紅き真珠の詩 2024年 全40話 原題:珠帘玉幕
第6話の見どころ
端午は珠場を出た後も、真珠を商売に生かして自由をつかもうと奮闘する。珊瑚珠に目をつけた端午は、機転を利かせて新たな商機を開拓。一方、燕子京は崔十九や徐之衡らの思惑を見抜き、あえて相手の罠に乗ることで逆に主導権を握ろうとする。そんな中、端午と張晋然の関係にも変化が訪れる。
第6話のあらすじ
崔十九は、商才に長けた燕子京が一帯を支配するほどの実力者だと認めながらも、自分も長年この商売の世界で生きてきたという自負があった。そこで燕子京と直接顔を合わせ、どちらが上なのか確かめようとする。
崔十九は、燕子京が珠場の真珠を安値で買い占めたことを問題にする。あの真珠は徐特使が朝廷への供物として必要としているものであり、徐特使を怒らせれば今後の商売にも大きな支障が出るというのだ。そして、今からでも真珠を差し出せば自分が間に入り、今回の件を水に流してやると持ちかける。
しかし燕子京は、自分は利益しか考えない商人にすぎないと言いながら、手元の真珠を見せつける。崔十九の脅しなど意に介さず、むしろ相手の思惑を探っていた。
一方、端午は珊瑚たちを連れて初めて街へ出る。目にするものすべてが珍しく、仲間が気に入った簪を買おうとしても、50文という値段に驚いて諦めざるを得ない。外の世界に憧れながらも、端午たちはまだ自由に使える金をほとんど持っていなかった。
そこで端午は、小虾米とともに珊瑚珠を利用した商売を考える。曹大らの協力を得て珊瑚珠を売ろうとするが、周囲は端午があまりにも大胆な商売に手を出すことに驚く。端午は曹大の弱みを握っていることを利用し、彼に自分を助けるよう迫る。
さらに端午は、夫運に恵まれないと悩む馮五娘に目をつける。馮五娘が寺で熱心に祈っていることを知った端午は、自分も信心深いふりをして近づき、珊瑚珠を「運を変える珠」として売り込もうとする。
そこへ張晋然が現れ、端午の商売を止めてしまう。端午は自分が正しいことをしているわけではないと分かっていたが、自由を得るためには手段を選べないほど追い詰められていた。張晋然は、間違いに気づいた今ならまだやり直せると諭す。そして、端午が自分に珠場で起きていることを正直に話してくれたことを喜ぶ。
端午は改めて身なりを整え、馮五娘に謝罪する。そして彼女を助けたいと申し出る。馮五娘は自分の不運は生まれつきのものだと諦めていたが、端午は最後に一度だけ自分を信じてほしいと頼む。
端午は馮五娘を巫師のもとへ連れていき、巧みに質問を重ねて巫師の嘘を暴く。騙されていたことに気づいた馮五娘は端午に感謝し、さらに端午が持っていた珊瑚珠を買い取る。端午にとって、これが自分の力で成立させた初めての商売となった。
曹大は馮五娘が端午と正式に契約したことを知り、商売を横取りしようとする。しかし端午は曹大の企みをかわし、逆に彼を黙らせる。
その頃、徐之衡も燕子京を呼び出し、圧力をかけようとしていた。だが燕子京は相手の狙いを見抜き、表面上は従うふりをしながら、相手をさらに深いところまで誘い込む。地元の有力者たちが自分を追い出し、真珠を奪おうとしていることを察した燕子京は、決してその思惑に屈するつもりはなかった。
第7話の見どころ
朝廷への献上品を確保するため、燕子京の船の者たちが危険な海へ潜ることになる。端午もまた、自ら志願して命懸けの採珠に挑む。そこには母の形見を取り戻し、父の行方を知りたいという強い願いがあった。端午の決死の行動を前に、燕子京と張晋然の反応も大きく揺れ動く。
第7話のあらすじ
崔十九は崔家の存続と朝廷への献上品を確保するため、燕子京に真珠を手に入れるよう迫る。燕子京はこの地で商売を続けるため、船の者たちを海へ送り出すことを承諾する。
しかし海は荒れ、採珠には大きな危険が伴う。誰も海へ潜りたがらないため、最終的にはくじ引きで決めることになる。そこで曹大は、以前から採珠をしていた端午なら水に慣れていると主張し、彼女を海へ送り込もうとする。
端午は赤いくじを引き当てる。小虾米は端午を心配するが、端午には海へ潜る覚悟があった。彼女は燕子京に、命懸けで金を稼ぎ、母が残した形見を取り戻したいと伝える。その形見があれば、父の行方を知る手掛かりになるかもしれないのだ。
燕子京は端午の言葉を聞き、彼女が母の形見に込める思いの強さを知る。
端午が海へ向かうと、張晋然も心配そうに見守る。海面は荒れ、危険な状況が続く。さらに徐之衡は、採珠を競わせることで端午たちを追い込もうとする。端午は力では他の者に及ばないものの、知恵を使って何とか勝負を続ける。
しかし、時間が迫る中で端午は何者かに襲われ、傷を負ってしまう。張晋然は端午が殴られる姿を見ていられず、燕子京に中止させるよう求める。しかし燕子京は、誰もが自分の命を懸けて生きているのだと冷たく答える。
それでも最後には燕子京自身が海へ向かい、端午を助ける。崔十九は、普段は冷静な燕子京が端午のために怒りを見せたことに驚く。燕子京は今回の勝負を自分の敗北だと認める。
張晋然は端午を連れて治療を受けさせるが、燕子京の冷酷な態度に怒りを覚える。そして端午に京へ入るための令牌を渡し、ここから離れるよう勧める。しかし端午はそれを拒む。自分にはまだここで成し遂げなければならないことがあるからだ。
燕子京は端午に再び奴隷の最下層へ戻り、そこから一段ずつ上を目指せと命じる。端午は不満を口にすることなく、逆に今回の決死の行動に対する褒賞を要求する。勝負には負けたものの、周囲の人々は端午の覚悟を認め始めていた。
端午はさらに、馮五娘にこの地の真珠取引を独占する手助けをしてもらおうと考える。それは結果的に燕子京の商売を助けることにもつながる。燕子京は、そんな端午の機転と図太さをますます面白く感じるようになる。
一方、燕子京は二胡を奏でながら幼い頃の記憶を思い出していた。父母とともに商売をしていた頃、家族で手に入れた貴重な真珠。しかし山賊に襲われ、父は燕子京と母を逃がすため砂漠で命を落とした。その記憶は今も燕子京の心に深く刻まれていた。
康琚は、なぜ燕子京が毎日のように苦しい記憶を思い返すのか理解できない。だが燕子京にとって、その痛みこそが生き抜くための力だった。
端午は張晋然に送られて船へ戻る。燕子京は張晋然を船に入れようとしないが、端午は彼が自分を傷つけたことはなく、治療までしてくれた良い人だと伝える。燕子京は自分も悪人ではないと告げ、端午にもう一度奴隷として一から這い上がるよう命じる。
端午と小虾米は、危険な環境の中でも未来への希望を失わない。ここで学んだことは、決して無駄ではない。二人はいつか自由になれる日を思い描きながら、今を生き抜こうとする。
第8話の見どころ
端午は商売を軌道に乗せ、少しずつ自由への道を切り開いていく。馮五娘の店で簪を売る一方、張晋然との再会によって新たな可能性を知る。しかし燕子京を巡る政争は激しさを増し、張晋然が何者かに襲われる事件まで発生。端午もまた、危険な争いの渦中へ巻き込まれていく。
第8話のあらすじ
端午は努力を重ね、ついに小虾米と自分のために以前より少し広い部屋を手に入れる。大きな窓から海の向こうを眺められることに、小虾米は大喜びする。端午も窓から差し込む陽光に手を伸ばし、自分が少しずつ自由へ近づいていることを実感する。
端午は小虾米に、知り合って間もない相手に仕事を頼むなら、どれほど成功する可能性があるかと尋ねる。小虾米は、友人を作るなら損得ではなく誠意が大切だと答える。
端午は馮五娘の店を訪ね、自分が作った簪が売れたかどうか確認する。しかし店頭に並んだ簪が売れ残っているのを見て落ち込む。ところが馮五娘は、簪は人気があるからこそ店の看板商品として大切に保管しているのだと説明する。そして大量の注文書を見せ、端午を安心させる。
馮五娘は端午を「福を運ぶ商売人」と喜び、二人の関係はますます強くなる。
その帰り道、二人は宿を追い出された張晋然と出会う。張晋然は珠奴たちのために書いた詩が原因で攻撃を受け、何者かが自分を陥れようとしていると考えていた。端午は彼を食事に誘う。
食事の席で張晋然は、長安では女性でも商売を始め、大きな事業へ発展させることができると端午に教える。端午は外の世界への憧れをさらに強くする。
馮五娘は、張晋然が端午を特別に思っているのではないかと感じる。しかし端午自身は恋愛など考えたこともなかった。幼い頃から珠場で生きることだけを考えてきた彼女にとって、今の最大の願いは自由になり、外の世界を歩くことだった。
端午は馮五娘に助けを求めたいと思いながら、なかなか言い出せなかった。しかし意を決して自分が大きな争いに巻き込まれていることを打ち明けると、馮五娘は迷うことなく助けると約束する。
一方、張晋然が燕子京に会おうとすると、曹大が行く手を阻む。端午はためらうことなく曹大を叩き伏せ、張晋然を通す。
燕子京は張晋然が来たことに驚く様子も見せず、わざと二人を待たせる。端午が口を挟むと、燕子京は彼女を厳しく叱責する。
張晋然は燕子京に、かつて自分を利用したのだから、今さら追い出すのはおかしいと釘を刺す。燕子京は仕方なく、張晋然を船に留めることを認める。
その頃、崔十九は燕子京に真珠を供出するよう迫る。燕子京は張晋然の力を借りることも考えていたが、崔十九が今こそ攻撃の好機と考えていることも見抜いていた。
張晋然が密かに船を離れたところ、何者かに襲撃される。張晋然は負傷するが、命は取り留める。
端午は珠の整理を終えたところで燕子京に呼ばれ、貴重な真珠を見せてもらう。そして燕子京から簪を贈られ、思わず戸惑う。
その後、端午は負傷した張晋然の手当てをする。張晋然は、この場所は危険だから今のうちに逃げるよう促す。しかし端午は、まだ自分が欲しいものを手に入れていないと答える。
張晋然は、端午が燕子京のような人間になってしまうことを恐れる。
一方、張晋然への襲撃が失敗したことを知った徐之衡は激怒する。燕子京も、この地に長く留まるのは危険だと判断する。
その頃、曹大は小虾米に目をつけ、彼を狙おうとしていた。しかし小虾米は、自分のせいで端午の邪魔をしたくないと考え、姉が戻るまで何も知らせないよう周囲に頼むのだった。
第9話の見どころ
端午は商売の才覚を発揮し、真珠を使った簪を新たな武器として政商たちとの取引に挑む。一方、小虾米は端午を守るため拷問にも耐え、二人の絆が試されることに。やがて燕子京が殺人の罪を着せられ、端午は強大な権力を相手に一歩も引かず立ち向かう。
第9話のあらすじ
端午は衛司会とともに馬車に乗り、初めて見るものに興味津々となる。衛司会が運んでいる箱について尋ねると、中には大量の金塊が入っているという。なぜこれほどの金を持ち歩くのかと端午が尋ねても、衛司会は主人には主人の考えがあるのだろうと答える。
しかし道中、衛司会が突然腹痛に襲われる。大事な用事を済ませなければ処罰されるという衛司会に、端午は先に目的地へ向かう。
一方、小虾米は曹大たちから激しい拷問を受けていた。それでも端午の秘密を決して口にせず、端午が戻ってきたら必ず自分たちを苦しめた者たちに報復すると言い放つ。
その頃、崔十九は端午が持ち込んだ南洋珠を見て、粗悪品でごまかそうとしているのではないかと疑う。しかし端午が次々と良質な真珠を見せると、その商才を認めざるを得なくなる。
施郎君は、端午が提案した「真珠を簪に加工して売る」という発想に強い関心を示す。崔十九は話を止めようとするものの、うまく口を挟めない。
端午が戻ってくると、傷だらけの小虾米を見つける。端午は怒りと悲しみに震えるが、小虾米は姉に復讐をさせようとせず、ここまで二人で生き延びてきたのだから、今さらすべてを台無しにしないでほしいと頼む。
燕子京は衛司会の不手際を理由に鞭打ちを命じるが、端午はそれを止める。端午は、燕子京が本当は金塊をそのまま渡すのではなく、真珠を簪に加工して別の形で取引しようとしていることを見抜く。
張晋然は、端午がなぜそこまでこの世界に染まっていくのか理解できない。端午自身も、張晋然が自分に失望していることを感じていた。
そんな中、衛顔が逃亡を図る。しかし燕子京は衛顔を捕らえ、命を奪ったように見せかける。
端午は崔十九を巧みに挑発し、高額で真珠を買わせることに成功する。ところがその後、燕子京が衛顔を殺した犯人として疑われる。
徐之衡はこの混乱に乗じ、船にある真珠をすべて自分のものにしようとする。しかし端午は相手が官吏であろうと一歩も引かず、その場で堂々と反論する。
張晋然も端午たちの側に立ち、船の者たちは逃げないと証言する。徐之衡はそれ以上強硬な手段に出られず、いったん引き下がる。
康琚は燕子京から預かっていた珠を端午に渡し、今のうちに逃げるよう勧める。しかし端午はすぐには答えず、今回の官用の真珠がなぜ必要なのかを問いただす。
崔十九は、今回奪った船の真珠があれば朝廷への献上品も潭王への説明も一度に済むと考えていた。しかし、もともと野心の強い崔十九は、周囲から行動を制限されることに苛立ちを募らせる。
さらに、施商人が突然真珠の納入を延期すると伝えてきたため、崔十九は追い詰められる。次々と催促に訪れる者たちを前に、彼女にはもはや資金が残っていなかった。それでも父には弱みを見せたくなかった。
一方、曹大たちは地下の倉庫へ忍び込み、真珠を盗んで逃げようとする。しかしそれも端午が仕掛けた罠だった。康琚によって捕らえられた曹大たちは、端午が小虾米のために用意した報復策だったことを知る。
その姿を見た張晋然は、端午が以前とは変わってしまったと感じる。かつて自分が知っていた、純粋で優しい端午とは別人のように見え始めていた。
第10話の見どころ
商売の世界で生き抜くうちに、端午はかつての純真さを失ったように見え始める。しかし彼女は、ただ生き残るために戦っているだけだった。燕子京の大勝負によって崔家は追い詰められ、端午もついに母を殺した仇と対峙する。自由を求める少女の運命が、大きく動き始める。
第10話のあらすじ
端午が変わってしまったと感じた張晋然は、彼女の強引な振る舞いを見て失望する。しかし端午は、自分は最初からこうだったのだと答える。誰かが自分を傷つけなければ、自分だって反撃する必要はない。生き残るために戦っているだけなのだ。
その言葉を聞いた張晋然は、自分が端午を誤解していたのではないかと思い始める。しかし端午は、すでに彼との間に距離ができたことを感じていた。
端午は趙掌事と相談し、残っている資金を使って商人との取引を成立させようとする。燕子京が戻るまでに状況を安定させるためだった。
その一連の動きを康琚から聞いた燕子京は、端午が以前とは変わり、冷静に状況を判断できるようになったことを評価する。さらに燕子京は、真珠が十日も持たない状況になれば、追い詰められた者たちが必ず大金を投入してくると予測していた。
康琚は、あまりにも大きな賭けだと心配する。しかし燕子京は、大きな賭けをするのは、それだけ大きな魚を捕まえるためだと答える。
一方、崔十九は父のもとへ戻るが、激しく叱責される。幼い頃から父に認められたい一心で努力してきた崔十九だったが、父は彼女の判断をことごとく否定する。市場から真珠を買い直すよう命じられても、偽物を掴まされる可能性が高いとして拒否する。
怒った父は崔十九を何度も打ち、二人は涙を流しながら別れる。
張晋然は、燕子京がこれまで仕掛けてきたことがすべて崔家へとつながっていることに気づき、あの真珠の競売も最初から仕組まれたものだったのではないかと疑う。
競売が始まると、馮五娘は端午を助けるため必死に値を上げていく。端午も康琚の言葉を信じて入札を続ける。
崔十九は父が価格を吊り上げていくのを見守っていたが、いざ箱を開けると、中に入っていたのは大量の石や価値のない品々だった。
崔家当主は激怒し、会場は騒然となる。ここで初めて崔十九は、今回の一連の出来事が誰かによって意図的に仕組まれ、自分たちを罠にはめるためのものだったことに気づく。
さらに驚くべきことに、殺されたと思われていた衛顔は生きていた。彼は燕子京とともに姿を現し、これまでの出来事がすべて周到に計画されたものだったことが明らかになる。
張晋然はここを去ることを決め、燕子京に端午を守るよう頼む。しかし燕子京は、端午は自分の部下なのだから自分が守ると答え、張晋然の干渉を拒む。
その後、燕子京は趙掌事を褒賞しようとする。しかし高齢となった趙掌事は故郷へ戻りたいと願い出る。燕子京はその願いを認め、商舗まで与える。
そして端午も正式に掌柜へ昇格する。
燕子京は、今回の策略にいつ気づいたのか端午に尋ねる。端午は、燕子京が本当に隙を見せるようなことを表に出すはずがないと考え、最初からすべてが燕子京の計画だったと見抜いていたと答える。自分はただ、燕子京の芝居に合わせていただけなのだという。
自分にも未来があるかもしれない――。端午は初めてそんな希望を抱く。そして、それまで物悲しく聞こえていた燕子京の二胡の音色さえ、どこか美しく感じられるようになる。
一方、崔十九は今回の失敗で崔家の財産をほとんど失わせてしまう。父から家を追い出されそうになった彼女は、さらに徐之衡にも追い詰められる。
崔十九は、父が自分より男子を重んじてきたことを知っていた。それでも父に認められようと必死に努力してきた。しかし今となっては、望まない結婚によってこの危機から逃れるしかない状況に追い込まれていた。
崔十九は、残りの代金さえ補えばこの危機を乗り切れると考え、徐之衡に助けを求める。
その頃、張晋然は端午に会いに来る。しかし端午は以前のように親しく接することができず、どこかよそよそしい態度を取る。
二人が話している最中、端午が突然何者かに捕らえられる。張晋然は彼女を救い出して逃げるが、二人の前に覆面の男たちが立ちはだかる。
その中に、端午は母を殺した男――崔甲の姿を見つける。
端午は長い間追い求めてきた仇を目の前にして、必死に追いすがる。しかし、ついに母の仇を討つことはできなかった。崔甲は逃走し、端午はただその背中を見送るしかない。
一方、崔十九もまた端午を殺そうと執念を燃やしていた。
張晋然は、端午に必ず母の仇を討たせると約束する。こうして端午は、商売だけでなく、母の死の真相と復讐を巡る新たな戦いへ踏み込んでいく。
















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