唐朝詭事録<とうちょうきじろく> 第三季-Return to the Capital-

中国ドラマ

唐朝詭事録  第三季-Return to the Capital- キャスト・相関図 全40話あらすじ

放送予定

●【日本初放送】WOWOWプライム 2026/5/28(木)午後8:00~

唐朝詭事録  第三季-Return to the Capital-
2025年 全40話
原題:唐朝诡事录之长安

第2期の記事はこちらから

唐朝詭事録 第二季-To the West- キャスト・相関図 全40話あらすじ

目次

あらすじ

長安の城外では、盧凌風(ヤン・シューウェン)ら6人が康国から献上された“金桃(きんとう)”を護送し、休む間もなく都を目指していた。ところが渭城の駅館で、皇帝と将軍の陸仝に行く手を阻まれる。なんと、西域に潜伏する唐のスパイが、金桃の内部に“西域万里図”を隠していたのだ。“西域万里図”を無事手に入れた3人がつかの間の安堵を味わっていたその時――突如、巨大な鳥が襲来。皇帝を守る中で陸仝は重傷を負い、片目を失明してしまう。
一方、盧凌風の心を強く揺さぶったのは、鳥との死闘の最中に垣間見えた“ある顔”。それは、かつて駅館に登場した駅卒・劉十八の面影だった。今回の騒動は、いったい誰が、何の目的で仕組んだものなのか。おなじみの仲間たちは力を合わせ、事件解決への糸口を探っていく――。

引用元:WOWOWプライム 唐朝詭事録  第三季-Return to the Capital-

相関図

引用元:baidu.唐朝诡事录之长安

キャスト

主要キャスト

盧凌風(ろりょうふう)(楊稷/ようりょう)楊旭文(ヤン・スーウェン)

盧凌風(ろりょうふう)(楊稷/ようりょう)楊旭文(ヤン・スーウェン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

狄仁傑の直弟子

太平公主の私生子、范陽盧氏。蘇無名は同門の兄弟子で裴喜君は婚約者。傲慢で自惚れていた性格から、人々のことを思いやるようになった。普通の庶民と接触し事件の処理において更に人情味を増した。長槍と橫刀遣いが得意。

寒州雲県衛尉から「沙州供養人事件」決着後、皇帝に康国からの貢物・金桃を護送して長安へ戻るよう命じられた。

新政を推し進めて環城事案を始め、地域に事務所を設置し始めた。どんな試練を受けても、庶民を守るという初心は変わらなかった。

※狄仁傑=武則天時代に活躍した宰相。探偵役として多くの物語やドラマに登場する。

※太平公主(たいへいこうしゅ)は武則天と高宗の娘、現皇帝・玄宗のおば。

蘇無名(そむめい) 楊志剛     (ヤン・チーガン)       

蘇無名(そむめい) 楊志剛     (ヤン・チーガン)  

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

狄仁傑の直弟子

武功蘇氏。盧凌風の兄弟子で褚櫻桃の意中の人。知恵と計略の能力が人より優れ、雄弁。物事を円滑に処理し細かな観察と検死術が得意。

雍州府の刑法学者→雍州府のスパイ局長等を歴任して無官になり、盧凌風の私設秘書として共に金桃を護送して長安に戻った。「康国金桃事件」を捜査するために公主に雍州府刑法学者に任命される。「去天尺五事件」のあと皇帝から万年県県尉に任じられた。

自分の志は叶わなかったが、それでも大唐の国運を案じて盧凌風に引き続き国を守るよう託した。

裴喜君(はいきくん) 郜思雯(ガオ・スーウェン)

裴喜君(はいきくん) 郜思雯(ガオ・スーウェン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

前吏部侍郎裴堅の娘、蘇無名の義妹

河東裴氏、盧凌風の婚約者。後に蘇無名達に出資して一緒に店を開いた。

前吏部侍郎・裴堅の一人娘で父親から深い愛情を受けて育つ。盧凌風が好きで、ずっと盧凌風に付き添い、彼と蘇無名と共に事件捜査を行う。絵画が得意でわずかな手掛かりを頼りに本物そっくりに人の絵を描ける。「大唐一のプロファイラー」と呼ばれ、事件捜査に大いに貢献した。

長安に戻って六合酥山(氷菓子)店を開いて商才と家の財力を活用して、捜査チームに協力を続けた。

※吏部侍郎=文官の人事全般を管轄する「吏部」の次官(ナンバー2)のこと。尚書(部下)に次ぐ地位

費鶏師(ひけいし) 陳創(チェン・チュァン)            

費鶏師(ひけいし) 陳創(チェン・チュァン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

医師

元の名前は「費俏」字は「英俊」。薬王・孫思邈の弟子。医術が大変に高く、鍼灸に精通していて「神医」と呼ばれる。

酒なしでは生きられないほど大好きで酒焼けしていて嗅覚が鋭い。鶏肉が大好きだったので「鶏師」を名乗る。かつて公主の命を助けて「大唐鶏公」の名前を賜った。

薬王・孫思邈の最後の弟子で、師匠の医術と知恵を継承して鍼灸・薬湯など様々な医術に精通して「華佗の再来」と言われる。

かつて長安の鬼市(闇市)で長く生活し、あらゆる出来事や人事を熟知している。長安に戻った後喜君等と一緒に酥山(氷菓子)店を開いて店主になった。

褚桜桃(ちょいんとう) 孫雪寧(スン・シュェニン)

褚桜桃(ちょいんとう) 孫雪寧(スン・シュェニン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

江湖の侠客(義士)→捜査チームメンバー

蘇無名の意中の人で大変武術が強く、江湖の方法を熟知していて袖の中に仕込む武器(暗器)と長剣遣いが得意。父親は褚粛生で裴喜君と性格の相性が良く、盧凌風は良き友人でかつ蘇無名は相棒であり愛情を抱き合う。

とても身軽で元は江湖の義士であり、後に探偵チームと出会った。長安に戻ってから雍州府のスパイに任じられる。江湖の女性義士から知恵と勇気を兼ね備えた捜査の相棒になった。

薛環(せつかん) 石悦安鑫(シーユェ・アンシン)       

薛環(せつかん) 石悦安鑫(シーユェ・アンシン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

雍州府の長老

盧凌風のいとこ。橫刀遣いが得意。後に雍州府の長老に任命された。元は裴府の若い召使で裴喜君に従っていた。後に盧凌風を師匠と仰ぎ武芸を学び、寵念寺で一年間詩経と書経を学ぶ。長安に戻る盧凌風に従い、雍州府の長安で一番若い長老に任じられた。

盧凌風の事件捜査に協力して分隊を保護しそのメンバーの安全を守る。康国金桃事件に参加して、烏炎鳥の宮中への攻撃では皇帝を救って事件を解決した。

その後「成仏寺泣き声事件」「白澤の足跡事件」にも関わった。

その他キャスト

大長公主(だいちょうこうしゅ) 岳麗娜(ユェ・リーナー)        

大長公主(だいちょうこうしゅ) 岳麗娜(ユェ・リーナー)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

唐・高宗の皇后で中国唯一の女帝天后・武則天の娘で現皇帝のおば

盧凌風(楊稷)の生母。久しぶりに会おうとした長安に戻った息子を皇帝に連れ去られて、公主と皇帝2人の関係は更に悪化した。

皇帝は公主が金桃好きだと思い出して公主に桃を配り、宮中で宴会を開く。この金桃が烏炎鳥を呼び寄せて皇帝を襲ったが盧凌風、陸同たちが命がけで撃退した。同様に金桃を食べても公主は攻撃をされず、盧凌風は公主を疑う。だが調べを通じて公主の潔白は証明された。

公主と皇帝は、政治上の考えは違っても天下を想い大唐の盛世太平を願っている。

だが、公主と皇帝の皇位継承争いは未だ決着していない。

天子(てんし) 劉智揚(リィゥ・ジーヤン)        

天子(てんし) 劉智揚(リィゥ・ジーヤン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

唐皇帝・李隆基(玄宗)

太上皇の第3子で太平公主のおい。即位3年目に、盧凌風、蘇無名らに康国の貢物・金桃護送を命じた。側仕えの陸同を連れて盧凌風を出迎え、おばの息子で子供の頃は遊び友達だった盧凌風が信頼に足る人物か否か試す。

皇帝は、おばにも桃を分け与え自分も身近な陸同、盧凌風らと共に賞味した。だがその独特な香りが巨大な「烏炎鳥」を招き、皇帝は攻撃を受け陸同は片目をつぶされた。

「盛世馬球」事件では、皇帝も大唐の威厳のために大会に参加した。長公主と手を取り合い敵に対抗したが、水面下では互いに勢力を拡大し権力争いが続く。それでも表面上は相変わらず仲が良い。

太上皇(たいじょうこう) 羅嘉良(ルゥォ・ジャリィァン)                 

太上皇(たいじょうこう) 羅嘉良(ルゥォ・ジャリィァン)  

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

李旦と皇帝の父親

太平公主の兄。退位し現在は太上皇だが、依然として権謀術数を使い政権をコントロールしようとする、様々な勢力が競い合う中でも中心人物の一人。参天楼事件、降魔変事件、康国金桃事件等多くの陰謀を企てる。

康国金桃事件では、太上皇は一連の手段を通して皇帝の権力を取り戻そうと企むが、最後は皇帝らに排除された。金桃事件後、太上皇の権力は完全に解体されて朝廷には関与しなくなり、正式に皇帝に政を返還した。

崔相(さいしょう) 李進栄     (リー・ジンロン)       

崔相(さいしょう) 李進栄     (リー・ジンロン) 

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

中書令

公主の側近くに仕える。重臣だが太平公主身辺のお気に入りで右腕であり、常に側に控えて彼女のために策を練る、大唐の最年少宰相のひとり。

政略結婚と政治を支える太平公主陣営の中心メンバーであり、積極的に反皇帝の活動に参加して何度もデマを流し皇帝毒殺を計画する。かつ何度も長公主に皇帝への反撃を勧め、息子・盧凌風を側に置くように勧める。

盧凌風、蘇無名などが康国の金桃を護送して都に戻った後、蘇無名の存在が自分の地位を脅かすと考え彼を殺さなかったことを後悔した。

※中書令=宮廷の文書・詔勅の起草や伝達を統括した中書省の長官、重要な役職

杜銘(とめい) 牛北壬(ニィゥ・ベイレン)                 

杜銘(とめい) 牛北壬(ニィゥ・ベイレン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

雍州府長史

雍州長史として、生前の狄仁傑に「沙斯事件」の捜査を託されて12年もの長きにわたる捕獲計画を主導して実施した。かつて太上皇から大変に信頼されて人当たりが良く世渡り慣れしている。康国金桃事件では消極的な対応をし、白澤事件では部下に責任を転嫁した。最後は皇帝に罷免されて長安を追われ、宁湖州刺史に降格された。参天楼事件では賀蘭雪を射殺し、かつ盧凌風と一緒にわなを仕掛けて沙斯を謀殺した。

蘇無名と盧凌風が杜銘を見送った。

熊千年(ゆうせんねん) 牛宝軍(ニィゥ・バォジュン)            

雍州府長史

巧みな話術で長安で活躍し、その動向は注目され康国金桃事件後に杜銘に替わって雍州府長史に任命され昇進した。「盛世馬球」では鬼市に情報が流れて一連の殺人事件を引き起こした。

彼は武則天時代に捕虜になった唐朝の将校で、敗戦して捕虜になって百余名の兵の命を守るため2重スパイになるよう強要されていた。

盧凌風と蘇無名は事件を調査して熊千年が二重スパイであることと、馬球大会での陰謀計画を明らかにした。結果計画が発覚して未遂に終わり、確固たる証拠もあったので罪を認めて、法の裁きを受け拘留されて審判を待った。

楊勖(楊内侍)(ようきょく/ようないし) 高遠(ガオ・ユェン)                          

楊勖(楊内侍)(ようきょく/ようないし) 高遠(ガオ・ユェン) 

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

内常侍

皇帝側に仕える宦官で来福の義父。唐玄宗・李隆基の腹心の宦官で、暗殺や異分子排除などの秘密任務を専門に行う。潘国金桃事件では若い宦官を殺して真相を覆い隠し、盧凌風を脅威とみなして何度も殺そうと計画した。

彼の行動原則は自分の権威を守ることであり、皇帝と公主の確執を煽って皇権の均衡を図る。残忍な行動を取っても処罰されず、皇帝の腹心として身分と権力を継続した。権力の中心に居ながら、安らかな最期を迎えた数少ない人物だった。

阿茵(あいん) 肖茵(シァォ・イン)              

天子の側近くに仕える宮女。幼い頃から皇帝の生活全般の世話をして、特に頭痛を和らげる赤箭粉の調整を任される。皇位について以後も最も信頼される側近の一人。だが会話を盗み聞きしたり、皇帝に薬を調合するなど日常の行動が、徐々に疑われるようになった。

ドラマの後半では度々失言をして、その言動は益々不審さを増す。

最終回では護衛を連れずに一人で皇帝を宮中から連れ出そうとした。その正体と動機が謎を解く手がかりになった。

来福(らいふく) 魏青年(ウェイ・チンニェン)                       

来福(らいふく) 魏青年(ウェイ・チンニェン)    

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

内侍

天子の側近くに仕える宦官で楊内侍の義理の息子で弟子であり杜鳳のおい。将軍・李鳳のおいで、李鳳から宮中に送り込まれて内侍になり、更に楊内侍の義理の息子になり皇帝と近しくなった。

康国金桃事件では、楊勖に指図されて酒に毒を入れて盧凌風を殺そうとした。また太上皇と李鳳将軍の陰謀に参加して、杜鳳と太上皇の結託を橋渡しして権力奪取を狙う。

最後は蘇無名と盧凌風たちに陰謀を暴かれて、李鳳と武文斌は死に太上皇は権力を失い来福は逃げる途中で師匠の楊内侍に殺された。

1話 康国の金桃 1-5話

李鳳(りおう) 譚凱(たんかい)

李鳳(りおう) 譚凱(たんかい)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

忠武将軍

表向きは太上皇から寵愛を受けた皇族の子弟だが、唐に反抗する野心を内に秘めている。緻密に計画を立てて皇帝と太上皇を反目させ、盧凌風が命がけで守らなければ2人共不慮の事故で亡くなるところだった。

だが悪事を重ねれば自滅は必然であり、李鳳は盧凌風の抵抗と仲間の裏切りに遭い失敗して殺された。

陸同(りくどう)王力(ワン・リー)

陸同(りくどう)王力(ワン・リー)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

左右金吾衛大将軍

盧凌風の直属の上司であり唐・玄宗と太子の腹心で重臣。権謀術数の道を熟知していて、始めは皇室の権威を守ることを基本にする。かつて黒衣人として毒を飲まされた盧凌風を助け、独断的な行動は叱責しても独立した捜査は支持した。

陸同は金桃を食べて強大な鳥に襲われた皇帝を守って右目を失い、片目の将軍として援軍を率いて反乱を鎮圧した。

上役の威厳と部下を大切にする情を持ち合わせ皇権に忠誠を尽くす人物から、徐々に盧凌風を支持して政治の陰謀に対抗する。

百変郎君(ひゃくへんろうくん) 粛松原(スー・ソンユェン)

百変郎君(ひゃくへんろうくん) 粛松原(スー・ソンユェン)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

陰陽商人

長安の鬼市中で最も謎めいた取引を行い、変装術で有名。短時間で別の身分になり、三つ子が交代していると疑われる程だった。

康国金桃事件では、阿摩挪王子・列那を劉十七に変えて、蘇無名たちに捕まらず逃げた。

成仏寺の泣き声では、沈空に幻影を生み出す鳥を提供。舞陽が武則天と瓜二つだと知り、舞陽の顔の皮膚を剥いで巨額の金に変えようとする。だが陶伯に阻止され計画は失敗。そして白薬师に扮していた時に蘇無名に見破られ、彼の顔の皮を剥ごうとしたが、蘇無名に抵抗され、最後は自分の刃物で誤って死んだ。

※陰陽商人=鬼市などで怪奇な取引や呪術的な品物を扱う商人

武文斌(りぶんひん) 周陸啦(ジョウ・ルーラー)

武文斌(りぶんひん) 周陸啦(ジョウ・ルーラー)

引用元:バイドゥ 唐朝诡事录之长安

雍州府の司法行政官

康国金桃事件を陰で操り、阿摩挪小王子・列那を利用して「烏炎鳥」を訓練。新皇帝、長公主と太上皇を殺して混乱を作り出し、政権奪取を計画した。岳父の李鳳に挙兵と謀反を唆して、自分は忠誠を尽くす司法行政官を装う。実は背後で陰謀を首謀していた。

最後は人を殺して口封じをしてまで、責任を逃れようとした。幸いなことに陸同がその場で迅速に決断を下して、隠れた問題を根絶やしにした。

2話 成仏寺の泣き声 6-11話

沈空(ちんくう) 韓棟(ハン・ドン)

武則天時代は宮廷医で、彼女の愛人のひとりだった。武則天の死後、成仏寺に隠棲して表向きは大仏殿を守る。だが武則天にひどく執着して、彼女の肖像画を身に着け、「天后(武則天)復活」の陰謀を企てた。

偶然成仏寺で武則天に瓜二つの舞陽を見かけ、彼女は武則天の生まれ変わりだと考える。邪悪な術で死者の記憶を呼び戻すため、石室を掘って彼女を封じ込めようとした。成仏寺に怪奇現象の噂を流し「夜行游女」鳥を飼育し、武則天の愛人について語った男を殺した。

彼の陰謀は暴露されて蘇無名たちに捕まったが悔い改めず、強すぎる執念ゆえに完全に狂気に陥った。

広笑法师(こうしょうほうし) 沈保平(シェン・バォピン)

長安県・成仏寺の寺主

広笑法师が住む成仏寺は夜になると女子の泣き声が聞こえて来て、寺院の参拝者は次第に減り、最後は誰も来なくなり僧侶さえ恐怖のため逃げた。

彼は評判の悪化を心配して当局への通報を断固拒否し、潔白を証明するために絶食した。

法師は妖魔鬼怪が壁を破って飛び出すのを防ぐため、降魔変の壁画を清掃・保全しようとした裴喜君、盧凌風を止めた。だが裴喜君と盧凌風が調べると、泣き声は沈空居士が放置した「夜行游女鳥」の声だと解り、大仏殿内の壁に穴を開けた目的は舞陽を埋葬した罪を隠すためだと判明した。

赤英(せきえい) 楊昆(ヤン・クン)

化粧品店の店主

美秀化粧品店を開業して、娘の舞陽と互いを頼りに生活している。店の商品「神仙玉女粉」は長安では大変有名で、多くの人が評判を聞いて訪れた。

赤英は、舞陽が災いに巻き込まれないように娘を慎重に命がけで守っている。かつて彼女が酔って遅くに帰ったとき娘が失踪したことがあった。娘の失踪は、また「成仏寺の泣き声事件」を引き起こした。

阿木(あもく) 辺程(ビィェン・チォン)

長安県勝鄴坊の煤払い人

宦官の子弟で、父親は九品の官位に就く品行方正な人物だった。横暴な役人に逆らって冤罪に陥れられ、獄中で死亡した。その後孤児になり、煤払い人として生活する。

「成仏寺の泣き声」では沈空に頼まれて手紙を届け、舞陽に片思いし彼女も彼に好意を抱く。後に舞陽が母親・赤英の支配から逃れるよう強盗被害を偽装して手助けし駆け落ちを計画する。その途中で、舞陽は悪党たちに何度も攫われたが、終始阿木が保護して救った。

事情を知った盧凌風から叱責され、蘇無名にチャンスを与えられて一緒に長安を離れて寒洲に向かった。

陶伯(とうはく) 馬文波(マー・ウェンブォ)

炭を売る老人

実は歴史上の人物・李奉節で、唐の高宗年間に趙国公・長孫無忌を虚偽の謀反で告発した。「成仏寺の泣き声事件」では炭売りとして沈空を監視して、武則天復活の計画を見破った。長孫無忌を陥れて死に至らしめた過ちを償うために、沈空の計画を妨害しようとした。名前を偽って隠れ住み寺院を霊廟に建て替えて、武則天にそっくりな舞陽を攫って殺害し「武則天復活」を阻止しようとした。

最後は蘇無名達に真実の身分を明かして武則天の金簡に関する罪を認めて捕まった。

※武則天の金簡=武則天が実際に自身の罪や災いを消すことを天に祈願した金の板・国宝

3話 白澤の足跡 12-16

※白澤=中国古代神話に登場する知恵と徳を持つ瑞獣(神獣)

衛奇(えいき) 王小偉(ワン・シャォウェイ)

金吾衛軍事顧問

金吾衛の四大将軍のひとり。下士官責任者で金吾衛大将軍・陸同の部下で盧凌風等と勅命を受けて終南山へ赴き、皇帝に替わって瑞獣・白澤を探す。主発前に皇帝から瑞獣を見つけて戻った者には十分な褒美を与えると言われた。

任務を終わらせ褒美を賜るために功を焦った衛奇は、危険を顧みずに一人で山中に向かい瑞獣の足跡をたどった。山中で半日探して偶然異獣の叫び声を聞き予期せぬ襲撃に遭い、首と胴体が離れた状態で見つかった。

陳和(ちんわ) 廖望(リィァオ・ワン)

金吾衛録事参軍

金吾衛の四大将軍のひとりで、終南山で白澤調査に参加した。好色だった彼を、小嬌が睡眠薬を使って気絶させ、後に火晶が殺して死体を隠した。

陳和の死は、養母・上官婉児の復讐を行おうとした李奈児の復讐計画の一部分だった。彼の死はチーム内部でパニックと葛藤を引き起こし、事件の複雑性を悪化させた。

※録事参軍=州や府で文書、印章の管理、官吏の監察等を担う、事務トップ

李奈児(りなじ) 李羽桐(リー・ユートン)

公主府の軍事参謀

才女・上官婉児の養女。上官婉児は公主と共に政変を企て、皇帝が反逆者として処刑された。彼女は宮中から連れ出され名前を変えて、終南山道館の養子になった。

身軽で機敏、豪快であっさりした性格だったが、幼い頃から皇帝に母親が殺された物語を聞いて、復讐を考える。彼女と兄弟子・霊吉、火晶と師匠の白澤山人夫婦等は、白澤の噂を流して皇帝を終南山に来させて殺そうとした。

蘇無名と蘆凌風が介入して復讐計画は失敗し、火晶たちも亡くなった。最後に捕まった彼女は、自殺して家族に殉じることを選ぶ。臨終前には自分を上官婉児の墓の傍らに葬るよう蘇無名に頼んだ。

白澤山人(はくたくさんじん) 譚建昌(タン・ジェンチャン)

白澤神廟の神職

元の神職を殺してなりすまし、表向き白澤廟を改装して旅館を経営し、往来する人々に宿を提供した。得意な幻術と腹話術を使って恐ろしい雰囲気を作り出す。妻の阿梓、娘の火晶、李奈児、弟子・霊吉達と一緒に白澤の伝説を利用して旅人を引き付け、その後殺して財産を奪った。

盧凌風と蘇無名はこれが計画的な殺人だと知り、秘密裏に捜査を行う。捜査が進むにつれて、蘇無名は白澤山人夫婦が実は火晶の父母で李奈児の師匠だと知る。

最後は飼育していた凶獣・傲天を放ち蘇無名たちを阻止しようとした。白澤山人とその妻・阿梓は復讐計画の混乱の中死んだ。

4話 諾皐記 17-22話

顔君羡(がんくんせん) 季肖氷(ジー・シャォビン)

太医丞

太医丞として働き、明石は彼の召使。だが実は顔君羡は傀儡で、明石こそが黒幕。明石は商人なので科挙に参加できず、顔君羡に希望を託して彼の勉強とキャリア形成を手伝った。

顔君羡は明石の助けで3年学習して進士合格した後順調に出世し、皇帝の頭痛薬「赤箭粉」調剤を任された。花魁・紅薬と恋をして駆け落ちまで考えたが、明石に脅されて断念し紅薬は孟不疑と結婚した。地方から長安に戻った後、不幸な結婚をした紅薬とよりを戻そうとする。

※諾皐=太陰神のこと 太医丞=宮廷医師のナンバー2

明石(めいせき) 魏巍(ウェイ・ウェイ)

殺し屋

顔君羡とは主従関係にあるが、ドラマでは「主従が互いを埋め合う」という方法で顔君羡を出世させた。かつて江湖上一の刺客であだ名は「烽火燎城(町を焼き尽くす戦火)」、冷酷非情で知られた。

武周(武則天の王朝)崩壊に伴って商人になり、鋭い商売感覚と薬剤市場に対する洞察力を頼りに薬剤商人として成功した。とりわけ天麻(めまい、頭痛などの薬)商売で大きな成功を収めて、皇室御用達にまで成長した。

銭正(せんせい) 陳冠寧(チェン・グァンニン)

高級生地店の商人

戸部令史・孟不疑の妻・紅薬と過去に恋愛関係にあって交際を申し出たが拒絶された。これを不満に思い、復讐のために探偵を雇って紅薬の新しい恋人を調べさせた。だがこの探偵が孟不疑の変装で、この一連の行動が紅薬と顔君羡が不倫関係にあると孟不疑に疑わせ、顔君羡を暗殺させる試みだった。

孟不疑(もうふぎ) 李暁川(リー・シャォチュァン)

戸部令史

进士出身。怪奇小鉄を執筆し、「老猫」のあだ名で私立探偵業など多くの副業がある。妻の紅薬がある復讐計画に巻き込まれて、彼は探偵に扮して紅薬を調べ、実は全力を尽くしてその復讐を助けて、2人は最後に法廷で互いに罪を被って相手をかばった。

蘇無名と盧凌風は、最終的に紅薬と孟不疑の復讐計画を明らかにした。

紅薬(こうやく) 許齢月(シュ・リンユェ)

長安の花魁

元は貴族の娘・阿酥と言い、7歳の時父を明石(=殺し屋・烽火燎城)に殺されて一家滅亡を目の当たりにした。復讐のために耐え忍んで生き延びて、平康坊一の花魁・紅薬になる。

後に書生の孟不疑と結婚した。最後に真相を明らかにして復讐を果たし、死体損壊の罪で刺青刑に処せられた。

5話 旗亭画壁 23~?話

奴嬌(ぬきょう)毛林林(マォ・リンリン)

殺し屋

白紗のマスクをして琵琶を抱き、背中に長い剣を背負った盲目の女性で、阮家酒楼に滞在して客引きを行っている。実は暗殺組織に所属する、悪党退治専門の一流の殺し屋。

剣を身に着けていたので疑われた。剣舞を披露して暗殺の目的を隠したが、剣先が目標に向くと、褚櫻桃が盆で応戦した。

かつて洛陽で歌伎「嬌奴」として恋に落ちたが別れた、詩人・冷籍と阮家酒楼で偶然再会した。冷籍から誠意がこもった命がけの求婚を受け、阮大熊の主宰で結婚した。

蘆凌風と蘇無名は奴嬌が無実の人は傷つけず、冷籍との情も考慮して過去の暗殺行動を追求しなかった。

冷籍(れいせき) 姬晨牧(ジー・チェンムー)

南州の詩人、南州四子のひとり

長安に戻った冷籍は、路上で偶然蘆凌風に会った。そして旧友の詩人・高達、王幼伯は阮家酒楼に集まり詩作で盛り上がる。ここで別れた奴嬌と偶然再会した。彼はずっと誤解したまま別れたことを後悔していた。

阮家酒楼の主人・阮大熊を暗殺する任務だった奴嬌は、その場で逮捕された。奴嬌を救うため、彼は簡素化した結婚式を挙げたいと願い出る。躊躇する奴嬌を見て、冷籍は自決するフリをして真心を示そうとした。これを彼女は身を投げ出して生死を共にしたいと願った。

式の後阮大熊を秘密の通路から逃がし、2人は手を携えて長安を離れ静かな場所で平穏に暮らした。

狼野狐(ろうやこ) 祖卡爾(ズーカーェァー)

玄火班副班主

実は王泥棒・江洋大盗で、班主・賽孟嘗(苟孟嘗)と結託して複数の強盗事件や陰謀に関与した。偽装と幻術が得意で「旗亭画壁事件」では、彼と賽孟嘗は元の玄火班主・袁梨を誘拐して新しい劇団を作り、阮家酒楼に公演に行ってすぐに客に薬を盛って気絶させ金品を奪って殺害しようとした。

行動中に蘆凌風たちに見破られて、その後内輪もめで仲間に殺された。彼の死後身内同士で殺し合い最後にはヒョウを放って七郎を殺し、玄火班の背後にいる真犯人「墨影幽焰」のことを暴露した。その死が仲間を全滅させる導火線になり直接事件の核心の陰謀を暴露した。

賽孟嘗(さいもうじょう) 韓朔(ハン・シュォ)

玄火班班主

本名は苟孟嘗(こうもうじょう)といい元々江湖の大泥棒。玄火班の本来の班主・袁梨を誘拐して身分を乗っ取り、強盗計画を劇団の公演で隠ぺいして富豪の家を襲撃した。

「旗亭画壁」事件では阮家酒楼の詩会で混乱に乗じて強奪を計画して、蘆凌風に偽装を見破られた後捕まって犯罪について供述した。

なりすましの真相は最後に暴露されて、偽りの身分は崩壊した。

6話 去天尺五?話~?話

韋韜(いとう) 王紫逸(ワン・ズーイー)

長安県尉で蘇無名の後任

韋韜は唐代のスーパーエリートに属する家系で一族の地位は非常に高く、古くから「去天尺五(天まで5尺:約165㎝)」と言われる。長安県尉として地区の治安と司法の責任を負い、位は低いが実際の権力は高い。妻もまた士族・杜氏の杜橘娘。

韋韜の妹・韋葭は商人の何弼に嫁ぎたがったが、士族と商人は階級の差があるので韋家は結婚に反対した。何弼は韋葭に薬を飲ませて複数人に乱暴させ、精神錯乱状態にした。

その後韋韜は万年県尉・杜玉と共謀して、特に有名な金光会商人と富商を標的にして私刑を行い、士族の尊厳を守ろうとした。

橘娘(きつじょう) 魯佳妮(ルー・ジャニー)

長安県尉・韋韜の妻

京兆韋氏の女主人。韋府内をきちんと整えて精神異常の義妹・韋葭にもとりわけ細やかな気遣いをした。韋葭を上手になだめて薬を飲ませて、彼女を治療するために自主的に費鶏师に鍼灸を学んだ。

韋葭(いか) 蔡卓音(ツァイ・ジュォイン)

韋韜の妹

韋葭は名門士族に生まれたが、是が非でも商人の何弼に嫁ぎたかった。一方の何弼は、商売で失敗した後、権力者に取り入るために韋葭に薬を飲ませて祆教大薩宝・史千歳に乱暴させた。更に金光会商人に順番に乱暴され、彼女の精神は崩壊した。

家に逃げ帰った彼女は精神異常に陥った。彼女の兄・韋韜は事件に関与した商人たちに復讐した。

兄嫁の橘娘と費鶏师の助けを受けて、彼女の精神的な病気は回復したが、記憶が戻る兆候が表れると橘娘は治療をやめた。彼女は悲惨な過去の記憶は思い出さず、狂気とは無縁の穏やかな生活を送った。

※祆教=ゾロアスター教

杜玉(とぎょく) 路宏(ルー・ホン)

万年県尉

杜玉出身京兆杜氏。杜氏は韋家と並ぶ名家で、血筋と精神を誇りにしている。長安県尉韋韜とは「双子星」と並び称される。正直で厳格な性格で、強権を恐れず大唐の法律に対して信仰に近い思いを抱く。

商人の何弼が、韋杜両家の功績を称えた石板を砕いて階段下に敷き、商人達に踏みつけさせ、更に韋韜の妹を肉体的・精神的に傷つけた。

長い間社会の頂点に立つ士族に対し、商人は金はあっても地位が低かった。士商間の対立が激化したこの時期、何弼の行動は商人の士族に対する公然の挑戦と見られた。杜玉と韋韜は士族の末裔として何弼の行動を到底許せず、共に極端な方法で士族の尊厳を守ることにした。

何弼(かひつ) 聂子皓(ニィェ・ズーハォ)

代々の商人

貪欲で根に持つタイプで、精神的に歪んでいる。商家に生まれて「士農工商」の等級制度により差別を受けた。何弼は士族に対する憤りを晴らすために、韋杜両家の功績を称えた石板を砕いて商人会館の階段下に敷き、商人に踏みつけさせた。

権力者と繋がろうとして士族の娘・韋葭を妻にする。後に商売が失敗すると精神のバランスを崩して、妻を祆教大薩宝・史千歳に差し出して更に金光会商人に売り渡して利益を得た。その結果韋葭は精神に異常を来した。

何弼の罪は蘆凌風と蘇無名によって暴露されて、長公主から残酷な刑罰を受けた。

7話 借齢者?話~?話

耿無傷(こうむしょう) 王奎荣(ワン・クゥィロン)

ベテラン検視官

耿無傷は経験豊富で多くの事件を解決に導く。養子を3人迎え、自分の子供のように大切に育てて技術を教えた。彼は「検視人の不殺」を定め、捜査で必要でも例外は認めなかった。

その背景には、検視人は賤籍に属して子孫は科挙を受験できず、生涯社会の最下層にあり続ける、唐の制度に問題があった。

弟子の鐘士載は野心家で不誠実。検死大会で優勝するために、ライバルと師匠さえ殺そうとした。2番弟子の殷腰は天賦の才がありながら、納棺士に転身。師匠の共著者になるため邪術を信じて3人を殺す。

養女・酥蝉が検死術を継承して、純粋なまま県の女性検視人になり賤籍を抜けた。

鐘士載(しょうしさい)銭泳辰(チィェン・ヨンチェン)

長安の検視官

幼い頃は奴婢で虐待に耐えかねて雇い主の家族3人を殺害し、逃走した。長安一の検視官・耿無傷の元で技術を学び、長安県でも指折りの検視官になった。

双子の娘たちには、賤籍を抜けてよりよい未来を与えたいと強く願う。皇帝が検視官大会を開き、上位3名に入れば賤籍から抜けられる。彼は大会前夜、確実に自分より上位に居る3人に罠を仕掛け、間接的に2名を殺し、師匠を犯人にしようとした。最終的にその師匠に暴露されて囚人になった。

彼の行動の背景には、唐代の奴籍賤籍制度に対する絶望がある。

殷腰(いんよう) 曲哲明(チュ・ゼァミン)

元長安検視官、現整容師

殷腰の师は長安一の検視官・耿無伤。賤籍の身分のため制限を受けて、師匠が最愛の弟子である鍾士載を公職に推したので恨みを抱いて葬儀業に転職した。

南疆の邪悪な術を使って3人を殺して「借寿」を行い病気の耿無傷を延命して、師匠の本「凝屍記」の共著者になろうとした。最終的に自決して、犯罪を阻止して贖罪を果たした。

酥蝉(そぜん) 曹悦如(ツァォ・ユェルー)

女性検視官

「借齢者」事件では、兄弟子の鐘士載と殷腰が賎籍を抜けるために人を殺した。養父で師匠の耿無傷は、弟子の悪事を止めるために自殺して正義を守る決意を固める。

借齢者事件を解明する時、初めて一人で検死をした過程を見て師匠に認められた。この経験が彼女を卑しい身分から、尊敬される女性検視官へ成長させた。

最後には皇帝の勅令を得て特別に賤籍を離脱し専門検視官になった。

師匠の遺作「凝屍記」を継いで長安市内の8大怪事件の解決において専門能力を発揮。「凝屍記」の最後の一遍を補完して、共著者となり官職に就いた。

8話 盛世馬珠 ?話~40話

納沙(のうさ/(納鉄(のうてつ)) 傅天驕(フー・ティェンジャオ)

盔勒の大汗

「納鉄」の仮名で等に潜入して、馬球大会で混乱を起こし皇帝を殺そうとした。スパイの熊千年(コードネーム「蒼狼」)が計画したこの件が、鬼市の情報屋から蘆凌風、蘇無名に伝わった。

元は盔勒の将軍だったが、大汗の娘を妻にして権力を手にした。そして昔愛した虫三十六娘を長安でのスパイにして、14年後再会した彼女に自殺を迫り権力を維持しようとした。

彼は球場で爆破事故を起こそうとして未遂に終わり、皇帝と「天下隊」を組んで蘆凌風率いる大唐隊と戦おうとした。事件が解決すると、納沙は逮捕・収監されて審判を待った。

虫三十六娘(ちゅうさんじゅうろくじょう) 馬心瑞(マー・シンルイ)

元盔勒部・盔勒可汗・納沙のスパイ

16歳の時納沙将軍に惹かれてから、彼の役に立つため長安に潜入した。八方旅館を開き盔勒の拠点にして、14年もの間軍需品や兵糧価格などをスパイした。納沙のために尽くしたこの間に、納沙は可汗の娘を妻にして汗位を継いだ。

彼女は納沙の指令に従って、桐油を馬球場の客席下に隠し、特殊な馬球で爆破させて大唐君臣を殺そうとした。任務が終わった後納沙に自殺を命じられて、自分は間違った人物に想いを寄せ続けてきたと気づく。

田挙人と費鶏师の手当で目覚めた彼女は、蘇無名に盔勒の全ての陰謀を暴露して、事件解決を助けた。

田挙子(でんきょし) 赫雷(ヘァ・レイ)

書生

虫三十六娘の崇拝者。田挙子は彼女に会うために、八方旅館に行く。2人は暫く付き合ったが、少々誤解があって別れた。だが、別れても毎日「八方客桟」へ行って彼女に会う。

蘆凌風、蘇無名等は、長安にスパイが潜入したという情報を得て八方旅館で待ち伏せた。彼の行動は、間接的に蘆凌風等が盔勒の陰謀を知る手助けになった。 虫三十六娘は任務が終われば服毒自殺するはずだったが、費鶏师の手当で救われて2人は結

 

各話あらすじ 全40話

第1話「康国的金桃Ⅰ」

卢凌风ら一行は康国の金桃を護送し都へ急ぐが、途中で天子と陆仝に呼び止められる。金桃には西域の地図が隠されていた。

天子は卢凌风を配下に加えようとする。一方、蘇無名は長公主を訪ねるが、彼女は自ら皇位を望む野心を隠さず、宮廷の不穏な空気が浮き彫りになる。


第2話「康国的金桃Ⅱ」

負傷していた陆仝は回復し、卢凌风を後任に推す意向を示す。だが费鸡师が金桃を食べたことで異変が起こり、怪鳥に襲われ負傷する。

調査の結果、金桃が原因で鳥が凶暴化することが判明。卢凌风は急ぎ報告し、天子や長公主の危険を防ごうと奔走する。


第3話「康国的金桃Ⅲ」

蘇無名は文献から怪鳥が甘味を好む「烏焰鳥」と突き止める。卢凌风は単独調査を望むが対立し、最終的に蘇無名が捜査を担う。

しかし地方官は政争を恐れ協力を拒否。それでも長公主の後押しで役職を得て、正式に事件の調査を進めることとなる。


第4話「康国的金桃Ⅳ」

現場で卢凌风は羽毛を発見し、费鸡师の分析から終南山が関係地と判明する。蘇無名は山中で謎の鳥人と遭遇する。

調査の結果、皇室の別院が怪しいと浮上。潜入を試みる中、鳥人と過去の事件の犯人が重なり、武文斌への疑いが強まっていく。


第5話「康国的金桃Ⅴ」

蘇無名は真相を天子に報告し、再び金桃を用いた策を提案する。長公主は宴で襲撃を装い、黒幕を誘い出す。

正体は武文斌で、将軍李凤と結託し、怪鳥を利用して皇族暗殺と政変を企てていた。陰謀は露見し、宮廷を巡る争いが一気に表面化する。

 

第6話「成仏寺の哭声Ⅰ」

卢凌风ら六人は裴府に集い、昇進や回復など四つの吉事を祝う。蘇無名は官職を得て捜査に専念し、樱桃も密偵として動き始める。

その夜、成仏寺の大仏殿から女の泣き声が響く。僧が読経すると止むが、去ると再び響く怪現象に、不穏な事件の幕開けが予感される。


第7話「成仏寺の哭声Ⅱ」

流動公堂が開かれ、井戸で死亡した蒯五の調査が始まる。彼は酒席で天后を侮辱し、謎の白髪の男から酒を受けていた。

同時に赤英が娘の失踪を訴える。現場は荒らされており、誘拐の可能性が高い。容疑者张旷は無関係と判明し、事件はさらに複雑さを増す。


第8話「成仏寺の哭声Ⅲ」

赤英は過去に天后派の迫害で家族を失った過去を語る。娘を守るため正体を隠して生きてきたが、その夜は外出していた。

裴喜君が描いた似顔絵から、娘に接触していた男が酒楼の白髪の人物と一致することが判明し、事件の核心に迫る手掛かりとなる。


第9話「成仏寺の哭声Ⅳ」

樱桃は金簡を狙う盗賊を捕らえ、証言から白髪の男の関与が浮上する。彼はかつての権力争いで敗れた人物だった。

天后の再生を阻むため儀式を行い、似た少女を狙っていたことが明らかに。やがて男は姿を消し、部屋からは失踪した少女の遺品が発見される。


第10話「成仏寺の哭声Ⅴ」

発見された遺体は顔を剥がされており、赤英の娘と判明する。事件は猟奇的な様相を帯びる。

蘇無名は変装の名手の存在に気づき、真犯人に迫る。犯人は顔を奪うため少女を利用し、さらに別の遺体で偽装していたことが判明し、恐るべき計画が明らかになる。

 

第11話「成仏寺の哭声Ⅵ」

卢凌风蘇無名は事件解決を誓う。再検視で遺体が舞陽ではないと判明し、事態は一転する。

やがて阿木の馬車から生存していた舞陽が発見される。彼女は母の束縛と追跡から逃れるため駆け落ちを図っており、一連の事件は誤解と陰謀が重なったものだった。


第12話「白澤の踪跡Ⅰ」

卢凌风は天子に成仏寺訪問を願い出て、民心安定を図る。一方で長公主も同寺へ赴き、両者は表面上和解したように見える。

その裏で瑞獣「白澤」出現の噂が広まり、朝廷は調査を命じる。蘇無名は任務を受け、反発していた卢凌风も説得され、一行は山へ向かう準備を整える。


第13話「白澤の踪跡Ⅱ」

調査隊には護衛や監視役が加わり、内部対立が激化する。特に将兵と公主側の者たちの間で衝突が続く。

さらに蘇無名は密かに暗殺計画を察知し、卢凌风と連携して標的を守るため行動する。表向きの任務の裏で、危険な駆け引きが進行する。


第14話「白澤の踪跡Ⅲ」

一行は宿で白澤にまつわる怪談を聞くが、夜には不気味な咆哮が響き緊張が高まる。探索は思うように進まない。

そこへ新たな宿泊客小娇が現れ、さらに隊内の対立も激化。状況は混乱し、神獣探索は次第に疑念と恐怖に包まれていく。


第15話「白澤の踪跡Ⅳ」

隊員卫奇が惨殺され、事件は急展開を迎える。傷跡から白澤の仕業と疑われるが確証はない。

蘇無名は地下に隠された空間で複数の遺体を発見し、人為的犯行を確信する。さらに襲撃が続き、隊は混乱と恐怖の中で追い詰められていく。

 

第16話「白澤の踪跡Ⅴ」

卢凌风蘇無名が包囲される中、援軍が到着し戦況は激化する。樱桃らは敵を制圧するが、白澤山人は猛獣を召喚する。

その正体は白澤に似た獣で、费鸡师の策により毒で倒される。最期に山人は獣と共に崖から転落し、事件は終結。だが李奈儿は自害し、蘇無名はその事実を報告せず胸に秘める。


第17話「諾皋記Ⅰ」

事件後、杜铭は去り、新任の熊千年が着任する。彼は蘇無名を罷免し、官職を失った彼は新たな道を模索する。

仲間の提案で菓子店を開くが苦戦。しかし長公主の後押しで店は繁盛し始める。役人から商人へと立場を変えた蘇無名に、新たな日常が訪れる。


第18話「諾皋記Ⅱ」

雨の夜、女性红药は雨師廟で男と密会するが、様子に違和感があった。男钱正は彼女の心変わりを疑い、調査を依頼する。

だが調査役は彼女の夫孟不疑本人だった。さらに医官颜君羡との関係も浮かび上がり、複雑な人間関係が事件の背景として現れる。


第19話「諾皋記Ⅲ」

樱桃は関係者を拘束し、証言から钱正红药の関係が露見する。さらに変装を用いた行動が明らかになる。

調査の結果、孟不疑が複数の人物に扮していたことが判明。彼は容疑者として拘束され、事件は一気に核心へと近づく。


第20話「諾皋記Ⅳ」

颜君羡は過去に红药を捨てたことを告白し、その後の関係が明らかになる。彼女は孟不疑に救われ結婚していた。

事件当夜、複数の人物が同時に屋敷に出入りしていたことが判明し、混乱の中で红药は姿を消す。真相はさらに複雑さを増していく。

 

第21話「諾皋記Ⅴ」

孟不疑は自首するが、なお真実を隠していた。彼は失われた毒「一品紫」を求めて行動し、私情から颜君羡を害そうとしていた。

一方、卢凌风が追跡すると、明石颜君羡を連れ出し、途中で生き埋めにしようとする場面に遭遇する。红药もそれを止めず、事態はさらに緊迫する。


第22話「諾皋記Ⅵ」

红药は自らの裏切りを明かし、復讐のために複数の男を利用していたと告白する。動機は仲間の仇討ちだった。

蘇無名は毒蛇を使った殺害計画が夫婦によるものと見抜く。しかし計画は予想外の展開となり、関係者全員が互いの秘密を抱えたまま事態は混迷する。


第23話

熊千年は盗難事件の捜査を命じるが、卢凌风は別件を優先し、仲間と共に酒楼へ向かう。そこでは宴の準備が進められていた。

到着した一行は、裏庭に現れた猛獣に驚くなど、不穏な空気を感じる。事件の舞台は再び奇妙な場所へと移っていく。


第24話

酒楼で詩会が開かれ、文人たちが競い合う中、盲目の女奴娇が登場し場を盛り上げる。だが彼女は突然、主人を襲撃する。

未遂に終わった後、彼女は黒幕の存在を告白する。背後には経営権を狙う人物の陰謀があり、文化の場に潜む暗躍が明らかになる。


第25話

酒楼の客が昏倒する中、盗賊団が動き出すが、卢凌风樱桃が待ち構えていた。

首領は正体を偽って潜んでいた大盗賊で、計画はすべて露見する。费鸡师の機転により解毒され、犯人たちは自滅し、巧妙な罠が成功する。

 

第26話

阮大熊は酒楼を「英雄楼」と改名し譲渡、自らは旅立つ。一方、長安では韦韬の家で妹を巡る騒動が起こる。

さらに花店主が殺害され、現場には鈍器と鎌による傷が残されていた。調査の結果、商人組織の関係者が浮上し、事件は組織的な背景を帯び始める。


第27話

韦韬は長安に点在する祆神廟を紹介し、捜査の手掛かりとする。そこで祭礼中に一人が死亡し、同様の傷が確認される。

しかし現地の役人が介入し、検視は妨害される。証言を巡って対立も起こり、捜査は一筋縄では進まない状況となる。


第28話

調査を進める中、蘇無名樱桃は犯人の特徴を手掛かりに探索を続ける。途中で名士と出会い、社会階層の差にも直面する。

やがて怪しい薬品を大量に扱う店を発見し、事件との関連が疑われる。背景には単なる殺人以上の意図が潜んでいることが見えてくる。


第29話

連続する商人殺害事件から、蘇無名は犯人の意図を推理する。それは都市の地図上に特定の形を描くという異様なものだった。

次の標的を予測し急行すると、襲撃は未遂に終わる。犯人は家系を確認した上で手を引き、事件には血筋や身分が関係している可能性が浮上する。


第30話

犠牲者が特定組織の関係者であることが判明し、過去の因縁が疑われる。卢凌风は潜入策を講じ、内部の秘密を探ろうとする。

一方で関係者の拘束も進み、証拠が集まり始める。最終的に遺体の共通点から、犯行手口が明確になり、事件の全体像が徐々に浮かび上がる。

 

第31話

蘇無名卢凌风は、金光会の陰謀を解明する。会長何弼が名門の証である阀阅を破壊・私蔵していたことが発覚する。

それを巡り韦韬杜玉が復讐に走り、連続殺人に至っていた。真相が明らかになる中、関係者は次々と拘束され、事件は名家の誇りと因縁が招いた悲劇として決着する。


第32話

蘇無名は万年県で仵作不足と聞き、有能な人物を探し始める。そこで殷腰と出会い、その高い能力に目を付ける。

しかし彼は協力を拒否。さらに伝説の仵作耿無傷の存在を知り、直接会いに行くと、ちょうどその長寿祝いの席に遭遇する。


第33話

蘇無名は仵作たちの関係を調査し、過去の因縁に着目する。郑好はかつての屈辱から復讐心を抱いていた。

証拠を突きつけられた彼は犯行を認め、匿名の手紙に操られていたことを明かす。事件は個人の恨みと外部からの誘導が絡んだものだった。


第34話

さらに捜査は続き、鐘士载の危険な性質も浮き彫りになる。そんな中、長安で連続斬首事件が発生する。

被害者は謎の人物に誘われ殺害されており、検視を担当した酥蝉は鋭利な武器による犯行と断定。新たな連続事件が動き出す。


第35話

伝説の仵作耿無傷が死亡し、その死は毒によるものと判明する。しかし蘇無名は自殺と見抜く。

遺された書物と筆跡から、真犯人は弟子の殷腰であると特定される。師弟の歪んだ関係が生んだ悲劇が明らかとなる。

 

第36話

陆仝は異国の密偵が長安に潜入したと報告し、天子は卢凌风に捕縛を命じる。一方で長公主は交渉決裂後、独自の思惑から忠告を与える。

裏では费鸡师が宿屋と提携し商売を拡大。政治と裏社会、そして日常が交錯する中、新たな陰謀の気配が強まる。


第37話

追跡中の喜君が敵に捕らえられ、命の危機に陥る。敵は彼女を人質に取り、長公主へ圧力をかける。

知らせを受けた卢凌风薛环が急行し激戦の末に救出。敵の首領を討ち取り、事態は一旦収束するが、背後の陰謀は続いていた。


第38話

密偵胡媚儿胡大が潜入し接触を図るが、蘇無名らはその動きを察知する。

待ち伏せ作戦は熊千年の軽率な行動で失敗し、標的は逃亡。だが新たな情報から、次の接触地点が再び大雁塔であると推測される。


第39話

天子は圧力の中、馬球大会への出場を決断する。だが敵はその舞台を利用し、大規模な爆破計画を進めていた。

長年潜伏していた間者と内通し、会場地下に仕掛けを施す。華やかな催しの裏で、国家を揺るがす陰謀が静かに進行する。


第40話(最終回)

計画は虫三十六娘の証言により暴かれ、卢凌风は陰謀の全貌を看破する。

激闘の末、首謀者たちは制圧される。天子は試合続行を選び、最終的に大唐が勝利。国家の危機は回避され、物語は大団円を迎える。

 

動画配信

※配信は記事作成時のものです。(2026/4)配信期間が終了している可能性がありますので、該当サイトにてご確認ください。

※2026年4月14日時点では配信はありません。ただし、唐朝詭事録<とうちょうきじろく>はU-NEXT、Hulu、Amazon等で配信されていますので、いづれ配信されるかと思います。特にU-NEXTは先に独占配信する作品がおおいです。

U-NEXT FODプレミアム Hulu dTV

【放送情報】

以下 放送予定の記事は

中国ドラマ 放送予定順

にてご覧ください。

桃花、江山(こうざん)に燃ゆ~命がけの政略結婚~桃花、江山(こうざん)に燃ゆ~命がけの政略結婚~ 33話・34話・35話・36話(最終回) あらすじ前のページ

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