独孤皇后~乱世に咲く花~ 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

独孤皇后~乱世に咲く花~

独孤皇后~乱世に咲く花~  読み方:どっここうごう 2019年 全50話   オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ

第9話 あらすじと感想

NANAさん

第9話の感想

結婚式の日、宇文護の暗殺は失敗します、暗殺計画に気づいた義姉が暗殺を止め自害してしまい結婚式は続行されます。楊家の屋敷では、二組の新郎新婦が並び結婚式が始まります、楊瓉と宇文珠は共に青い衣装に身を包み晴れやかな笑顔、宇文珠の方が一方的に好きだと思ってたけど、楊瓉の方もまんざらではない様子。なかなかお似合いの二人、やっぱり結婚式はこうでなきゃ!心が和みます。もう一方の楊堅と独孤伽羅は全くの無表情で対照的な雰囲気、義姉の死の後だから無理もないんだけど。衣装が素敵だからなおさら切なくなります。

もし独孤伽羅の暗殺計画が成功していたとしたら・・・復讐は果たせるけど伽羅も犯罪者となってしまい罪に問われることになるでしょう。本当の復讐は宇文護の悪事をすべて白日の下にさらし極悪人として処罰されることだと思います、とっさの判断で暗殺を止めてくれた義姉メチャメチャ凄い、嫁の立場で義妹にここまでしてくれるなんて独孤家や伽羅への愛情の深さを感じます。

何とか結婚式は無事終わったけど、宇文護は王后独孤般若を廃位しようと朝議の場で議題を提出、そこに独孤般若が現れ宇文護を罵倒し自ら命を絶ちます。般若はプライドの高い人だから王后として最後まで天王を支えたかったんでしょう、宇文護に廃位させられるのは絶対に嫌、私だってあんな悪人に負けたくないです。

二人の姉の死、独孤伽羅は一人楊家の庭で大太鼓を叩き続けます。このシーン太鼓の音はそんなに大きくはないけど日本人の私たちにだって、こんなふうに太鼓を叩かれたら同じくらい心も打ち鳴らされます、辛く淋しい、切ない孤独感が表現されています、でももうちょっと大きい効果音?バンバン入れちゃってもいいと思ったんですが、文化の違いかな。

さて10話からは楊家VS宇文護って感じになりそうな予感、いつの間にか楊家の次男楊整も結婚しちゃって男ばかりだった楊家には三人の嫁が来て華やかな感じになりそうです。

第10話 あらすじと感想

NANAさん

第10話の感想

三人の息子が結婚した楊家、つかの間の平和な時間が流れています。そのころ隣国で起こった戦いに宇文護が出兵することになります。長安から離れさせようと独孤伽羅達が画策したのです。そして宇文護を見張るため楊堅も出征すると言い出します。

楊堅が戦に行ったら1年近く会えなくなるかも、しかも命の危険もあるわけで、父の楊忠は大反対。でも行く気満々の楊堅。新婚だし、そんな危険に自分から飛び込まなくていいのに、楊堅は伽羅の為にどこまで頑張るんだろう、心配でたまらないです。でも伽羅も「あなたが死んだら私も死ぬわよ」と言います、そして誓いの酒を二人で飲み、いつもより大胆な独孤伽羅。ついに夫婦らしいシーンが観られます。

伽羅の方からキスして絡み合って・・・こういうところ伽羅の方が度胸あるんです、ここにも肉食女子がいました。これまで楊堅が一方的に好きだと言ってたけどついにその気持ちに伽羅が答え、やっとロマンチックなシーンがみれました。ドキドキしました、ごちそうさまです。

さて新しい登場人物が出てきました、宇文護の姪で雲嬋です。新しい王后選びに参戦。宇文護の姪なら性格悪そうかと思いきや純粋で優しそうで、どちらかといえば気の弱そうな女性です。陳偌汐さんという女優さんで今年26歳になります。

瓔珞<エイラク>では女官役でています。中国ドラマファンの方なら見覚えあるかもしれません。

独孤伽羅も雲嬋にはなぜか優しく接しているし、伽羅からみたら敵なんだけど雲嬋は憎めない可愛さがあります。彼女は敵なのかそれとも味方になってくれるのか気になる存在です。

第11話 あらすじと感想

NANAさん

第11話の感想

楊整の妻尉遅容の元カレが登場しました門客の陸作謙です。門客というのは一芸に秀でた人物に名家が生活をサポートしたりして育てるプログラムで、客としてもてなします。楊家は特に熱心に門客を迎えています。陸作謙はどさくさに紛れて元カノの夫の実家に寝泊まりして面倒見てもらって元カノをお持ち帰りしようという計画。肝心の元カノ尉遅容は名家に嫁いだので関わりたくない様子、ストーカー状態で迷惑してましす。現代でもこういうもめごとありますよね。でもまさか元カレが池に落ちた時助けてあげないっていうのはちょっと陸作謙は可哀そうでした。ワザとではなくて事故死とになると思うけど、しかも不貞の疑惑を夫に持たれ尉遅容はこれからが大変です。楊整はプライド高そうだから少しの疑惑でも許せないでしょう、義姉の独孤伽羅にも密会がバレて厳しく怒られてたし散々な様子でした、尉遅容は不倫する気ないんだか可哀そうすぎます。

さて、いよいよ戦いに行くことになった楊堅、家族はみんな反対の様だけど、独孤伽羅だけは楊堅の気持ちを考え応援してあげようと決めます。新婚でイチャついてるシーンがデレデレで見てられなかったけど、戦に行けば生きて帰れる保証はない戦国の時代だけに伽羅の気持ちも穏やかじゃないでしょう。楊堅は征伐軍に入り楊素という男と出会います。楊素はこの物語の中では重要な存在になっていくはず、戦場では助け合って仲間になっていきます。

次回からはいよいよ戦に行きます。楊堅がどんな戦をするのかワクワクしてます。

第12話 あらすじと感想

NANAさん

第12話の感想

いよいよ出征前夜になり、楊堅も楊素も夫婦で別れの時を過ごしました、こんな夜は時間が止まってくれればいいのにと思うシーンでした。そして独孤伽羅と楊素は一緒に出征する夫たちを見送り意気投合。こういうときって同じ立場の女性として身分に関係なく仲良くなれるんです。

雲嬋も王妃になりましたが、天王はまだ彼女のことを妻として認めません、宇文護の姪とは思えない純粋な女性なのに天王に冷たくされるのは見ていられません、でも独孤伽羅は雲嬋の内面に気づき優しく接していました、ずっと一番近くで独孤般若と天王を見ていた伽羅ですから、般若の為にも天王と王子には幸せになってもらいたいでしょう。憎めないところがある雲嬋だけに伽羅も彼女のことが気になるんです。

独孤伽羅と 雲嬋 は貧しい人たちに染物を教える仕事の場を作ります。宇文護の身内でも良い人なら友達になろうとする伽羅は心が広いです、そしてこの二人は気が合いそうな感じ、そして宇文護の周りの人を取り込むことも彼を倒すためには大事なことなのでしょう。

今回は初めて戦が描かれていました、出陣のシーンは、天王に見送られ出立する兵士たちの様子が壮大なシーンになっていました。戦いは最初だけに手合わせ程度、楊堅は普通の兵士だったので歩いて戦場に向かいました。本当なら馬に乗り立派な鎧を着ていたはずなのに、自ら苦難の道を選ぶ楊堅は本当に強いです、戦場では伽羅と楊堅は伝書鳩でお互いの様子を知らせていました、他人に隠れて鳩を飛ばすのはちょっとあり得ない気がしますが、その辺は温かく見守りましょう。

ところで、伽羅が楊堅に出した手紙の中で伽羅は楊堅のことを大郎と書いていました、皆さんも良く知っているかもしれませんが中国では長男のことを大郎と呼ぶんです、(時代劇だけなのかな、現代劇では大哥とか読んでたかも)日本語字幕では楊堅と出ているけど、伽羅は楊堅の事を大郎(ダーラン)楊整のことを二郎(アーラン)って呼んでいます。なんかこれ日本でも昔は太郎、二郎って名付けたのと似ていて不思議です、まぁ中国から伝わった名前だったのでしょう面白いです。

さて独孤伽羅にも子供ができたました、楊堅が帰ってくるのと子供の誕生どちらが早いか家族の再会の時が楽しみです。今は楊堅の武運を祈りましょう。

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