花様衛士~ロイヤル・ミッション~ (かようえいし) 2019年 全55話 原題:錦衣之下
nanaさん |
第25話あらすじと感想
第25話 謎の失踪事件
今夏の回復を喜んだのもつかの間、毛海峰が配下とともに楓林坳を襲撃した。何とか撃退したものの、楊岳と上官曦は崖から落ちてしまい姿が見えない。人手を集めて2人を捜すため、一同はいったん揚州に戻る。揚州の官駅に戻った陸繹に都からの知らせが届いた。元明大師(げんめいだいし)が作った丹薬で皇帝が体調を崩したと知った陸繹は大師を都に護送するため、直ちに丹青閣(たんせいかく)に向かう。しかし、陸繹らが到着したその晩、丹青閣では不可解な事件が起きた。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第25話感想
「別れの宴」が終わらぬうち毛海峰が襲撃してきました、最後には毒蛇たちに助けられ何とか危機を脱しました。崖から落ちた上官曦を追うように崖から飛び込んでいった楊岳、抱き合いながら落ちていく二人、どうかここから恋が生まれます様に祈ってしまいました、上官曦が助かり泣く楊岳、今までで一番カッコ良かったかもです。怪我だらけの楊岳がヒーローに見えました。それにしても毛海峰がすぐに現れてくれたおかげで逆に全員が逃げることができて良かった。
やっと揚州の官駅に戻ってきたのに、やっぱり皇帝の丹薬の件で陸繹は丹青閣に、そこにはあの龍胆村で出会った詐欺師の道士・藍青玄と村の子供・石新までいました。藍青玄は元明大師の弟子だったんですね、案外ちゃんとした人でした、今夏や謝霄まで現れて、ちょっと同窓会気分楽しい雰囲気になりそうだったのに、またまた事件が起きました。陸繹や今夏には平穏な時間が来ないんです、どんな敵が隠れているのか元明大師は悪人なのか、事件の進展が気になります。
ところでこのドラマの撮影場所は浙江省にある、浙江横店影視城です。エンドロールで見て懐かしくなりました。以前大好きだった俳優さんがここで撮影していた様子をSNSに良く載せていたことを思い出しました。ここは当時中国最大の撮影所でテーマパークなので観光客も見学できるんです。
いくつもの撮影セットがあって、色々な時代の映画やドラマの撮影が行われています。当時は休日にイベントとかやっていて俳優さんたちに会えたり、お目当ての俳優の撮影を覘くことができたりしていました。(中国人のファンの子たちでしたが)。紫禁城や昔の城のセットもあり、きっと中国ドラマファンなら見たことある場所が見つけられるはず、いつかここに行って中国時代劇の世界を体験するのが私の夢です。
第26話あらすじと感想
第26話 嫉妬深い邪魔者
二胖(にはん)の失踪に、親しかった弟弟子の三痩(さんそう)は衝撃を受けて寝込んでしまった。三痩の身を気遣う大師だが、三痩は大師を恐れているかに見える。丹薬の件で丹青閣が世間の非難を浴びるようになると同時に起こった奇っ怪な事件に、何らかの関連を疑う今夏だが、確かな手がかりがなかった。今夏は事件解決の助っ人として林菱と大堅も丹青閣に呼び寄せる。捜査はこれからという矢先、夜の丹青閣に石新(せきしん)の悲鳴が響き渡る
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第26話感想
今回は辛い内容でした、謝霄が上官曦に婚約解消書を送りました、上官曦はとてもショックで自分の嫁入りの日に飲むはずの酒・女児紅を開け一人で飲みほそうとしていました。楊岳が励ましながら一緒に酒を飲みました、いつもより楊岳がいいこと言ってました知的に見えます、でもどんなに頑張っても上官曦の気持ちはずっと謝霄を思っているままです、ここまで鈍感な謝霄を見てると同じ女として許せない。どんなに楊岳が励ましても上官曦は自分で謝霄への気持ちを断ち切らないと、立ち直れないでしょ、もう上官曦が一回自分で好きだと言っちゃったほうがいいです、その方がフラれてもすっきりするかもしれない。謝霄も上官曦の前で今夏のこと言わなくなるかも、しかし今夏とまだチャンスがあると思ってる謝霄にビックリ、どう見たって陸繹と今夏が魅かれあってるの見ればわかるハズなのに。想い強すぎると強すぎると見えるはずのものまで見えなくしてしまうものなのでしょうか。
丹青閣では事件もあり落ち着かない様子ですが、その中でも藍青玄と陸繹が友人同士の様に親し気に会話するシーンが私には印象的です、陸繹の表情が柔らかくなって周りの人たちとチームの様に仲良くする姿が最初のころとは別人です。何とか協力して事件を解決するかと思ったら石新まで殺されてしまったようです、なんでこんな子供まで殺さなきゃならなかったのでしょう、あの龍胆村で一人生き残った石新だからこそ立派な大人に成長して欲しかった、こんなに残酷な結末はとても残念。藍青玄の辛そうな姿に涙が出そうでした。元明大師も驚いていたしこんな子供を殺した犯人はいったい誰なんでしょう、怪しいのは案外鈍くさそうなフリをしている弟弟子の三痩かもしれません。
第27話あらすじと感想
第27話 見えない賊の影
石新が第2の犠牲者となったことで陸繹は、賊は大師ではないかと疑い始める。だが証拠はなく、大師が石新を殺す動機も思い当たらない。陸繹がゆさぶりをかけると大師は陸繹を自分の部屋に呼び出すが、事件への関与を追及されても動揺すら見せない。部屋に焚かれた迷魂(めいこん)香のせいで、陸繹の意識は次第に遠のいていく。ほどなく、部屋で倒れている陸繹を今夏が発見するが、意識を取り戻した陸繹は何やら様子がおかしくなっていて…。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第27話感想
何とも展開が早くて驚きます、石新の遺体が映らなかったけどどんな風に死んでいたのか気になって仕方ないです。石新の墓の前で一人佇む藍青玄、山査子飴や雲片糕を石新に食べさせたかったって、(山査子飴は色々なドラマで出てくるけど、私も食べたいな、どんな味なんだろう?)、青玄の気持ちはきっと石新にも届いていると思う。26話とは別人なくらい元明大師が悪い人みたい、石新が死んだ時驚いていた元明大師はどういう事?、どんどん怪しい事喋ってるし、陸繹に得体のしれない香をたいたりして、陸繹の記憶から今夏が消えてるじゃん、これは大事件なのに名医の林菱でも初診では何にも分からなかった、とんでもなく恐ろしい事態です。こんな元明大使が皇帝の丹薬作ってたなんて怖すぎます。それから林菱が厳世蕃の右目を潰した張本人だったなんて、林菱が隠れ家のような家に住んでたのはこのせいだったんだろうか、厳世蕃にも居場所がばれてこれからの展開が恐ろしい。陸繹も役に立たなくなっているこの状況では心配でしかないです。
上官曦と一晩中飲み明かした楊岳、一度は心が通じたかと思ったのに朝になったらまた上官曦は冷たい態度で楊岳は結局振り回されただけ、見てるだけで辛くなる。こんなにもまっすぐな楊岳をこうも傷付けることができる上官曦の事、嫌いになりそうです。楊岳だって諦めきれないはず、ひど過ぎます。一人烏安幇を去る楊岳、できたら上官曦に追いかけて欲しいけど、やっぱり謝霄を諦めきれないから無理なんだろうな、楊岳は本当によく頑張ったよ、できれば両想いにしてあげたかった。
第28話あらすじと感想
第28話 添い寝の夢
記憶を失い15歳の頃の言動をし始めた陸繹は僅かな間に、さらに13歳にまで退行し、今夏に腕輪を渡したことも忘れてしまった。錦衣衛としての役目も忘れた陸繹に捜査は中断してしまう。二胖と石新を殺した可能性があるのは大師と青玄、それに三痩と見た今夏らは、それぞれに探りを入れるが怪しい点は見つからない。そうこうするうち、陸繹は自分を8歳だと言いだし、今夏の寝室に入り込んで一緒に寝てくれと要求して…。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第28話感想
林菱と厳世蕃の関係に驚きましたが、回想シーンでやっとわかりました、林菱は林家の恨みを晴らすため自ら厳世蕃のところに行ったと言っていました、以前家族が皆殺しにあっていたのは錦衣衛ではなく厳世蕃のせいだったんです。厳世蕃は相当林菱に執着しているようでマジ怖い、林菱は追手から逃れることができるのでしょうか、厳世蕃だけに陸繹でも対抗するのは難しそうです。しかも肝心の陸繹は、元明大師のせいでついに8歳の子供になってしまいました、いつもの陸繹とは別人の様子にほっこりしちゃいます、特に雷が苦手で袁今夏の布団に入ってきてしまうなんて笑えます、今夏の妄想も止まらないし8歳の陸繹が今夏に甘える様子が可愛く思えました。しかも元に戻ったのにそのまま元明大師の部屋に乗り込んで秘密を暴いちゃうし展開が早いドラマです。元明大師の作っていた丹薬は、不老神丹 って陸繹が若返ってるのはこれと関係あるのかな?年寄りはこういうのが気になると思うけど、この元明大師は怖すぎます。
上官曦にこっぴどくフラれたはずの楊岳でしたが、懲りずにまた戻ってきました。脈ないから諦めなきゃ見ているこっちも辛くなる、何度フラれてもアタックする勇気には頭が下がるけど、見てられない、でも最後まであきらめないって、陰から見守るって、どこまでバカなのか・・・頑固なのか、私なら楊岳の気持ちに応えたくなるけど、上官曦には烏安幇の堂主のプライドがあるから難しい、もうこんな楊岳は見たくないです、次に二人のシーンがあるならハッピーな展開にして欲しいな。
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