大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

大生意人~大商人への道~

大生意人~大商人への道~ 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじ

大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人

第16話 それぞれの道

古平原は戦況を冷静に分析し、弟の古老二にある商売を提案する。義軍が支配する地域では清朝の辮髪を切った兵士が多いため、麻縄で作った付け髪を売れば利益になると考えたのだ。ただし、その商売は一度きりにすべきだと強く忠告する。戦乱の中で情勢は常に変化しており、同じ手が二度通用するとは限らないからだった。

一方、白依梅を失った白先生は深い悲しみに沈み、日ごとに体調を崩していく。古平原はその姿を見るに忍びず、白依梅を連れ戻そうと義軍のもとへ向かう。しかし到着早々、彼は牢に入れられてしまう。しかも牢の中には古老二の姿まであった。欲を出して何度も付け髪を売ろうとした結果、義軍の密偵に捕まったのである。古平原は弟の軽率な行動に激怒し、厳しく叱責する。

その後、古平原は李成のもとへ連れて行かれる。そこで白依梅と再会し、父の命が長くないことを伝える。知らせを聞いた白依梅は大きく動揺し、すぐに帰郷を決意する。李成もまた彼女を一人で行かせることを望まず、自ら同行することを申し出る。

夜の闇に紛れ、少数の護衛とともに村へ戻った一行は、白先生との再会を果たす。白依梅は涙ながらに父へ謝罪し、李成もまた娘を必ず幸せにすると誓う。短い時間ではあったが、父娘にとってかけがえのないひとときとなる。

やがて二人は再び戦乱の地へ戻っていく。古平原は去っていく二人の背中を見送り、心から幸せを願う。そして自らも過去への未練に区切りをつけ、本格的に茶業へ力を注ぐ決意を固める。

白先生の紹介で茶づくりの名人・廖師傅を訪ねた古平原だったが、突然現れたことで借金取りと勘違いされてしまう。廖師傅の娘に追い返されそうになるものの、新たな茶づくりへの第一歩が静かに始まろうとしていた。

 

第17話 蘭雪の誕生

古平原の熱意を知った廖師傅は、茶づくりへの協力を快く引き受ける。しかし廖師傅には賭博癖があり、娘は父に前金を渡さないよう条件を出す。その代わり、質に入れられた製茶道具を取り戻してほしいと頼む。古平原はその条件を受け入れ、新たな茶づくりを始めることになる。

ちょうど茶葉の収穫期を迎えていたが、村の茶農家たちは頭を抱えていた。地元商人の侯二が安値で茶葉を買い叩き、さらに代金をなかなか支払わないためである。多くの農家が搾取され、不満を募らせていた。

古平原は家族総出で茶づくりに取り組む。作業を通じて古老二と廖師傅の娘も親しくなり、少しずつ心を通わせていく。一方で古平原は品質向上に全力を注ぎ、ついに納得のいく新茶を完成させる。

完成した茶を最初に味わったのは古母だった。上品な香りと澄んだ味わいに感動した彼女は、その茶に「蘭雪」という名を与える。こうして後に大きな運命を切り開く銘茶が誕生した。

しかし喜びも束の間、白先生が息を引き取る。古平原たちは深い悲しみに包まれるが、前へ進むしかなかった。

その頃、侯二は古平原を呼びつけるが、古平原はあえて応じない。これまで農民を苦しめてきた相手に屈したくなかったのである。侮辱されたと感じた侯二は激怒し、地元の茶舗や商人たちに圧力をかけ、蘭雪茶を取り扱わないよう命じる。

販路を失った古平原は、茶商会の会首である胡老太爺を訪ねる。胡老太爺は一見すると友好的だったが、蘭雪という名前を聞くと態度を一変させる。徽州茶には長年の伝統と格式があり、勝手な命名は許されないというのだ。こうして古平原は門前払いを受け、新たな試練に直面するのだった。

 

第18話 天下一の茶を目指して

販路を断たれた古平原だったが、決して諦めなかった。彼は村人たちを集め、自分が責任を持って茶葉を買い取ると宣言する。しかも茶商会の買値より一割高い価格を提示したため、村人たちは驚きを隠せない。古平原は村全体の未来を背負う覚悟を示したのである。

大量の資金が必要となったため、古平原は古老二を山西へ送り、晋大奶奶から融資を受けるよう依頼する。かつて築いた人脈が、ここで大きな力を発揮する。

その頃、胡老太爺は京で開催される「万茶大会」に注目していた。全国の名茶が集まる一大イベントであり、ここで優勝すれば天下一の名声を得ることができる。胡老太爺は李万堂と協力し、徽州茶を優勝させようと画策する。

一方の古平原も京を目指していた。途中で再会した李欽は、万茶大会への参加を手助けすると約束する。しかしその裏では、蘇紫軒が別の計画を進めていた。彼女は父の仇である慈禧への復讐を誓い、大会の場で毒を盛ろうとしていたのである。

李万堂はその計画を知り恐怖を覚える。事件に巻き込まれることを恐れた彼は、息子の李欽を部屋へ閉じ込め、万茶大会が終わるまで外出を禁じる。

大会当日、約束していた李欽は現れず、古平原と古老二は会場へ入る手段を失う。途方に暮れる二人だったが、偶然にも一般人に変装して会場を訪れていた慈禧と出会う。慈禧は飾らない二人の様子に興味を抱き、自らの計らいで会場へ入ることを許す。

こうして古平原は、思いもよらぬ形で天下一を決める大舞台へ足を踏み入れるのだった。

 

第19話 天下一の栄誉

万茶大会の会場へ入ることができた古平原だったが、その心には大きな不満があった。慈禧から「なぜ茶の品評会に参加しないのか」と問われると、彼は率直に現状を語る。大会では実力だけでなく莫大な参加費や人脈が必要であり、自分のような無名の茶商には公平な機会すら与えられていないというのだ。その率直な物言いは、正体を隠していた慈禧に強い印象を残す。

その直後、古平原は会場で不審な動きを見せる蘇紫軒を発見する。彼女は侍女に変装し、慈禧へ毒を盛ろうとしていた。かつて父を失った恨みから復讐を誓っていた蘇紫軒は、ついに計画を実行しようとしていたのである。古平原は危険を察知し、とっさに慈禧へ警告を発する。思いがけない一言によって慈禧は毒入りの茶を口にすることなく、その場を離れることになる。

一方、大会の会場では恭親王が各地の名茶を審査していた。しかし慈禧が密かに来場していたことが判明すると状況は一変する。恭親王は責任問題を恐れ、大会を中断して急いで宮中へ向かう。会場は混乱に包まれ、優勝争いも宙に浮いた状態となる。

そんな中、古平原の「蘭雪茶」が慈禧から高く評価されたという噂が広がり始める。安徽巡撫の喬松は古平原を屋敷へ招き、先ほど話していた婦人こそ慈禧本人だったことを明かす。古平原は驚きを隠せないが、喬松はさらに慈禧が彼の人柄と茶を気に入っていると伝える。

その後、宮中から勅使として安徳海が現れ、慈禧の命による褒賞を発表する。なんと蘭雪茶が「天下第一の茶」に選ばれたのである。思いもよらぬ栄誉に古平原本人はもちろん、周囲の人々も大きな衝撃を受ける。

各地の茶商たちは当然、優勝したのは徽州茶商会の胡老太爺だと思い込み、祝賀のため彼のもとへ集まる。しかし実際に表彰されたのが無名だった古平原の蘭雪茶だと知り、誰もが驚愕する。慌てた胡老太爺は侯二に命じて古平原を招こうとするが、その背後では蘇紫軒が新たな行動を起こしていた。

古平原と侯二は移動中に突然意識を失う。実は蘇紫軒が仕組んだ罠によって、二人は毒を盛られていたのだ。天下一の栄誉を手にした直後、古平原は再び思いもよらぬ危機へ巻き込まれていくのだった。

 

第20話 因縁の地へ

古平原が突然姿を消したことで、胡老太爺は事態の重大さに気づく。侯二を厳しく叱責し、自らも捜索に乗り出すが、その行方はまったく分からない。一方、ちょうどその頃、常玉児は父・常四爺とともに京へ茶を届けに来ていた。久しぶりに古平原へ会えることを楽しみにしていた彼女だったが、到着早々に古平原失踪の知らせを聞き、大きな不安に襲われる。

常玉児は京の町を駆け回り、必死に古平原の足取りを追う。しかし手掛かりは見つからず、時間だけが過ぎていく。その頃、古平原を乗せた馬車は昼夜を問わず走り続けていた。

長い移動の末、古平原が目を覚ました場所は、かつて流刑囚として暮らした極寒の地・寧古塔だった。予想もしなかった場所へ連れ去られた古平原は驚きを隠せない。そして彼の前に現れたのは、かつて因縁を持った徐管帯だった。

かつて寧古塔の実力者だった徐管帯は、古平原の策略によって失脚し、軍馬場へ左遷されていた。財産も地位も失った彼は長年恨みを抱き続けており、目の前に現れた古平原を今すぐ殺したいほど憎んでいた。復讐の機会を得た徐管帯は、すぐには殺さず苦しめ抜いてから始末しようと考える。

しかし古平原は絶望的な状況の中でも冷静だった。彼は徐管帯が所有する銃に目を留め、以前に喬松から火器購入の相談を受けていたことを思い出す。そして軍馬場周辺には外国商人が多数出入りし、大量の銃器を扱っていることを知る。

そこで古平原は大胆な提案を持ちかける。安徽巡撫の依頼で銃を調達したいこと、取引が成功すれば莫大な利益が得られること、さらに徐管帯自身も功績として評価され、再び出世の道が開ける可能性があることを説くのだ。

復讐心と野心の間で揺れる徐管帯だったが、やがてその話に強く惹かれていく。失った人生を取り戻せるかもしれないという誘惑は大きかった。こうして本来は敵同士である二人は、一時的に手を組むことになる。

天下一の茶商となった古平原は、今度は銃器取引という危険な世界へ足を踏み入れる。かつて流刑囚として過ごした因縁の地で、新たな商いと新たな試練が幕を開けようとしていた。

 

大生意人~大商人への道~ 21話・22話・23話・24話・25話 あらすじ

大生意人~大商人への道~ 各話あらすじとキャスト・相関図

 

【放送情報】

以下 放送予定の記事は

中国ドラマ 放送予定順

にてご覧ください。

大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~大生意人~大商人への道~ 11話・12話・13話・14話・15話 あらすじ前のページ

大生意人~大商人への道~ 21話・22話・23話・24話・25話 あらすじ次のページ大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

関連記事

  1. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~ 21話・22話・23話・24話・25話 あらすじ

    大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人…

  2. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~
  3. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~ 6話・7話・8話・9話・10話 あらすじ

    大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人…

  4. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~ 26話・27話・28話・29話・30話 あらすじ

    大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人…

  5. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~ 11話・12話・13話・14話・15話 あらすじ

    大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人…

  6. 大生意人(だいせいいじん)~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~

    大生意人~大商人への道~ 1話・2話・3話・4話・5話 あらすじ

    大生意人~大商人への道~ 2025年 全40話 原題:大生意人…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

カテゴリー
  1. 命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ あらすじ感想 キャスト・相関図

    命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~

    命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ 4話・5話・6話 (最終回)あらすじ…
  2. 国色芳華~牡丹の花咲く都で~

    国色芳華~牡丹の花咲く都で~

    国色芳華~牡丹の花咲く都で~ 41話・42話・43話・44話 あらすじ
  3. 南城宴~乱世に咲く宮廷の恋~

    南城宴~乱世に咲く宮廷の恋~

    南城宴~乱世に咲く宮廷の恋~ 13話・14話・15話・16話あらすじ
  4. 九州縹緲録 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

    九州縹緲録~宿命を継ぐ者~

    九州縹緲録 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじと感想
  5. パラレル・ラブ 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想

    パラレル・ラブ

    パラレル・ラブ 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想
PAGE TOP