大唐流流 9話・10話・11話・12話 あらすじと感想

大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

大唐流流~宮廷を支えた若き女官~ 2021年 全55話 各45分 原題:骊歌行 英題:Court Lady

dim-sumさん

第9話あらすじと感想

接戦の末、陸琪(りくき)との御前試合に勝った盛楚慕(せいそぼ)は、褒美として傅柔(ふじゅう)との婚姻を願い出ようとする。しかし、陸雲戟(りくうんけき)に邪魔をされ、彼の軍の副将となり盛(せい)国との戦に向かうことになってしまう。柔(じゅう)は、楚慕(そぼ)が戦場で殺される悪夢を見てしまい、夜中に外に出ているところを衛兵に見つかる。不審者として連行されそうなところを周(しゅう)王に助けてもらい、ケガをした傅柔(ふじゅう)に周(しゅう)王は薬を取りに来いと言うが…。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

盛楚慕の弟楚令は、先日韓王府で会った侍女が歆楠公主と知り、罰を受けないよう公主に片思いをしているフリをしてその場を離れます。

楚慕が陸琪に勝ち、皇帝も七重の鎧を弓で射貫いた腕を勇者だと認め将軍に任じます。更に宰相の助言で褒美をやろうと言い、楚慕が発言する前に、雲戟が副将にして共に出征し、実戦で楚慕を鍛えると言い出し、皇帝も許可しました。

宮中で行われた賭けに勝った傅柔。胴元の曹内侍に賭けを無効にする替わりに頼みごとをします。そして出征前の楚慕に遭い香袋を渡しました。楚慕は必ず無事に戻ると約束して別れます。

皇后の誕生会で、皇帝は周王の話を聞き周王は正しい、自分に似ていると褒めました。皇后は会の後、本来は太子が似ていると言われるべき、最善を尽くしなさいと命じます。

失意の太子は、釣りをしていた芸人の陳吉に会います。距離があった2人が1匹の魚を分け合い、心を通わせます。太子は孤児の陳吉が死んだら墓を建てると約束し、腰の玉牌を渡しました。

そのころ歆楠公主は楚令に会いたいと、男装して楚令の後を付け妓楼に入り込みます。そこで客に絡まれ楚令に救われます。騒ぎを起こした事が皇后にばれ、楚令が庇う間もなく10叩きの罰を受けることに。

衛兵に捕まった傅柔を助けた周王は、翌日薬を取りに来るよう命じます。傅柔が宮殿に行くと墨を磨れと命じられ拒否すると、自分が傅柔のことを話せば部下全員が罪に問われると脅されて、嫌々従います。その後太子の婚礼の準備をするため、職場に戻って仕事をこなしました。

父の魯国公は喜びのあまり、陸雲戟を挑発。その後間髪入れず雲戟に仕返しされます、懲りないですね~。それで傅柔と楚慕が離れ離れに…。傅柔が顔妃にハスの屏風の説明をした時、側に居た周王は傅柔を気に入ったんでしょうか、イケメンですが粘着質の人かも。傅柔と楚慕の仲を引き裂く要素になりそうで心配です。ツンデレの公主と楚令の今後も気になります。

第10話あらすじと感想

周(しゅう)王が司制(しせい)署に現れ、傅柔(ふじゅう)に自分の宮殿に来るよう命じる。傅柔(ふじゅう)が宮殿を訪れると、いきなり絵のモデルをさせられるが、太子(たいし)の婚礼で疲れがたまっていた傅柔(ふじゅう)は気を失い倒れてしまう。一方、盛楚慕(せいそぼ)は戦場で激しい戦闘を繰り広げていた。そんな中で傅涛(ふとう)に再会する。広(こう)州の家を出て従軍した傅涛(ふとう)は、各地を転戦し従九品の武官に昇格していた。母親の願いをかなえたと喜ぶ傅涛(ふとう)に楚慕(そぼ)は悲しい事実を告げるのだった。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

傅柔は、香袋の礼だと周王に宮殿の外へ出して貰い、盛楚慕の姉韓王妃に会いました。そこで楚慕からは元気だと文があったと聞かされます。傅柔は楚慕が陸雲戟に何かされると不安だと打ち明け、妃は楚慕は賢いから大丈夫、傅柔こそ己を大切にと労わりました。

その帰り楚令から声を掛けられ、病の歆楠公主の回復を願い、自分が初めて作った平安結を渡すよう頼まれました。楚令は傅柔から、公主が宮殿に届いた凧を持ってきた者に褒美を与えていると聞き、喜びます。

太子妃は、皇后に挨拶に行くたびに世継ぎの事を聞かれ悩んでいます。ある日皇后が陸盈盈を選べばよかったと呟くのを耳にして、侍女から皇后が盈盈を太子の側室にと考えていると聞き、傅柔に華やかな舞衣装を作るよう命じました。

太子妃を引き立てるようにと傅柔が用意した舞衣装を、太子妃は地味だと言い豪華にせよと命じます。傅柔は納得がいかず、周王に経緯を話しました。そして東宮を管理する太子妃の立場を尊重し、言うとおりにせよとアドバイスを受けます。

そのころ、周王は皇帝に倹約を主張する書を提出し、大いに褒められます。皇帝は太子や宰相にも読ませた上、写して何度も読み返せと命じます。そして他国から届いた名馬や宝剣を周王に渡します。落ち込む太子に、太子妃が息抜きに自分の舞いを見て欲しいと声を掛けました…。

傅柔が心配した通り、楚慕は陸雲戟と陸琪に危険な場所へ送られ、何度も危険な目に遭い、それでも連戦連勝し兵たちに慕われている。皇帝が副将に命じた楚慕を直接殺せないが、危険な場所で戦死させようとは、陸父子は腹黒いですね。その娘盈盈が太子妃に困らされている所を、傅柔が助けます。盈盈は敵方の自分を助けたと感謝し、父や兄と違い素直な性格のようです。対立する周王は節約を主張して皇帝から褒められた後、派手な舞衣装を着て踊る太子妃を見て太子がどう思うのか。2人の関係や傅柔が責任を取らされるのではと心配です。

第11話あらすじと感想

太子(たいし)妃は太子の気を引くために豪華な衣装で舞を披露するが、皇帝に“節制せよ”と諭されていた太子は太子妃を怒鳴りつけてしまう。動揺した太子妃が走り回っていたところ、司徒尚儀(しとしょうぎ)に礼儀作法のことで小言を言われ、太子妃は腹いせに尚儀を陥れようとする。太子妃の犯行現場を目撃した傅柔(ふじゅう)は機転を利かせて尚儀を助け、尚儀から内人(ないじん)試で落とした理由を告げられる。一方、盛楚慕(せいそぼ)は九柱(きゅうちゅう)城を攻め落とすためにある作戦を考えるのだった。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

太子に舞を叱られて傷ついた太子妃は、小言を言う司徒尚儀に平手打ちをし、皇后に叱られて宮殿前で跪き反省するよう命じられました。このまま引き下がればずっと馬鹿にされるとと考え、尚儀を陥れたのです。

傅柔に助けられた尚儀は、意地悪ではなく韓王妃から試験に通さないよう言われたと打ち明けます。内人になれば皇帝に仕え、宮中を出た後も結婚を許されなくなるからだと。傅柔は、韓王夫人と尚儀に感謝すると応えました。

そのころ戦場の盛楚慕は、難攻不落の城を奇策で攻め落としました。今度こそ楚慕が死ぬと思っていた陸雲戟父子はそれが面白くありません。更に戦利品を横領はnするため、楚慕が邪魔でした。

そこで楚慕に次は「死亡峽」と呼ばれる場所へ少数で行き、反乱軍を探せと命じます。話を聞いて同行を申し出た傅柔の弟傅涛に、楚慕は傅家の火事は放火の可能性があり、犯人は陸雲戟の可能性があると告げます。そして傅涛に残って犯人を捜し仇を討てと言います。

傅柔は周王に、尚儀と結託して内人試に落ち続けている、皇帝に合格できるよう頼んだと話し、翌日乗馬へ同行するよう命じました。

皇太子は、尚儀を陥れた太子妃を責めず、自分が至らなかったと謝って舞いを褒めました。意外と素直ですね。太子妃に初めて会った日の花の妖精の君で居て、って恥ずかしいなあ…。

楚慕は、叔父の兵法教育のお陰か名将なのですね。そのうえ陸父子の不正や、兵たちの略奪を辞めさせようとする正義漢。始めの頃の遊び人振りと比べ、まるで別人です。

そんな楚慕を心配する傅柔は、故郷で見聞きしたことを皇后たちに語り、益々気に居られます。そして周王から益々しつこく言い寄られます。周王は想い人の無事を祈る風習だ、とブランコに乗るよう勧め、内人試のことを話したり、卑怯な手段を使うようになりました。

傅柔も相手が王だから強く拒否できないのでしょうが、楚慕が無事に帰り2人が夫婦になれるのか、心配になってきました。

第12話あらすじと感想

傅柔(ふじゅう)が馬で畑を踏み荒らした代償として、周(しゅう)王が農夫に与えた団扇(うちわ)が思わぬ波紋を呼ぶ。農夫が店舗に持ち込んだ団扇が韓(かん)王の手に渡ってしまい、「周(しゅう)王が畑を馬で踏み荒らして逃げた」と皇帝に伝えられたのだ。かねてより農業を手厚く保護してきた皇帝は激怒。周(しゅう)王を杖刑(じょうけい)に処し、さらに周(しゅう)王の師である長史(ちょうし)の銭文景(せんぶんけい)を左遷する。その日、太子(たいし)は皇帝の悲願だった「漢書(かんじょ)」の注釈を献上し、大いに株を上げるのだった。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

兄弟仲良くした方がという夫人に、韓王は太子と自分は母が同じ、皇帝にすり寄る周王に少し灸を据えたいと応じました。結果太子が注釈を加えた漢書を献上して褒められた場で、周王は畑を荒らしたと告発され、怒った皇帝から罰を受けます。

傅柔は、周王が自分を庇って罰を受けたと知り見舞います。対して周王は傅柔を連れ出したと知れたら罪が重くなった、黙っていたのは自分の為と応えます。そして恩を返す機会をやると傅柔に史記を朗読させて講義をし、翌日以降も毎日来るよう命じました。

そのころ戦場では、楚慕に託された反乱軍の地図を傅柔の弟傅涛から受け取った陸雲戟が、傅涛を護衛に昇格させました。その後傅涛は酔った雲戟を母の仇と殺そうとしますが、そこへ反乱軍が押し入り、結果雲戟を助けた傅涛はより信頼を得ることに。

宮中で楚慕の戦死を聞き、傅柔は倒れてしまいます。回復せず隔離される直前、周王が助け顔妃に預けました。傅柔がうわごとで楚慕を呼ぶのを聞き、顔妃は相思相愛は無理と言い、周王は死んだ楚慕のことはいつか忘れると呟きます。

楚慕の戦死を聞いた弟たちは、陸雲戟の陰謀だと皇帝に訴えようと言いますが、父の驍靖(魯国公)は国に尽くした立派な兄だと言った後倒れてしまいます。目を覚まして、楚慕や息子たちが平穏に暮らして欲しいという妻の願いが正しかったと嘆きました。

太子は出来が良い周王を妬み、周王は自分の地位が低いのが不満。そして兄弟同士で互いをけん制し貶め合っています。母親や妻が巻き込まれるのは仕方ないとして、家臣や傅柔までとばっちりを受けるのはどうでしょう。

また太子妃は傅柔のお陰で妃になったのに、尚儀の件以後傅柔に対し、勝手に恨みを募らせています。太子と陳吉の仲が良いのも不満の原因?そして病気とはいえ太子と対立する周王に匿われた傅柔は、益々立場が微妙になってしまいました。楚慕は生きているのに、2人は無事に再会できるのでしょうか…。

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