太陽と月の秘密~離人心上~ 2020年 全36話 原題:离人心上(離人心上)(英題:Sleepless Princess)
NANAさん |
第9話あらすじと感想
第9話 伝わらない想い
色じかけで迫る蘇ジュウジュウ(そじゅうじゅう)を振り切って帰宅した薛曜(せつよう)は、徐初月(じょしょげつ)から嘘をついた真意を聞き出そうとするが、他の女性と遊んでいたと誤解され喧嘩になってしまう。その後、誤解に気づいた徐初月は薛曜と仲直りしようとするが、再び二人の心はすれ違うことに。しかも、薛府に戻ってきた薛曜のおばがさっそく徐初月をいびり始めて…。
引用元:GYAO! 太陽と月の秘密~離人心上~
北沢侯に辱めを受けたなどと大事なことで騙してたのを責められた初月、でもその時の 薛曜からは女性の化粧品の匂いがして2人はお互いを責めあい喧嘩に、あんな大事なこと嘘ついてた初月の方が悪いと思う。薛曜は怒って「もう そなたは 自由だ」と言い残し、軍営に行ってしまいました。
どう考えても初月が謝まらなきゃ、妻を他の男に取られたなんて面子を潰す嘘ついたんだから薛曜がどんなに怒っても仕方ない。でも初月もそんなこと気づいているようで一人残された部屋で薛曜の姿を思い返していた。なんかちょっと切なくなりました。
離人花が咲き、二人で一緒に見ようとの約束を守るため軍営に花を届けた初月。この花最初は見たこともない花で造花を植えてたのかと思ったけど咲いてみたら白い彼岸花みたいでした。実際にはない花なのかとも思いますが白い彼岸花の花言葉を調べたら「また会う日を楽しみに」「思うはあなた一人」だそうです。このドラマにぴったりの花言葉ですね。
皇帝は夢の中で初月の父と何か言い争っていました。初月を養女にしたのも生辰石に関係している様子、その石をみんなが狙っているようです。でもその石は初月の頭の中に飛び込んでいて、どうやったら出てくるのやら初月だってそのせいで眠れない生活なのだから随分と苦しんでいるので助けて上げられたらいいのですが・・・
第10話あらすじと感想
第10話 離縁の算段
薛曜(せつよう)と喧嘩した勢いで離縁書を作った徐初月(じょしょげつ)。それを皇帝に見られてしまい、1ヵ月以内に離縁すべき証拠を見つけると宣言してしまう。一方、徐星辰(じょせいしん)は徐初月の父親について調べ始める。そして、弟子だった国師・東識(とうしき)から彼女の父親は生辰石を使って皇帝の危機を予知した疲労で亡くなったと聞き出すが…。
引用元:GYAO! 太陽と月の秘密~離人心上~
初月の代わりに罰を受けた薛曜 、線香が消えるまでって先祖の位牌の前でひざまづいていたけど線香は立派で全然燃え尽きない。こんなことさせるあのおば様恐ろしい人です。薛曜は色々大変で公主と結婚したことで駙馬都尉という官位に着くかなければならないので、将軍ではなくなり軍営の兵も新しい将軍の物となってしまいます。今まで将軍職一筋だった薛曜が頑張ってまとめ上げてきた軍を、誰かに譲って駙馬になるのはもったいないし可哀そうだと思います。
ちなみに、一般的に駙馬都尉というのは皇帝の護衛の任務にあたる人で皇族や公主の夫等が任命されます。国政の表舞台には立てなくなるので出世は望めないし戦にもいかなくなる。ちょっと窓際っぽいお仕事に感じちゃいます。
それなのに、初月は義父に一か月以内に不貞の証拠を見つけるとか言っちゃうし、でも薛曜と一緒だと悪夢を見ない理由も解明しなきゃならない、初月は口げんかしながらも薛曜と同じ部屋で眠ろうと布団をもって部屋を訪ねます。
普段は仲悪そうだけど距離が近づくと見つめあう時間が長くなって時が止まったようでドキドキしてきます。色々あっても恋愛進行中です。
皇帝は初月に薛曜に何かおかしなことはないかしつこく聞いていました。やっぱりこれじゃ嫁っていうより、スパイとして送り込んだんでしょう。
入浴中のシーンですが初月を湯殿に呼んだ薛曜の気持ちが良くわからないです。肩もんであげたら顔が赤くなってたようだし、自分は気にしてないって顔しながらメチャメチャ初月の事を意識しちゃってます。
第11話あらすじと感想
第11話 男同士の腕比べ
薛曜(せつよう)と一緒に眠ったおかげで予知夢を見なかった徐初月(じょしょげつ)はご機嫌に。ただ、以前に見た薛曜が色じかけの罠にはまる予知夢が気になり、彼から離れないでいることにする。一方、薛曜に代わって将軍に任命された徐星辰(じょせいしん)は軍営を訪れるが、兵士たちの反発を受け校尉の宋迎章(そうげいしょう)から腕比べを挑まれる。そこに薛曜と徐初月もやってきて…。
引用元:GYAO! 太陽と月の秘密~離人心上~
星辰が将軍になり軍営を訪れるけど兵士たちは薛曜に戻って来て欲しくて反発します。そして腕比べをすることになるのですが、初月としては無事将軍職を引き継いでほしいと思っているけど、薛曜にはとても勝てないことも知っている。子供の頃から助け合って生きてきた星辰と初月、精一杯の気持ちで星辰を応援します。
その気持ちを汲み薛曜は勝ちを星辰に譲ります。初月の為にはとっても優しい薛曜。初月の方も薛曜の言葉や態度が気になって仕方ない。星辰も初月が好きなのかもしれないけど、心にしまって薛曜と初月の関係を静観しています。
一方薛曜は南桑国で一番稼ぐ人気店の樊楼と磐香閣が兄の死と関係しているらしいと気づきます。店の経営者は同じ人物なのか、調べるために薛曜と羅戟が話していると初月がやって来て、軍営に女性を隠しているのかと疑って探し回ります。それは初月が夢で薛曜と女性が抱き合っている姿を見たためでした。初月は薛曜が女性に騙されると思い込んでいるのです。
今回の予知夢は正夢になったとしても誰かが死ぬわけでもないし、ほっとけばいいと思うけど、それでも薛曜がかかわるときになって仕方ない初月なのです。
新しい登場人物がいました、左衛中郎将の羅戟(らげき) は兄・薛暮の部下だった人です。爽やかな笑顔のイケメン君は癒しですね。演じている俳優・ジョウ・ダーウェイは「大唐流流」では盛楚慕 の弟・盛楚俊 を演じていました。この作品の方が少し若い時に撮影されたようでとっても可愛い羅戟にも注目です。
第12話あらすじと感想
第12話 樊楼の主人
兄・薛暮(せつぼ)の生前の足取りを追う薛曜(せつよう)は軍師の白里起(はくりき)、左衛中郎将の羅戟(らげき)と樊楼を調べることに。そこには再び色じかけで薛曜をものにしようと企む蘇ジュウジュウ(そじゅうじゅう)が待ち受けていた。一方、徐初月(じょしょげつ)は薛曜が女性に騙される予知夢が現実にならないようにと変装して樊楼に潜入。その頃、樊楼を秘密裏に経営する徐星辰(じょせいしん)は薛曜に目を留めると…。
引用元:GYAO! 太陽と月の秘密~離人心上~
薛曜達は樊楼の中を探り楼主を探します。でも初月は薛曜達が遊びに来ていると思ってるから邪魔をしてばかり。実は楼主は星辰だったけど、初月もそのことを知らないから二人を合わせまいと奮闘するけど何か妙な方向にずれています。そのせいで薛曜にキスまでしてごまかします。星辰も思い切って樊楼を訪れた理由を薛暮に聞いた方が話は早いんだけど、薛曜も悪い人ではないんですから。
蘇囡囡も薛曜をゲットしようと部屋で準備万端、そこに運悪くやって来た羅戟 に下着姿を見られてしまった。あの部屋を予約したのは羅戟 だったと言ってたけど、これはダブルブッキングだったのか?他の客が予約した部屋に蘇囡囡を待ち伏せさせたのかとにかく変な話。
でも蘇囡囡の下着姿を見た羅戟は驚きつつも、女性がいた部屋に再度突入しちゃうところは空気読めない人なのかな?ちょっと面白かったですね。
結局、なぜ初月が樊楼に来たのか予知夢を見るという生辰石の秘密を薛曜に伝えなければ、薛曜の疑いは晴らせないので告白すべきです。色々な事件が起きてもいつも動じない薛曜の事ですから、夢の真実を伝えても真面目に向き合ってくれると思います。今のままでは他に彼氏がいるとか、何か良からぬことをたくらんでいるとか薛曜に疑われたままになっているのは初月にとっても損だと思います。
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