扶揺

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 25話・26話・27話・28話 あらすじ

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 2018年 全66話 原題:扶揺

第25話の見どころ

扶揺と長孫無極の絆が、さらに深く描かれる重要回です。斉震は扶揺の忠誠心を試すため、長孫無極暗殺という非情な命令を下します。一方、冷宮では軒轅暁が扶揺を亡き娘・漣児と思い込み、扶揺は初めて母の愛情に触れることに。さらに宗越と斉韻、雲痕を巡る複雑な因縁も動き始め、それぞれが大切な人を守るため苦しい選択を迫られます。最後は斉震の巧妙な罠により、扶揺が長孫無極へ刃を向ける緊迫の場面が描かれ、次回への期待を大きく高める展開となります。


第25話 あらすじ

宗越はついに、龍鱗甲が斉韻の体内にあることを確信する。しかし、無理に取り出せば斉韻の命は助からない。扶揺を救うためには龍鱗甲が必要だが、長孫無極は罪のない斉韻を犠牲にするつもりはなく、宗越に双方を救う方法を探すよう託す。眠る斉韻が夢の中で「越兄さま」とつぶやく姿を見た宗越は、幼い頃の記憶と胸に秘めた感情に心を揺さぶられる。

部屋を出た宗越は雲痕から呼び止められる。雲痕は文懿世子一族と斉家の因縁があっても、何も知らない斉韻だけは巻き込まないでほしいと懇願する。しかし宗越は、人にはそれぞれ背負う運命があり、それを変えることは誰にもできないと静かに答えるのだった。

一方、冷宮・萃梁殿では扶揺が目を覚ます。軒轅暁はこれまでとは打って変わって優しく接し、燕驚塵、裴瑗、阿烈の遺体まで自ら片付けていた。彼女は長孫無極から渡されたお守り袋を見て、扶揺を亡き娘・漣児だと思い込んでいたのである。扶揺は自分は孤児であり別人だと説明するが、錯乱した軒轅暁は耳を貸さない。さらに長年娘のために縫い続けてきた衣装を取り出して着せようとし、扶揺は初めて母親から注がれるような温かな愛情に触れ、胸を熱くする。

そこへ宮女姿の小七が現れる。驚いた扶揺が事情を尋ねると、小七は扶揺を助けようとして宮中へ潜入したものの、偶然軒轅暁に救われ、そのまま女装して彼女の世話をしていたと打ち明ける。気難しく見える軒轅暁だが、本当は心優しい女性なのだと小七は語る。

国公府では、宗越が湖畔で笛を吹いていた。その音色に誘われた斉韻は、宗越を見た瞬間に懐かしさを覚え、「初めて会った気がしない」と微笑む。しかし宗越は今の立場では兄妹だと名乗れず、さりげなく話を逸らしてその場を離れるしかなかった。

萃梁殿では軒轅暁が扶揺を鏡の前で着飾らせる。鏡には扶揺の本来の美しい顔が映るが、軒轅暁は正気を失っているため違和感に気付かない。扶揺が何気なく夫のことを尋ねると、軒轅暁は突然取り乱し、自分が愛した夫は別の女性を愛し、さらには娘・漣児まで殺そうとしたと涙ながらに叫ぶ。扶揺は暴れる彼女を気絶させ、その深い悲しみを知る。そして、自分だけでも彼女の娘として寄り添おうと静かに決意する。

その頃、扶揺は斉震から国公府へ呼び出される。危険を察した彼女は短刀を忍ばせ、小七の制止を振り切って向かう。自分が逃げれば多くの人に迷惑が及ぶため、この危険な役目から逃げるわけにはいかなかった。

一方、長孫無極は長淵で祖先への祭礼を終えたものの、しきたりにより一泊して読経しなければならなかった。そこへ唐芷蓉が差し入れを持って訪れる。その中に紛れていた小七は江楓へ扶揺が斉震に連れ去られたことを伝える。事情を知った長孫無極は唐芷蓉を利用して外を欺き、自らは密かに国公府へ向かった。

国公府では斉震が扶揺に対し、長孫無極は自分を排除しようとしていると語り、扶揺に皇帝暗殺を命じる。成功すれば栄華を約束するが、従わなければ宇文家の者たちを皆殺しにすると脅迫した。

やがて長孫無極が扶揺を迎えに現れ、寒衣節の事件は必ず真相を明らかにすると約束して彼女を優しく抱き締める。その温もりに心を揺さぶられながらも、扶揺は斉震への忠誠を装うため、涙をこらえて短刀を長孫無極へ突き立てる。

物陰から様子を見ていた斉震は満足そうに姿を現す。しかし刺された長孫無極は替え玉であり、この暗殺劇そのものが斉震による忠誠試験だった。扶揺は動揺する演技を見せ、見事に斉震の疑いを晴らすことに成功する。斉震は扶揺を完全に信用し、今後も自分のために働くよう命じるのだった。

 

第26話の見どころ

扶揺と長孫無極の恋がさらに深まり、互いへの揺るぎない信頼が描かれる一方、宮廷では新たな策謀が動き始めます。長孫無極は唐芷蓉を味方に引き入れ、斉震と唐伯年の間に疑心暗鬼を生み出す巧妙な策を実行。一方、宗越と雲痕は兄弟として再び向き合いますが、復讐への執念が二人を引き裂きます。それぞれが愛する人と守るべき信念の間で苦しむ姿が印象的な、恋愛と陰謀が交錯する見応え十分の一話です。


第26話 あらすじ

国公府で斉震の試練を乗り越えた扶揺は、冷宮・萃梁殿へ戻る。そこで待っていたのは、替え玉ではなく本物の長孫無極だった。彼は扶揺が斉震に連れ去られたと知るや、祭祖の最中であっても長淵から密かに引き返し、国公府の周囲で彼女を見守っていたという。もし斉震が本当に扶揺へ危害を加えていれば、その場で斉震を討つ覚悟だったと明かされ、扶揺は深く胸を打たれる。

長孫無極は、扶揺が替え玉ではなく本物の自分だと見抜いた理由を尋ねる。扶揺は「理屈ではなく心で分かった」と素直に答え、その言葉に長孫無極は優しく微笑む。さらに寒衣節の日、なぜ危険を承知で宮中へ戻ってきたのかを尋ねると、扶揺は江楓から真実を聞いたことを話そうとする。しかし長孫無極は言葉よりも気持ちを伝えようと彼女へ顔を近づける。二人の距離が縮まり、あと少しで唇が触れ合うという瞬間、軒轅暁の声が外から響き、扶揺は慌てて長孫無極を帰らせるのだった。

その頃、宮中では唐芷蓉が皇帝の寵愛を一身に集めていた。後宮の妃たちは彼女を羨み、次々と取り入ろうとする。しかし、その寵愛がすべて演技であることを知るのは唐芷蓉本人だけだった。長淵で長孫無極は、彼女が斉震へ密かに情報を流していたことを見抜き、さらに父・唐伯年が妹の唐怡光を新たに宮中へ送り込み、唐芷蓉を見捨てようとしている書状を見せる。利用されるだけの人生ではなく、自分自身のために生きるべきだと説かれた唐芷蓉は心を動かされ、今後は長孫無極の味方になることを決意する。長孫無極もまた、彼女に富と名誉を約束した。

しかし、その寵愛は新たな火種となる。高普若は激しく嫉妬し、父・高嵩も斉震へ詰め寄り、「唐芷蓉を王后に据えようとしている」と責め立てる。斉震は決定権は長孫無極にあると弁明するが、高嵩は唐伯年の十五万の兵を持ち出し、斉震の疑念を巧みに煽る。やがて斉震は唐伯年への疑いを深め、真意を探るため密書を送ることにした。

だが、その動きもすべて長孫無極の計算のうちだった。彼は江楓を宗越のもとへ向かわせ、斉震と唐伯年の間にさらに深い不信を植え付ける計画を進める。

一方、国公府では斉韻が宗越を食事へ招待する。雲痕も加わり、三人で穏やかな時間を過ごすが、斉韻は宗越が幼い頃に慕っていた兄によく似ていることが気になって仕方がない。彼女は昔、その兄が七錦葉にひどいアレルギーを持っていたことを思い出し、わざと七錦葉入りの鶏スープを宗越へ勧める。

宗越は動揺を悟られないよう平然と飲み干し、さらに袖をまくって傷ひとつない腕を見せることで疑いを払拭する。しかし部屋へ戻ると腕には発疹が広がっており、内力で必死に症状を抑えていた。幼い頃の斉韻との思い出を胸に浮かべながらも、もはや過去へ戻ることはできない現実を痛感する。

その後、雲痕は宗越の前にひざまずき、初めて「兄上」と呼ぶ。そして斉韻だけは何も知らない無実の存在だから傷つけないでほしいと懇願する。しかし宗越は十五年前、一族が虐殺され、自らは死体の山で生き延び、飢えの中で想像を絶する苦しみを味わった過去を語る。復讐だけが生きる理由となった今、自分を止める者がいれば実の弟であっても容赦しないと告げるのだった。

翌日、宗越は薬草採取を口実に雲痕を国公府の外へ連れ出す。そして斉震が唐伯年へ送った密書を途中で差し替えるよう命じる。本物の書状では単身での入京を命じていたが、偽の書状には五万の兵を率いて来るよう書き換えられていた。さらに雲痕自身が斉震の使者として唐伯年へ直接その内容を伝えることで、唐伯年を動かし、斉震と唐家の対立を決定的なものにしようとする。宮廷の権力争いは、長孫無極の巧妙な一手によって新たな局面へと突入していく。

 

第27話の見どころ

長孫無極が斉震を倒すため、ついに本格的な反撃へ動き出します。雲痕は宗越の命を受けて唐伯年を巧みに誘導し、さらに捕らえられた唐伯年の口から、文懿世子一族滅門事件の衝撃の真相が明かされます。宗越と雲痕が背負う復讐の理由がより鮮明になる一方、唐芷蓉は父を救うか、自らの未来を選ぶかという苦しい決断を迫られます。そして長孫無極は章鶴年を味方に引き込み、斉震との最終決戦へ向けた壮大な計略を始動。宮廷を揺るがす権力争いが一気に加速する重要な一話です。


第27話のあらすじ

宗越の指示を受けた雲痕は南辞へ向かい、唐伯年と接触します。斉震から届いた密書の内容に疑念を抱く唐伯年でしたが、雲痕は斉震の側近として振る舞い、密書は本物であると説明。慎重な唐伯年は疑念を拭い切れないままも、その言葉を信じて兵を率い昆京へ向かう決断を下します。

しかし唐伯年は万全を期すため、娘・唐芷蓉にも密かに手紙を送り、宮中の様子を尋ねます。すでに長孫無極の側についた唐芷蓉は、その手紙を隠さず長孫無極へ差し出しました。私兵を率いて都へ入ることは謀反の大罪にあたり、一族滅亡にもつながる重大な行為です。父の身を案じる唐芷蓉は、自分だけでも命を救ってほしいと願います。

長孫無極は、唐伯年の十五万の兵を流血なく手中に収めることこそ目的だと語り、唐芷蓉が協力すれば命も地位も守ると約束します。父への返書には「斉震の準備は万全なので安心して進軍してほしい」と書くよう命じられ、唐芷蓉は苦悩しながらも従います。その後、彼女は永嘉殿の夫人として正式に冊封され、王后冊立を目前に控え、宮中で最も華やかな存在となります。

一方、昆京へ向かう途中の唐伯年は伏兵の襲撃を受け、矢に射られて捕らえられてしまいます。その知らせは誰にも知らされず、表向きには軍が姿を消したように見えるだけでした。

夜、長孫無極は一人で碁を打ちながら、扶揺への想いを胸に秘めていました。江楓は、扶揺と距離を置いている理由を尋ねます。長孫無極は、自分が扶揺を政治利用したくないからこそ、王后には唐芷蓉を据えようとしていると打ち明けます。扶揺だけは宮廷の争いから守り抜きたい――それが彼の本心でした。

その頃、国公府では雲痕が唐伯年率いる五万の定遠軍が山道から昆京へ向かったこと、さらに軍中へ送り込んでいた斉震の密偵が全員消息を絶ったことを報告します。斉震はこれを聞き、唐伯年は以前から長孫無極へ寝返っていたと確信。長孫無極が唐芷蓉を厚遇していた理由も、唐家を取り込むためだったと思い込みます。

兵力を失った斉震にとって状況は不利でしたが、もはや引き返すことはできません。反乱計画は予定どおり進めるしかなく、さらに密かに別の協力者との接触を図るなど、新たな布石を打ち始めます。

一方、捕らえられた唐伯年は宗越と雲痕の前へ連れて来られます。すべてが二人の策略だったと知った唐伯年は観念し、十五年前の文懿世子一族滅門事件の真実を語り始めます。

当時、文懿世子は名将として民衆から絶大な支持を集めていました。しかし先王・仁宗は次第に末子・軒轅韌を寵愛し、文懿世子を警戒するようになります。そこへ野心家の斉震が取り入り、軒轅韌と共に文懿世子へ謀反の濡れ衣を着せました。その結果、一夜にして七十八人もの一族が処刑される惨劇が起きたのです。

さらに斉震は、兄弟同然だった文懿世子を裏切った理由についても明らかになります。目的は、龍鱗甲という秘宝を手に入れ、娘・斉韻の病を治すことでした。唐伯年も事件に加担したことを悔いており、自らの命で罪を償いたいと願います。宗越は深い憎しみを抱きながらも、毒薬を差し出し、自ら罪と向き合うよう静かに告げるのでした。

その頃、長孫無極は章鶴年と密談を行います。表向きは五万の定遠軍を章鶴年へ預ける相談を持ちかけますが、真の目的は斉震討伐への協力を得ることでした。

さらに長孫無極は、天権国の兵が密かに斉震と合流しようとしているという密書を見せます。もし天権国が斉震の即位を認めれば、太淵王家の血統による王位継承の正統性さえ覆されてしまいます。

受け身では国を守れないと悟った長孫無極は、自ら先手を打つ決意を固めます。章鶴年もその覚悟に応え、命を懸けて王を支えることを誓います。こうして長孫無極は着実に味方を増やし、斉震との避けられない最終決戦へ向け、周到に包囲網を築いていくのでした。

 

第28話の見どころ

太淵王の婚礼当日、ついに斉震の謀反計画が動き出します。王妃となった扶揺は、宇文家を人質に取られ、長孫無極暗殺という過酷な使命を背負わされることに。一方、長孫無極もすべてを見抜いたうえで密かに対抗策を準備し、扶揺へ極秘の合図を送ります。婚礼の華やかな儀式の裏では、それぞれの思惑と策略が複雑に交錯。王と王妃が運命を懸けて歩む大婚の日は、そのまま太淵王国の未来を左右する壮絶な政変の幕開けとなります。


第28話のあらすじ

ついに長孫無極と王妃の婚礼の日が目前に迫る中、斉震は最終計画を動かし始めます。長孫平戎は、なぜあえて王の婚礼当日に決起するのか疑問を口にしますが、斉震はこの日こそ朝廷の重臣が一堂に会し、忠臣も反対勢力も一度に始末できる絶好の機会だと語ります。忠誠を誓う者は味方として取り込み、逆らう者はまとめて排除する――その冷酷な構想に長孫平戎は驚きながらも賛同し、反乱への協力を約束します。

その密談を偶然耳にしたのは斉韻でした。父が王位簒奪を企てていることに衝撃を受けますが、騒ぎになる前に宗越が現れ、彼女を気絶させて安全な場所へ連れ去ります。

一方、封后大典を翌日に控えた唐芷蓉は、華やかな王后の座を目前にしながらも心は晴れません。父・唐伯年を裏切ってしまった罪悪感と、王后となる未来への期待との間で揺れ動いていた矢先、何者かに背後から襲われ、そのまま浴場で命を落としてしまいます。

その頃、扶揺は見知らぬ部屋で目を覚まします。そこには王后だけが身に着けられる豪華な礼服と鳳凰の冠が用意されていました。現れた斉震は、自ら扶揺を宮中からさらわせたことを明かし、唐芷蓉に代わって扶揺を王后に据えると告げます。しかし、それは祝福ではなく、長孫無極の側に送り込む「刃」として利用するためでした。

婚礼当日、王后は禁軍総帥の印を王へ捧げる役目を担います。斉震は扶揺にその印を奪わせ、さらに合図と同時に長孫無極を暗殺するよう命じます。拒めば宇文家一族の命はないと脅され、扶揺は苦しみながらも従うふりをするしかありませんでした。

宮中では唐芷蓉の遺体が発見され、長孫無極は手厚く葬るよう命じます。同時に扶揺も姿を消したことから、すべてが斉震の仕業だと悟ります。さらに重臣たちから「扶揺を王后に立てるべき」との上奏が相次ぎ、長孫無極は不満そうな態度を見せながらも了承します。しかし内心では、扶揺を危険に巻き込みたくないと願っていたため、複雑な思いを抱えていました。それでも運命が二人を夫婦へ導くのであれば、その運命ごと受け止めようと決意します。

国公府では、扶揺は侍女・時嵐とともに監視され、逃げ出すことも長孫無極へ知らせを送ることもできません。最後の望みとして、長孫無極の愛鼠・元宝の名を呼ぶと、その声は見事に元宝へ届きます。元宝は主人のもとへ駆け戻り必死に異変を伝えようとしますが、その時の長孫無極は斉震との会談中で、すぐには動けませんでした。

一方、宗越は斉韻を安全な場所へ避難させます。斉震は決行を前に娘の行方を尋ねますが、雲痕は「すでに甘州へ向かわせた」と報告し、不審を抱かせません。さらに斉震は、謀反当日は味方であっても邪魔をする者は容赦なく斬ると雲痕へ言い放ち、自らの覚悟を示します。その非情な姿に雲痕は強い違和感を覚えながらも従うしかありませんでした。

そして迎えた婚礼当日。宮中は赤い装飾で彩られ、王である長孫無極と王后となる扶揺は、それぞれ豪華な婚礼衣装に身を包みます。しかし二人が待ち受けるのは祝福ではなく、血で血を洗う政変でした。

王后の輿に乗った扶揺のもとへ、元宝が密かに現れます。長孫無極からの密書には、「婚礼の日こそ決戦の日。私が『愚か者』と呼んだら、すぐ元宝と共に逃げろ」と記されていました。

扶揺は長孫無極の計画を察し、複雑な儀礼を省略するため、自ら輿を飛び降りて永嘉殿へ走り出します。数百年守られてきた王宮の礼法を無視する前代未聞の行動に、侍女も役人も大混乱となります。

一方、大殿では長孫無極が祭天の儀式を後回しにし、先に王后冊封を行おうとしていました。そこへ斉震が現れ、「王后が到着していない以上、祖制に従うべきだ」と異議を唱えます。

しかし、その直後、真紅の礼装に身を包んだ扶揺が一人で堂々と大殿へ姿を現します。歴代の王朝でも例のない異例の登場に、群臣は騒然となりますが、長孫無極は迷うことなく扶揺と肩を並べて玉座へ向かいます。

華やかな婚礼の幕が上がるその瞬間、王宮全体を巻き込む政変の火蓋も、静かに切って落とされようとしていました。

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 29話・30話・31話・32話 あらすじ

 

扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 各話あらすじとキャスト・相関図

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