探偵麗女 1話・2話・3話・4話 あらすじと感想

探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫

探偵麗女〜恋に落ちたシャーロック姫〜 2020年 全32話 (※BS11は全28話で放送) 原題:少女大人

Arisaさん

第1話あらすじ

この物語の主人公である蘇瓷(そし)は、とある事を理由に男装をして明鏡署で働いていた。蘇瓷は職務の一環で千面郎君(せんめんろうくん)という人物を捕らえに行くのだが、そこで裴昭(はいしょう)という遊び人に出会う。

しかし、ただの遊び人だと思われていた彼の正体は、元将軍である斉王(せいおう)だった。彼もとある事を理由に正体を隠していた。そんな中、被災地である清水県に贈った救済銀が消失してしまい、清水県では「龍王が呑み込んだから」だと噂になっていた。裴昭はこの事件の捜査に乗り出そうとするが、この事件の捜査には優秀な助っ人が必要だと考える。

一方その頃、蘇瓷は清水県で起こった事件の捜査を担当する事に。蘇瓷をライバル視する羅鑫(らきん)は、蘇瓷が捜査することをよく思っていなかったのだが、彼は劉玄(りゅうげん)から、別の事件の捜査を任せられる。清水県へ行く準備をしていた蘇瓷は、母親と父親を亡くした、悲惨な事件を思い返す。そして蘇瓷は、謎の男性に「どんなに困難でも生きて行くんだぞ」と言われて渡された、衍(えん)と書かれた短刀を握りしめていた。

裴昭は、お世話係の飛鳶(ひえん)を引き連れて清水県へと向かう。その一方で、蘇瓷も清水県に到着したのだが、洪水と虫害が続き、作物の収穫がない清水県では、龍王に少女を捧げるという人身御供が行われようとしていた。そのことを知った蘇瓷は少女を助けようとする。

そんな中で、蘇瓷は裴昭と出くわす。無理矢理引き止めてくる裴昭に抵抗しようとした蘇瓷は、手錠を取り出すのだが、裴昭と揉み合いになった末、その手錠は蘇瓷と裴昭の手に繋がれてしまう。しかし、人身御供が行われるまでの時間が無かったため、蘇瓷と裴昭は手錠が繋がれたまま、協力して少女を救出する事に。

そして儀式は始まり、蘇瓷と裴昭は少女を助けようとするのだが、彼女は川に落とされそうになってしまう。そんな少女のことを、大俠になる為、清水県に来ていた謝北溟(しゃほくめい)が助ける。そして謝北溟は少女を安全な場所まで運ぶ。

一方で、追ってくる住民から逃げようとした蘇瓷と裴昭は川に落ちてしまい、蘇瓷は死を覚悟するのだが、裴昭は彼女に人工呼吸する。川から上がった2人は、追い手から逃げるため、森の中へ。しかし2人は落とし穴に落ちてしまう。そこで裴昭に髪を解かれてしまった蘇瓷は…。

第1話感想

今回、1話を視聴してみた率直な感想としては、とても面白かったです。男装女子がヒロインという中国ドラマでは割とありがちな設定かもしれませんが、蘇瓷が男装をしている理由や、裴昭が身分を隠している理由など、これから徐々に明かされていくのだと思うと、とても楽しみです。

男装している蘇瓷と、将軍であるということを隠している裴昭。どちらも自分の正体を隠している中で、ストーリーがどう展開して行くのか期待が持てますし、ドラマ開始早々、人工呼吸という名のキスシーンがあったので、今後この2人の関係性がどう変わって行くのかもとても楽しみです。

第2話あらすじ

暗い森の中で落とし穴に落ちてしまった蘇瓷(そし)と裴昭(はいしょう)。裴昭は蘇瓷の結ばれていた髪の毛を解き、その髪留めを使って手錠の鍵を開ける。手が解放された2人は、落とし穴から脱出する事に成功する。

こうして蘇瓷と裴昭は、謝北溟(しゃほくめい)、飛鳶(ひえん)、少女がいる小屋に辿り着く。しかし、そこにいた女性は花嫁になるはずだった少女ではなく、少女を助けるために身代わりになった董如双(とうじょそう)という女性だったと判明する。裴昭と対面した謝北溟は、彼が斉王(せいおう)であるという事に気づくが、裴昭は「蘇瓷には秘密にしてくれ」と口止めし、その代わりに謝北溟が英雄になれるよう協力をする事に。そんな中、斉王伝を読んでいた蘇瓷を見た裴昭は、蘇瓷が斉王に憧れを抱いていると知る。

翌日、事件を解決するために一人で小屋を出ようとした蘇瓷だったが、みんなに引き止められ、ここで出会った謝北溟、董如双、裴昭と飛鳶の5人で救済銀消失事件を捜査することに。

目撃者からは救済銀を乗せた船が沈没した際、船に雷が落ちたとの証言を得たため、謝北溟が川に潜って手がかりを探すことに。その中から、船に使われたと思われる板が発見されるが、その板から沈没の原因が落雷ではないと発覚する。この事からこの事件は、間違い無く龍王ではなく人の仕業だと確信した蘇瓷。

蘇瓷と裴昭は清水県の県令である孔五徳(こうごとく)に会いに行き、船が沈没したのは事故ではないと伝えるが、孔五徳は頑なに龍王の仕業だと信じていた。救済銀が入っていた箱を調べていた蘇瓷は、鍵に違和感を覚え、箱のすり替えが行われたと気づく。こうして蘇瓷と裴昭は、箱をすり替えた方法と救済銀の行方を調べることに。一方その頃、謝北溟と董如双は困窮する民のために、食糧を集めていた。

救済銀を引き上げする際に使った船を調べていた蘇瓷と裴昭は、船に喫水線が2つある事に気づき、箱がすり替わった方法が判明する。蘇瓷は、孔五徳を尋問して罪を認めさせようとするが、そんな蘇瓷のことを裴昭は引き止める。そんな争いをしている中、何者かによって2人に矢が放たれる。2人は協力して現れた刺客を見事に倒すのだが、裴昭は目を負傷し、蘇瓷は足を挫いてしまう。裴昭は蘇瓷を背負って宿まで戻り、無事に帰った2人は治療を受ける。入浴していた蘇瓷は体勢を崩してしまうのだが、そこに裴昭が入って来て…。

第2話感想

蘇瓷の髪を解き、その髪留めを使って手錠の鍵を開けた裴昭ですが、鼻が利く裴昭は蘇瓷の匂いに何か違和感を覚えたようでした。もしかしたら蘇瓷が女性であるということに気づいたのでは?と思いましたが、蘇瓷が女性だと気づくにはまだ早いような気もしますね。

そして蘇瓷は1人ではなく、裴昭たち5人と共に救済銀消失事件を捜査する事になりました。証拠も次々と上がり、頑なに龍王の仕業だと信じる孔五徳はとても怪しかったです。

そんな事件を捜査していた一方で、足を挫いてしまった蘇瓷は、入浴中に体勢を崩してしまい、そこに裴昭が入って来てしまいました。驚いた様子の裴昭は何を目撃したのか、次回も楽しみにしています。

第3話あらすじ

入浴していた蘇瓷(そし)は足を滑らせてしまい、廊下には大きな音が鳴り響く。そこに薬を届けにきた裴昭(はいしょう)が入ってくるのだが、蘇瓷は自分の正体が女であると気づかれないため、咄嗟に裴昭に対して布を投げる。そんな蘇瓷に裴昭は違和感を抱くが、とりあえず正体は気付かれずに済む。

その後、確保した食糧について話しながら外出しようとしていた蘇瓷、裴昭、謝北溟(しゃほくめい)、董如双(とうじょそう)と飛鳶(ひえん)の5人は、孔五徳(こうごとく)が率いる兵に囲まれてしまう。借用書も書き、利息も払って入手したはずの食糧だったが、盗んだという濡れ衣を着せられてしまった謝北溟と董如双は、連行されそうになる。そんな危機的状況の中、裴昭が呼んだ官兵が駆けつけ、逆に孔五徳を連行する。

蘇瓷は孔五徳が龍王だという証拠である2人の証言者と船の底の板をもとに罪を認めさせようとするが、孔五徳は認めようとはしなかった。そのまま孔五徳は牢へと連れていかれる。こうして救済銀をすり替えた犯人は捕まったものの、孔五徳は断固として罪を認めず、救済銀の行方も未だ闇の中だった。

事件の捜査が進む中、孔五徳が牢の中で首を吊って亡くなってしまう。首を吊った縄の跡から自害であると推測されたが、突然自害してしまうのは不自然でもあった。孔五徳の遺体を調べた日の夜、戦場での夢を見た裴昭は孔五徳の遺体から香った匂いが、「胡曼草」という毒草である事に気づく。その毒草は、全身に激痛が走り、痛みに耐えきれず自ら命を経ってしまう人もいるという。その事からこの事件の裏には、大きな陰謀が隠されていると判明する。

そんな中、裴昭は「無憂楽坊」という場所で救済銀が見つかったと蔣希文(しょうきぶん)から報告を受ける。一方その頃、董如双と共に孔五徳についての捜査をしていた蘇瓷は、「無憂楽坊」にいる沙度(さど)という人物が、孔五徳の自害に関わっているとの情報を手に入れる。

裴昭は謝北溟を連れて、「無憂楽坊」に潜入する。その一方で蘇瓷と董如双も「無憂楽坊」へと足を運ぶが、予約が必要だと言われ追い返されてしまう。そこで明日、沙度が部屋で踊り子を選ぶと聞いた蘇瓷は…。

第3話感想

前回、蘇瓷が入浴中、裴昭が部屋に入って来てしまい、どうなってしまうのか気になっていたのですが、とりあえずは蘇瓷の正体が知られずに済みました。しかし裴昭は蘇瓷のことを疑っている様子だったので、いつ蘇瓷が女性だとバレてしまうのかハラハラしています。

そして今回は龍王の正体が孔五徳だと判明したわけですが、彼はその後首を吊って亡くなってしまいました。しかし孔五徳は「胡曼草」という毒草によって苦しみながら亡くなったと判明し、この事件には大きな陰謀が隠されているということがわかりました。

こうして捜査を進めていく中で、「無憂楽坊」というお店がこの事件に深く関与していると発覚しました。そこで沙度が踊り子を選抜すると聞いた蘇瓷は、どんな行動を取るのか、次回も楽しみです。

第4話あらすじ

「無憂楽坊」に潜入した裴昭(はいしょう)は、沙度(さど)に近づき、踊り子の選抜を観に来ないかと誘われる。その一方で、蘇瓷(そし)は沙度に近づくため、女性の姿で踊り子になりすます。

そして沙度の部屋に呼ばれた蘇瓷は、裴昭がいる事に気づいて動揺するが、裴昭は面紗している蘇瓷に気づいていない様子だった。蘇瓷が沙度に踊りを披露する中、蘇瓷は隙を狙って睡眠薬を酒の中に入れる。その後沙度と裴昭は意識を失い、蘇瓷は部屋を調べるのだが、蘇瓷が帳簿を見つけた瞬間、意識を失ったふりをしていた裴昭が目覚め、その帳簿を奪われてしまう。揉み合う中で面紗を取られてしまった蘇瓷は、すぐに面紗を付け直すが、裴昭に蘇瓷ではないかと勘付かれてしまう。

その場を急いで去り、部屋へ戻った蘇瓷は、沙度が亡くなったとの知らせを受ける。蘇瓷は「無憂楽坊」へと向かい、この事件の捜査をすることになるのだが、犯人だと疑われていたのは沙度と一緒にいた裴昭だった。沙度の遺体を調べる中で、彼の顔からは小さな針跡のようなものが見つかる。その一方で、捜査をしている蘇瓷を見た裴昭は、蘇瓷が女性である事に気づく。

そして蘇瓷は見事な推理から、「無憂楽坊」の女将である紅葉(こうよう)がこの事件の犯人だと暴くのだが、追い詰められた紅葉は、口から血を流し、そのまま亡くなってしまう。動機が判明しないまま亡くなってしまった為、黒幕を暴くのは困難だった。そんな中、「無憂楽坊」で働く女性の証言から、紅葉の愛人だった男の体には牢で重罪犯につける印と似ている四角い焼印があったと判明する。

部屋に戻った裴昭は、沙度から入手した帳簿に書いてあった最近の取引額と消失した救済銀と符合しているという事に気づく。そして蘇瓷が女性であると確信した裴昭は、蔣希文(しょうきぶん)に対して蘇瓷の出自を調べさせるよう頼む。

その夜、蘇瓷は帳簿を探すために裴昭の部屋に侵入するのだが、いくら探しても帳簿は見つからず、大きな音を立ててしまう。その音で目覚めた裴昭は蘇瓷に気づくが、気づかないふりをして蘇瓷のことをからかう。そして逃げようとする蘇瓷を引き止めた裴昭は、踊り子の剣を問い詰めるのだが、蘇瓷はあっさり自分だったと認める。しかし自分が女性であるということは断固として否定する。

そして裴昭は蘇瓷に入手した帳簿を見せ、孔五徳(こうごとく)と沙度は取引をしていたと話す。蘇瓷はこの2人の衣服に共通して松香粉が付着していた事に気づき、2人は同じ場所へ行っていたと判明する。

翌日、5人は孔五徳と沙度が行っていたと思われる場所へ向かい、そこからは救済銀が大量に見つかる。無事に救済銀が見つかり、5人は祝杯をあげるのだが、お酒を飲めない蘇瓷は、間違えて酒を飲んでしまい…。

第4話感想

今回、裴昭は蘇瓷が女性であるという確信を得ました。思っていたよりも早く気づいて驚いたのですが、この先この2人の関係がどうなっていくのか楽しみです。

そして今回は、踊り子になりすました蘇瓷の女性姿を見ることができたのですが、とにかく綺麗すぎました。普段は凛としているのに、ふとした時に出る初さが魅力的なキャラクターだと思うのですが、今後も蘇瓷の色々な一面が見られることを期待しています。

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