秀麗伝 45話・46話・47話 あらすじと感想

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~ 2016年 全50話

dim-sumさん

第45話 あらすじと感想

第45話 謎の刺客

光武帝劉秀は、陰麗華を戦に同行させると朝議を押し切りましたが、麗華の妊娠を知ると宮中に留まれと命じます。皇后過珊彤の母過主は麗華が妊娠を隠していることを利用し陥れようと考えます。

麗華の子劉陽をそそのかし、翼を身に付けて飛ぶ母が見たいと言わせ、珊彤は拒む麗華に屋根の上から飛んでみせよと命じます。間一髪で劉秀が戦から戻り、麗華を助け妊娠を公表。珊彤は大勢の前で跪いて謝罪し、恥をかかされます。

劉秀は洛陽から諸将を指揮し平定は目前に。麗華は穎川から陰興が持ち帰った武器を見て、流賊と偽った過家の刺客が騒ぎ、河北の将が功を立てて影響力を強めようとしたと推測。でも確実な証拠がなく、劉秀や前線の将を動揺させたくないと言います。しかし武器を見た劉秀が状況を察し、大局のためと言う麗華を振り切り、厚遇したのに反乱を煽るとはと皇后の居室へ向かいます。

劉秀は戦勝を祝う珊彤を無視し、皇太子劉強の師を鄧禹にしました。鄧禹は皇太子強と麗華の子陽に、常に民を思い慈しむ君主になって欲しいと言います。麗華は2人に豆粥を振舞い、劉秀が河北の戦いでこれを食べて命を繋ぎ天下を取ったと話しました。2人は鄧禹から麗華が劉秀と共に戦ったと聞き、話を聞きたがります。珊彤はこれを見て、皇太子が麗華に取られる、劉秀は皇太子を過家から引き離すつもりだと過主に話します。

その夜麗華の寝殿に刺客が入り、琥珀が背中を切られ麗華も頭を打ち昏睡状態に。一方陰家も賊に襲われ、母の他家中の多くが殺害されました。過主は過康に、陰家を滅ぼせと命じたのに何故麗華を襲ったと叱ります。過主は珊彤には絶対知らせぬよう釘を刺しました。

麗華は宮中に戻る前、兄陰識に朝廷から疑われないよう陰家の間者を手放すよう言いました。そこまで慎重に振舞ったのに、知らないうちに珊彤や過主から妬まれて恐ろしい目に遭いました。妊娠中も命を狙われるし、後宮は恐ろしい所です。

第46話 あらすじと感想

第46話 天子の弔辞

刺客に襲撃された数日後、陰麗華は目を覚まし陰家も襲われて、母と弟陰訢が殺され、兄陰識が重傷を負ったと聞き嘆き悲しみます。光武帝劉秀は麗華の亡父と陰訢に爵位に追号しました。更に宮中で仕える陰興にも爵位を授けようとしますが陰興は断ります。

これを聞き麗華は、善良で謙虚だと舐められる、爵位を受けよと激怒。陰興は出る杭は打たれ、厚遇は嫉妬を招く。更に劉秀も自分も耐えている、大業のため忍耐をと宥めます。

劉秀は過労で体調を崩しても医師に口止めし政務を続けます。呉漢を出陣させ蜀を撃破。漢は大半の国土を取り返し、公孫述も降伏してようやく乱世は終わりました。

朝議では鄧禹を初め将軍たちが将軍印の返上を申し出、劉秀は将軍を候に任じ故郷へ返します。皇后過珊彤は劉強に、将軍が故郷に戻った後は過家の親戚を登用を勧め、腹心を作れと命じました。

劉強は母の言いつけ通り過家の登用を劉秀に申し出ます。劉強が退出した後、劉秀は麗華に、強は過家の言いなりで国は任せられないと呟き、陽は賢く度胸があり自分と麗華の長所を持っている、兄弟を朝議に参加させると話しました。過珊彤は陽が朝議に参加したと知り、麗華の謀だと母過主と兄過康に訴えます。

劉強と劉陽は、洛陽の太学に居る厳子陵を尋ね、厳子陵の教えは面白いと慕います。しかし過珊彤は劉強の太学通いを禁じました。厳子陵は争いを避けようと、麗華あての文を託し姿を消します。

厳子陵の文には過家に警戒しろとあり、麗華は承知しているが自分は劉秀を信じる以外何もできない、過家に目の敵にされても逃げられないと呟きます。

親兄弟を殺され誰の仕業か解っているのに、証拠がなく反撃できない。正義感が強い麗華と劉秀には辛いでしょう。それでも国の安定が第一と忍耐を強いられます。皇太子より自分の子が優れていると解っていても、皇太子の今後を心配し我が子を皇太子に、とは言わない。賢妻=忍耐?大変そうです。

第47話 あらすじと感想

第47話 頭角を現す皇子

光武帝劉秀は、戦で手つかずだった戸籍と税を調べようとしますが、地方の豪族から反発を受けます。皇后過珊彤の母過主は、劉秀は墓穴を掘った、劉秀の反対派は皇太子支持者になると笑います。

劉秀が中風で倒れ医師もお手上げの様態に。珊彤は泣いて縋る麗華を劉秀の側から追い払います。すると呉漢と鄧禹が現れ、病気の際は麗華と2人で養生する、皇后は内務に専念せよと劉秀から委任を受けたと話します。過康と過珊彤は反発しますが、劉秀は不自由な体で意思を伝え、劉秀は麗華と蔡陽へ向かいました。母過主は、過康に珊彤が皇后で居る間に文官たちを劉強の味方にし皇太子を即位させ、劉秀殺害を命じます。

狩りに出た劉秀、麗華と4人の皇子。過家が放った刺客が劉陽に向け矢を放ちました。劉陽が刺客を捕えますが自害。謝る劉陽を麗華は立派だと褒めます。

そこに厳子陵が現れ、慰めようと思ったが流石陰戟と褒めます。麗華は動いて尻尾を掴まれないため用心していると応じます。厳は劉秀に膝をつき、国のために尽くすと仕官を申し出ます。

厳は役人ではなく朝廷の者が直接巡視すれば良いと提案します。すると劉陽が自分が行くと立候補。劉秀は大勢の者が関わる、どう対応を?陽は国の本は民にあり、騒乱の本は政にある。政策に必要なのは信賞必罰と答えました。劉秀は厳に同行を頼み、陽に任せます。

劉秀は鄧禹と厳子陵に、皇太子と劉陽の師である2人に、後継者の相談をします。鄧禹は陽を皇太子にすれば権力争いから麗華も守れると話します。

若い頃なら反射的に敵を倒した麗華が思慮深くなったのを見て「苦労したんだな」という厳子陵。世捨て人だからかまだ少年のような瞳をし、劉陽と変わらない位若いです。過主、過康は皇帝の命まで狙うとは焦りの表れ?暴走してます。対して劉秀の愛が得られなくても生きて欲しいという珊彤、倒れた劉秀に語り掛ける表情は、愛情過多で怖かったです。

秀麗伝 48話・49話・50話(最終回) あらすじと感想

秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~ 全話あらすじと感想 キャスト紹介

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