にはよほどの覚悟がいります、なのに唇かんじゃうなんて無意識でもありえないよ陸繹。この展開で本人は気づかなくても恋愛感情はやっぱりあるはずです、もう自覚してもいい頃じゃないかな。

このまま死ぬのかと今夏自身が不安になっていて、陸繹に「もし私がいなくなったら悲しいですか?」って聞いてました。陸繹はこういう時「別に」とか言うのかと思ったら「悲しい」って素直に言ってくれた、しかも胸騒ぎがするって・・・あのツンデレな陸繹が初めて出会った時とは別人みたいなこと言ってくれるのは素直に嬉しい。今夏にも嬉しい返事だったと思う、私だってちょっと感動しました。

林菱は罪悪感があるのか、今夏に可愛らしい服を着せてくれた、久々に女らしい恰好をしたせいで今夏は死を予感して感傷的になっちゃったのかな?でも林菱は着飾った今夏をみて誰かに似てるって言ってました。今夏の実の親探しがこんなところで進展するとは、今夏は絶対に助かって本当の親を見つけて欲しいです。ラストシーンでは、いなくなった今夏を陸繹が探しに行きました、陸繹と今夏が再会したら何かの告白が聞けそうです。さあようやく恋愛関係に進展するはずです。

上官曦も今夏に楊岳の事をどう思っているか聞いてたけど、恋愛感情が生まれてきたのか、楊岳もいい人だから上官曦との関係が恋に発展で来たらいいんですけど。。

第24話あらすじと感想

第24話 腕輪の奇跡

死に場所を探してさすらう今夏は廃屋を見つけた。涙の別れは性分に合わないと黙って皆のもとを去った今夏だが、1人寂しく死んでいくことに思わず涙する。残された遺書を見て今夏を捜しに出た陸繹は、廃屋の中にいる今夏を見つけ出した。自分が死んだあとのことをくれぐれも頼む今夏。陸繹は母の形見の腕輪を贈って逝くなと励まし、林菱らのもとに連れ帰る。しかし残された解毒法は、瀕死の今夏にはあまりにも危険な方法だった。

引用元:kandera  花様衛士~ロイヤル・ミッション~  ストーリー

第24話感想

死を覚悟した時の今夏の表情に私まで泣けました。でも何とか解毒できて良かった。陸繹から母の形見の腕輪を貰ったおかげです。そして今夏が眠っている間にそっと額にキスした陸繹の願いがかなったのでしょう。もう陸繹の中の今夏の存在の大きさが感じられ、愛情も感じられます。思った以上人大胆なキスにトキメキました。みんなの願いも通じて元気になった今夏、陸繹の祈りが一番効いたはず。でも毒蛇の猛毒を毒草の毒で消すみたいな方法は複雑すぎて訳が分からない、助かってホントよかった。楊岳の手料理を囲みながらみんなで「別れの宴」をして。ここに来てから一番穏やかな時間です。謝霄が陸繹に突っかかっていましたが、いつもの事です。

でも倭寇に存在がばれてしまったので皆がいなくなったら林菱も危険になります。陸繹を助けるため林菱まで巻き込んでしまった、倭寇は滅ぼさないと命を狙われ続けることになりそうです。

そういえば丐おじさんの名前がいつの間にか大堅になっていました、陸大堅いい名前、しかも髪型も整えたら別人みたいに立派な医師に見えます。私は前の髪型のほうが好きだったんですけど、ワイルドだったし。それから林菱の家族(友人かも)が皆殺しになったのには錦衣衛だった時の様程万が関係しているのかもしれないです。そうしたら袁今夏の両親の事、楊程万も知っているのかもしれません、思った以上に複雑に絡み合った真実がありそうです。

都では、皇帝の薬に毒が入ってたようで大騒ぎに、厳世蕃も都に戻っているし、この後陸繹達は都に戻るのかな?新たな事件が起こりそうです。

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