それでも、恋をするには近すぎる 2025年 全29話 原題:双轨
第6話
梁彦豊に誘われて参加したパーティーで、姜暮は勧められたカクテルを口にした直後、激しいめまいに襲われる。異変に気づいた林歳は彼女を客室へ運び、介抱を始めるが、その場へ駆けつけた靳朝は姜暮が薬を盛られたと思い込み、林歳が彼女に危害を加えようとしたと誤解する。説明を拒む林歳と靳朝は激しく衝突し、会場は大混乱に陥る。倒れたケーキや割れたグラスで互いに傷を負いながらも、二人は怒りをぶつけ合い続ける。しかし、意識を取り戻した姜暮が声を上げたことで、ようやく争いは終息する。混乱した状況を理解できない姜暮は、傷だらけになりながら真っ先に自分を心配する靳朝の姿を見つめ、その強い想いを改めて感じるのだった。
第7話
泥酔した靳強を毛布や虫よけで必死に守ろうとしていた姜暮の姿に、靳朝は思わず苦笑する。二人は協力して靳強を家へ連れ帰り、靳朝は壊れた電気を修理し、父を風呂へ入れるなど慣れた手つきで世話をする。その後、姜暮は父が酒に溺れるようになった理由を尋ねるが、靳朝は答えを避け、「本人が酔いから覚めたら聞いてほしい」とだけ告げる。さらに数日間の仕事で遠方へ向かうことになった靳朝は、姜暮へ父との生活を託す。姜暮は察国の学校へ通う決意を伝えると、靳朝は一瞬だけ嬉しそうな表情を見せるものの、すぐに平静を装い、将来のためには母とカナダへ行くべきだと諭す。それでも姜暮は「ここに残る理由がある」と意味深に微笑み、その理由を秘密と引き換えに話そうと持ちかけるが、靳朝は答えず静かに旅立っていく。
第8話
姜暮は靳朝と万青の関係が気になり、三頼にそれとなく探りを入れる。三頼は、万青は万記の社長令嬢であり、立場の違いから二人が恋愛関係になることはあり得ないと断言する。その言葉に姜暮は安堵し、自分の気持ちを少しずつ自覚していく。一方、万青は靳朝に危険な計画から手を引くよう説得し、父が市場から必要な品を買い占めているため、自分なら用意できると持ちかける。しかし靳朝はその好意をきっぱり拒絶する。偶然その会話を耳にした姜暮は、二人の親しげな様子に嫉妬を覚え、靳朝に「万青が来られるなら自分も車工場へ来ていいはず」と不満をぶつける。子どものように拗ねる姜暮に、靳朝は戸惑いながらも、その本心にはまだ気づかないのだった。
第9話
万青は再び車工場を訪れ、危険な計画から降りるよう靳朝へ迫るが、彼は「話があるなら父親本人を連れて来い」と取り合わない。そこへ現れた姜暮は、わざと自分がかじったリンゴを靳朝へ差し出す。靳朝も自然にそのリンゴを口にし、親しげな様子を見せつけられた万青は怒って立ち去る。姜暮は「他の女性に近づかれるのが嫌」と素直な気持ちをのぞかせるが、靳朝は冗談交じりに「誰にも振り回されたことはない」と余裕を見せる。それでも姜暮は同じリンゴを再びかじり、「それはどうかな」と挑発し、二人の距離はさらに縮まっていく。その頃、察国で暮らす決意を固めた姜暮は、娜娜に付き添われて現地の運転免許取得に挑戦し、持ち前の運転センスで見事合格を果たす。
第10話
運転技術を学び始めた姜暮は、林歳に「車で二つの半円を描きたい」と不思議な希望を打ち明ける。その図形に込められた少女の恋心を察した林歳は何も聞かず、丁寧に運転を指導する。努力の末に思い描いた軌跡を描けた姜暮は大喜びし、その純粋な笑顔を見た林歳は複雑な表情を浮かべる。後に娜娜は「林歳は姜暮に好意を抱いているのでは」と話すが、姜暮は彼の想いは別の相手へ向いていると見抜く。一方、学校の公開日に保護者代わりとして訪れた靳朝は、流暢な現地語で堂々とスピーチをする姜暮の成長を目の当たりにし、誇らしさを感じる。帰り道、突然の雨で二人は小さな雨宿りをすることになり、肩が触れ合うほど近い距離で静かな時間を過ごす。勇気を出した姜暮がそっと靳朝の指先に触れると、彼は思わず動揺し、彼女から目をそらせなくなってしまう。
それでも、恋をするには近すぎる 11話・12話・13話・14話・15話 あらすじ
















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