マイ・リトル・プリンセス  3話・4話 あらすじと感想

マイリトルプリンセス
ARISA

第3話 あらすじ

3.私を女神と呼んで。おかしい?

チュウヤオにヤンヤンをいじめていると勘違いされたシンチェンは雨の中泣きながら帰っている時、熊の着ぐるみを着たニャンユに助けられそのまま眠ってしまう。気がつくとシンチェンは自分の家のベッドに寝ていた。

そんな中シンチェンが大好きなチュウヤオの叔父、モンシおじさんから話があると大学に呼び出される。成績が良くないから家庭教師をつける事にしたと話していたモンシおじさんだったのだが、モンシおじさんに見惚れて話を何も聞いていなかったシンチェンは何も知らないまま了承してしまう。シンチェンが家に帰るとそこにはニャンユが。シンチェンの家庭教師をやる事になったニャンユだったのだが、ニャンユには暗い過去が。

ある朝シンチェンは義母にドリーグループの広告塔にシンチェンとチュウヤオの2人を起用する事にしたと告げられる。義母には逆らえないシンチェンは仕方なく承諾することに。そして義母だけではなく、実の母親の浪費癖にも悩まされるシンチェンは義母にチュウヤオと結婚しないと働いてもらうとまで言われてしまう。

チュウヤオに近づくために交響楽団に入る事にしたシンチェンは小学生以来触っていないバイオリンのオーディションを受けることになり、シンチェンは寝る間を惜しんでバイオリンの練習に明け暮れる。そして迎えたオーディションの日、シンチェンは無事に合格する事ができ、オーディション後に話があるとチュウヤオから大学の屋上に呼び出される。本当に俺のことが好きなのかと聞くチュウヤオに婚約者だからもちろん好きと答えるシンチェンにチュウヤオは…。   

第3話 感想

今回の話も実はただのお嬢様ではないシンチェンの内心が垣間見られた気がします。大金持ちだからと周りからは不自由なんて無いのだろうと思われているが、義母からの結婚のプレッシャー、実の母の浪費癖などたくさんのことに悩まされるシンチェンの『誰もが本当の意味で自由人ではない』と言うセリフは共感できる部分もあり、心に沁みました。

そしてチュウヤオに近づくために交響楽団に入ろうとしたシンチェンが寝る間を惜しんでバイオリンの練習する姿には健気だなと思いましたし、心の底から応援したいと思いました。その後のバイオリンの練習を休憩している時ニャンユがピアノを弾いているシーンの2人にはキュンとしました。いい感じになっている2人ですが、いつ熊の着ぐるみの正体がニャンユだと気づくのか、ニャンユの過去にいったい何があったのかも徐々に明らかになっていくと思うのでそこも楽しみです。

そして最後のシーンは急にチュウヤオの心にいったいどんな変化があったのだと驚きました。そしてニャンユも影から見ていて、また大波乱の予感がしているので次の話が気になります。

第4話 あらすじ

4.努力した人にしかわからない、才能の重要性!

大学の屋上でチュウヤオに無理やりキスをされそうになったシンチェンはチュウヤオの頬を思いっきり叩き拒絶する。それに激昂したチュウヤオに結婚したいフリをしているなら辞めてくれ、努力してもヤンヤンの優しさには勝てないと言われたシンチェン。その一部始終を見ていたニャンユはショックを受け呆然とただひたすら歩き続けるシンチェンを尾行し、そっと見守る。絶望に満ちたシンチェンは熊の着ぐるみを思い出し、熊がいてくれたらと熊の存在を恋しく思う。

それでもめげないシンチェンは学校のパーティーが開かれる事を知り、チュウヤオをダンスパートナーにするべく奮闘する。チュウヤオのロッカーに手紙を入れるも失敗し、両家族との食事会の時にチュウヤオにダンスパートナーになってほしいと告げる。家族が聞いているにも関わらず一度は断ったチュウヤオだったが、最難関曲のポル・ウナ・カベサを踊る事を条件とし、承諾する。

勢いでポル・ウナ・カベサを踊ることを承諾してしまったシンチェンだったが実は幼い頃からダンスが苦手な彼女が悩んでいるとチュウヤオの友達にニャンユにダンスを教えて貰えば良いと提案される。ニャンユのことを変態だと思い込んでいるシンチェンはどうしてもニャンユにダンスを教えてもらいたくないのだが、結局ニャンユにダンスを教えてもらう事に。

揶揄われながらもダンスの練習に励むシンチェンとニャンユだったが、バランスを崩した2人は転倒した勢いで唇が重なり合ってしまう。自分のファーストキスを奪われ怒っているシンチェンにニャンユは…。

第4話 感想

今回の話は最初からキスを拒否されたチュウヤオの言葉が酷過ぎたのにも関わらずそれでもめげずにチュウヤオを振り向かせようとするシンチェンにはチュウヤオとくっつくにしろ、ニャンユとくっつくにしろ本当に幸せになってほしいなと思いました。

まず初めの『努力してもヤンヤンの優しさには勝てない』と言うチュウヤオのセリフは勢いに任せて言ったのもわかるけど流石に言い過ぎでしょと思いましたし、この言葉を言われた後のただ呆然と歩き続けるシンチェンを見ていて悲しくなりました。それでもめげずにダンスパートナーになってもらうべく奮闘しているのにチュウヤオが条件として出してきた曲が最難関曲のポル・ウナ・カベサだなんてもっとシンチェンに優しくしてくれと思いました。

その一方でなんだかんだ言ってスリ、乗馬、ダンスなどシンチェンを守り、助けてくれる優しいニャンユですがこども病院でボランティアをしている理由はニャンユの過去にありそうなのでそこがどう明らかになっていくのかも気になるところではありますね。そして最後のシーンが衝撃的過ぎてチュウヤオの未遂とは訳が違うので続きが気になって仕方ないです。

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