雨霖鈴

雨霖鈴(うりんれい)

雨霖鈴(うりんれい) 21話・22話・23話・24話 あらすじ

2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案

第21話の見どころ

白玉堂は、幼い頃に老僕・向才を失った水難の記憶を初めて仲間たちに語る。一方、金雪文事件の真相を追う展昭は、事件後に不自然な金を手にした者や、行方不明になった元役人の存在に目をつける。さらに、金雪文の被害者が霍玲瓏の叔母だったことが判明し、白玉堂と霍玲瓏の間にも大きな溝が生まれてしまう。兄の無実を信じたい白玉堂と、疑念を深める展昭。十五年前の事件は、思いもよらない方向へ動き始める。

第21話のあらすじ

展昭や白玉堂たちは、火を起こして魚を焼きながらひとときを過ごしていた。白玉堂の手際のよさを見た仲間たちは、陥空島で長く暮らしていたのだから泳ぎも得意なはずなのに、なぜ水を怖がるのかとからかう。すると白玉堂の表情が曇り、彼は封じていた過去を語り始めた。

かつて向才は、金雪文の事件を再審に持ち込もうと考え、白玉堂を連れて船で州府へ訴状を届けに向かった。しかし航海の途中で船が壊れ、沈み始めてしまう。向才は最後の力を振り絞り、唯一の浮き木を白玉堂に押し渡すと、自らは深い水の中へ沈んでいった。白玉堂は海上を二日間も漂流した末に救助されたが、それ以来、水は彼にとって恐怖の対象となったのだった。

事情を知った仲間たちは胸を痛め、口々に白玉堂を慰める。展昭も、自分が同じ立場に置かれていたとして、白玉堂以上に立派に振る舞えたとは思わないと伝えた。

その頃、金震平は白玉堂がいつまでたっても姿を見せないことに不審を抱き、解毒薬がすでに持ち出されたのではないかと気づく。急いで屋敷に戻った金震平は張氏を問い詰めるが、彼女は仏堂の前に静かに跪いたまま、一言も答えなかった。

一方、邵継祖は司命に、金家が解毒薬を渡したことを報告する。司命は、唐天浩の名を利用して彼を追及するよう命じた。

翌日、邵継祖は唐天浩の名を使って宴席を設ける。知らせを受けた霍玲瓏は、展昭とともに会場へ向かった。そこで展昭は、金雪文事件の被害者が霍玲瓏の叔母だったことを明かす。金家と霍家の間には、知らぬ間に深い因縁が生まれていたのだ。

衝撃を受けた霍玲瓏は、焦夫人に真相を確かめる。焦夫人は悲しげにうなずき、金雪文が確かに犯人だったと認めた。事件当日、金雪文が霍玲瓏の叔母の住まいへ忍び込む姿を目撃していたという。焦夫人は以前から、金雪文の素行を危ぶみ、叔母に警戒するよう忠告していた。しかし二人の親交は深く、忠告は聞き入れられなかった。その結果、取り返しのつかない悲劇が起きたのだと語る。

その後、張氏は白玉堂を呼び出し、金家が当時、金雪文を救わなかった本当の理由を打ち明ける。実は白玉堂が奈何引を求めて跪くよりも前に、官府から金雪文自筆の自白書が金家へ届けられていた。そこには、金雪文が罪を認めたと記されていたのである。すでに死刑判決が下されていたことを知った張氏は、白玉堂に残酷な真実を知らせるのをためらい、族長に事情を伏せておくよう頼んだ。しかし、それがかえって白玉堂の誤解を深め、金家への憎しみを募らせる結果になってしまった。

真実を確かめるため、白玉堂は自ら県衙へ赴き、自白書を受け取る。その後、霍玲瓏のもとへ向かい、罪を償うために自分の命を差し出そうとする。霍玲瓏は深く傷つきながらも、金雪文はすでに死んでおり、命をもって償いは済んでいると考えた。

しかし、その場に霍家の少荘主・霍風が現れ、白玉堂に剣を向ける。展昭はとっさに白玉堂をかばい、彼を連れてその場を離れた。霍風は妹に対し、白玉堂は仇の弟なのだから、これから先、二人が友人として付き合うことはできないと告げる。

一連の出来事を受け、白玉堂は兄が本当に罪を犯したのだと思い込み始める。だが展昭は、事件の背後に誰かの意図的な操作があるのではないかと、かえって疑念を深めていた。

翌日、展昭は明柱児と趙知児を連れて県衙へ向かい、当時の事件記録を調べようとする。しかし県令はさまざまな理由をつけて閲覧を拒み、主簿も彼を助けるようにして話をそらした。展昭が主簿を引き止め、十五年以上勤務している古参の役人について尋ねても、主簿は知らないと繰り返す。

そこへ司命が通りかかり、見覚えのある二人の役人を挙げた。主簿はすぐさま話を合わせ、姚玉山と王興は二十年近く県衙に勤めていると説明するものの、二人とも昨夜、休暇を取って町を離れたという。

展昭は急いで王興の家を訪ねるが、妻によると、夫は突然、荊州の叔父を頼って出かけたらしい。妻から、王興の左耳の外側には目立つ黒いほくろがあると聞いた展昭は、彼を捜しに向かう。しかし一歩遅く、王興はすでに首を折られて殺されていた。官府は事件を簡単に転落死として処理していた。

続いて展昭は姚玉山の家を訪ねるが、妻も夫の行方を知らなかった。ただ、金雪文事件が決着した直後、突然まとまった金が入り、家を建て直したことだけは覚えていた。

展昭はますます疑いを強め、都の包拯に書状を送り、開封府の名で地方官の任免記録を徹底的に調査し、当時の襄陽県令の現在の所在を突き止めてほしいと依頼する。

そこへ趙知児が駆け込んできて、白玉堂が泥酔していると知らせる。展昭は急いで白玉堂を金家へ連れ帰り、張氏が彼の世話をするのだった。

第22話の見どころ

兄の冤罪を信じられなくなった白玉堂は、深い失意から逃げるように姿を消す。展昭は彼を厳しく叱咤し、過去と向き合うよう迫る。一方、旧宅で見つかった紙片や事件記録から、金雪文の自白書には偽造の疑いが浮上する。さらに、現場には第三者がいたことを示す剣痕も発見され、事件の裏に隠された男女の密会が捜査の鍵となる。金雪文を犯人に仕立てたのは誰なのか、展昭たちは新たな真相へ近づいていく。

第22話のあらすじ

展昭は、白玉堂が目を閉じて眠ったふりをしていることを見抜き、再び金雪文事件について話し始める。彼は、この事件には何らかの隠された事情があるに違いないと考えていた。金雪文は取り調べの際、夜中に薬草を採りに出かけていたと供述している。確かに奇妙な説明ではあるが、もし意図的に嘘をつくつもりなら、なぜ簡単に見破られそうな、こんな不自然な言い訳を選んだのだろうか。展昭はそこに疑問を抱いていた。

しかし、白玉堂は兄の罪を突きつけられた衝撃から立ち直れず、展昭の言葉を聞こうともしない。目を開けることさえ拒む白玉堂を前に、展昭は説得を諦めて部屋を出る。すると、霍玲瓏が兄の霍風とともに玲瓏山荘へ戻ったと知らされる。

帰郷する道中、霍玲瓏は叔母の死後のことを思い返していた。叔母の遺体は霍家へ運ばれてから一日もたたないうちに、急いで埋葬されていた。当時、霍家は疫病がうつることを恐れたためだと説明していたが、今になって考えれば、事件にまつわる噂が広がり、一族の名誉が傷つくことを恐れていたのではないか。霍玲瓏は、父が何かを隠しているように感じていた。普段は正義感の強い兄までもが父の判断を支持していることから、家族にとっては叔母の命より一族の評判のほうが大切だったのではないかと疑い始める。

一方、展昭は槐花巷にある旧宅を一人で調べ、崩れた壁や瓦礫の間を丹念に探る。そこで偶然、金雪文の名がかすかに残った破れた紙片を見つけ、事件の真相に近づく手掛かりを得る。

その頃、司命は邵継祖を呼び出し、都ではすでに中肖院事件の審理が始まっていると伝える。事件がどのような結末を迎えるにせよ、襄州の管轄内で起きた以上、邵継祖自身が謝罪の上奏文を書かなければならないという。霍玲瓏が去ったことを喜んでいた邵継祖は、これで彼女との婚姻も近づき、主君の仕事に口を出されることもなくなると考えていた。

明柱児と趙知児は霍玲瓏を捜しに行こうとするが、展昭に止められる。彼女に戻ってきてもらいたいなら、まず事件の真相を明らかにすることが先決だと展昭は説く。

ところが、白玉堂は心の苦しみに耐えられず、夜明け前にひそかに屋敷を抜け出してしまう。展昭は趙知児と明柱児を連れ、山へ入って彼の行方を追う。途中で地元の猟師に出会い、十五年前に何か変わったことがなかったか尋ねると、疫病が流行していた時期、禁令を無視して飛花坳の東屋でたびたび密会していた男女がいたという話を聞き出す。

やがて霍玲瓏も引き返し、展昭とともに金雪文事件の真相を追うことを決意する。

展昭は郊外の小川で白玉堂を見つける。彼は白玉堂に、過去から逃げ続けるのではなく、自分の心の傷と向き合い、十五年前の事件の真相を突き止める責任を果たすべきだと厳しく迫った。追い詰められた白玉堂は怒りに任せて深い水へ飛び込む。水への恐怖を押し殺しながら、彼の脳裏には兄と過ごした日々の記憶が次々とよみがえる。苦しみながらも水面へ浮かび上がった白玉堂に、展昭は手を差し伸べ、岸へ引き上げた。

気持ちを立て直した三人は、改めて事件現場を調べる。すると、扉には深く刻まれた剣痕が何本も残っていた。これは、事件当時、被害者と金雪文のほかに、もう一人誰かが現場にいたことを示していた。

その夜、県衙の書庫で火災が発生する。県令が証拠を焼き払おうとした可能性が高かったが、白玉堂が間一髪で事件記録を持ち出すことに成功する。一行は徹夜で記録を調べ、金雪文が普段書いていた「文」という字と、自白書に記された字形がまったく異なることに気づく。自白書は本人が書いたものではなく、誰かに代筆されたか、無理やり書かされた可能性が浮上した。

さらに、記録には事件当時の重要な証言が三つ残されていた。

金家の管家・許安は、金雪文が隣の屋敷の娘に日頃から言い寄り、相手が無視しても執拗につきまとっていたと証言する。これに対し金雪文は、美しい女性を見れば口が過ぎることはあったと認めながらも、相手を傷つけるつもりはなかったと反論していた。しかし、もともと素行の悪さで知られていたため、誰も彼の言葉を信じようとはしなかった。

焦夫人も証人として出廷し、事件当時、金雪文が隣家にいたと証言する。二人の侍女も彼女の話を裏づけていた。一方、金雪文は、事件当夜にはすでに家を出ており、夜明け前から飛花坳で薬草を採っていたと主張する。さらに、春心亭を通りかかった際、唐門の二当主・唐驥が一人の女性と会っているのを目撃したとも話していた。

そこで唐驥が法廷へ呼ばれるが、彼は飛花坳へ行ったことも、金雪文と会ったこともないと断言する。

証言を読み終えた霍玲瓏は、焦夫人にもう一度詳しい話を聞くべきだと提案する。しかし展昭は、今は別の可能性を確かめるべきだと考えていた。猟師が語った、東屋で密会していた男女の話である。

三人は再び猟師を訪ね、当時の記憶を確認する。猟師は、男女が何度も東屋で密会していたことを改めて証言した。これを聞いた白玉堂は、唐驥が法廷で密会の事実を隠すため、金雪文との面識まで否定したのではないかと推測する。

事件を覆すための鍵は、唐驥と密会していた白衣の女性を見つけ出すことにある。三人は、その女性の正体を突き止めるべく、さらに捜査を進めるのだった。

第23話の見どころ

白玉堂は兄が密かに残した薬方を発見し、金雪文が事件当夜に薬草を採っていたことを裏づける証拠をつかむ。一方、展昭たちは十五年前の疫病が毒によって引き起こされた可能性を疑い、唐驥と密会していた白衣の女性を追う。やがて浮かび上がるのは、白玉堂が信頼してきた張氏と唐驥の秘められた関係だった。事件の核心に迫るなか、毒に侵された白玉堂は展昭を敵と誤認し、二人は命懸けの危機に直面する。

第23話のあらすじ

明柱児と趙知児は庭で事件記録を整理しながら、展昭たちの帰りを待っていた。その頃、白玉堂はふと、長い間忘れていた兄との記憶を思い出す。寝台の隠し場所を探ると、金雪文がひそかに保管していた薬方が見つかった。

その薬方を調べた結果、金雪文は事件当夜、夜中に鷹嘴岩へ登って薬草を採取していたことが分かる。目的は「朝夕茧」を手に入れ、奈何引の調合に使うことだった。素問大会で優勝するため、兄は誰にも知られず研究を続けていたのである。

さらに白玉堂は、枯れ井戸のそばで朝夕茧を発見する。兄が長年、薬の研究に打ち込んでいたことを知り、彼は深い悲しみに襲われる。自分は兄を遊び歩く浪蕩子だと思い込み、その努力を理解しようともしなかったのだ。

展昭と白玉堂は、これまでに集めた証拠を照らし合わせる。当時、各地で猛威を振るった疫病は、実際には七日酔夢という毒によって引き起こされた可能性がある。そして金雪文は、その陰謀に気づいたため、口封じのために殺されたのではないかと考える。

一方、霍玲瓏は焦夫人を訪ね、事件当夜の詳しい事情を尋ねる。しかし焦夫人は、金雪文によく似た男を自分の目で見たのだから、叔母の死に彼が関わっていたことは間違いないと主張した。

そこへ焦夫人の息子である焦思遠が帰宅する。霍玲瓏がかつて父の焦朝貴と戦ったことを知っていた彼は、玲瓏山荘こそ父を死に追いやった一族だと決めつけ、彼女を責め立てる。焦夫人は息子をなだめ、争いになるのを防いだ。

焦家を辞した霍玲瓏は、外で兄の霍風と出会う。霍風は彼女を連れ戻し、邵継祖との婚姻を進めようとする。しかし霍玲瓏は、邵継祖が近くで盗み聞きしていることに気づき、わざと声を張り上げ、あのような卑劣な男とは死んでも結婚しないと言い放った。邵継祖は怒りを押し殺して立ち去り、武芸の鍛錬で鬱憤を晴らす。

司命は邵継祖に、霍玲瓏を連れ戻す方法はいくらでもあると告げる。ただし、成功するかどうかは、彼自身がどこまで非情になれるかにかかっているという。

その頃、展昭と白玉堂は街の住民たちを訪ね、十五年前の疫病について聞き込みを続けていた。当時、感染した者は夢遊病のような状態になり、異常な力を発揮する一方、正気に戻るとその間の記憶を失っていたという。二人は張氏にも治療薬について尋ねるが、彼女は難しい表情を浮かべ、何も知らないと答えた。

そこへ金震平が現れ、白玉堂に張氏をこれ以上煩わせるなと警告する。

一方、唐驥は司命から届いた伝書鳩の手紙を受け取る。命令に従うことに不満を抱きながらも、逆らうことはできない。彼は戸口にいる唐天浩を見つめ、複雑な表情を浮かべた。

夜になり、展昭たちは集めた情報を整理する。密会していた白衣の女性は、淡い赤色の花模様が特徴的な衣服を身につけていたらしい。上流階級の女性たちをよく知る張氏なら、該当する人物を特定できるかもしれない。霍玲瓏は張氏に話を聞くことにする。

展昭はまた、唐門が本来求めていたものは夜摩天だったのではないかと考える。七日酔夢による疫病は、計画的な陰謀だったのか、それとも偶然に発生したものなのか。まだ確かなことは分からなかった。

翌朝、霍玲瓏が金家を訪れると、春心亭の屏風に男女が東屋で密会する絵が描かれているのを見つける。彼女は急いで白玉堂に知らせた。白玉堂はすぐには信じられなかったが、金家の侍女から、張氏が淡い赤色の花びらをあしらった白い衣を持っていると聞き、彼女こそ白衣の女性ではないかと疑い始める。

三人は、張氏が摩雲寺へ香をたきに行ったと聞き、急いで寺へ向かう。しかし張氏は衣服を着替え、裏門から馬車で出発したところだった。

展昭と白玉堂はその後を追い、飛花坳の秘密の洞窟へたどり着く。洞窟の内部は外から想像できないほど広く、張氏の姿は見当たらなかった。展昭が石壁に耳を寄せると、向こう側から水の音が聞こえる。彼は、壁の向こうに通路を開く仕掛けがあるのではないかと推測した。

そのとき、白玉堂が机の上の木箱に手を触れた拍子に、白い煙が噴き出す。毒に侵された白玉堂は幻覚を起こし、展昭を唐驥だと思い込んで剣を向けた。壁の向こうから様子を見ていた張氏は、罪悪感に耐えながらその場を離れ、もう二度と唐驥とは会わないと決意する。

白玉堂は展昭を追い詰めたかと思うと、今度は彼を兄の金雪文だと認識する。唐驥は手下に火矢を放たせ、洞窟ごと二人を焼き殺そうとした。しかし、白玉堂はやがて正気を取り戻し、展昭と力を合わせて石壁を破壊する。二人は流れ込んできた水を利用して、どうにか危機を脱した。

その頃、霍玲瓏は摩雲寺で焦思遠に襲われていた。焦思遠は父の仇を討つため、彼女に戦いを挑む。そこへ邵継祖が現れ、焦思遠を撃退したうえで霍玲瓏を捕らえようとする。しかし、駆けつけた展昭が邵継祖を打ち倒し、彼女を救い出した。

金家へ戻った張氏は、もはや隠し通せないと悟り、すべてを告白する。彼女と唐驥は幼なじみで、互いに愛し合っていた。しかし、家柄の違いから結ばれることは許されず、張氏は金家へ嫁ぐことになったのだ。

張氏は白玉堂に申し訳ないと詫び、自分の命を差し出してでも金雪文兄弟への償いをしたいと語る。ただし、唐驥との関係だけは、どうか世間に明かさないでほしいと懇願するのだった。

第24話の見どころ

張氏と唐驥の関係が明らかになるものの、金雪文事件の真相はまだ解き明かされていなかった。焦夫人の証言によって事件当夜の新たな事実が浮かび上がり、展昭は真犯人が金雪文の身近にいた人物ではないかと推理する。しかし、真実を語るはずだった張氏は自ら命を絶ち、白玉堂は再び兄の名誉を守るため奔走する。一方、都から届いた調査結果により、十五年前の事件をめぐる地方官の関与も明らかになっていく。

第24話のあらすじ

白玉堂にとって張氏は、母親にも等しい大切な存在だった。しかし、彼女が兄・金雪文の死につながる一因だったと知り、白玉堂は深く傷つく。張氏が何度謝罪しても、白玉堂は兄に代わって彼女を許すことはできなかった。せめて少しでも罪の意識があるのなら、法廷で真実を証言し、金雪文の無実を明らかにしてほしいと求める。

しかし張氏は、一族の名誉や子どもたちの将来を案じ、事件が公になれば張家全体に影響が及ぶことを恐れていた。彼女は白玉堂に、自分の命を差し出すから、どうか張家だけは見逃してほしいと懇願する。

一方、霍玲瓏は、なぜ焦思遠が霍家を父の仇だと思い込んでいるのか疑問を抱き、彼を捕らえて問いただす。霍玲瓏と展昭に敵意がないと分かった焦思遠は、誰かにそそのかされて復讐に走ったことを認める。さらに、十五年前、父の焦朝貴は叔父たちとともに剣陣の研究に取り組んでおり、その頃から焦夫人は襄陽に住み着き、升雲荘へ戻らなくなったという。

展昭と霍玲瓏は焦思遠を連れて焦夫人のもとを訪ね、霍玲瓏の叔母が殺された夜の真相を追及する。そして、焦朝貴がその晩、桂花巷へ向かっていた可能性が高いと指摘した。

問い詰められた焦夫人は、ついに真実を語り始める。事件当夜、焦朝貴は霍玲瓏の叔母の部屋へ押し入り、玲瓏眼の所在を明かすよう迫った。しかし、叔母が口を割らなかったため、焦朝貴は彼女に重傷を負わせたのだった。さらに立ち去る際、焦夫人を脅し、金雪文が事件現場にいたと証言するよう強要したという。

すべてを聞いた霍玲瓏は悲しみに打ちひしがれる。部屋の外で話を聞いていた白玉堂は、我慢できずに踏み込み、焦夫人に法廷で真実を話すよう強く迫った。焦夫人は自分の罪を認め、証言することを約束する。霍玲瓏は、もし再び約束を破れば、父や兄に任せず、自分の手で焦夫人と焦思遠を始末すると警告した。

三人が再び金雪文の旧宅へ戻ると、展昭は事件の構図を改めて整理する。唐驥は私的な関係を隠すために金雪文を陥れた可能性こそあるが、もし彼が直接の犯人だったのなら、わざわざ金雪文に罪を着せるよりも、殺してしまったほうが簡単だったはずだ。展昭は、真犯人は金雪文の身近にいた人物であり、凶器の短剣についても事前に知っていた人物ではないかと考える。

さらに、張氏が金雪文をかばい続けていたことを踏まえると、事件の核心に近い人物は限られてくる。展昭は、張氏が危険にさらされることを懸念し、白玉堂と霍玲瓏を連れて金家へ急行する。そして、張氏の屋敷を封鎖し、彼女を守ろうとした。

しかし、金震平は不自然なほど落ち着き払っていた。まるで張氏が真相を語ることはないと、最初から分かっているかのようだった。

張氏は、実家や子どもたちに累が及ぶことを恐れ、ついに毒をあおって自ら命を絶つ。白玉堂は異変に気づいて部屋へ飛び込むが、彼女はすでに息絶えていた。その手には、玉珏が固く握られていた。

金家では葬儀が営まれる。白玉堂は金震平を、自分の身を守るために張氏を死へ追いやったと責め、手元にあった玉珏を見せつける。しかし金震平は関与を否定し、金雪文は永遠に殺人犯のままだと言い放つ。白玉堂は、兄の名誉を汚す金震平への怒りを抑えられなかった。

そこへ唐驥が弔問に訪れる。金震平は驚き、展昭たちに見つからないよう注意する。さらに金震平は、司命が唐門の弟子たちに焦夫人と焦思遠を殺すよう命じたと明かし、展昭と霍玲瓏が二人を救いに行くはずだと話す。

棺の蓋が閉じられた後、唐驥は金震平を殺して復讐しようとする。しかし白玉堂が割って入り、二人は激しく戦う。次第に唐驥が劣勢になると、白玉堂は彼を追及しようとするが、金震平が醉清風を使い、唐驥を逃がしてしまう。過去の秘密が暴かれることを恐れたためだった。

唐門へ戻った唐驥を待っていたのは、邵継祖による襲撃だった。邵継祖は命令に従い、その場で唐驥を暗殺し、唐天浩に掌門の座を継がせようとする。唐天浩は悲しみと怒りに震えるが、唐驥は甥の肩を強く押さえ、決して動くなと制止する。そして、そのまま息を引き取った。

一方、白玉堂は負傷し、明柱児に傷の手当てを受ける。痛みに顔をしかめる白玉堂を見て、明柱児は大げさだと文句を言った。

そこへ都からの書状が届く。包拯の調査によって、二つの重要な事実が明らかになった。一つは、当時の疫病に関する報告が朝廷へ一切上奏されていなかったこと。つまり、あの惨事は朝廷の命令によるものではなかった可能性が高い。もう一つは、当時の襄陽県令が、現在の襄州知州である駱聞杰だったということだ。

展昭は、この情報を利用して駱聞杰に再審を迫ることを決める。そして潭溪鎮の住民たちの前で事件を問い直し、もはや言い逃れのできない状況を作ろうと考える。

その頃、五叔公は金震平を呼び出し、唐門との結託について再び問いただしていた。金震平は否定を続けるが、白玉堂が事件を掘り返せば、金家に隠された別の不祥事まで明るみに出ると五叔公を脅す。五叔公が動揺するなか、趙知児が王府の令牌を携えて現れ、趙濯清の命令を伝える。王爺が今年の素問大会を自ら観覧するという知らせに、金家をめぐる状況はさらに緊迫していく。

 

雨霖鈴(うりんれい) 25話・26話・27話・28話 あらすじ

雨霖鈴(うりんれい) 各話あらすじ キャスト・相関図

【放送情報】

以下 放送予定の記事は

中国ドラマ 放送予定順

にてご覧ください。

雨霖鈴雨霖鈴(うりんれい) 17話・18話・19話・20話 あらすじ前のページ

雨霖鈴(うりんれい) 33話・34話・35話・36話・37話(最終回) あらすじ次のページ雨霖鈴

関連記事

  1. 雨霖鈴

    雨霖鈴(うりんれい)

    雨霖鈴(うりんれい) 17話・18話・19話・20話 あらすじ

    2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案…

  2. 雨霖鈴

    雨霖鈴(うりんれい)

    雨霖鈴(うりんれい) 5話・6話・7話・8話 あらすじ

    2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案…

  3. 雨霖鈴

    雨霖鈴(うりんれい)

    雨霖鈴(うりんれい) 13話・14話・15話・16話 あらすじ

    2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案…

  4. 雨霖鈴
  5. 雨霖鈴

    雨霖鈴(うりんれい)

    雨霖鈴(うりんれい) 29話・30話・31話・32話 あらすじ

    2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案…

  6. 雨霖鈴

    雨霖鈴(うりんれい)

    雨霖鈴(うりんれい) 33話・34話・35話・36話・37話(最終回) あらすじ

    2026年 全37話 原題:雨霖铃 / 古典小説「三侠五義」を原案…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

中国ドラマ放送予定順
カテゴリー
  1. 北月と紫晴~流光に舞う偽りの王妃~

    北月と紫晴~流光に舞う偽りの王妃~

    北月と紫晴~流光に舞う偽りの王妃~ 1話・2話・3話・4話・5話 あらすじ
  2. 探偵麗女 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

    探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫

    探偵麗女 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想
  3. 花小厨~しあわせの料理帖~ 33話・34話・35話 あらすじと感想

    花小厨~しあわせの料理帖~

    花小厨~しあわせの料理帖~ 33話・34話・35話 あらすじと感想
  4. 溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々

    溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々

    溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 6話・7話・8話・9話・10話 あらすじ
  5. 双花伝 49話・50話・51話・52話 あらすじと感想

    双花伝~運命を分かつ姉妹~

    双花伝 49話・50話・51話・52話 あらすじと感想
PAGE TOP